あの空の下からあの空の向こうまで、なだらかにせりあがりなだらかにくぼみながらどこまでも続くみどりの丘、その丘を白くつぶつぶと覆いつくすほどのあの羊たちがいっぺんに、シーツをめくりあげるように消えて ... 今年も
お墓参りが
出来た
夏が
終わってゆく



悲しい と
空気へつぶやく と
涙がふ と零れた
星々の
澄んだ光



この悲しみは
こころの
青い部分が
...
浮かんでは消えるあやふやな封筒の
瞳孔の記述はないのだが
のりしろが若く美学を降ろしている
そして傷ついた鴉は仰せのままに糸を引く
魂はその日、カレイドスコープの天命を 
写真機の前にいった ...
○「想定外の時代の生き方」

「なったら
なったで
その時に考えましょう」

○「日本の防衛」
すでに外国勢力に
心と経済を
侵されている

○「心身統一協会」
僕は独り言を書 ...
戦争

平和

戦争
2019年10月12日の台風19号によって、田園調布のまちは大田区では最も大きな浸水被害のあった町内となった。
田園調布といっても高台にある3丁目とは違い、4丁目と5丁目の一部は川のそばにある。
...
二〇二一年六月一日 「エイン博士の最後の飛行」


 ニーヴンは大好きなSF作家で、翻訳されたものは、すべて読んだけれど、いま、部屋の本棚に残っているのは、カヴァーが好みのものだけで、『ガラ ...
  あらい浪が
  きみの肌のどこかで
  弔われている 私たちは
  擁きあえる 芒の原にこぼれる
  月影に這わせた 指のふしの奥で
髪を人に揃えさせ
葡萄を蓄えた仏間の
静謐をかき混ぜる
蝉の唄
かそけき音色で
奏でるピアノが
桟橋に朽ちるお骨を磨く

 夜をうつくしいな、と思える
 世界のかがやきの酷さ

...
    エノラ・ゲイ

八月のあの日のようのエノラ・ゲイ
広島の空飛んでおりしや
薄い絹糸が伸びて来る
夕べ
美しい音の調べのなか
天使たちが踊る

銀の照り返し
迫り来る闇
君のトラウマなんて
みたくない

天使たちが歌う
広がる宇宙
ひとりぼっちの砂浜
...
今、私は窓を見上げて

あの時と同じ雲の流れを見てる

積乱雲は夏の雨を呼んで

ふと蝉の声が薄くなっていく


何年の時が経ったのだろう

鮮やかな命の傷みを刻んで

あの ...
二人の会話も水没して遺跡へ還る
時の流れは表層にすぎず
ましてや真っ暗闇
マッチ一本擦って消えるまでの
意識といのちの混同なんて

またすぐ誰かに発見されて
再定義される
そうやって繰 ...
けして認めたくない
間違ってるのか、愛の

呼び方も
愛し方も
懐かしい
記憶も
 
汚された
ピンクの清純が
震えながら
泣いていたのに
 

けし ...
○「介護苦」
育ててやった!
看てやっている!
の応酬になり

○「親子げんか」
口が悪いのは
親ゆずり

○「伯母さん」
久しぶりに一人暮らしの伯母さんを訪ねた
玄関が開いてい ...
意識、冴え渡る朝
太陽の慈愛は深く
私と世界を隔てる壁は
瞬時にして溶解する

私たちは自然から生まれ
精神として対立した
観念は独自に表象世界を構築し
自然はナマの世界は物自体と幻と ...
いいかげん、眠たくなっちまった
星が今日はどうだとかに飽きちまったのさ
もうさ、こんくらいにして切り上げようぜ
みんな駅前のあそこ行こうよ
あそこまだ開いてるよ
クソだるいことを聞いたみ ...
必要なものを
確かに集めて
今日を始めるの
だったらdeck?

芝居の舞台を
見に行って
帰ってこれないなら
芝居は終わらない

気味の悪い
雑貨を集めて
今日は終わるの ...
なんでっていわれても
わかんない しらない
まるで壊れるために生まれたみたい
なんて言われたっていいよ
もう、ずっとずっとどうでもよかった

ゲロ臭い服を着たまま
君の部屋抜け出して ...
職場環境が劣悪すぎて、夏のある日不安の発作に襲われた。その後つらい不安がときおりやってきて、胃は締め付けられるよう、理由もなく涙が出てきた。医師からは「不安障害」との診断がおり、仕事を休む ...  絶妙なメロディーとともに

