施設への送迎バスに残されて助けを呼べど誰も気付かず
読まずともイイねを入れて称え合う自称詩人の気色悪さよ
青が開ける
まっさらな朝の空
光は弾け
わたしの心は静まり
魂の均衡と調和のうちに
世界のすべてを受容する
歩き過ぎる若者、ひらいた本
咲き誇る花、杖つく老人
みんなみんな ...
九月の白い公園には
壊れがちな光が降り
睡たげな水がめぐり
ところどころ
彫像のように置かれた
不在
欠落
空虚
彫像のように
けれど輪郭は持たず目に見えず
けれどたしかに ...
○「家庭菜園」
種をまくと
芽が出る
そして
ぐんぐんのびてくる
誠に不思議だ!
○「秋」
日陰の涼風と日向の強い日差し
朝夕の冷え込みと日中の残暑
秋は
極端から極端へ変化す ...
張り詰めた空気
男前な顔をして
足早に歩く、俺
トイレに急ぐ俺
少し怖いですね
緩んだ顔をして
は~んと嬉しげ
トイレ出た、俺
ぴりついてちゃ
いかんよ、君達
腐りきった抑圧を解いて沈没してく 夜通し
梟はトランペットを吹き、糸電話で木馬に繋げる
どたんばたんと途が啓く
砂時計を炭酸に溢して黄土色の失語症の会議を待った
だいぶ物理的なフェイク ...
居間のテーブルの高さについて考えていた。そして、テレビを見るための高さと、ケーキを食べるための高さは同じではないのだということに気づかされていた。どちらにしても、椅子に座っている時はテーブルの上にある ...
い、インドにはインドの流儀。
ろ、ろれつが回らずおかしいな。
は、ハブ酒のんでいいきぶん。
に、にくばかり先に食べないで。
ほ、ほっかいどうだよおっかさん。
へ、へんな日本語つかわないでよ。 ...
干し草を積み上げて小刻みに揺れながら
走る軽トラみたい、知り得ない生き方
不意に近付きすれ違う
同じ約束を抱えて巡り会えた
私にはまだ解けない数式
軽々と正解、撒き散らして去る
砂埃と ...
知りたがり迷宮パスタ
暴走する花を尻目に風上に向き直る
お気に入りのソファーからどれだけ離れられるかが今日の勝負
どんな画材でも描き切れなかったスマイル
君はいとも簡単に操ってみせる
誰に見 ...
台風のために
公民館に避難した住民の中に
自称詩人が混じっていた
自称詩人はここぞとばかりに
避難住民に対して
自称詩を朗読し始めた
その自称詩は
典型的な自称詩で
空とか雨と ...
台風で自称詩人が土砂埋まる
台風をけつで吸い込むヘイ!カモン
秋の朝じじいの痰で目が覚める
六十を越えてきみとか愛だとか書いてるときも尿はだだ漏れ
じいさんの口臭混じりの恋ばなにイイねを入れるお髭おばさん
私はASDとADHDを併発している。
中学生から生きづらくなり、
17歳のときには自分が自閉症ではないかと既に疑っていた。
けれど当時は発達障害はメジャーではなかった。
父はADHDの傾向がめ ...
美しい巻物をゆっくり
開くように
声の響きに
耳を澄ます
この肉身を揺らしながら
この肉身を溶かしながら
*
ジョンレノンのロックンロール
ジョンの声が、魂が、直観 ...
六十を越えた今でも肥大した前立腺に刺激与える
尿漏れのじじいが着ける紙オムツ世界で一番無駄なものです
笑んでいた
旋律のような歯
高層ビルが 欠けた明かりたちを
組みあげていく わたしの書く風景
潮錆びた 港湾都市の
人々の怒りが寄せ集まって流れをつくり
そんな流れがより合さってひとつの川となる
すぐにも氾濫しそうなすべてを押し流す勢い
なにもかも飲み込んで
旧態依然とした世の中を変えてしまうのか
だがや ...
禁じれば禁じるほど
あいつはやりたがる
あいつを動かすには
やるなと言えばいい
台風の豪雨降るなか叫んでるじじいの頭瓦直撃
ジェンダーに悩むあなたに朗報です五十過ぎたらみんなおじさん
奇形の、巨大な水晶の中で、自分同士の殺戮劇を見てる夜、それぞれの雄叫びと断末魔は奇妙なほどに歪んでいて、けれど要因がどこにあるのかということは理解していた、だから地縛霊のように部屋の隅に沈殿してい ...
