who
おまえは誰だって問われても
わたしって誰なのかな
今のわたしがわたしなのか
ほんとうのわたしは他にいるのか
自分探しの旅路
だなんて聞き飽きた科白だけど
わたしってやつは
...
辛い時は励ましてくれたよなぁ
涙をながした時は隣りにいてくれた
怒ってくれた時もあったし
恋愛について朝まで語ったよなぁ
そんなあなたが11月10日に
あなたを愛する ...
白猫よ
それは魚じゃないのだよ
僕の手首なのだよ
だから咬むのはやめておくれ
耳に怪我をしているね
首輪はつけて
いないようだね
こんな雨の夜に
引っ掻き回したスーパーの
ビ ...
海を見ている
さくり、さくり、
音をたてる足元の砂に
こころ揺らがぬよう
爪のかたちが付くほどに
手のひらを握り
海を見ている
潮騒に混じって
耳に届く ...
モノクロ写真の空中ブランコは怖い
目を閉じると
笑いながら落ちていく女性の姿
彼の手を取らなかったのは、わざとでしょう
うれしそうに
でも少し泣きながら落ちていく
きっと
これも演出なの ...
気味の向こうへ
手を伸ばしたら
思い出せない歌
が
聞こえて昔
の
詩を贈りました
鏡の
詩の中でかつて
女である。こと
投げ付けられた
未熟な
巻き毛だからと
女で ...
なにもかも食べたら
お腹をこわした
暗黒の時代に叫んだ
そこからここまで来るのは大変だった
乱れ飛ぶ声に
錯乱を起こした映像
胃袋はからっぽで
脳味噌は溶けていた ...
マンガを読み
その続きを楽しみにしていた
大学の先輩を思う
彼は三年前に病死したが
今もよく頭の中で会う
頭の中で彼も
このマンガを読んでいるだろうか
先輩の好きだった人物が ...
動転したフランス人形の蒼い瞳に
死の灰を撒き散らかした曇天が深く吸い込まれていく
街外れの浄化槽には脚を悪くした犬が放り込まれ
とろけたその瞳からは最期の涙が温かく流れ落ちる
...
彼女が吹いたトランペット
物凄く巨大なその音は
わたしが造った鏡面加工の部屋の中
天井のお空に幾度もぶつかり
わたしが散りばめた
ガラス細工の星々は砕かれ
わた ...
掌に溢れる
小さな小さな
名前を持たない海は
誰かが忘れた
いつかの涙
そっと還した砂浜に
魅せた幻想は
いつかの真実
風舞い香る
刹那の宴
海をなくした掌は
冷たさと戯れて
指先を転がしている
...
おわっていない夏の
開けてないロケット花火
ああまだ確かに
夏なんだね
あちこちの大きな
花火の大会はもうないけど
あんたが買った
ロケットの花火
...
目標のために歩きすぎた男が疲れ果て国道の自販機にもたれる
もはやそれが何のためかも判らず、目はかすみ、喘ぐように
排気ガスと埃に汚れた空気を吸い込む
ああ、あいつの心はもうすぐ折れてしま ...
赤い川縁を歩いていた時
僕にとっての君と
君にとっての僕が
同じだなんて信じてた
夕暮れの合図が
街に鳴り響いた時も
どうにもならないことなんて
どこにも無いって信じてた
月が ...
部長室にはいつも
風が吹いてる
日あたりのよいところで
書類の端がめくれている
窓を開けているのは
たぶん部長さんだと思う
机の上で
ピストルが少し色あせてる
微笑みながら毎日 ...
太陽の皮をむこうとして
両手がどろどろになった
汁が飛び散って 星と命 すべて熔け落ちた
甘酸っぱい香り 広がっていく
種は どこに蒔けばいいのだろう
見渡してみたけど
...
はにかんで笑う アノコの
やわらかな心のヒダを斬りきざみ
助けをもとめるノドブエを噛みくだいた
アノコに突き刺した
痛みと悲しみの
鮮烈な返り血を浴びたとたん
それはドス黒くキミに ...
何も起こらない夜に
君を家に送り届けた
何も起こらない夜に
何かを期待していた
何も起こらない夜に
一人舞い上がっていた
何も起こらない夜に
一人で落ち込んでいた
何も ...
「今日のやうにじめじめしてゐますと出ますので」
晩秋のたそがれ刻、男は陰気に呟いた。
「この榎の根元によく出ますな」
出るかと聞くと、出ると言ふ。今まで何度も見たと言ふ。
「誰でも初めは茸と間 ...
