きみのゆく先が
天国であるならば
天国なんて 消えちゃえばいいのにって
そんなことを思うよ
そうしたら
きみは途方に暮れて
もどってきてはくれないだろうか
きみが ...
あなたの肌に指を這わせた。
僅かに色の違ったそれらは交わること無く重なった。
私の肌に指を這わせた。
同じ色であるはずなのに私は私と交わらなかった。
薄皮一枚に包まれた今にも零れそうな中身。
...
好きだけど、
好きでも、
好きだから、
君には嘘を吐いてしまう。
散らばる千の欠けらには不必要なものなど一つも無くて。
似たような形をしていても同じものなど一つも無い。
散らばる千の僕たちは確かな自分が分からなくて。
似たような姿を見つけては簡単に自分を見 ...
{引用=
大きな車輪が回って
はまぐりな子供たちが「さようなら」と
死んじゃった
残った大人たちは一体何がいけなかったかと
青い鳥を探しまわって
青い鳥はやっぱりいなくて、
黒い鳥しか ...
日本列島を
雨雲が寄り添うように
駆け抜けてゆく
北では きっと雪が降るのだろう
ここで午前十時の雨を受ける
たゆむ心根を引き締めるような 寒さ
灰色の雲から滴る
甘い雨
ベラ ...
はじまろうとする
あらゆる終りに贈る
季節たちの語りは終わった
わたしたちは手をはなし
時間のものがたりではなく
空間のものがたりをつくる
これからわたしはここ以外をめざし
ここ以外の土 ...
口数の少ないような枇杷の花
寒鯉や右も左もわからない
羽ばたいて夢探してる鷲一羽
思い出したくもない思い出なら
いくらでもあるわ
子供の頃はいつも
両親はけんかばかり
私にも手をあげたわ
醤油の瓶をなげつけられて
失明しかけたこともあるわ
いまは一人暮らししてるけど
...
一年たったきょう、おもいかえせば
そう、あたしにとってのきみは
ことばであると同時に数個のピクセルでしかなかったが
その影響力はけっしてばかにはできないほど尋常じゃなかった。
どちら ...
何気なく
瞳がとらえたカラー
まばたきを拒んだ時間に
荷物を忘れて来たのかな
イイ顔して笑ってる私が
ガラス越しに見えた
30分経った
それから10分
そして15分
私の言葉はいつも余白に負ける
ネットカフェの利用料が用の時点で240円増えた
俺は の可能性について認め ...
バンドを結成したぜ
フォークバンドだ
おまえら全員ぶっ殺す
年内にライブを行うぜ
全員凍り付かす
いや全員笑かす
俺達はライトバンドだ
最近妄想する夢、大きな鍋にスープが煮え立っていておれはかき混ぜられる。
だんだん溶けて一部になっちゃう。
でもおれが溶けたかったスープはこれじゃない。
いまのおれ。
震えている
ボクとキミ
フルフル
肩を大きく
フルフル
首まで振って
フルフルフルフル
声にならない声で
また会おうね
とボクは言う
声にならない声で
ただひたすら
キ ...
蘇るワタシは
少しもない
睡って
いるから…
招く者が 睡り
招かれざる者が 目醒め
黄泉に
還り
世を
観る
そして
夜を
見る
...
1.
硬質で透明な液体に浸されて浮かんでは沈む体、ぼやけて視える太陽は遠いだけで優しくなんかないから目を凝らす。透明な膜の彼方に遠い光のまるが、小さいまんまるが徐々に膨らんで垂れてゆくどろりは、あた ...
僕の後ろには
一面、真っ白な雪道に足跡がつく
白面にアスファルトの点が生まれ
点が線になり 線が面になり
見上げると 冬に負けない街を
人は作り上げていた。
冬、 ...
剥いたとて何もないと、よく怒られたのを覚えています。剥いたとて硬く冷たく理路整然とした黒い実がてのひらにころんと転がるわけではありませぬと、怒られましたがしかしあたしは思うのです。あたしが欲しいのはそ ...
いつだって
重力を
消せるのだと、信じてる
紺色のわたしたちの
ひざは細く
鋭い
ここに時計は
もはやないよ
だれもいない
壁の向こう ...
日曜の床屋の順番待ちで
向かいに座る少年が
ウルトラマンの本を開いて
手強い怪獣の輪郭を指でなでる
少年の姿に重なり
うっすら姿をあらわす
30年前の幼いわたし
開い ...