 無機質に流れてゆく文字の羅列に

 胸騒ぎが沈んでゆく

 興奮と感動の余韻に浸りながら

 主人公の名前を追いかければ

 場内もざわつき出し ...
八月六日 日曜
天氣 雨
起床 六時〇分
就床 十時二七分

四時頃目をさましたら雨が降つてゐたのでラヂオ体操は無いだろうと思つて寢たら朝起きるのがとてもおそくなつた
二階の大掃除を ...
黄金樹海の翅を一枚、石版に結びつける喪失感は
パラソルを整地する、カラダを風が吹き抜ける
弄りこまれたモンタージュをリセットして 
宝石を散りばめた お星さまにありました

誰彼時の価値を視 ...
なんにもできない
こんな僕でも
淋しい夜は 歌を歌うよ

なんにもできない
こんな僕でも
夜明けを待って 歌を歌うよ
____OOOO年OO月4日 メモ

・豚こま
・排水溝 とるやつ
・大阿闍梨 ※インドのほう
・くっつかないホイル
明るんで
目醒めていく
柔らかな泥に横たわり
安らいで
残照の輝きを見つめている

意識の底に潜むモノが
どんなにおぞましいものだろうが
僕らは自由になる
魂が放つ直観に導かれ
豊 ...
「大東亞戰爭に就いて」という文章で白秋は「 詩歌を以て愛國の至情を獻げ得る我がこの職分を思ふと、血湧き肉沸る思がする」と言い、戦時に歌を詠む心構えを説いています。

{引用=「短歌表現の限界といふ ...
誰も地球に生き残れないと
地球の未来を考えなかった人類が
地球の未来を考えるようになった

誰も地球に生き残れないのに
地球の未来を憂うと資金が集まり
地球の未来を語るとビジネスになった
...
私は美容室で望んだ髪型にさえならないのに、
どうしてあの人は、望んだ職に就いて、望んだ人と望んだ結婚をし、望んだ子供を授かり、望んだブランドの望んだ服を好きなだけ購入し、MIUMIUの8万円のカット ...
コロナ下になってから
家族登山によく出会うようになった
家族で励まし合いながら
同じ目標をめざす姿は
ふだんなかなか見られないものである
僕たちの子供の頃は
田植えの時期には家族総出で田植 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
数えられるもの片野晃司自由詩1522/8/15 14:22
※五行歌 三首「めちゃくちゃに すきとおるの」こしごえ自由詩1*22/8/15 14:07
Hz 2022/08/15あらい自由詩022/8/15 12:23
独り言8.15zenyam...自由詩0*22/8/15 10:11
令和4年8月15日(月)みじんこ自由詩0*22/8/15 3:03
2019年10月 東京都大田区 台風19号松岡宮自由詩122/8/15 1:39
詩の日めくり 二〇二一年六月一日─三十一日田中宏輔自由詩12*22/8/15 0:08
肌 芒の原草野春心自由詩422/8/14 21:36
 お盆soft_m...自由詩022/8/14 20:06
エノラ・ゲイyasuto...短歌022/8/14 19:43
夕べの歌ひだかたけし自由詩3*22/8/14 18:51
赦してください自由詩122/8/14 17:04
球体の幽霊ただのみきや自由詩3*22/8/14 14:33
夜の甘い想い秋葉竹自由詩022/8/14 12:37
独り言8.14zenyam...自由詩0*22/8/14 11:24
朝の覚醒ひだかたけし自由詩322/8/14 11:24
動悸の使い方竜門勇気自由詩1*22/8/14 4:34
DECK?自由詩1*22/8/14 4:12
変わらないやつだ自由詩2*22/8/14 3:51
葉leaf自由詩022/8/14 3:34
エンドロール佐白光自由詩022/8/14 1:04
女學生日記 二十八TAT散文(批評...022/8/14 0:45
涼み台を象るはあらい自由詩022/8/14 0:32
なんにもできないこんな僕でも高山夕自由詩322/8/13 20:00
____OOOO年OO月4日 メモ識子自由詩022/8/13 19:51
自由のイメージひだかたけし自由詩2*22/8/13 18:41
言ふなかれ、君よ、わかれを、藤原 実散文(批評...2*22/8/13 17:51
騙されたっていいじゃないかイオン自由詩022/8/13 15:51
私は美容室で望んだ髪型にさえならない杏っ子自由詩122/8/13 15:33
家族登山zenyam...自由詩0*22/8/13 12:01

Home 戻る 最新へ 次へ
461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 
4.27sec.