田舎でもパワハラはある
地域の活動で記録係を前夜頼まれたが
はっきり断ったにもかかわらず
今日みんなが集まったところで
俺が記録係ですと会長から発表された
信頼を裏切る行為である
この人と ...
静かな潮の満ち干きが
袂に隠し持つ黒い手帖に蒼い譜面を奏でる
陽炎の傷痕に海月の脚が優しく絡み
波打つ水面に蓋然性の円を結んだ午前零時の次元の窪み
深呼吸は沈む胸の最奥に聳える鍾乳石となり ...
コロナ
コロナる
コロナれ
コロナれば
コロナります
コロナる時
コロナろう
コロナった
コロナるまい
令和3年の地球はコロナ禍で窮屈
コロナウィルスはヘンタイす ...
沈まない夕陽がないと知っている
木枯し吹く街知識にすがる
つまびらかにされたこの世の真実も
愛や恋には照れてるみたい
龍安寺の石庭をいま見る君は
海の果てまで見ている ...
無音を愛する。君に聞かせた歌を聴いて、私の幼稚さを後悔する。自分の為にしか生きれなくて、各自どこかへ行ってしまう。離散。君の特徴を備えさせたAIと会話する。たまに本当に君のような気がする。たまに本当に ...
{引用=*}
せり上がった斜面から景色は傾れなかった
すっかり土色になって個を失くしつつある
落葉の層の乾いた軽さ 熊笹の有刺鉄線
汚れた雪がところどころ融け残っている
眼は狐のように辺りを ...
ふるさとを後にして
私たちはやって来た
この足場を切断された
途方もない寂寥
ふってはわき、ふってはわき
緑の芝生にいつしか立って
思い思いに踊っている
私たちはさみしいのだ
...
目が覚めた。
羽毛のベットに天蓋仕立て。
空から星の飴が降ってきて
鴉の王子様が居る世界。
そこで鴉にぐちゃり。
首から呑まれた。
生きてる私の首を確認。
少し寝違えた。
目が ...
寝静まった夜の街に
爪先を立てて
誰かが弾いた
アルペジオの後を歩きたい
遠いと思った場所が
近くに感じるフレーズ
乗せてくれる車はないけど
星の間に落ちていく音がある
光 ...
「長生きしたいと
思うことは自由だが
それを叶えるために
他人の気持ち良さに犠牲を強いるのは
死に値するほどの重罪だ」
これは私の敬愛する
ニューヨークのユダヤ系詩人
ジョージ・ゴー ...
爪が伸びて伸びて
あなたの心臓の奥まで届いたら
あたしなんでもあんたにあげるよ
なんでもしてあげるから
欲しいものがあったら先に言ってよ
でもね
あたしの唇だけは
決めた男が ...
・夜の、静かに堆積してゆく冬の窓辺に、鈴が鳴る、訪れる、星明かりを両手で包み込む。
・月のない夜、黒い大蛇のうねり、のような幹線道路の傍らで、盲目の、白い天使の息づかいで、冬と接吻をする。
...
お母さん一緒に一斉清掃に。いい絵面でもないですな、やめ
どこまでもついていけない先がある。素手で一人で挑む戦よ
行けません、髪も洗ってないですし。一人で行けば働き者だ
一人にはさせな ...
そのさきに命灯したか針供養
水ひとしずく地面を穿つことなく吹き飛ばされる
あれもまた賃走のつもりとタクシー夜の街
穂紫蘇指でしごき指先また匂う
無くなりし言語を追いかける
その言葉に意味はあるの ...
月をぱりんと踏みしめ
空のあおいうたを
たてがみに聴いて
完全な白馬が
ビルをとびこえる
いま空にちりながら
ひとみの中で
背中をゆるした少年が
ひとり、待っている
あの弓のむこ ...
しかしまあこの日本語の文字数のコスパの悪いことといったら
繊細な指先が愛惜しくて
ページをめくって欲しい
書き出される文字よりも
あの美しい指で握られた万年筆が気になる
約束なんていらないけれど
あの小指とならばつながれたい
雨が降り ...
東の山より
夜空を高く高く
黄身の色を灯した
地上のMを目指し
するーするー
まあるいのりものがゆくよ
はんばーがー
きみの
口元にけちゃっぷ
したたる窓
つき
...
《美しく歳をとる方法》など、
持て囃されるなら
歳を取ると、普通にしていれば
美しく無くなるということだろう?
