冬時計の 皮をむく
果肉が やぶれて
どろり ながれだす
おもいでを 涙と
いっしょに すする
黒水晶
白の矮躯(ワイク)に
定まりて
「覚悟」と「誠意」
双眸示す


奥底の
凍える瞳
過去の霜
掌触れて
移す体温


意味と意義
見出だせず心
細動す
...
せめて、幸せに

親も 子も 兄弟も 貴方も 私も

せめて、幸せに

朝が必ず来るように

せめて、幸せに。
このまえの夜、歩いてたら道を何かが横切ったん。
あれなんやろ???

『たぬきやなー』

たぬき!!
野生のたぬき初めてみたよ!!
たぬきってドラえもんみたいな形ちゃうんや。
触りたい ...
子宮から産道を通って思いっきり息を吐いたら
絶望が打ち寄せてきた
だけどまだ、母の温もりを知らないので
知るまでは死なないでおこうと思った


階段を登ろうとしたら
絶望が打ち寄せてきた ...
先生?

ちゃんと見てよ

小さなSOS

見て見ないフリしないで。


先生?


『イジメられる方も悪い』


って?


あぁ、そうだね。

私にも原因が ...
どうしても君を好きになれなかった

雨の隙間で寄り添っても
思いつく限りに届けても
なるべく話をしないでも
記憶に無い電話をかけても
傷ついた分だけ傷つけても
傷つけた分だけ傷ついても
...
君を思い出すから
マルボロはやめた
母は言う
あなたは本当に優しい子だから

母は言う
それから大事なことだからよく聞きなさい

僕はそのあとを思い出せない


あれから
僕は随分と大きくなったけれど

特に優し ...
{画像=071102135328.jpg}

秋を絞り採る作業を
定数で合わせようすると
声が出ないことに気がついた

黙っていろ、という事なのかと思い
あめ玉を舐める

れーろ、
...
雨の中縫うように吹く季節風 この橋の下には
黒い川の流れがあったはずだ
すべてを押し流そうとした
鉛のように重く黒い川の流れが

燈篭流しの燈篭が流されていった
誰かが投げ捨てた麦藁帽子は橋桁で朽ち果て
パンパンに ...
電波が入らない

電波が入らない

依存していることに今更気づいた

電波が入らない

隔絶された世界で

孤独を感じる

空は吹き抜ける秋晴れだけど

吹き抜ける風の寒さ ...
何処へ飛ぼうとしているの?
キミの羽はもうぼろぼろだよ

いや、ボクのも…そう
おんなじだ
随分と乱暴に扱ってきちゃったしね
時にそれは
徒労で終わっちゃったこともあるし
ごめんね
...
手作りの食器に宿る魂が買いたい人の心を掴む (そっと 音も色も立てずに
 ただ流れしたたる透きとおりを
 みつめている


ひたされてゆくね
僕たちはどの位
もう走れないのなら
このまま



  アイニク、という
  ...
まさかトイレで寝入ってしまうとは

今何時だろうか?

けっこう長い時間眠ってしまった気がするけれど

鍵はかかっていないはず どうしてドアが開かない

ひとり暮らしな ...
「お前は俺から離れられないでしょ」

冷たい眼で貴方が言う。

まぁそうだよ。認める。
あたしには貴方しかいないし
貴方でしかあたしは満足できないんだ

だけどその瞳にカケラの愛も見当 ...
成長期
 パパには内緒
    濡れる影

闇を照らさず
   猥虐に啼く
っておもうことが
まだ忘れてない証拠。

もう忘れちゃいたいのにな。
私はあなたを
見つけられるよ

いっぱい
似たひとがいてもね
「斉藤さん、ちゃんと仕事しないとダメだよ。皆、頑張ってるんだ。突っ立ってないで、それ運んでよ」
感情の見えない斉藤さんはやる気のあるのか無いのか分からない低調な声で答える
「はーい」
主任は続け ...
***