逆さまの絵が文字になり唱になり降り来るを視るひとりけだもの
かけらからかけらを生むはおのれなり触れもせぬまま砕きつづけて
水涸れて見えぬ片目に見えるもの ...
後ろをふりかえると
誰かがこっちをみていた
その少女は泣いているようにみえた
見たことがある気がしたが
思い出すことができずに
また重い足取りで歩き始めた
ここは眩しくて前が見えない
...
光る校舎で
囁いたわたしたちは
数年経てば紺色だった影の記憶すら
なくなってしまうのを知っているから
こんなにも微笑んでしまう ...
季節だけにではなく別れを告げるということ
窓のない部屋では聞こえないということ
言葉で削った窓のむこうは万華鏡じゃないということ
中途半端な闇の中
(匂いのしない風がテレ ...
ニューヨーク市場大爆発
株式史上最悪
全米が泣いた
あの名作
フランスとラ・フランス
Zとゼットン
アーノルド対スタローン
藤田対ヒョードル
クリストファーロビン
ロック
...
夢を見た。
現実的で、非現実的な夢。
この夢、
叶えば良いのに。
今日は
小さな日です
風がとても冷たくて
今日は
小さな日です
小さな頭痛を
誰かのせいにして
だけど
大丈夫?って
君のメールが
胸に灯った
...
未来が濁っているのか
現在の俺の目が濁っているのか
果てしない悩みは果てしなく
揺るぎない想いは揺るぎなく
だけど何故だろう?
未来が濁っているのか
現在の俺の目が ...
長い間
部屋の隅に折り畳まれ
埃を被った
老人ホームの誕生表
空色の模造紙を開き
両端に咲く
太陽の花
まっすぐのびる
2本の茎の間に
お年寄りの名前と誕生 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
天国なんて消えちゃえばいい
砦希(ユキ)
自由詩
2
07/12/3 13:37
『肌色』
東雲 李葉
自由詩
0
07/12/3 13:24
[嘘]
〃
自由詩
0
07/12/3 13:19
[piece]
〃
自由詩
0
07/12/3 13:13
Moon faces (あばた顔)
リーフレイン
自由詩
1
07/12/3 11:51
午前十時の雨
アハウ
自由詩
4*
07/12/3 10:10
十二月
音阿弥花三郎
自由詩
1*
07/12/3 9:03
鷲
夏川ゆう
俳句
1
07/12/3 8:35
人生ってなんだろね
涙(ルイ)
自由詩
3*
07/12/3 8:15
電脳的な、或いは
哀詩
自由詩
1
07/12/3 7:07
ほのか
見崎 光
携帯写真+...
4*
07/12/3 6:37
_
佐々木妖精
自由詩
3*
07/12/3 4:26
フォークバンド
udegeu...
自由詩
0*
07/12/3 3:59
川の流れに流されず
あぽろん
散文(批評...
0
07/12/3 2:17
夢という名の現実
そらの とこ
自由詩
3*
07/12/3 1:47
夜見
クリ
自由詩
1
07/12/3 1:24
光/運動
サトリイハ
自由詩
2*
07/12/3 1:05
さっぽろはーと
短角牛
自由詩
0
07/12/3 0:59
スーパーマーケットと層の日
サトリイハ
自由詩
1*
07/12/3 0:50
灰色の校舎
森さかな
自由詩
3
07/12/3 0:18
いつかの少年
服部 剛
自由詩
6*
07/12/2 23:55
双響
木立 悟
短歌
8
07/12/2 23:52
あなたの背中を追いかけて
優羽
自由詩
2*
07/12/2 23:27
あかい頬
森さかな
自由詩
3
07/12/2 23:23
僕に雨が降るということ
たりぽん(大...
自由詩
16*
07/12/2 23:20
トミーはいかれたサラリーマン
kei99
自由詩
1
07/12/2 23:13
9
次元☆★
自由詩
0
07/12/2 22:29
小さな日
uminek...
自由詩
2*
07/12/2 22:07
未来を覗く
中原紗稀
自由詩
2
07/12/2 20:19
誕生表 〜太陽の花〜
服部 剛
自由詩
4*
07/12/2 19:40
5201
5202
5203
5204
5205
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6.36sec.