なぜか得してるように見える
しょうがない人
なぜかいつもニコニコ和ませる
しょうがない人
なぜかスローモーション
しょうがない人
もしかして ヤキ ...
眼差しの向こうで
あなたが微笑んだ
瞬きをしても
消えなくて
その幻が
もっと遠くへ
行くのだと思っていた
だから最後に
掌を合わせて
痛みを知りたくなった
尖ったもの ...
サボテン
ヒイラギ
クリ
寝た切りの窓から見えるあの枝の葉っぱを全部散らせてやろう
介護用ロボットに首絞められてタップしたけど家族静観
豪雨の飛沫を前髪に浴びながら
私は新幹線を待っている
左手は携帯を握り
右手にはスタバの珈琲を持ち
きっと重みは1分1gずつ増えている
また、アナウンスが鳴っている
...
外はざんざん
降りしきる雨
みるみるひろがる
水溜まりの輪
テールランプの赤い帯
街道沿いに伸びゆきます
音楽を聴き入り約二時間
カーテン引いて窓開けたら
いきなり雨降り、赤い帯
...
専業主婦になれるという幸運の意味が私には分かっていなかった。
そしてそんな幸運にあやかる土台も出来ていなかった。
専業主婦が何を意味するのか、仕事は何なのか
旦那の稼いだ金で適当に料理し、適当に ...
穴ほど深くなくて
周りから見えないから
身を伏せて
息を潜めて
暗いからよく見えるね
もうすぐおしまい
嘘はどうでもいい
ずっと笑ってる
○「視力」
免許証の更新があるので
眼鏡店に視力検査に行った
すると
メガネをかけた状態で
左が0.8右が0.3だった
免許更新は大丈夫ですといわれたが
左右の差に驚いた
結局買い替え ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
松たけし「自称短歌集6」
花形新次
短歌
2
22/9/25 12:57
みんなみんな、
ひだかたけし
自由詩
2
22/9/25 10:30
九月の白い公園
塔野夏子
自由詩
1*
22/9/25 10:16
独り言9.25
zenyam...
自由詩
0*
22/9/25 9:43
妙に男前
りゅうさん
自由詩
1
22/9/25 3:03
Träumerei
あらい
自由詩
0
22/9/25 1:45
休日の終わりに
番田
散文(批評...
0
22/9/25 1:41
カルタシマス
妻咲邦香
自由詩
2
22/9/24 23:12
リュート
〃
自由詩
2
22/9/24 23:07
オーバーオール
〃
自由詩
1
22/9/24 23:05
避難所の自称詩人
花形新次
自由詩
2
22/9/24 22:32
梅竹せつ子「自称俳句集9」
〃
俳句
0
22/9/24 21:46
松たけし「自称短歌集5」
〃
短歌
1
22/9/24 21:26
私は発達障害だ
杏っ子
散文(批評...
1
22/9/24 20:40
ジョンレノンのロックンロール・ 「おまえにオレをつかまえるこ ...
ひだかたけし
自由詩
4*
22/9/24 19:52
松たけし「自称短歌集4」
花形新次
短歌
0
22/9/24 19:33
風景
草野春心
自由詩
2
22/9/24 16:34
それもまたひとつの装置
ただのみきや
自由詩
0
22/9/24 15:58
禁じられた遊び人
イオン
自由詩
0
22/9/24 15:53
松たけし「自称短歌集3」
花形新次
短歌
1
22/9/24 11:08
莫大なメニュー
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
22/9/24 10:16
しょうがない人
佐白光
自由詩
7*
22/9/24 8:54
憧れ
ミナト 螢
自由詩
0
22/9/24 8:31
令和4年9月24日(土)
みじんこ
自由詩
0
22/9/24 1:44
松たけし「自称短歌集2」
花形新次
短歌
1
22/9/23 21:12
bored boring
静
自由詩
1
22/9/23 19:45
降りしきる雨、赤いテールランプ
ひだかたけし
自由詩
2
22/9/23 19:38
無情
杏っ子
自由詩
1
22/9/23 16:54
窪地
チアーヌ
自由詩
3
22/9/23 16:31
独り言9.23
zenyam...
自由詩
2*
22/9/23 11:40
453
454
455
456
457
458
459
460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
3.48sec.