家を出て明るい雑踏を聴きたいのに
  戸を開けて砂利道のうえを歩きたいのに
  ぼくにはテレビを見る気力しかない



  「世界で初めて気球を発明したのは誰?」
  そんな ...
せつないことの

ひとつくらい

かたむけたグラスで

ころがしてみれば

遠いあのひとは

かげのかわりに

 かぜのなか  かぜのなか


あなたをよんでみる

...
夜空が、綺麗でした。

いつもより、暗いのは。

月が出てないせいでしょう。

星が輝いて、見えて。

空はいつもより暗くて。

とても綺麗でした。

いつもより、夜空を綺麗と ...
わたしそのものである時 
からだのない(風ノ人)が 
わたしにかさなる 

虫けらだったわたしの尻に 
小さな青い灯はともり 
透けたからだは発光する 
{画像=110414023356.jpg}


この
かよわいものの
眼を
凝視めてはいけない。
痛々しいくらいに
幼い
このカナリアは
まばらに生えた羽毛の隙間から
紅く透き徹 ...
がんばって がんばって それでもダメ

運が悪いで片付ける

納得がいかないと もっとがんばる

それでもダメ

だれかに聞く どうしたらいいんだろう なんでなんだろう なにが間違って ...
わたしはトイレ
オフィスのトイレ
和式トイレ
となりは洋式トイレ
女子トイレ

みんなのひみつ
しっているのよ
みんながだれにも見せたことのないものや
見せたくないものを
いつも見 ...
  わたしを囲む円周に 
  今あるべきものはすでに集まり 
  目に映る全てのものは 
  円周の中心にある 
  わたしをわたしあらしめる 

  蓄音機に針は落とされ 
  回り出 ...
カメムシ

死んだカメムシ

臭いはしなかったのに

電車で死んだカメムシ

人に踏みつぶされて

もう一度見たその姿は

少し足が宙に上がっていて

可笑しな格好だった
...
海がそっとまぶたをとじる
青い響きの中
かもめは
追撃機のようにまっすぐ堕ちた

手のひらにすくう砂
ランプの芯のようにあたたかい
ぼくは見上げ
あたたかいのは君の手だと知る

浮 ...
{画像=080305010357.jpg}


うんうんうん

唸り声を上げて

夜のライオンは迫って行く

うんうんうんうん

耳鳴りがしておかしいのだ

ライオンは伸びを ...
春 夏 春 と ずっと繰り返すものなんだと思ってた

彷徨って 流離って 笑って



早く眠れば良いのに 睡眠不足のくせに
ひとりきりの部屋で 誰に中指たててるの

水分補給も ...
時として 人の死が
はなやいで みえる
あやうさに こころ
鎮めて 言葉だけの
せかい たちあげる
言葉なんて大切にするな
おまえの横には
もっともっと大切な人がいる
その人をじっと見つめろ
その人のための言葉を探せ
ゆき
がんばって
ふらせてるんだね
ぼくに
あいのことばを
とおいくにから
あいのことばを
歩む側から忘却に放り込まれるような日
空に向かって突き上がる厳しい風を見たような気がして
傷つくはずの雲を探した、長いこと、眼を凝らして
昨日、少しだけ降った雨の後
呑気な冬が重い腰を ...
おつかれさま

今日も一日 可愛くいられましたでしょうか?

最近、お仕事 頑張りすぎてませんか?


