深夜の路上に
空き缶がひとつ
ぽつりと立てて置いてあった
こおん
とけっとばしてみると
そこいらじゅうから
わああああ
と逃げてゆく子供らの声がして
にわかに恐ろしくなったものの
わ ...
呼び声は彼方から
夜の沈みを抜けて
僕らの隣側に
よく知れた声が笑いだす

記憶の部屋に鍵をかけるのは
誰にも立ち入ってほしくないから
僕らの記憶は僕らだけのもの
ふたり ...
繰り糸を伝う雨水が
銀色に光るのは明け方の事
踊らされてもいいと
横顔が言葉を返した

知っていたい事
ひとつずつ数えたら
あんな風に結ばれる
知る必要のない事を
無 ...
全ての悲しみは
お船に乗っけて
流しましょう

全てのやるせなさは
お歌を歌って
弔いましょう

全ての愛は
いつもいつでも
僕らの中に

あなたを愛してる
そう思える心だけ ...
{画像=080330035748.jpg}

わたしのこころの器は小さい。

少ししか感情が量れない。

すぐにいっぱいになって、

溢れ出してしまう。

溢れて行った、

こ ...
ご存知ですか?
この世界には終わりが在るのです
誰かの一言で消えてしまう物なのです

あまりにも脆く曖昧で
境界線さえも見失って
呼吸の中では気付きはしませんが
ある言葉呪文によって音も ...
「もーいーかい。」

「まーだだよ。」

そんな声が響いた気がして。

僕の足は止まって。

少し、探してみた。
  ぽきぽきと折れていく 足


  友人たちがしんどいと言いながらも 確かに生きているように
  私は道を歩めなかった 
  皆 ゆっくりだらだらとそれでも疲れた顔を上げて
  走ってい ...
今度は許さない、殺し損ねた俺自身の
殺し損ねた俺自身の中の餓鬼
やたら飢えて、やたら喰い散らかす、喰い損ねたもののことをいつまでも話す
やつの喰い残したものが喉元まで上がってきて俺自 ...
 
 
 
ふらつきながら繰り返した。
あなたの、その仕草だけが残ってる。
新しい季節は、私だけを置いてゆくけれど、終わらない季節の始まりは、いつだって私に優しいの。

 遠い、遠い ...
             071207


懐かしい思い出に
空色に絵の具を溶かす
いつのまにか
キャンバスは黒くなり
減法混色に従った
これでお仕舞いと
感じることがあっても
パ ...
ああ ああ ああ あなたに
どっくん! どきどき、 どっくん! どきどき。


{引用=なあなあ、ココ、テストに出るかなー?}
そう言って 真剣に私の対策ノートを見つめる顔に


{引 ...
唇の傷を広げる悔しさよ

行き交いて只残るは野菊の香

ライト浴び踏み出す先は別次元
真っ赤なお日様に照らされた
あなたの横顔が悲しいくらいに素敵ね
窓の外はカラスの鳴き声と、子どもたちの笑う声

ねえ
ハンドルにぎってみたい
免許はないけど
あなたと二人だけの世界へ行き ...
秋に冬が生まれ
学が動で生まれ
拳が乱で生まれ
感が命で生まれ
旅が文で生まれ
狂が真で生まれ
幸が間で生まれ
気で音が生まれ
歩で億が生まれ
寂で予が生まれ
生で全が死ぬ

...
昨日の疲れた仕事のメモを 
丸めてゴミ箱に放り投げる 

( ストライク! ) 


日々のユニホーム姿で立つ 
少し高いマウンドは 
いつもたった独りだ 

バッターボックスに立 ...
にんしきの天使が えがおで 挨拶

きみのうねる舌からピアノ音がきこえてくる。

感覚は星、感覚は星


星が落ちて、車輪を美しくする
追ってはいけないと
心にブレーキをかけたら
《恋しい》気持ちが加速するから

いいのこれで
すでに美化され
あとは風化を待つばかり

きらきらと
はらはらと
想うは私、一人でも
...
イン・マイナー・スペース・マリア。
イン・マイナー・スペース・マリア。
イン・マイナー・スペース・マリア。

おどけたヒーローの秘密、
守り続けてるの。

イン・マイナー・スペース・ ...
?

