夜と静かな 闇
寝入りそうな 息をして
この夜の底を待つ
深夜の二時に訪れる
空想の扉とともに
深い 井戸の底
空ろに響く
闇に闇を重ねた
秘密の場所
この小さな部屋から ...
お元気こいてますか?
ぼくたちの骸骨は元気にやっている
渇いた女は渇いた男を愛さなかった
枯れた男は枯れた女を愛さなかった
こどもたちの傘の
クレパスの行列は2箱分、
のそ ...
生マ物ならば腐らせて欲しい
生キ物ならば正して欲しい
あと一寸生きたい
列車のベルが鳴る
どうして
どうして
僕らは旅に出て行くんだろう
小さなリュックをさげた女の子が
泣きながら
走って列車に飛び乗った
大きな声で
彼女を呼ぶ声が ...
叫びたい思いがあって
君を抱きたい
そんな衝動があって
ギゃーーー!!
うまくいえなくて
もどかしくって
でも
この手は 確実に
もう 君を 救えな ...
見えない明日が、ぼんやりと近付いてくる。
はっきりと見える、綺麗な夕焼け、夜空。
明日に期待させるように。
魅力的に。
明日は今日と、なんら変わりなく。
僕を退屈にさせる ...
ウヘヘウヘヘウヘ
ェーーーーーーーー
ウェッ
ドゥゥゥン
ウヘヘウヘヘウヘ
ウヘヘウヘヘウヘウヘ
ウヘウヘヘウヘ
ウヘヘウヘヘウヘウヘ
ドゥゥゥン
ェッェッ、ェッェ ...
彩る街の中を、寄り添う船が
あの銀色の平原を
滑るように進んでいった
街の中では
音もなくすれ違う人波、灰色の星
それでも
君は華やいでいると言うのだろうか
もう遠い船は
ただ ...
秋の夜の水の冷たさを腹に溜めた
2?百円弱の水を飲みロールケーキを四切れ食う夜長
ひとつの手記がある。
戦時中、理性を失った科学者がある実験を行った。
はじめに彼が用意したのは巨大な体重計だった。
その体重計の外観はベッドのようで、大人一人が楽々横になれる大きさがあった。
...
青い太陽が
黄色い風が
赤い月が
緑の水が
迎えてる
一列で
オメデトウ
浜辺で
街角で
台所で
山頂で
呼んでいる
二列で
オメデトウ
君の悩みは ...
街煙るしのづく雨に{ルビ慄=おのの}いて誰を待つのか片方の靴
雷鳴と{ルビ海鳴=うみなり}の距離比べては真夏に返る銀幕のウラ
秒針0で息止める荒ぶ風緩まった気がした交差点
銀の糸指に ...
みどりいろに見えた空は
そりゃ当たり前みたいに青いわさ
そうやって
きかれりゃあ
そりゃあ
なんかいちまい
目に膜が
かかっとる
うすくて
透けとるのが
はがしてみやあ
...
硝子玉みたいなブルー ひとしずく ふたしずく
冴え凍るようなアイスブルー 色に反してあたたかい
白磁の肌にそぅっと触れる
(それは白昼夢のように奇妙な儚さを持つ)
光にたなびく髪は ...
長い1日に幕を閉じて
鍋にあかりを放つ
ぐつぐつと煮立てる鍋の中
ひょっこり顔を出す
アクが膨らんで
なんでかおたまじゃすくえない気がして
とりあえず放っておいてみた
グ ...
僕は自分自身を自覚した
苦難にあうたび
あなたの影は濃くなる
でも陽光は
あなたの心をいっぱいに
満たす
東の空に
ぽっかり丸い
穴が開き
天上の光が漏れている
どこか青白い
底冷えをするその光は
薄明るい暗闇に
枯れ枝の濃い影を落とし
葉のない枝を
一層惨めにした
真夜中に
...
階段を さかのぼって
その当時に もどると
親友を 裏切った直後の
わたしが あめかぜに
漂白されて 立っていた
いつか
飛びたてる日が
くるのかなあ
今は
枝が覆って
少ししか見えない
青空へ
何もかも脱ぎ捨てて
自由な光へと
自分がどんなに素晴らしいのか
その素晴らしさを
自覚せよ
自分がどんなに強いのか
その強さを
自覚せよ
自分がどんなに大きいのか
その大きさを
自覚せよ
自分がどんなに優 ...