ぼくの不安は
ついには宇宙を漂い


いま

どこかの惑星の隅に
潜んだかもしれない


***
心に在る泥濘 脚は重く
前へも後ろにも 行かせぬ
絡みつくは 赤い糸

思い出を流しましょう 
全て消しましょう

月のない宵に あの川へ
悪行を忘れられるように 祈るの

私が私 ...
またあなたを思い出すね

普段はつい忘れがちで
ああ、あんなに悲しかったのに
人間って残酷なほどに
何もかも想い出にしてしまうんだね

みんなが
忘れてしまえ
と言ってた時には

...
じくじく、そわそわ
みみの中に、でっかいみみくそが入っているような感覚が
毎日続く
暇さえあればみみかき
かきかきかき
なのに
恐竜のたまごも、お姫様の身に着けている宝石も
みつかりませ ...
鮮やかに 雲が 
青空から 吊り下げられて

細いナイロン糸が
結び目を のばして

雲は動く
己の腕の寂しさが続くかぎり
雲は行く
己の知らないくにざかい

雲の影が落ちる
...
 

りっぷくりーむがくちびるにこってり
そのうえから色がかったれいやーのっけて
ぽってりしててあつぼったくって
これがせくしーとか言うらしいですよ。

胸のあいたふくよせてあつめた脂肪 ...
秋の潮風は私の髪をほんの少しだけ揺らすんだ
それに乗じて過去が見えて
心の輪郭を少し溶かす



お酒のにおい
カテゴライズと笑い声
あたしは勝ってる?
...
とりだって
なきながら とんでいる
なきながら はばたいている
ごらん あのほねを
アルミパイプとおなじに
からっぽ
くちびるをあててふいたら
さぞかし さみしいおとがするだろう
ても ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そろもん(橙の歌)みつべえ自由詩307/10/30 23:15
『White terrier』しろいぬ短歌0*07/10/30 23:11
わがままと言ってしまえばそれまでだけどこんな時こそまあ願おう ...短角牛自由詩207/10/30 22:58
10月25日のたぬきlazy散文(批評...9*07/10/30 22:49
生きる理由小原あき自由詩24*07/10/30 22:41
先生?三奈自由詩4*07/10/30 22:00
雨の隙間松本 涼自由詩207/10/30 21:49
瑠音携帯写真+...207/10/30 21:29
ときどき松本 涼自由詩407/10/30 21:18
あめ玉はらだまさる自由詩13*07/10/30 20:39
夏川ゆう俳句007/10/30 20:10
黒い川の流れ恋月 ぴの自由詩28*07/10/30 19:31
携帯電話テルテル坊主自由詩5*07/10/30 19:27
時間の比翼九鬼ゑ女自由詩107/10/30 18:53
食器夏川ゆう短歌107/10/30 17:31
瞬く氷唐草フウ自由詩9*07/10/30 16:28
まさかトイレで寝入ってしまうとは北大路京介未詩・独白12*07/10/30 16:18
SOSまりも自由詩2*07/10/30 14:26
あだると 07北大路京介短歌3*07/10/30 14:23
もう忘れた風音未詩・独白2*07/10/30 14:09
どんなにたくさんでも携帯写真+...5*07/10/30 13:52
無言結城 森士未詩・独白007/10/30 13:28
.о1かたくりо自由詩007/10/30 13:19
復讐のうたAKiHiC...自由詩207/10/30 13:18
あんなに悲しかったのにmac自由詩307/10/30 13:08
みみ壺内モモ子自由詩307/10/30 12:24
糸を放つアハウ自由詩14*07/10/30 10:21
昨今のせくしずむ。哀詩自由詩207/10/30 10:00
メロウロリータ℃。自由詩107/10/30 9:52
とり北野つづみ自由詩7*07/10/30 8:21

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加筆訂正:
ring/LEO[07/10/30 11:27]
三連目訂正しましたm(__)m
7.23sec.