もしも貴方の気持ちをつなぎとめることが出来るなら、
粘着テープでもチューイングガムにでもなってやる。
もしも貴方の見えない世界に連れて行かれるなら、
何万年でも根を張って、てこでも絶対動かない。 ...
蕾つく ききょうの花 茶巾寿司
妖精達の晩餐会に
・友よ しかし友はなく
来週の日曜日に友達の結婚式がある。
ぼくは友人代表のスピーチを務めることになっているのだが、いまだ何の準備もしていない。
家庭の幸福を疑うこと、太宰や荷風にも劣らない ...
雲が秋 ススキのほうき 空を掃く
*終わらない巻頭詩の盗作では、ありません。
わたしが、オリジナルです。
それは学校の帰り道
ふいに表れた入道雲のせいで
大きな大きなたまり水ができていた
ふとノゾいてみると
さかしまの街が映っていた
でもよく見ると
私もさかしまに映っていた
反 ...
かきあつめて かきあつめて
真空パックにして送ります。
半年後の私に。
桜が散った頃に、
ふうを切ってあけて かいで。
いやいや、ポテトチップスのふくろみたいに、
ぷっくりまるくし ...
溶け込んで
溶け込んで
吸い込まれて
求めて
求めて
集めすぎた
おはじき
土の柔らかさは
幼少に還り
セピアの草原は
少女に歌を教え
風と恋をした木々は
乙女に夢を託した
...
「金木犀」
ということばは少し宇宙的だね、って、そうやって笑った。
寒くなってきたね、星がよく見えるから。
長袖でも少し寒いくらいの朝と夜、それを理由に手をつないだりなんて、
そうやって、 ...
落ちてゆきましょう
僕はもう自由になるのです
靴を脱ぎ捨てて
そう裸足で
底のない暗闇へ
光の雫を弾きながら
垂直に垂直に
風はいつだって僕の敵だった
髪を服を乱していたずらに
...
さあ 耳を澄まして 心を静めて
金木犀の香りにだまされないで
こちらをじっと見つめて
あなたの手のひらにのっている
この罪は何の罪?
そう 口を噤んで 囀り止めて
秋桜の可憐さにま ...
友達が死んだ
まともな恋愛もしないまま
友達が死んだ
親孝行もしないまま
友達が死んだ
ペットの世話も途中で
友達が死んだ
食べかけのリンゴを残して
友 ...
かぐや姫 君は昔からいつも
無理難題を要求してきたね
それでも君が笑ってくれるから
わがままも苦じゃなかったんだよ
かぐや姫 一度だって僕が
頼みを拒んだことはないだろう
...
雨に冷える身体。
喉を通るミルクティー。
砂糖は多めに。
色は濃く。
あちっ!
猫かぶりの舌先が痺れた。
胸の奥まで潤ったら、
丸めた背筋も
しゃんと伸ばして、
ようやく喋り出せそうだ。
寝る前に
S.O.Sを
キャッチした
京阪ならば
まだ走ってる
そんなに 恋がしたいのなら
媚薬を飲んで 人混みへ飛び込んじゃえ
「万物には形式がある。形式は必ず崩壊する。万物は崩壊する。」
(ーー吾妻滋郎著『認識の基地』序文より抜粋)
*
早い朝が来る。
カーテンを開くと、眼下のビル群を逆光に立たせた太 ...
僕の
頭の上で
機嫌を損ねた
灰色の空が
意地悪そうに
雨を降らせる瞬間を
見計らっている
僕は
被った帽子を
顔の半分まで引き下ろして
小さく
舌打ちをしたけれど
...
『さよなら』
その一言に全て込める。
それだけで、ほら。
思いは届く。
とあるスレッドに高校生自殺事件に関連する人物の名前が挙げられた。
ほどなく削除されるであろう、実名の記述である。軽く検索を行うと、まとめ掲示板が
あり徹底的な叩き書き込みが行われているのを見 ...
天窓から見える
山はまだ緑
まだ
でも
そのうち
紅葉になって
きっと
美しいだろう
血のような赤や
華やかな黄色に
もしかしたら
雪山さえ
見る事が
できるかもしれない
四季は
わたしを置き ...
夢で鶴太郎に反物を売った
河原町落としたコインを追ううちに逆巻かれてた日曜の波
白線のバリア破って日常が隣で呼吸してる烏丸
かつら、カツラ、桂。わだちの枝に今日も葉が行き交うひとの数だけ茂る
文字盤の ...
