誰かに聞こえるように呟いていみても
何の解決にもなりゃしないことは
とうに分ってるつもりだけれど
馬鹿にされても笑うフリ
傷つけられても泣くフリ
辱められても怒るフリ
形作られた実像が ...
ある夜だった
マリーゴールドが揺れている
電車の中で窓ガラスに映るライトが煌々と
収縮をはじめてしまっている
不気味なほどに煌々と
シガレットの香りといっしょに
紳士の姿は泣いている
...
光照らすところ
すべての生に幸せがありますように
過てる者にも
愚かな者にも
戦う者にも
絶望の者にも
病の者にも
慈悲の光が照らしますように
土の闇の中にも
深海に生きる生 ...
うつくしい日和に うたを
うたいながら 少女は去った
封印に 桃のくちびるを
少年の おでこに
ぺったり 貼って
チーズ
が(ないの) 浮き輪
に
括りつけた
銛、
け ...
刺さった葉をやわらかく落下させて
空気を入れ換える季節よ
あれは子供たちが最初に見つけた
地球の旋律なのだ
よーいどん
で駈けだした足が ...
サア、愛の言葉でも飲みましょうか
なんて台詞言ってるバンパイア
くふふそれはトマトジュースですよお嬢サン
トマトオンリー100パーセント、今日も元気に肌、青白く
嫌われたいのに愛される、な ...
きみを洞窟色でよろこばせ
打痕をティッシュで拭き取りました。
白い天使の誕生です。
シンデレラがいる場所には
近寄りたくない
白い羽毛が
わたしの頬にキスしたとしたら
きっととても自分を恥ずかしく思って
東京タワーのてっぺんから
まっさかさまに落ちていくだろう
夜には
...
可愛いケーキがあれば幸せ
ピンクの手帳もあれば幸せ
幸せが集まると
世界はきっと平和になるから
ショートケーキがもっと食べたい
つぶらな瞳の猫たちと
ピンクの鼻したネズミ ...
冬のあたたかな日
つめたい花が咲く
君はひとりで黙々と
空の写真を撮っていた
君の背中には羽がある
そんなことに気づいた
夕方になると
影を踏みながら
石を蹴りながら
帰 ...
いつも
憎まれ口叩いて
それが結構
楽しかったり する
好きな人なんていないし
恋 なんて
おぼえてない
でも さ
こんな風に
君と
笑って ...
街を流れる群衆の
人と人の間に
彫刻の手が{ルビ垣間=かいま}見え
まっすぐに立つひとさし指は
ひとすじの光をおびていた
石畳
わたくしの爪先は
ようようと白く
染まり、
その足音は
薄暗い灰色の中
に、溶けて
いくのです
短くなった、指が
弾き出す旋律は
やはり
赤や黄をまといながら
...
ぎざぎざの空
柔らかなゴムでつながった
ビルと車
自転車に乗った悪人と善人
いっぱいになっても
まだ注ぎ続けられて
あふれる
あふれた 泣き笑い
一目 会いたい と
背中を 向けて
反対方向に
走り出した
精一杯の
つよがり
あそこで
庭木の手入れをしているのが父です
もう随分彼は
そこから動かないので
毎日
朝夕の水遣りをするのが
私の日課です
週に一度
伸びすぎた腕や増えすぎた首の ...
切なくなるなら、その名前を呼ばなければいい。
悲しくなるなら、振り向かなければいい。
ハルシオン飲んで寝なきゃ。
ネルボン飲んで寝なきゃ。
ロヒプノール飲んで寝なきゃ。
テグレトール ...
あ わ い こ え
聞こえた
確かに
さ よ う な ら
と言っている
これは
あ わ い こ い
まるで桜
まるで紫陽花
お わ り だ よ
...
山に踏み込むジャリ道で丸いタイヤを転がして
シガーウェルターその棘で猫は光りを失った
ロックースターは窓の向こう黒いスーツを得意げに
金縛りだか転寝を擦れた声で叫んでる
紅の豚
紅の ...
一.
青を
反故にした
空
よりも
事情がある
真昼につき、
雨はふらない
二.
鋏の持ち手が緑だったことから
分け合いたくない
ままの
手 ...
今日も一日中パソコンの前に座り込んだまま
生まれもしない言葉を待ち続けて
何時間も何時間も白紙の画面とにらめっこしていた
こんなことに時間を費やしている場合なんかじゃ
ホントにホントはないんだ ...