相も変わらず お慕い申しております


あいもかわらず 愛も変わらず
...
いつか、

『闇』を壊すんだ

その先にある空を

見るために
白い雪は
降り
積もる

やがてそれは溶けるだろう

それでも雪は
降り
積もる

空に未練があるように

ゆっくりそれは
降り
積もる

冷たく私に
降り
積もる ...
    あ    わい    ムー    ド
 
 き    みを    だ     くの

    あ    かい    ルー    ド

 し    みが    つ     くの

...
                 071204



タイクツの卵を割った
いくつ割ったの
ごろちゃんが喚くから
みっつとこたえる
ごろちゃんの指は五本
としも5歳
いつつが大好き ...
「えゝいままよ」


この一言で片付くならば


どんなに楽な事でせう



私の底無きカナシミは


一杯のココアなぞで落ち着く様子も無く


いづれ迎える刻迄の ...
蜜柑の木々が生い茂る 
庭園の芝生に立つと 
山の緑の間に 
遠い海は{ルビ煌=きらめ}き 

枝々の無数の実は 
青みがかった光を帯びて 
自らの歓びを 
天に捧げておりました 
...
雨音は雨音でしかなく
子守歌なんかじゃない

けれど
脆弱な僕らのこころは
雨風にさえ
敏感に反応して

風の音が
キミの泣き声に聞こえる

キミはそばにいるのに

風が強いね、
と呟いて
外にでる ...
夕焼け小焼けの鐘がなり
ひとつふたつ 影法師
迎えのかあさんの手にひかれ
明かり灯る夕食のもとへと帰ってく


ばいばい
さよなら
また明日


小さく小さく手をふって
やがて ...
黒板の日直欄は空っぽでもう聞こえない幼い号令



すみっこでカロリーメイトをかじってる後ろ姿に見覚えがある



段ボール製のアポロの操縦桿左に倒して難破しようよ

...
君の笑顔が好き
それに
僕は少し
憂鬱だから
君の笑顔を
見ていると
心が晴れたように
明るくなる

好感が持てる
誰からも
愛される
誰からも
まけない
君は強いから
...
風に吹かれながら
野原に咲いている
たんぽぽが
ひとつ
ひとつ
空へと
ゆっくり
飛んでいく

風に吹かれた
たんぽぽの
白い綿毛は
どこに
行くのだろう

ふわふわ
...
友だちといるのだけが
楽しみだけでもなく
毎日を
友だちと
すごすことが
人生でもない

自分だけの
ひとりの
時間があっても
良いんでは
ないかなぁ

たまには
ひとりで ...
ねこがいなくなった
遊びに行ってると思っていたのに
帰ってこなくなった
家族はみんな心配した
一週間経っても帰ってこなくて

保健所にも連絡した
交番にも連絡した
近所の人にも話した
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
テレビ草野春心自由詩207/12/5 0:40
かぜによばれて吉岡ペペロ自由詩2+07/12/5 0:33
夜空。狠志自由詩107/12/5 0:32
蛍 服部 剛自由詩4*07/12/4 23:59
カナリアbeebee自由詩2+*07/12/4 23:37
うまくいかないユウ自由詩007/12/4 23:34
わたしはトイレ壺内モモ子自由詩707/12/4 23:32
宇宙レコード 服部 剛自由詩2*07/12/4 23:27
カメムシ、クラッシュ斉木のりと自由詩007/12/4 23:00
君をふるる自由詩12*07/12/4 22:56
ライオンbeebee自由詩107/12/4 22:42
春、夏、春北大路京介自由詩7*07/12/4 22:17
そろもん(業の歌)みつべえ自由詩207/12/4 21:48
爪楊枝Tsu-Yo未詩・独白207/12/4 21:33
初雪そらの とこ自由詩3*07/12/4 21:28
回帰線ホロウ・シカ...自由詩3*07/12/4 20:24
あいもかわらず北大路京介未詩・独白7*07/12/4 20:16
崩壊三奈携帯写真+...7*07/12/4 20:04
積雪太陽の獣自由詩007/12/4 20:03
淡いムードmanabe...自由詩5*07/12/4 19:45
タイクツあおば自由詩1*07/12/4 18:54
抵 抗manabe...自由詩1*07/12/4 18:48
蜜柑の木陰 〜鎌倉文学館にて〜 服部 剛自由詩4*07/12/4 18:48
グレイ風音携帯写真+...1*07/12/4 18:10
待ちぼうけ涙(ルイ)自由詩3*07/12/4 17:56
地球システムしろいろ短歌17*07/12/4 17:46
君の笑顔が好き妖刀紅桜自由詩2*07/12/4 16:06
風に吹かれながら自由詩0*07/12/4 16:02
ひとりの時間自由詩0*07/12/4 15:58
いないねこチアーヌ自由詩907/12/4 15:09

Home 戻る 最新へ 次へ
5200 5201 5202 5203 5204 5205 5206 5207 5208 5209 5210 5211 5212 5213 5214 5215 5216 5217 5218 5219 5220 5221 5222 5223 5224 5225 5226 5227 5228 5229 5230 5231 5232 5233 5234 5235 5236 5237 5238 5239 5240 
6.1sec.