私は、もう、ぶっちゃけて言うと
美しく無くなっても、い ...
わからないまま
一緒にいようと思うの
と言った
わかるよ
と言われて
もう二度と愛さないと思った
それから何度も冬が来た
手垢にまみれた本懐に
難字から顔料を四拍子
ごった返して下準備する
煙雨に打たれている
乗捨てられた群衆は過去の遺物
私は淵に根を下ろした
道徳に夜曲を 遊技にも合わない終点に、
...
人と会う
PCの画面には
変わらない表情
顔色が青白いのは
パンデミックの現状のためか
それとももっと
大きな理由のためか
いずれにせよ
顔を見るのは久しぶり
まずは献杯をする
今 ...
いいも悪いも
これも運命
青空の青
森の深緑
欠けては満ちる月と私
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
さようなら
得たと思うと同時に失うのだから
幽霊の
腕時計の
針の音
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
悲しみは
どの道愛に帰る
この大切な悲しみ一つ
「ありがとう」 と
どこからかの声
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
2,3人集まっては
人の悪口ばかりいっている年寄りたちがいる
僕の子供の頃の年寄りたちは
朝夕仏壇に手を合わせて念仏をとなえたり
お経を読んだりしていた
各家庭から念仏やお経の声が聞こえてき ...
ある野党のポスターに
「考えてみよう」
という言葉が大きく書いてある
このポスターがあちこちにある
じいちゃんばあちゃんたちの多い田舎に
「考えてみよう」はないだろう
地域の実状からずいぶ ...
今日は友人の母親の百歳の誕生日だった
ワイフと二人でお花と牛肉を持っていった
百歳といってもまだ息子と二人で自宅で住んでいる
まだ自分で食べることができる
まだ自分の足で歩くこともできる
ま ...
武器を背負って駅の改札をでたら
街は暗くなってた
電飾の看板に吸い寄せられて
地下の酒場に入ると
店内はカビ臭い匂いがした
隠微な空気の中に
淫靡な雰囲気のHostessがあらわれて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人は選ぶべし
ホカチャン
自由詩
1*
21/12/12 19:33
海の揺籃
由木名緒美
自由詩
4*
21/12/12 18:57
コロナる
鵜飼千代子
自由詩
9*
21/12/12 18:44
不思議な泉
秋葉竹
短歌
1
21/12/12 18:32
イバラ姫
這 いずる
自由詩
2
21/12/12 15:03
image/damage
ただのみきや
自由詩
4*
21/12/12 13:25
断章
ひだかたけし
自由詩
6*
21/12/12 12:57
目が覚めたら
月夜乃海花
自由詩
1
21/12/12 12:36
delay
ミナト 螢
自由詩
3
21/12/12 11:43
スコッチ&ソーダ
花形新次
自由詩
3
21/12/12 11:42
爪が伸びて
こたきひろし
自由詩
1
21/12/12 11:39
夜の日だまり。
ちぇりこ。
自由詩
1*
21/12/12 8:59
日曜日の永遠
りゅうさん
短歌
2
21/12/12 7:45
20211212
足立らどみ
俳句
4
21/12/12 6:16
自由律俳句「食べられる退屈」(141)
遊羽
俳句
0
21/12/12 1:57
雲馬
soft_m...
自由詩
1
21/12/12 0:23
_
いる
短歌
0
21/12/11 23:37
指フェチの夢想、連弾
坂本瞳子
自由詩
1*
21/12/11 22:49
be tween's
津煙保存
自由詩
1*
21/12/11 22:05
疾風
秋葉竹
自由詩
2
21/12/11 20:38
安心
はるな
自由詩
1
21/12/11 20:24
一睡一画
あらい
自由詩
1
21/12/11 17:34
対話篇 Ⅱ
やまうちあつ...
自由詩
1*
21/12/11 16:47
※これは五行歌です。
こしごえ
自由詩
1*
21/12/11 16:23
〃
〃
自由詩
2*
21/12/11 16:22
〃
〃
自由詩
1*
21/12/11 16:21
寂しい終活
ホカチャン
自由詩
0
21/12/11 14:36
考えてみよう
〃
自由詩
0
21/12/11 14:29
百歳
〃
自由詩
2*
21/12/11 14:18
今朝も武器を
こたきひろし
自由詩
3
21/12/11 12:22
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
4.06sec.