ステイン レス すちぃるのように
頭の中で 
キィィィィィンと響く水の音
今朝飲み込んだ睡眠薬


チークにマスカラ
シャネルのリップ
昨日もらった男の名刺

ストッキン ...
   サウンドが私の耳を叩きつけフラッシュが私の目を破る
   その中を腰を振りたい男どもが臭い無能の女どもを物色
   私は、撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ
   妹よこれが東京 ...
{引用=
水面の瞳の
 オクターブが
月面の波に
 揺れる頃

「携帯電話は
 もう、鳴らないよ。」
 君の唇が
 そう告げたのを、見た。


 朝に鈍く輝いている
 鏡の ...
ふかいくらい うみのなか
ほそながい 魚がおよぐ
はがれおちた うすいうろこが
キラキラと かがやきながら
底のほうへと おちてゆく

目をつむると ズブズブと
体がしずんで しまうので ...
背中でみず色をうたっている
こんなにも乾いているから
詩のたましいを“ふたあつ”もつ子の
みずのうた

誰もいない広場に
けやきやいちょうが積もっている
小さなひざをミルフィーユに沈める ...
この眼の前に聳え立つ壁は
私への試練なのだと
言い聞かせた

嘘と嘘が交差して
その内側に在る真実を
見抜け見破れずに
私の前で一礼し
さようなら、

さようなら
嘘に翻弄されて ...
あなたに
抱かれて
うれしかった

淋しかったから
いつも
あなたのそばに
いたかった

あなたの
身体に
触れたのは
はじめてだった

はじめてのキス
そして
あたた ...
いるはずのない
あなたの姿が
そっと
目を閉じていると
現れる

遠い昔
私が
初めて
愛した人

今は
思い出にしかない
あなた
どこにいるのか
なにしているのか
わ ...
雨の中を
1人で
立っている

ずぶぬれになるまで
家に帰らず
雨の中をひとり
立っていた

あいつと
別れたから
あいつに
ふられたから

わたしのこと
真剣に
考え ...
あなたは小さい頃みたあの景色を覚えていますか

なんせ山に囲まれたとこなもんで
小学校の教室の窓からは山がよくみえたんです
その日はよく晴れた日で遠くまで綺麗にみえて
山が一際青くみえたんで ...
宵の口に呑む冷酒よりも
真夜中に飲むアイスコーヒー
君が教えてくれたこと全部
心のノートに書き留めて
明日を駆ける勇気にするの
こいびとと遠く離れても
しっかり生きていけるように
力がほ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
かんけり吉田ぐんじょ...自由詩1407/12/8 2:25
「毛糸とボタンのその服を」菊尾自由詩007/12/8 2:17
「空を壊すのは」自由詩007/12/8 2:15
終末kei99自由詩107/12/8 2:09
こころの色beebee自由詩007/12/8 1:42
仲間チガイAKiHiC...自由詩107/12/8 1:18
かくれんぼ。狠志携帯写真+...407/12/8 0:58
かたちづくる もの鴫澤初音自由詩307/12/8 0:35
餓鬼を切り刻めホロウ・シカ...自由詩007/12/8 0:08
やさしいおもいでhope自由詩107/12/7 23:57
減法混色あおば自由詩2*07/12/7 23:18
止まらない鼓動神音自由詩207/12/7 23:02
菊花よつ幸俳句007/12/7 22:01
日曜日のドライブ壺内モモ子携帯写真+...107/12/7 21:16
空狂matu自由詩007/12/7 20:25
日々の投球 服部 剛自由詩2*07/12/7 20:23
車輪ヲノダ アサ...自由詩007/12/7 20:16
一番星との隠し事。シュガー・ソ...自由詩4*07/12/7 19:59
イン・マイナー・スペース・マリア。菊池ナントカ自由詩1*07/12/7 19:28
ステイン レス すちぃるのなみだエチカ自由詩1*07/12/7 17:44
鴫澤初音渋谷に遊ぶ鴫澤初音自由詩107/12/7 17:34
レーゾンデートル灯和自由詩4*07/12/7 16:24
夜の魚亜樹自由詩007/12/7 15:41
みずのうたたちばなまこ...自由詩8*07/12/7 14:53
裏切り者へAKiHiC...自由詩207/12/7 14:50
ぬくもり妖刀紅桜自由詩3*07/12/7 14:24
面影自由詩3*07/12/7 14:20
雨に打たれて自由詩4*07/12/7 14:16
風が吹く優羽自由詩1*07/12/7 14:15
ドライヴよしおかさく...自由詩1*07/12/7 14:11

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