しとしと落ちる 泪の粒に
あの娘の顔が うつってる
道路に落ちた ネオンの影を
タクシーが轢いて はじけ翔ぶ
音に消されて
踏めば波打ち
ユメトウツツヲノミコムミゾハ
ドブ板の割 ...
一の一。
恥ずかしながら、こうした何かしらの文章を書くようになってから、アダルトなもの、いわゆる"AV"を見るようになった。
最低、週に ...
冬の日の午前
ちょうどそのくらいの影や音
たいせつなことを
たしかめるための明るさは
冬の日の午前
ちょうどそのくらいの影や音
ブイサイン作りながら、その間に温州蜜柑を挟んだ思い出
覚えているのは僕くらいだった
クラスのみんなは大人になってて
できちゃった、できちゃったとませた増産結果を報告してる
順番とはなに ...
「全て私の責任でございます」
年金問題も
餃子に毒が入っているのも
空気が汚れていくのも
高齢化が進むのも
戦争が起こるのも
赤ん坊が夜泣きをするのも
「全て私の責任でございます ...
虹を見ていた
空に放物線を描く光の帯を
虹を見ていた
あの日君と眺めた七色の輝きを
虹を見ていた
ただ黙って見ていた
思い出は今も胸に消えない懐かしい橋をかける
あの日僕らは雨上がり ...
マグカップは一人暮しの部屋
マグカップは白い木製の机の上
白いカーテンは大きなベランダの窓
白いカーテンが小さなソファに触れる
ピアノが鳴っている向かいの一軒家
ピアノの音が途切れとぎれに越 ...
逃走
激しくイレ込む黒毛の逃亡者
疾走
足元が背景になる
失速
ペース配分がブドウ糖を浪費する
42.195キロを完走するため
ハワイと日本が近づく速度で脚を上げ
顔面を強打する
1 ...
記憶は山裾を落ちる雪に巻き込まれながら
つるつると滑ってゆくのでした
雪の襞にしょぼくれた顔が見え隠れするたびに
胸のひとところが痛むのですが
折りたたまれた日光のまぶしさに
真昼の星の ...
空は雲ひとつなく
どこまでも
青く澄みわたっている
ぼくは腹が立ったので
空のやつに思いっきり石を投げつけてやった
そしたらあいつ激しく打ち返してきやがった
おじいちゃんの後ろ姿が
霞んで見えるようになりました
小さく丸まるおじいちゃんは
小さい頃より幼くて
厳格な表情まで
真ん丸の大福みたいになりました
時折寂しい声をあげて ...
しらしらと騒ぎつづける常夜灯。白ちゃけた腕と、シーツと、骨と。
言葉なく羊の群か葬列か 食堂へ並ぶ人々の背中
膏薬を塗りたくっても痛いまま白いカルテと暦を散らす
...
香り立つ春の訪れもう少し
梅林雨に降られて薫り死ぬ
梅の香に釣られて歩く遊歩道
僕らは
また
あの光を探しに
旅にでよう
確かにあった
あの
ある光を探しに
魔法を握りしめている
オタオタぬりつけている
透き通るまで引き締めている
母親が調合していた
カードダスの代わりに集めてた
花の名前は知らないが
花の香りの瓶だった
魔法を握りしめている ...
赤縛の空
薄く研いだ朱墨をぶちまけたように
赤が漏れ出していて
まるで感情のよう
それは女性
それは幼児
それは永遠の少年
隣で手をつないでくれる憧れの君は
少し飽きたように
空を仰 ...
「ソフトバンクに変えたんよ」
と、最近高校時の友達からわりと頻繁に電話が来る。
「だってただだし」
と、電話口で笑う男は、私が数年越しで彼に片思いしていることをしらない。
夕べも電話が ...
その一日を
あたしは部屋から出ることなく過ごそうとしていた
必要以上に広い部屋を持て余して
布団の上で重い体を転がす
返す予定だったメールは
ひとつも減っていなかった
嗚呼 あぁ
くらい と ...
あの、病院のにおいってあるよね。
薬品くさいの。
あれ、ぼくは嫌いなんだけど、きみは好きって言った。
ふしぎだな。
そういえば、ぼくがちいさなころ、包帯を巻かれるのが好きだった。
ねんざ ...
キミが得意なカルボナーラ
てっぺんにポコッて黄身がのってるやつ
僕はその光景が味と同じくらい好きだった
『キミは料理が上手だね』
と誉められると決まって
『キミって呼ばないで』
って怒られ ...
ポキリと折れた
砂糖の向日葵
命がないから
元からないから
不死身と思っていたけれど
お日様
失い
折れてしまった
雨で溶けても
もう一度
心の熱に溶けても
もう ...
