液化燃料が
静かに燃えて
街に灰が積もり
鋼鉄の箱を疾走させ
アスファルトは
平行に立ち上がる 蛇
どこまでも続き
ゴムのわだちが軋む
騒音の車道を折れると
路地が佇み
生 ...
まだ憎しみの火がこの心から消えないのは
あの時に費やした愛の反動だろうか
それはもし人生に於いて費やす
愛の量と憎しみの量が同じだったら
と言う事なのだけれどね
そんな事はどうでもいい
...
パパはロボット
一週間ぶりの帰宅。子供たちには出張と言ってある。でも実際は違う。実際は、私はロボットに改造されていた。
私は車から降りた。動きは割とスムーズだ。少し以前と違う ...
失われたものは取り戻せない
だから僕らは新しく作る
崩壊してしまった砂上の蜃気楼
それでも僕らは形あるものと信じてた
模倣とインスパイアの果てには
半径1メートル ...
コスモスはすらりと伸びて花開く
名も知らぬ花開かせた獣道
無農薬地産地消に憧れる
不安定な水面のように
流れていくテールランプの赤を
ゆらゆらと滲ませる
十一月の濡れたアスファルト
落ちた花びらが流され
下水道に呑みこまれていく
この都市の中には
すでにどこに ...
きれいに片付いた部屋で
自分の時を戻したくて
タバコに火をつける
儚い夢の破片を一つづつ丁寧に集めて
一つの夢の結晶を作る
この世に降り立つ以前は
俺も天使の一人だっ ...
物語にも詩にもなれない言葉たちが積もっていく
それは、心の、大きな空洞を埋めることなく
外に積もる
臆病者には、逃げ腰の姿勢がいちばん似合いだよ
罪悪感を抱え込んで
それは、この砦に残っ ...
チリンチリン
路面電車が走ります
危ないですよ
どいてくださいよ〜
例えば三ノ輪に向かって
ジョイフルな商店街へ
特に派手ではないけれど
古本屋さんに
魚屋さん
惣菜店に ...
きみはくれたね
かすれた透明な声
リズムとはちがう音楽
出会った日には
震えたふりをした
こころとはちがう不倫
雨のつぶが
満天の星のよう
なにか始 ...
着想といい、経験に根ざした表現、例えば第1節の2行目といい、2節1行目など面白い。
作者の勤め先のアルバイトの様子まで読者に想像させるかなり明確な表現が良い。最後の3行は作者の感慨を読者にも味わって ...
君の声が聞きたくて
携帯電話に手を伸ばす。
リダイアルを使わない。
そんなもの無くても覚えているから。
些細な事すら共有したくて。
すがるように手を伸 ...
昔に追い求めたゆめ。
暖かい光
柔らかい空
えがお。
反転した空は何も語らない。
虚無感なんて詞じゃない、
もっともっとうすらさむい詞。
...
はじまることなんて
はじまることなんて何もなかったのに
まるではじまったかのように、どうすれば良かったのかな、なんて
そんなことを考える。 ぐるぐる ぐるぐると
わたしとあなたがう ...
恋愛は果て無き旅路に似ています。
誰か為桜咲いて散りゆく
向かい合い飲みほしていたミルクティー
湯気の向こうに見えるこれから
繋がりを持てたあの日から
喜びを分かち合えた事が嬉しくて
共に闘えたことが生きがいで
負けたりした日は
悔しさと悲しさが分かち合えて
それもまた嬉しかった
共に手を ...
あなたは いつもコトバを研いで
いったい何を斬ろうとしてるの
愛してる人に愛されてるだけじゃ
あなたの ココロは満たされないのか
嬌声を どれだけ
浴びたなら
僕 ...
ぼくの体をニコニコ動画にしてください
みんなの言葉で突き刺して殺してください
自己の再生 および 前頭葉のフラッシュ
コメントの文字数制限は 年齢×1文字です
段々ぼくの顔が ニコニコから へ ...
筆は山道をゆらゆらとくねる
車の速さで
ひとつ街に長くは思いをはせない
それよりアフリカを想う
熱帯の力をお手軽にこちらで想う
ゆらゆらとくねる先の
愛と見当違いと ...
何もないここには
僕だけがあるんだ
中身のない抜け殻みたいな
僕だけが
時の流れが後ろから前へ流れるなら
誰かの想いにぶつかることもあるのかな?
何が出来るんだろうか
空っぽの僕 ...
誕生日が私より1日遅い父へメールした。
to 父
subject おめでとう!
__________________
お誕生日おめでとうございます☆
あたしは昨日二十歳になりまし ...
