ぽつんと ひとり
つめたい かぜ

ふいてふきつけ
つーっ と 水 

はだをつたわり
したたりおちる




母の腹の底に沈む
母の腹の其処に浮かび
六歳の美奈坊と絡み合 ...
{引用=丸薬}
マリーゴールドみたいな顔をした女がいなくなると
わたしは鉛の裏地のジャケットはおって朝霧の中
高台通りを自殺者の絶えない学校の方へ歩いてゆく
いまごろ昨夜の懲らしめをミルクに溶 ...
 雨


雨ではじまる朝ね

ちぢむコーヒーカップ
波音も知らなくて

日向のない
うす灰いろの空へ
ひろがる羽根が欲しいよ

鏡に映ってる
まだ新しいシャツの
ちいさな染 ...
 ゴールテープを切り裂いた秋に

 侵略を開始する冬の走り

 季節は時間の後押しで

 永遠に巡ってくるけれども

 心に叩き込まれた想いを残す

 一生に一度の秋がある
...
茫洋と
宙に浮く
私の意識が
けだるい身体を
支配する朝、
路面は雨に濡れ
ひかり、
コンビニの前に並んだ
自転車たちの
在る輪郭が
黒く艶めくアスファルトに
浮き立つよう
そ ...
あてもなく歩く
ただ空を見上げて

吐き出す
息の白さが
そのまま雲に
届いて

靴紐みたいに
解けそうになる

首に巻いた
マフラーは
時計の針と
同じ方向で

一歩 ...
無音の闇の中

キンキンと耳鳴りの音

時々聞こえる時計のアラーム

起きては消えていき

朝の喧騒が近付くのを知らせる

目を瞑れ

目を瞑っていろ

圧力は増すばかり
...


街角

未来
 この頃は、多分軽躁状態だ。毎日が楽しい。けれど一抹の不安。
 今僕はふわふわ浮いていて、ほとんど喋り尽きるということがない。身近にいる母が僕のお喋りの一番の犠牲者になっている。僕は何時間でも喋る。 ...
どうしようもねぇな

つながらねぇ
あめはふりつづき
みつからねぇ

死ぬしかないのかな
生きるしかないのかな
かあさん、かあさん



実在が立ち上がる瞬間、
切る、斬る ...
あの日
セルフタイマーに
置いて行かれた
あなたと私

ボヤけた景色が
時を駆け抜けて
さよならに
近付いてしまう

写真を破いたら
あなたに痛みが
伝われば良い

そんな ...
響、響、響

連鎖し連弾され

繋ぐ

この世界の、
次元と次元

響、響、響

路面に濡れた雨の痕跡は、
軒下にて透明を見つめる少年の その存在

世界の、この内で
あ ...
三人分のメジナを
海から釣り上げる君の。
笑顔を思い出す夜に
家族という文字が
暗やみから落ちてきて、もう
もう泣いてもいいの。と耳打ちしている
染みわたっていくあたたかさの
ふかふ ...
千本の針を手ひどくかき回すような
天の裂け目から吹きこむ 風
ざらざらはしる 風

