アンナは有名な画家の娘。
幼い頃に母親を亡くした彼女は
父親の仕事を邪魔しないように
野花や虫達と会話しながら遊んだ。
それでもアンナは幸せだった。
ある時父親に連れられてやって来た
アマ ...
きんにくを やわらげるため
首をゆっくり 回す
伸びをして 深い息をついたら
本を読みつつ
心が弛緩して
魂が解放されてる
喫煙喫茶のいつもの席
音楽がたおやかに流れて
集う ...
拘りは個性である
と 同時に
自分の可能性を奪うもの
でもある。
拘りは過去の習慣の産物で
拘りと呼べる程のものでもない
時もある。
それは拘りなのか習慣なのか
自分に問いかけ ...
***
目を細めて
少しぼやかして
灯りから
猫のひげがあらわれたら
いよいよなのだと思う
***
しらんだ空が
産んだ青い退屈
駄菓子屋の秘密
ゆうぐれのすきま
纏った仮面を振り回す
夏の日の少年
残像の香りはせっけん
ぶんぶんごま
鉛筆を構えるより
丸め ...
墓に酒を傾ける
世間の片隅でありつづけた君に
酒で石が黒くひかる
夜明けに
しらじら壁を見上げた
死ぬとはどういうこと
墓に酒を傾ける
羽虫がいっとき酩酊している
...
僕が見れない、世界。
素敵ですか?
ささくれをこんもりと
やわらげてくださいます
ように
こんな詩を書く必要が
ありませんように
つやつや光る葉っぱ
がありますように
窮理の唄
どーん、どーん
どん、どん
賢き童は申し候
賢きの、賢きの童は
拍子とり,一巻のくすしい唄を
うたい候
髭の相者はおわしせば
髭の相者の髭ひとひねり
窮 ...
パンプキンパイにかぼちゃの提灯
{ルビ魔女=ウィッチ}が月を横切って
仮装行列の子供たちは
「Trick or Treat !」
ポッケをお菓子でいっぱいに
今夜は楽しいHalloween
...
三次元で存在できないものは
二次元で存在できた
手元が狂って黄色い場所に着陸した/飛び出た剃刀
ああ、寒い
冬の風が力強く脈打っていた
お尻を向けられた顔面に
煙草の煙が雲散霧消する
入 ...
猿どもが街を歩いてる
さっきも俺はすれ違った
猿の延長線上にいるヒトモドキどもが今日も群れを作ってる
猿にはなりたくない
勘違いの学校を飛び出せ、
勘違いの会社を飛び出せ ...
置き去りにされた僕は
改札から出れずに未だ夏を探している
葉っぱが紅くなるのは夏の名残で
太陽を映しているらしい
君の時計は三秒だけ僕より早く進んでいるの?
冷たい風は快速電車が ...
ベッドの柵は
覗けば
底が見える
こころの底は
どこに
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
今夜のおかずは何かしら それは私と子豚が言った
切り刻まれて火に焼かれ その食卓に並ぶのでしょう
誰があの子の息の根止める? それは俺がとパパンが言った
誰があの子の体を捌く? それは俺がと ...
1.
ひとりの旅人と行き逢った。夕焼けのきれいな日で、
暗くなりはじめた道を鮮やかな赤色がずっと染めてい
た。道端の小さな岩に腰掛けて、旅人の勧めてくれた
煙草を吸いながら少しずつ話をする。巡 ...
愛する男を傷つけることしかできない人
哀れな 癒せぬ女
困難なことから 逃げるだけなら簡単で
可愛いだけで 我が侭が通るのは若いうちだけで
年老いた社会は 理不尽なこと ...
存在するために
薬さえ飲む
どうでもよいことばかり
世界にはあふれていて
秋の微弱を感じては
明日という名の薬を飲み
夢を好む
昨日の事が
縮図のように
うごめいていた
春でした
とどくよ、届く。
そんなもん、見りゃわかる。
だったら伸ばせ。
さあ、
手を伸ばせ。
だったら放て。
さあ、
さあ。
とどくよ、届く。
...