田村隆一がいうには、金子光晴の詩の上手さを最初に教えてくれたのは鮎川信夫であったという。
ここでは金子、鮎川のふたりに共通すると思われるある種の感性、
――はじめに種明かしをしてしまえば、ぼくはそ ...
ちかごろでは、
神様の御札も
値段があがってきた。
不景気だったり 物騒だったりで、
あがったらしい。
そんなわたしたちを見て、
神様は、どういうだろ?
さぞかし心外だろ ...
深夜のもがりぶえに鳥肌がたち
どうしても探しだせません「気」の論理が
聞きだせません「血」の鼓動が
掴みきれません「水」の神秘が
...
別に、慌ただしい人生を過ごして来た訳じゃないけれど。
今、ゆっくりとした時間がもどかしくも愛おしい。
そして、不安で満ち溢れてる。
いつまでも続くとは思わないが、もどかしいこの曖昧さ ...
おれはきっと
あんたが死んでも
泣いたりなんかしないし
この先二度と
あんたに会えないとしても
たぶん平気だ
*
たぶん ね
*
実際のところ
ほと ...
待ち合わせ ほんとは早く 着いたけど わざと3分 遅れてみたの
待ち合わせ 仏頂面は 照れ隠し 昨日何度も 練習したんだ
窓の外 恋人同士が 歩いてる あたしと君も そう見えるのかな
い ...
朝の陽を受けて
ピンク色に染まる
建物たち
朝陽のあたらないところは
暗くても
わたしも
あのひとの光を受けて
輝く
こころの隙間は
暗くても
お前の星は俺の手の中 (オマエハ スデニ シンデイル!)
お前の命は俺の手の中 (オマエハ スデニ シンデイル!)
お前の夢は俺の手の中 (オマエハ スデニ シンデイル!)
お前の恋人俺の手の中 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
響け
松本 卓也
自由詩
1
07/12/6 23:07
マーリーゴールドの紳士
エチカ
自由詩
2*
07/12/6 22:51
光あるうちに
いまじん
自由詩
0
07/12/6 22:45
そろもん(扉の歌)
みつべえ
自由詩
4
07/12/6 22:25
オムレツ
ペタ
自由詩
2
07/12/6 22:09
膝の細い鹿
森さかな
自由詩
1
07/12/6 22:05
欲求
榊 慧
自由詩
0
07/12/6 21:53
部屋で
ヲノダ アサ...
自由詩
0
07/12/6 21:32
比喩は恥のために
Hitots...
未詩・独白
0
07/12/6 21:15
世界と平和と女の子
エクスキュー...
自由詩
0
07/12/6 21:04
君の羽
ゆうと
自由詩
1*
07/12/6 20:46
友ウタ〜男友達に捧ぐ〜
愛心
自由詩
2*
07/12/6 20:26
「 指 」
服部 剛
未詩・独白
3
07/12/6 19:59
マツバ
山中 烏流
自由詩
3
07/12/6 19:58
メガホンを口にくわえたからす
リーフレイン
自由詩
1
07/12/6 19:52
vector
李伍 翔
自由詩
0
07/12/6 19:28
乾いた池の畔
川口 掌
自由詩
11*
07/12/6 18:15
リアルライフ・スーパーノヴァ。
菊池ナントカ
自由詩
4*
07/12/6 17:37
淡く
そらの とこ
自由詩
2*
07/12/6 17:36
犬
風見鶏
自由詩
0
07/12/6 16:08
断片集「間引く」
簑田伶子
自由詩
37*
07/12/6 15:52
生活
涙(ルイ)
自由詩
1*
07/12/6 15:44
エトランゼの行方
パンの愛人
散文(批評...
4
07/12/6 15:24
おふだ
こしごえ
自由詩
5*
07/12/6 15:21
Trembling(7)
信天翁
自由詩
1+
07/12/6 15:15
時間。
狠志
自由詩
3
07/12/6 13:45
水色
大覚アキラ
自由詩
3
07/12/6 13:45
sweet sweet sweet
冬蜜柑
短歌
2
07/12/6 13:39
光と陰と
風音
携帯写真+...
2*
07/12/6 13:04
死神UFO
V
自由詩
1
07/12/6 12:17
5195
5196
5197
5198
5199
5200
5201
5202
5203
5204
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5206
5207
5208
5209
5210
5211
5212
5213
5214
5215
5216
5217
5218
5219
5220
5221
5222
5223
5224
5225
5226
5227
5228
5229
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5.7sec.