暗闇の中
天使が羽を広げて
きらきら粉を降らせた
あのひとの上に
見えないエンジェル・ダスト
あのひとはかがやいて
わたしは追いつけなくて
そして
わたしは
路上で
売 ...
はんがわきのスカートのつめたいひだがぶらさがりゆれてるのがみえる
道端にぶた草がさかんに咲き誇りきいろくあかるく
きめのこまかい空気を満タンに吸い込んで肺がふくらんだ
ガラス窓にぽっかり灯るアド ...
自分自身という言葉の群れが後頭部から溢れ側頭部をなぜて前頭葉のひかりをあびている
フルに満載の瓦礫の山がくずれそうだ
カーブする轍
傾く我々で
ゼロにたちきることができず
目をとじ ...
唯一人でありたいことを願う誰かを良く思わない彼は、3本の矢を束ねて燃した。選択が全てだと僕は言わなかった。頂を目指す限りにおいて無罪であり、そうであるならそれ以外の価値を無にするだけの無でしかないと感 ...
よくある話が
嫌いだ
そんなものに
感情ごと取り込まれてるのは
嫌なんだ
曇りの日
フロントガラスには
雨のつぶが
抱きたい
女からのメッセー ...
社会を うまく泳ぐコツは 凡人になりきること
僕は努力が苦手な人です。
僕は、努力するとは嫌なことでも我慢してやることである、というようなイメージしか持っていませんでした。
努力するということに対して不当なマイナスイメージを持ってしまっていま ...
思い出も香りも
サラサラと溢れていくよ
その手の中に残るのはなに
過去は棄てられるもんじゃないさ
そうね
すがりついていただけ
だけど あの宝石は
証しだったよね
ねぇ
すべてをなく ...
松茸の香りを乗せて帰途につく
大空を我がものにする紙飛行機
夏終わり秋も終われば地味になる
朱いバラ曇って
なめらかに透き通った朝に降り立つ
地上の空気は優しいから
とびきりおしゃれして
愛しい彼女に会いにいく
昨日の電話の話の続き
見守る太陽ありがたい
灼熱の青春 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
な、わたし
恋月 ぴの
自由詩
28*
07/11/5 23:42
友達への応援歌 〜11月10日〜
結華
自由詩
0
07/11/5 23:38
白猫よ
一般詩人-
未詩・独白
2*
07/11/5 23:29
午後の水平線
銀猫
自由詩
11*
07/11/5 23:12
黒
壺内モモ子
自由詩
3
07/11/5 23:01
き、きみ、み
露草色
未詩・独白
1
07/11/5 22:59
だから、希望を捨てないで…
山崎 風雅
自由詩
0
07/11/5 22:41
雑魚寝
佐々木妖精
自由詩
11*
07/11/5 22:23
パンチングアニマル
白川水
自由詩
0
07/11/5 22:22
トランペットノイズ
れんげ
自由詩
1
07/11/5 22:10
記憶の旅先
見崎 光
携帯写真+...
9*
07/11/5 22:02
ハナビはコドモだけでアソんではいけません
かたや 剛
自由詩
1
07/11/5 21:56
亡霊の午後
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
07/11/5 21:49
ひとつの月
松本 涼
自由詩
5
07/11/5 21:39
ゴムを踏んでる
たもつ
自由詩
13
07/11/5 20:36
シトラス
相馬四弦
自由詩
2*
07/11/5 19:21
鏡に映して
渡 ひろこ
自由詩
8*
07/11/5 19:21
【何も起こらない夜】
つむじまがり
自由詩
5*
07/11/5 18:41
茸
三州生桑
未詩・独白
4
07/11/5 18:41
エンジェル・ダスト
風音
自由詩
4*
07/11/5 17:27
ユーノウ
モリマサ公
自由詩
13*
07/11/5 16:54
やわらかく毛穴がひらき世界が
〃
自由詩
7
07/11/5 16:51
kimi ni
ユイレ
自由詩
0
07/11/5 16:13
よくある話
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/11/5 16:06
処世術
北大路京介
未詩・独白
6*
07/11/5 15:16
努力について
相良ゆう
散文(批評...
1
07/11/5 15:01
空への距離
和泉 千秋
自由詩
0
07/11/5 13:59
季節
夏川ゆう
俳句
0
07/11/5 13:47
連絡 八
A-29
俳句
0
07/11/5 13:46
二人きり
山崎 風雅
自由詩
3
07/11/5 11:29
5190
5191
5192
5193
5194
5195
5196
5197
5198
5199
5200
5201
5202
5203
5204
5205
5206
5207
5208
5209
5210
5211
5212
5213
5214
5215
5216
5217
5218
5219
5220
5221
5222
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5226
5227
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5229
5230
6.5sec.