息荒く手綱に寄り添うように
突き出した舌を滴らせ
瞳は年月の重みにやつれ潤む
毛並みの乱れた脚を引きずり
鼻面を大地に擦り寄せて
足元に映る錆びた自分を追う
立ち止まった彼には落陽 ...
風は凪いで
静かな涼やかなこの夕暮れ時
わたしはここに寛いで
至福の一時と一体化する
あゝわたしはここにいる、
あゝわたしは生きている、
長らくの物語を引きずりながら
規則正しい呼吸 ...
希少性のあら捜しに仕立てさせる魅惑 やわらかに富めば、このかいな いいほうで、熱烈に繁殖した黒砂糖の鎖を断ち切る一指、こころなしか、ほのかな香りに包まれ、ほとびるは着の身着のまま。
美女と野獣の ...
それは遠くで待っている
遠くで手を振り待っている
おれは此処を離れない
それは遠くで待ってるから
おれは此処を離れない
プロセスを生きてプロセスを生きて
それは此処で歓喜を爆発 ...
数えきれない魚が泳ぐ空に
見えかくれするオレンジの月
魚はいつかぶ厚い大気をつき破り
真空にとび跳ね
地球を訪れる
季節は色でその姿を伝える
あるいは音やにおいや風向きで
おおきな手 ...
初夏の
雨の日に
冷えて
ヒザ掛けを共にする
わんこと私
さて
どうなるか
宇宙の
魂(いのち)に
任せよう
人知れず
ほほ笑み零す
一日に
手を合わせている ...
ああ云えばこう云う
じゃあ どう云えば納得してもらえるのか
はいはいわかりました
そのようにいたします
とでも云えば満足なのかしら
青柿が熟柿弔う
私は熟しきったとろっとろの柿
...
ちょっとおいしそうだったので
久しぶりに
あらたなスイーツをと
冒険して
買ってみたところ
期待に反して
粉っぽくてまずかった
こんな事も
時たまあるので
いつも ...
かろうじて宇宙の辺境に在る
酒を飲み女を愛し歌を好む
行く先はわからないが
猫と暮らしている
友はいるが親友は皆宇宙に還ってしまった
音楽話や哲学話もなかなかできない今日このごろ
...
鶏
言い逃れ
郵便受け
俺の事がわかりそうにない人への
言い訳のために俺は喋ってきたけど
そういうのん俺には向いてへんからな
逆にお前らの方が俺に言い訳してくれ
お前らの事いっこもわかれへん
頼むで
どんな言葉も無力な淵で
わたしはなにをすればいいのだろう?
魂の忍耐、それだけが試されるその場所で。
*この詩は、すぐ前にアップした『風見鶏の歌』と一セットです。
看板だけのちんどん屋
叶姉妹みたいにけんちん汁なのかも
美は売れない
すべてのマーケットを閉鎖して
自給自足で恋もするんだ忙しいけど
ぼくはポケットにコルトを忍ばせて
犯罪者で ...
地震予知まだ難しく出来てない予知が出来れば被害激減
ナビ通り進んだ結果細い道車が来れば離合出来ない
どんなことあっても前を向けばいいそう考えて余裕を作る
暮れ泥む町が寂しく見えている ...
のんびり呑気な春の午後、
わたしは歯軋りしながら布団のなか
つかの間の均衡に憩っていた
虚しい色の風見鶏
誰かそれを呼んだのか
昨夜は本当に惨かった
疼痛宿痾の眼底痛
狂う、も自 ...
すべての宇宙を創生して
神は疲れたのかもしれない
ウクライナの仕事はあなたのミスで
僕は無神論者で貴方達とは関係ない
僕たちは異質なものを嚥下しなければならない
優しいだけのヨーグル ...
逃れ去っていく
逃れ去っていく記憶の
その核心を掴もうと
広がる鉛の海を泳ぐ、泳ぎ続ける
失われた薔薇の花と団欒
終わった関係と更地
虚脱の時を刻む秒針
静まっていく
...
二〇二〇年七月一日 「『幻想と怪奇 宇宙怪獣現わる』」
『幻想と怪奇 宇宙怪獣現わる』の再読終了。憶えていたのは、パトリシア・ハイスミスの「かたつむり」だけだったが、繰り返しになるが、シオド ...
あの頃「敷かれたレール」から{ルビ逸=そ}れて
長らく僕は、台本のない道を歩いてきた
最近ふと立ち止まり
ふり返った背後の道に
無数の数字が記されていた
3.14159265359……… ...
赤い風船が
雑居ビルの屋上を越えて
空へ吸いこまれてゆく
路地裏を
うろつく黒猫が足をとめて
二階の私と、目が合う
――幸いは
掴むものじゃないらしい
人が巨大な鯨を畏れるように
鯨も群れる人を憂い
人が鳥の歌を採るように
鳥も人の言葉に憧れる
真ごころよりも研かれた小石が
現実を左右する効果を慥かめ
星々の絡みあう指ですら
少しづつ結 ...