空想ジプシー
目を閉じて浮かべる
思い出の端のほう
どうせ分かってあげられなくて
知ってあげることができない
そんな空白が
君にもあるんだろう
声も香りも横顔も
忘れる為にあったみ ...
新雪に
軽くステップ
大人気ない?
空を仰いで
ついでに食べよ!
雪が降る
「きれい」と感じる
心が戻る
君を許せて
自分も愛せて
白銀は
明日も示さず
語らな ...
(この散文は「頭痛」の続きとなっています。)
3つの人格、全員に共通してるのはファンタジーに出てくるような異種族であることだ。
{注2人=無邪気で残酷な人格と冷酷で正義感のある人格}には猫のような ...
ページをめくると
とおく、の定義がお辞儀をみせる
わたしだけがみえない
わたしの仕草の輪郭が
えらばれた文字列のなかで
呼吸をしている
整然として
あきらめの途中 ...
ディズニーランドの
アトラクションのおにいさんに
わざわざ
「楽しかったです、ありがとう。」
って言いに行くような
君だから
誰からも愛されるんだね。
{引用=お月さんいくつ じゅうさんななつ}
月齢は十一、
若潮の波、明け方の空に低い低い月。
月齢は十一、
大きく切り分けた夕張メロン。
{引用=あの子を産んで この子を産んで
だ ...
小さな泡が
ぷつぷつと
うかぶ
クリームソーダが
好きだった時期がある。
けれど実際
私は炭酸が少し苦手で
いかにも人工的な緑色も
エイリアンのようで嫌だった。
だというのに ...
父はいつも嘘ばかりついていた。
山の墓の横に開いた穴の下には死体があるとか。
ハチは一回人を刺すと死んでしまうとか。
私は実は赤い橋の下から拾ってきた子供だとか。
いつもそんなことばか ...
月明かりだけを頼りに
波打ち際を歩いた
君は僕の手を引いて
海へと入っていく
ふしぎとつめたくない
水はとてもなめらかで
透き通っている
舐めてみると甘かった
つまさきからとけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空の泪
poorgu...
自由詩
0
08/2/18 16:25
「 だからぼくは書いてオナニーして読まれてセックスしたい。そ ...
PULL.
散文(批評...
0*
08/2/18 16:07
しずかな光
吉岡ペペロ
自由詩
5
08/2/18 15:58
古い物を思い出すとき
フクロネヅミ
自由詩
3
08/2/18 14:32
そうです、全て私が悪いのです。
fuchsi...
自由詩
1
08/2/18 14:21
虹を見ていた
未有花
自由詩
17*
08/2/18 13:51
朝の隙間
木屋 亞万
自由詩
0*
08/2/18 12:31
不適応
佐々木妖精
自由詩
1*
08/2/18 11:53
その向こうへ
clef
自由詩
0*
08/2/18 11:48
空
fomalh...
自由詩
0
08/2/18 11:36
遺書
ゆるこ
自由詩
4
08/2/18 8:40
白い施設
高島津諦
短歌
2*
08/2/18 8:04
薫り
夏川ゆう
俳句
0
08/2/18 7:51
ある光
風音
自由詩
1*
08/2/18 6:42
笑いじわ
佐々木妖精
自由詩
4*
08/2/18 4:05
情景と関係
秋也
自由詩
1*
08/2/18 2:58
0円
亜樹
散文(批評...
4+
08/2/18 2:16
ホリデー
瑠音
携帯写真+...
0
08/2/18 2:01
病院のにおい
ゆうと
散文(批評...
2*
08/2/18 1:56
きみ、黄身、キミ
智哉
自由詩
1
08/2/18 1:05
砂糖の向日葵が折れた冬
シュガー・ソ...
自由詩
6*
08/2/18 0:55
two
ミョウリ
自由詩
1
08/2/18 0:47
優しい雪に感謝
シュガー・ソ...
短歌
3*
08/2/18 0:41
イメージ
電子ノ猫人
散文(批評...
0
08/2/18 0:28
日記
千波 一也
自由詩
7*
08/2/18 0:22
愛さずにはいられない
Honest...
自由詩
4*
08/2/17 23:56
お月さんいくつ
佐々宝砂
自由詩
3
08/2/17 23:55
クリームソーダ
亜樹
自由詩
1
08/2/17 23:16
うそをつく人
〃
散文(批評...
4+
08/2/17 23:05
創書日和「月」 ムーンライト、シャドウ
ゆうと
自由詩
1*
08/2/17 23:01
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8.92sec.