小さな旅をした
友人の見舞いに
体の力が入らない休日の午後の旅
特別快速で2時間
刈り取られた田畑が続くぼんやりとした旅程
痩せた友人が微笑んだ
もう大丈夫だと
目 ...
もう
この気持ちを
置き去りにして
歩き出さなければいけない
わかってる
とっくに
さよなら
だったってこと
向かうべき道は
どこかもわからずに
今は真っ白な霧 ...
私は暗算が得意です
なにしろレジ打ちしてるとき
333円の買い物した人がいたので
千円貰って、レジに打ち込む前に
つり銭777円をソッコー渡してやった
私の暗 ...
世界が滅びるそのときも、僕だけは君の味方だよ。
明日は
晴れるかな
あなたに
会えるかな
恋に似た
淡く儚い
柔らかさ
春風の色
幼き記憶
いつ果てるとも知れぬ 有刺鉄線
歩哨は立つ
何を見つめ
補給しょう
サイロの上の刈り込まれた 芝は緑だった
その 小高い岡
盛り土のいかめしい こぶ
サイロに開口部があって
時 ...
てるてるぼうず
晴れやかな明日を
約束してくれる
てるてるぼうず
かわいいのに
首から吊すなんて
かわいそうな気がするの
だから
置いとくだけで
お願いしよう ...
俺は友人の吉野に確かめたかったことがある。
同じクラスの女子の、山岡が好きなのかどうかだ。
俺は、彼女は吉野のことが好きだったのを知っていた。
なぜかといえば、山岡から吉野へラブレ ...
しっばれる 初冬の朝
まだ寝ている良人の顔を 覗き込む
ねこちゃんみたいな目をして
まだ根室の夢みてる
わたしは えい と起きあがり
つめたい水で顔をあらう
と ...
食べ物を摂り過ぎて
体中に凸凹ができる
凸の部分は紙やすりで削って
凹の部分に合わせる
占い師の水晶のように丸くなった体は
光を反射しながら他人の姿を映す
坂道をころころと転がって
純白 ...
黒の絵の具は白色を消してしまう
白は黒にまぜたら灰色になるだけ
なんだかくやしいね
そう思う私は何色なんだろう
いつのころだったか、わすれてしまったし、どこからきたのだったかも、はて、となってしまった。体温のようにそこにあった、ぬくぬく、や、ぬるまゆ、や、ぬめり、にみられる、ぬ、的なもの。それ ...
夜空を見たら
牛車が空を飛んでいた
月に吸い込まれるよう
かぐや姫が帰るのだろう
生まれたことはきっと幸福で
この地球もきっと美しい
そこに苦しみがあったとしても
街並みの家を見 ...
野菜を切る音で目が覚めた
炊飯器からは蒸気が上がっている
優しい声に誘われるように
欠伸と同時に体を起こして
山吹色のカーテンを開けた
物干し竿には雀が二羽
番を組んで仲良 ...
うまく書こうなんて思わない。
しかし誰にでも届く言葉で書きたい。
かといって共感を得ようとは思わない。
もちろん、ここで何かを成し遂げる気はない。
傷を見せるの ...
私は毎日あれやこれやと考えて
肉や魚を刻んで焼いて
お皿に並べてあなたに出してる。
するするすると あなたの口に吸い込まれ
気がつけば今日も
色のついたお皿が残る。
私は毎日あれや ...
わたしがまだずっと若くて
恋を信じていた頃のこと
大好きな恋人に
捨てられて
それでもしつこくして
嫌われて
あんなに好きだって言ってくれた人が
変わってしまったのが
どうしても信じら ...
受信したメールはすぐに記憶して削除の{ルビ掟=おきて} 証拠残さず
今だけは恋の歌なぞ聞きたくない
矛盾した想い重ねてしまうから
予定だと
僕は今日の夜
あなたを攫ってしまうのですが
あなたはどうお思いですか
いえ できれば
選択権の存在は
忘れてお答え頂きたいです
さて 今しがた空から全ての暖色が
消え ...
いらないものがおおすぎるんだ
ねえ私たちは
両手でそらをはかろうとする
出来ないよ
できないよできないよ
わかってるのに希望をすてない
あしをとられて倒れこむ
砂地 ...
宇宙は膨張していることを知っているかい。
熱力学第2法則を知っているかい。
ようするに生きているものは死に、全ては無になってしまうということだ。
じゃあ人間の生きる理由ってなんだろう。
二 ...