さくらんぼ
垂乳根の
鷦鷯
青から降るその風船を追いかけた
夢に落ち夢から落ちる夢をみる
再生ボタン 更生と甦り
パンゲアのように大きなパンケーキ
iPodだけ夕暮れを思い出す
○「歌詞」
「ありのままに」と言えば
ありのままになるかのように
「自分らしく」と言えば
自分らしくなるかのように
言葉が一人歩きしている
○「昭和」
昭和の男は
高倉健のような
...
わたしの父は
永久を積み重ねた石柱
わたしの母は
古典をゆるがす門
あらゆる角度で加速する渦
居なかった弟
それは脳で発光した電流
欲しかった姉
それを受けとめる海
ひろがる雲と ...
ポリバケツの中に廃棄された腐敗し続ける狂気と、その肉を狙うドブネズミの低い鳴き声、名前も知らない薬の効果偏頭痛に変わる日常の蠢き、まともな時間じゃないのだから文句を言うのは筋違いってもんさ、月は薄曇り ...
{引用=自戒/自壊}
集中するな 散漫になれ
強すぎる日差しにまどろむ植物のように
むき出しの感覚を微笑みのように裏返し
光の木霊から剥離した虹の鱗に映り込む
おまえの失語を速写せよ
...
「{ルビ弥=いや}が上にも」と蠢く弾力と渡ってうたって、ふっくらとした真綿の断層は息を切らした、奔放に惹起し、鮮烈に粋る。消え入るようなコンパスは錯覚を刻んだ犠牲者、途を記し伝わってくる、ただ頭が足り ...
紫陽花や水飲み干して承諾し
宇宙に咲く花のように
秘かに青白い、
紫陽花の花房濡れる頃
神の手が伸びて来る
雨降る季節を進めるために
無限を響かせ、無限が響き
鮮やかな紫陽花の、微かな揺れに
一つの憧憬、ど ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
老犬(改訂)
宣井龍人
自由詩
3*
22/5/24 20:59
この夕暮れ時
ひだかたけし
自由詩
5*
22/5/24 19:05
古傷が痛むことはないでしょう
あらい
自由詩
0
22/5/24 18:59
それ
ひだかたけし
自由詩
4*
22/5/24 15:56
七月
soft_m...
自由詩
2
22/5/24 15:39
※五行歌 三首「魂(いのち)に任せよう」
こしごえ
自由詩
3*
22/5/24 15:30
あの声で蜥蜴食らうか時鳥
涙(ルイ)
自由詩
1
22/5/24 13:46
カカオ70%のチョコレート
st
自由詩
4
22/5/24 5:29
宇宙にて
マークアーモ...
自由詩
8
22/5/24 5:08
令和4年5月23日(月)
みじんこ
自由詩
1*
22/5/23 21:25
お前ら言い訳してくれ
奥畑 梨奈枝
自由詩
2
22/5/23 19:17
問い/祈り
ひだかたけし
自由詩
3*
22/5/23 19:08
犯罪学
マークアーモ...
自由詩
4
22/5/23 18:46
細い道
夏川ゆう
短歌
3
22/5/23 18:10
風見鶏の歌
ひだかたけし
自由詩
4*
22/5/23 18:07
ウクライナに捧げるブルース
マークアーモ...
自由詩
3
22/5/23 10:08
その時その瞬間
ひだかたけし
自由詩
6*
22/5/23 9:01
詩の日めくり 二〇二〇年七月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
22/5/23 1:50
円周率の旅
服部 剛
自由詩
3
22/5/23 0:45
風船と猫
〃
自由詩
3
22/5/22 23:40
宇宙ピンボール
soft_m...
自由詩
1*
22/5/22 21:15
令和4年5月22日(日)
みじんこ
自由詩
1*
22/5/22 20:15
カラフルアメ
水宮うみ
川柳
4*
22/5/22 19:09
独り言5.22
zenyam...
自由詩
1*
22/5/22 14:57
おんがく
soft_m...
自由詩
1
22/5/22 14:23
デッドマン・ウォーキング
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/5/22 13:28
時の落とし仔 地の逆仔
ただのみきや
自由詩
1*
22/5/22 13:21
しあわせでありました
あらい
自由詩
1
22/5/22 11:51
#久々の晴れ間によんでみましたよ
足立らどみ
俳句
3
22/5/22 10:46
無限の響き/梅雨入り前に
ひだかたけし
自由詩
4*
22/5/22 9:35
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
加筆訂正:
時の落とし仔 地の逆仔
/
ただのみきや
[22/5/23 16:35]
修正
3.53sec.