「ふらいぱんっていうレストラン」
ふらいぱんのおばさん、いつも店の外を見張ってる。
バス停でバス待つ人を見張ってる。
お客さんがいないから、いつ何時も見張ってる。
店を構えて20年、休みの日以 ...
2006年8月27日
旅の話
前日は連泊のカプセルホテルに午前1時ころ帰ってきて
お風呂に入って布団にぱたり
気がついたらお午をまわっていました
同行した方々は7時ころ出発とお聞 ...
空白を見つけては檸檬の汁を垂らして遊んだ
うだるよな暑さと陽射しに匂いと香りが溶け込んでいく
浮かび上がる無数の回答には目もくれないでいて僕等
手のひらをお互いに舐め合って沢 ...
やぶれめが ひたいに
あるので うつむくと
こぼれて くずれさる
すなの ふくろだから
かおを あげてあるく
やわらかなシーツに包まれて
そっと盗み見る
ゆるやかなウエーブの髪に指を絡ませて
唇を寄せる
幸せそうに眠る
起こさないようにベッドから降りようとして
冷たい床に足が触れる前に
...
ふたりの仲は
今が最大の{ルビ危機=ピンチ}
洗いたての洗濯物を干しながら
ピンチで止めていく
ふたりとも
洗いたてには
もう
戻れない
ピンチでとめることも出来ない
き ...
東京と京都の距離は遠くない
西陣織りの帯でつないで
乾いてゆく風があった
薄れてゆく光もあった
綺麗にされた夏だった
目の前に拡がる
どこか懐かしい景色に
なぜかふるい歌を思い出し
海に腕をさし入れる
かなしみが群れているのは
きっ ...
何も考えずに野菜を切っていた
夜には帰ってくるあの人の食事を作る
食べやすいように細かく刻む
水に漬けて灰汁を取り除く
塩で味付けをする
旨みが増すようにと
気付いてもらえないけれど
...
夜があけていく
気が遠くなるくらい前から
何人ものひとが
見ただろう景色
朝
おはようって
言えるひとがいる幸せを
ずっと忘れてた
やわらかな朝を
淡い朝雲の影を
凶器って
ナイフでも
銃でもなくって
コトバなんだね。
切ない想いにとっぷり溺れながら
自分の中の決して定まらぬ心の細波に身を委ね、混沌とした夢のような現実をクロールする。
地理が、人のイメージの複合物が、裸のまんまの僕の中の中に電気的な刺激を喰ら ...
明日のことなんか気にしなくていい
もちろん昨日のことは何ひとつ記憶していなくていい
愛されたければ擦り寄って
肌の隙間に丸くなって
煙いと思えばドアに爪をたてて
合図
部屋を抜け出 ...
ねんねんな
ねんねんな
耳元近く響いて
優しく鼓膜を揺らす
ねんねんな
ねんねんな
もう歌ってもらう
年でもないけれど
ねんねんな
ねんねんな
...
誰か私をここから救い出して
鏡を覗き込んで溜息
裏切られ裏切られても
尚まだ誰かを何かを
信じていたいと内側で願う
報われる日が来ると言い聞かせ
顔を上げては髪を掴まれ
キミの指 ...
これな
あたしの恋のカタチや
あと半分やねん
あと半分で
あたしとあんたの
愛のカタチができんねんで
確かに
迷ってばかりだった
確かに
寂しさ感じてた
確かに
見失ってた
先行するものに不安を抱いて
笑うこと、忘れてた
弱さは歪みを生んで
余計なものを詰め込んで ...
忘れかけてた
ブレーキランプ
“未来予想図”は
一瞬にして
脳裏を独占したこと
蘇り始めた過去
否定し続けて過ごした年月
今更、受け入れても遅いこと
幼さの過ちが痛い
...
舗道
天象儀
展開
コロイド
眩暈
砂時計
遡及
吊り橋
覚醒
シグナル
郵便船
記号
万華鏡
平行線
庭園
シナプス
散乱
フェンス
溶解
...
都市は
石と風のコントラスト
開けきった 窓から
円形の空のしりぞき
視線は永遠を求め
白い雲を追う
近くに目を落とせば
中層住宅・オフィスビル
ガラスが日に輝き
祝祭の ...
両手を回した程の
ちいさな宇宙です
貴方の肺は未だ酸素のあじを
知らないのです
ゆっくり不安定に自転を反し
頬に感ずる微熱の
耳に展がる音色の
ゆめを
見るのでしょうか
朧ろ ...