留まってなどいません
無意識は
思いのほか器用に
出来事を描写しています
悲観に暮れようが
宙を浮いていようが
現在進行形に変わりありません
停滞などしていません
風にそよぐ景色を追いながら ...
あなたも
外に
出たいのね
きっと
少しだけ開く窓から
あなたは外に
舞い降りて
そう
せめて土に還って
たぶん
真っ白なその色が
土と同じ色になる
大 ...
ちいさな
陽だまりが
こんなに
たくさん
いつもの笑顔じゃなくて
落ち着いた笑みを浮かべて
紡がれる言葉には
貴女の決意が見えたの
船出が近いのね
一緒に笑って
一緒に泣いて
たまには喧嘩もして
すぐに仲直りして
...
ベランダで
煙草をふかして
星を見ていると
男って悲しい生き物だと
僕は
思う
君の瞳に
かくせない色を
見つけたとき
君は
黙ったね
女ってせつない生き物だと
僕は
思 ...
らくだ
らくだ
月夜のらくだ
らくだの黒目は何を見る
地平線の果てまでも
星明かりのみ
らくだ
らくだ
月夜のらくだ
かなしみもよろこびも
おまえには見えるのかい
ドガは悩んでいた
俺も詩ぃ書いてみたいんやけど
なんかこう、湧いてけえへん
インスピレーションっちゅうのかな、ようわかれへん
と、マラルメに相談した
マラルメはなめらかに答えた
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
旅の思い出に
いねむり猫
自由詩
4
07/10/14 21:49
果てまで
風音
自由詩
2*
07/10/14 21:37
私は暗算が得意です
むむ
自由詩
1
07/10/14 21:34
落星
むくげ
携帯写真+...
2
07/10/14 21:07
明日は晴れるかな
風音
自由詩
4*
07/10/14 20:56
桃
秋桜
短歌
2*
07/10/14 20:44
補給しょうは夢見るのか
アハウ
自由詩
1
07/10/14 20:19
晴れ願い
風音
携帯写真+...
5*
07/10/14 19:48
愛とは
日雇いくん◆...
散文(批評...
2*
07/10/14 19:23
朝の香り
池中茉莉花
自由詩
5*
07/10/14 18:38
摂取
狩心
自由詩
4+*
07/10/14 18:18
私色
raira
自由詩
1
07/10/14 17:55
カルネヴァーレ
nm6
自由詩
12
07/10/14 17:13
生老病死
いまじん
自由詩
3*
07/10/14 17:03
Sunday Morning
1486 1...
自由詩
4*
07/10/14 16:20
夢男
udegeu...
自由詩
0+*
07/10/14 16:00
皿のアトリエ
Souko
自由詩
1
07/10/14 13:18
幸せの土壌
チアーヌ
自由詩
5
07/10/14 12:20
あだると 03
北大路京介
短歌
2*
07/10/14 11:25
恋歌
ライチ
短歌
7*
07/10/14 11:08
退
路守 緒世留
自由詩
1
07/10/14 10:58
少女たちと海について
アオゾラ誤爆
自由詩
8*
07/10/14 10:15
生きる理由
sora22...
自由詩
1
07/10/14 9:15
小春日和
見崎 光
携帯写真+...
2*
07/10/14 9:03
花びら
風音
携帯写真+...
4*
07/10/14 8:02
ちいさな
〃
携帯写真+...
4*
07/10/14 7:19
風をうけて
優飛
自由詩
7
07/10/14 4:47
無題
渡辺亘
自由詩
2*
07/10/14 4:03
砂の海にて
〃
自由詩
3
07/10/14 4:00
ドガガガガ
楢山孝介
自由詩
2*
07/10/14 2:05
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
5295
5296
5297
5298
5299
5300
5301
5302
5303
5304
5305
5306
5307
5308
5309
5310
5311
5312
5313
5314
5315
5316
5317
5318
5319
5320
5321
5322
5323
5324
加筆訂正:
夕食の支度
/
AKiHiCo
[07/10/14 17:50]
誤字があったのを直しました。
夢男
/
udegeuneru
[07/10/14 16:13]
ちょっと変えました
渡り鳥に捧ぐ
/
udegeuneru
[07/10/14 15:09]
若干修正
6.97sec.