もうすぐ僕が死ぬよ
君の声も聞こえなくなるよ
もうすぐ僕が死ぬよ
なにも聞こえなくなるよ
烏丸通りに横たわって死にたい
いまの ぼくに 生きている意味はないだろう
...
それはそうと
この間ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団を観ました
映画館に行ってきた感想は
みんなのキーボードに
こっそり書いておきました
嘘だと思うなら
...
あなたはプリンを買ってきた。
一番小さなコンビニ袋をひょいと持ち上げる。
困ったみたいに笑う。
かわいい奴め、とわたしは思う。
「信号の赤がさ、怖くてさ」
誰かも言ってた ...
指切りをした後の指撫でてやる細いその身にゃ重たい約束
パチンパチン音立てて飛ぶ白い月「私」であったはずの爪たち
幼子のぬくい手引いて歩いてく明るい方へ明るい方へ
喉ふさぐ飴煮詰まった ...
わたしのたいせつな彼氏
ちょっと太めで
なんだか見た目はイマイチだけど
ひたむきって感じの横顔が
とても好きなんだ
でもね
困っちゃうんだよね
おんなの子はこうあるべきだという信念
...
やばいよ やばい
「僕がいるから」
あなたの言葉の不確かさに
「孤独になる」
取り残され 頭上に広がる闇に
「早く 早く」
焦って何かに摑まる 不 ...
一番目の男が言った。
「彼はいつになったら来るのだらう?」
「いや、彼はもう行ってしまったのさ」
と、二番目の男が言った。三番目の男は黙ってゐた。
「それを残して行ってしまった」
三人の男達 ...
あたしは車を降りた。ここまであたしを連れてきてくれたあのひとも。あのひともあたしも、黙って川の流れに向かって歩き出した。
川原には石が延々と転がっている。これが全部星なら、ああでも星は実際にもっ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
筒状の各々の夜
アハウ
自由詩
1
07/9/8 2:12
世界の中の、愛の雨
ヨルノテガム
自由詩
2
07/9/8 2:00
biology
000
自由詩
2
07/9/8 1:49
Image
瀬田行生
自由詩
8
07/9/8 1:07
ギャーー!
くるす.wh...
自由詩
0
07/9/8 1:05
創書日和「いつまでも淡い明日。」
狠志
自由詩
1
07/9/8 0:50
ウヘ
rabbit...
自由詩
2*
07/9/8 0:25
冬のミラノ
智鶴
自由詩
6*
07/9/8 0:21
水
A-29
俳句
1*
07/9/8 0:19
夜長
〃
短歌
2*
07/9/8 0:10
命と6g
rabbit...
散文(批評...
5*
07/9/8 0:01
ウェディング
kei99
自由詩
1
07/9/7 23:57
銀の雨
Rin.
短歌
9
07/9/7 23:22
今日とか
水町綜助
自由詩
9
07/9/7 22:59
帽子屋の夜は雨降り
朽木 裕
自由詩
4*
07/9/7 22:39
白い影
水居佑梨
自由詩
1
07/9/7 22:32
覚悟
渡辺亘
自由詩
2
07/9/7 22:28
陽光
〃
自由詩
1
07/9/7 22:28
満月
亜樹
自由詩
1
07/9/7 22:19
そろもん(旧校舎の話)
みつべえ
自由詩
8
07/9/7 22:12
光へ
風音
携帯写真+...
3*
07/9/7 22:07
友に
渡辺亘
自由詩
1
07/9/7 22:01
烏丸通りに横たわって死にたい
北大路京介
未詩・独白
7*
07/9/7 21:00
U→Q
むむ
自由詩
3
07/9/7 20:42
夢で。
三条
自由詩
2
07/9/7 20:37
からだいろいろ
亜樹
短歌
2
07/9/7 20:16
チャンプの秘密
恋月 ぴの
自由詩
10*
07/9/7 20:04
不安定な立場
森下 流華
自由詩
1*
07/9/7 19:43
第四の男
三州生桑
未詩・独白
2
07/9/7 18:56
花埋み(石)
宮市菜央
散文(批評...
2*
07/9/7 18:18
5290
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5330
5.9sec.