我々は 自由の意志から
朝 六時半に目覚め
日常をこなす 事と決めた
契約書類に 判を押す
社会に向かって 己の力を放出する
高層ビルも サンダルも 今日の新聞も
そんな意志から ...
虹の消えるように
面影もまた いつか薄まってゆく
さみしさよりも
そこにあるのは 何
つかめないのに、いとしくて
「思わず」シャッターをおす
早くしないと はやくしないと
...
{ルビ海鳥=うみどり}は
{ルビ淋=さみ}しくないて いますよと
波間のふねを
そよ風が
帰っていって 透きとおり
なき声ひくく羽ばたいて
夕べの斜陽が今朝方に
燃え映ってしゃらしゃ ...
こころから溢れてくる そのままの言葉を
あなたの胸に届けたい 形を変えずに伝えたい
季節の流れ 秋は歌う 木々は色づき 秋桜 咲いて
涼しい風は爽やかで 何処からともなく鳥の ...
わたしの神さまは 光にしようかしら
綺麗なまあるいものにしようかしら ううん わたしのために命を失ってしまう食べ物にしようかしら
神さまは やさしく 与え続けてばかり
わたしは光 ...
2006年8月26日
旅の話
そういえばカプセルホテルに泊まったというのも初めてで
なんだか蜂の巣みたいな感じを想像していて
まあ似たりよったりの感じで
にゃー、カプセルだー、ご ...
童貞小僧の文様はうずを巻いています
こんや帰る場所がないとベソをかいています
獏さんみたいに道で寝たらとすすめると
アスファルトがあつくてつめたくてと
ぽろぽろ泣き出します
たしかに童貞小僧 ...
海辺に立った少女の足を洗う、静かな波音
星は祈るように首をつっている
泣いているの?
君は何をみていた?
帰るための場所
海の新星
流線型の悲しい魚
それとも
死んだ珊瑚の世界
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
[カメレオン]
東雲 李葉
自由詩
2*
07/10/9 21:20
ききょう の 蕾
Lucy.M...
短歌
0
07/10/9 21:14
10月
んなこたーな...
散文(批評...
0*
07/10/9 21:07
魔法のほうき
Lucy.M...
俳句
0
07/10/9 21:05
たまり水
麻生ゆり
自由詩
4*
07/10/9 20:38
小包
Souko
自由詩
3
07/10/9 20:16
散歩
見崎 光
携帯写真+...
2*
07/10/9 20:15
きんもくせい
R
自由詩
3
07/10/9 19:54
赤い蜜
AKiHiC...
自由詩
4
07/10/9 19:50
林檎の刹那
渡 ひろこ
自由詩
11*
07/10/9 19:41
死ぬということ
森下 流華
自由詩
4*
07/10/9 18:06
かぐや姫
1486 1...
自由詩
2*
07/10/9 17:54
気まぐれなミルクティー
むくげ
携帯写真+...
1
07/10/9 17:00
平安ブルー 16
北大路京介
短歌
4*
07/10/9 13:54
暇つぶし
〃
自由詩
9+*
07/10/9 13:48
食の素描
平
散文(批評...
0
07/10/9 13:25
気ままな散歩
Porter
自由詩
20
07/10/9 13:20
お別れの仕方
秋桜
短歌
2*
07/10/9 12:53
いじめ事件の余波 ネットのリンチ
リーフレイン
散文(批評...
4+
07/10/9 12:31
天窓から見える空
風音
携帯写真+...
4*
07/10/9 11:51
経験 八
A-29
俳句
0*
07/10/9 11:33
快速特急〜阪急京都線〜
Rin.
短歌
9*
07/10/9 10:21
精神の自由
アハウ
自由詩
1*
07/10/9 8:27
レインボー・シャドー
唐草フウ
自由詩
7*
07/10/9 8:19
ある港によれば
こしごえ
自由詩
8*
07/10/9 8:11
秋の朝
和泉蘆花
自由詩
1
07/10/9 7:12
そこにあるもの
〃
自由詩
1
07/10/9 7:11
葦間さんの旅日記その4
mizu K
未詩・独白
3
07/10/9 5:54
童貞小僧
太郎冠者
自由詩
0
07/10/9 3:30
re:海辺
昏(ヤッカ)
自由詩
3*
07/10/9 3:06
5292
5293
5294
5295
5296
5297
5298
5299
5300
5301
5302
5303
5304
5305
5306
5307
5308
5309
5310
5311
5312
5313
5314
5315
5316
5317
5318
5319
5320
5321
5322
5323
5324
5325
5326
5327
5328
5329
5330
5331
5332
8.34sec.