ざらついた空気が
ばちっと音を立ててめくれてく
あたしの心は
そのたびに
へばりついた電気の糸を放電する
ねえ
夢時計の針が曲がってるよ
なんだか昨日の方を向いているような気がする
...
君は柳だと思っていた
しなやかに曲がったり伸びたりしていたから
本当はやわらかな金属だった君は
ある寒い朝にほろりと折れた
ぼくは煙草の灰を落とすのも忘れてその断面を、
じっと見ている ...
飯の時間になると
カルシウムでできた入り口を開けて
飯を押し込む
そして首をかしげる
風呂の時間になると
纏っている物を剥ぎ取って
たっぷりと水をかける
そして首をかし ...
伸ばせばそこに 繋ぐ手があるということは
それだけで 心が安らぐってことで
大した用事が無くとも 聞き慣れたコエがあるってのは
それだけで 勇気付けられるってことで
ふと振り向けば 何時で ...
そそとして差し出される菊花
苦しみを経たのちの安堵のように
わたくしのからだの深みから
心の深みからも香りは立ちのぼる
気がつけば時雨
寒さ益す時雨の屋根打つ音が
薄闇をつつむ部屋の隅 ...
白昼 女である私は女である
にもかかわらず 童貞の硬い××××トなって近松の町に停つ
すべての人に向かって存在理由を述べる すなわち
私は恋人を待っている!のである ト
待たされる時間は ...
喫茶店から帰ったぼくの
ズボンにしみこむ
コーヒーとタバコの匂い
なぜかおじいちゃんの匂い
「こーば」から帰った作業服の
おじいちゃんの匂い
洗濯は
また今度
ぬくもりが目 ...
なんだかんだ言いやがって
テメーだけ大人の振りすんな
テメーの見え透いた
その薄っぺらい自尊心の方が
俺の言葉遣いより
汚らしいぜ
悟った振りして
ふざけんな
いい人ぶ ...
人間の「芯」を知りたい 触れたい
そして でかい人間になりたい
今も過去も含めた世界を知りたい
そして
冒険をしたい
全力で生きたい
カッコつけたりせず
小さいことを気にせず
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふらいぱんっていうレストラン、絶望のディナーショー
うおくきん
自由詩
1*
07/10/13 20:47
葦間さんの旅日記その5
mizu K
未詩・独白
1
07/10/13 20:34
ふるまち(檸檬)
朗らか
短歌
2
07/10/13 20:21
そろもん(砂の歌)
みつべえ
自由詩
4
07/10/13 20:08
シーツ
暗闇れもん
自由詩
6
07/10/13 19:53
洗いたて
風音
自由詩
3*
07/10/13 18:38
平安ブルー 18
北大路京介
短歌
1*
07/10/13 18:19
乾いてゆく風があった
soft_m...
自由詩
16*
07/10/13 18:19
夕食の支度
AKiHiC...
自由詩
2
07/10/13 18:14
やわらかな朝
風音
携帯写真+...
4*
07/10/13 17:43
傷つくのは
〃
自由詩
5*
07/10/13 17:04
景色が走る
白川水
自由詩
0
07/10/13 16:17
生活
アサリナ
自由詩
6*
07/10/13 15:21
子守歌
秋桜
自由詩
2*
07/10/13 14:38
悲鳴
AKiHiC...
自由詩
1
07/10/13 12:44
待ってるカタチ
愛心
携帯写真+...
5*
07/10/13 11:36
新しいサイン
見崎 光
携帯写真+...
4*
07/10/13 11:18
ア・イ・シ・テ・ル
〃
自由詩
4*
07/10/13 10:40
メモランダム
塔野夏子
自由詩
6*
07/10/13 10:27
都市
アハウ
自由詩
6
07/10/13 10:22
たいよう
ICE
自由詩
2
07/10/13 10:15
∮DISCHARGE∮
九鬼ゑ女
自由詩
1
07/10/13 7:24
マレーグマ、金属
まりょ
自由詩
4
07/10/13 6:29
A reason
maynar...
自由詩
0
07/10/13 3:50
ファジーネーブル
雨宮優希
自由詩
0
07/10/13 3:06
秋に-時雨の秋に
音阿弥花三郎
自由詩
2
07/10/13 2:18
近松門左衛門の町
〃
自由詩
0
07/10/13 2:15
しみる
青の詩人
自由詩
0
07/10/13 1:50
バカの本気
kei99
自由詩
1
07/10/13 1:36
芯
青の詩人
自由詩
2
07/10/13 1:34
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
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5297
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5300
5301
5302
5303
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7.27sec.