だいじょうぶ、って心配して欲しい
わけじゃないんだよ
ただ疲れちゃったんだねって ぎゅっとしてもらいたいだけ
男心がよくわかるんだね、って言われたい
わけじゃないんだよ
...
少年は言った
明日の朝
荷物をまとめて
出て行くと
片道列車で
行けるところまで
行くのだと
てのひらの少年は
そう言ったのだ
彼はいったい
誰だったのだろうか
行く場所もなく。
傘の中。
耳を唄で塞いで。
空も見えず。
晴れたかも解らない。
周りも見えず。
雨の中、
夜の中、
傘の中、
唄の中、
ひとりぼっち。
寂しくないのかと問われるたび
面倒臭くなくて良いからと
笑って答えることにしている
そんな負け犬の遠吠えが
初冬の空に虚しく響く
全精力を傾けなければ生きれないほど
人生は世知辛くもな ...
猫がふっと
夕景に魅せられて
冷たい井戸水
すこしすくって
山影バイバイ
たしかこのまち
年中
5時間目のけだるさ
教会では
渦をまいた
神のラヴソング
それはともか ...
ねぇ、君は
そっと瞳を閉じて 何を思う?
『過去の過ち』
『未来への希望』
『今日の生き方』
そうじゃないでしょ?
『大切なモノ』
ちがうでしょ
『自分のこと』
...
7 緒
ひどい一日だった
人身事故だとかで
電車のダイヤは大幅に乱れ
バスは三十分接続がなく
諦めて歩きだした途端
夕立ちが来てずぶ濡れ ...
ミタクナインダ
コンナ セカイ ハ モウ
ザンコクナ シンワ ノ イチブ ニ ナリハテタ
コウハイ シタ ラクエン ニハ モウ カエレナイ
コロシアウ ナカデ ホ ...
雨がしとしと降ればうれし
表に出ない為の言い訳ができるから
小学生の頃、スイミングスクールで俺は、泣きながら
「いきがくるしいのでやめたいです」
と言って本当に辞めてしまった
泣いていた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
街
アハウ
自由詩
6*
07/11/6 15:58
NEOPAN400
虹村 凌
未詩・独白
4*
07/11/6 15:18
パパはロボット
済谷川蛍
散文(批評...
0
07/11/6 15:13
だから微笑むのよ
相良ゆう
自由詩
1
07/11/6 14:07
花
夏川ゆう
俳句
0
07/11/6 13:43
レイン
大覚アキラ
自由詩
4
07/11/6 13:29
未知なる人
山崎 風雅
自由詩
2
07/11/6 12:30
十一月
チグトセ
自由詩
6*
07/11/6 11:07
あらかわせん おんど
しいこ。
自由詩
3*
07/11/6 9:08
雨のつぶが
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/11/6 7:53
縫ミチヨ「明日」について
ぎょうてんか...
散文(批評...
0
07/11/6 7:50
苦笑
永遠音 史香
自由詩
1
07/11/6 7:28
剥き出し
〃
自由詩
0
07/11/6 7:21
はじまることなんて
はるこ
未詩・独白
2
07/11/6 6:17
恋愛
永遠音 史香
短歌
0
07/11/6 6:15
繋ぎ
テルテル坊主
自由詩
1
07/11/6 5:08
NY/NY
北大路京介
自由詩
4*
07/11/6 5:02
のっぺらぼう
狩心
自由詩
2*
07/11/6 4:17
流るるる
ヨルノテガム
自由詩
3
07/11/6 3:36
風を受けて
ふらい
自由詩
2
07/11/6 3:16
二十歳になりました
蒼依
散文(批評...
0
07/11/6 2:38
足元の世界
〃
自由詩
1
07/11/6 2:21
てのひらの少年
小川 葉
自由詩
4
07/11/6 1:37
雨と夜の中。
狠志
携帯写真+...
1
07/11/6 1:37
ながれていく
松本 卓也
自由詩
0
07/11/6 0:14
坂の街
ゆうさく
自由詩
4*
07/11/6 0:14
君の想い
海渡
自由詩
0
07/11/6 0:09
緒
アンテ
未詩・独白
3
07/11/6 0:01
願望
白川水
未詩・独白
0
07/11/5 23:58
秋雨男
udegeu...
自由詩
2*
07/11/5 23:57
5189
5190
5191
5192
5193
5194
5195
5196
5197
5198
5199
5200
5201
5202
5203
5204
5205
5206
5207
5208
5209
5210
5211
5212
5213
5214
5215
5216
5217
5218
5219
5220
5221
5222
5223
5224
5225
5226
5227
5228
5229
9.24sec.