ふたことめには愛
楠が青空の手前愛の終り
不細工で醜いだけの天使なら堕天使じゃない あたしも泣かない
珈琲の湯気ひゅうひゅうと茶化す影跳んでしまえばいい 冬は来る
目に見えるものがいいぬくもり ...
しーっぃぃ 静かに
静かに
耳を澄ます
耳を澄ますほどにやって来る
夜があるではないか
届こうとする
届こうとする夜が
やって来るではないか
いくつかの笑顔と空 ...
その春は{ルビ野上=のあげ}の浜も光満ち風の最中に君はわらひぬ
子供は暴力でいっぱいだ
頭のてっぺんから
足の爪の先っちょまで
暴力という暴力で
満ちあふれている
ほら、引っ掻いちゃうぞ
それ、踏んづけちゃうぞ
やれ、押し倒しちゃうぞ
よし、放 ...
きら きら きら
しかたなく いかかがらしむる
その いかがわしき つゆの
ほっさんみいむの うえの
おこじょにかかりきる いおり
いおりなす ほのぐらく いおおのめの
...
派手に着飾って、香水を叩いて
俺を迎え入れる準備をするんだ
不手際を見つけたら二度とは訪ねないぜ
完璧なスタイルで物事を始めるんだ
街路には迷子が散乱してる
年端もいかない母 ...
夜明けとともに
失ってしまう事におびえて
冬の星座がのぼる前にと
眠りにつくふたりには
体温だけが必要で
かたむいていく、その先に
今日の終わりは信じないのです
夜がきます
恐ろし ...
二人暮らし始めて三年
貴方との縺れた愛の糸
解けないのなら
この手で切ってしまいたい
零れる涙に眼を閉じて
瞼の奥で想い出を探す
もうお互い元には戻れない事
解っているはずなのに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アンナ
1486 1...
自由詩
3*
07/10/31 15:42
ねえ 細胞がふるえてる
アハウ
自由詩
7*
07/10/31 15:24
偽りの拘り
美琴
自由詩
1
07/10/31 15:03
.о2
かたくりо
自由詩
1
07/10/31 13:54
青いセピアの入道雲
ゆるこ
自由詩
22
07/10/31 13:39
創書日和【酒】 墓酒
大村 浩一
自由詩
7*
07/10/31 12:52
うしろ。
狠志
携帯写真+...
4
07/10/31 12:43
照葉樹
/////
自由詩
3
07/10/31 12:25
窮理の唄
生田 稔
自由詩
7
07/10/31 10:57
Halloween
未有花
自由詩
6*
07/10/31 10:16
不可能物体
狩心
自由詩
2*
07/10/31 9:38
人間になろう
戒途
自由詩
1
07/10/31 9:30
FALLIN'
000
自由詩
2
07/10/31 6:20
見えない
風音
携帯写真+...
3*
07/10/31 4:37
廃人がポツリとつぶやく部屋7
過去ログ倉庫
07/10/31 4:20
晩御飯
風見鶏
自由詩
2*
07/10/31 4:02
星の子供たち
Utakat...
自由詩
4
07/10/31 3:41
赦せない
北大路京介
自由詩
8*
07/10/31 2:35
薬
小川 葉
自由詩
1
07/10/31 1:58
とどくよ
メメズワイ
自由詩
1
07/10/31 1:40
影 十
A-29
俳句
2*
07/10/31 1:39
影 九
〃
俳句
1*
07/10/31 1:34
不細工な天使と冬
メメズワイ
短歌
1
07/10/31 1:27
耳を澄ます
石田 圭太
自由詩
17
07/10/31 1:22
影 八
A-29
短歌
1*
07/10/31 1:15
暴力
Tsu-Yo
自由詩
4
07/10/31 1:08
はすむかい
もしゅ
未詩・独白
0
07/10/31 0:27
予想以上のことが出来るといい
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
07/10/30 23:42
ブレス、夜明けと
たりぽん(大...
自由詩
14*
07/10/30 23:24
縺れた愛の糸
@ショコラ
自由詩
2
07/10/30 23:16
5199
5200
5201
5202
5203
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5219
5220
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5227
5228
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5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
加筆訂正:
串かつの夜
/
服部 剛
[07/10/30 23:33]
数ヶ所書き直しました。
5.36sec.