わたしもうす暗がりの午後を 呆然と
ただ呆然と
はいつくばって 見ていた

髪をおさえて耐えていた  ...
家族みんなで
梨狩を楽しむ休日

たくさんの家族連れ
はしゃぐ子供たちの声
甘い香りの空気

食べ放題だけど
そんなには食べられない

飽きはこないけれど
三個ぐらい食べれば
...
路面が濡れている
静謐な朝

一晩降りしきった
雨の響きに

喚び起こされた
深い歓びと哀しみの輪郭が

街の八百屋の主人を透過し
街のコンビニの店員を抉り

そっと そっと
...
○「日々の暮らし」
平凡が一番

○「女房の口癖」
「今夜何にしようかね?」

○「昭和脳」
僕は今でも現金払い、紙主義だ
世の中がどんなに変わっても
僕の昭和脳は変わらない
僕は ...
波風を立てずに歩く水の上

無理ですよやっぱり濁る水の中

かき混ぜて行きましょうとは怒声下

前後ろ右も左も動けない

君が怒らせたんだよとすまんこれ
この世に
善などというものは
めったに存在しない

ちょっと
まわりを見ても

酒タバコ、ワクチン、戦争
などなどと

小悪、中悪、大悪の

どこもかしこも
悪だらけ

...
桔梗



瓜坊
  

いちばんやさしく愛する心は
白い心の中にある。

ガラスの欠けらのような
三日月が夜空に刺さる。

どこにもさみしさなんかない。

秋はとても自然がやわらかい。

むか ...
青い空、深く
包み込まれ
清澄な甘露
探しながら
柔らかな、
優しい、
女の抱擁を
受け容れる

生々しい
艶かしい
懐かしい
声に
意識を
明け渡し

旅は続く
休 ...
      さて、ここにあります椅子が、
     固く丸く宙を羽化するときにそ
     れが、わたし、というものを姿
     形にかかわらず、夢というもの
       に押し上げていく ...
空を舞う
花びらの可憐

ひかる和毛
紫を深める瞳

握りしめた手のひらで
そっと息を
引きとってゆけば

心で見れば
背けられるラブシーン
ありもしない物語が好きで

ま ...
異邦の人、独り
高曇りの空、歩む

街、穏やか
涼風は吹き抜け

現に馴染んだ者達
群れをなし
秋の甘やかな大気に浸る

異邦の人、独り
平静に包まれ
高曇りの空を歩みながら
...
販売促進事業部のマドンナ辞めてたましぐれ
余興の南京玉すだれ手拍子あわず失敗のあと
糖分摂って飯喰らい明日の予定を気にしつつ
おおきな意味でVUCAの時代にたむけるは
解釈できずに答えは後回し ...
値上げ品目数が
過去最高に

なんて
ニュースがあったので

さっそく
よく買うものの値段を
ネットスーパーで調べてみたら

チョコパイだけが
2割ほど上がっていた

その他 ...
できるかなー
じゃなくて
やるの!

今やらずにいつやるのさ
偶然じゃなくて必然的になにもかもが用意されている事への自覚をもつ

運命から愛される事も必要だが
努力が作り上げる足場ほど ...
さっきYahooのトップ画面で
てじなーにゃの弟が結婚したとまじか
名誉殺人とかがある国の話だろうか
7歳とかで結婚できる国
日本に名誉殺人があるとすれば
俺はとっくにいないしかし
てじな ...
自分で自分の機嫌を取るとか卑屈な奴隷じみたことを言うな。

自分自身がパートナーや思わなどないすんねや。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
キオクの怪物ひだかたけし自由詩122/10/15 19:06
永いひとつの息の向こうからただのみきや自由詩1*22/10/15 15:31
soft_m...自由詩122/10/15 13:52
冬の花火佐白光自由詩1*22/10/15 12:59
茫洋と朝ひだかたけし自由詩122/10/15 11:20
散歩道ミナト 螢自由詩722/10/15 9:33
羽音みじんこ自由詩4*22/10/15 2:39
令和410月14日(金)自由詩022/10/14 23:44
羽化することのない痛み由比良 倖散文(批評...2*22/10/14 21:55
Pleaseひだかたけし自由詩1*22/10/14 21:52
photographミナト 螢自由詩122/10/14 19:09
奥に澄むひだかたけし自由詩122/10/14 18:32
寝相の君といつも君へかんな自由詩1022/10/14 17:35
soft_m...自由詩122/10/14 16:33
梨狩夏川ゆう自由詩322/10/14 11:58
この朝の光景ひだかたけし自由詩222/10/14 11:17
独り言10.14zenyam...自由詩1*22/10/14 7:08
固まるりゅうさん川柳222/10/14 5:52
マルティン・ルターが言うようにst自由詩122/10/14 5:31
令和4年10月13日(木)みじんこ自由詩022/10/13 23:12
裏切り者よ、愛に、死ぬな秋葉竹自由詩122/10/13 22:33
サウンドに身を委ね、導かれひだかたけし自由詩1*22/10/13 21:03
つまらない(人)あらい自由詩022/10/13 20:38
ラブシーンsoft_m...自由詩022/10/13 15:50
ツキヌケル、秋の朝ひだかたけし自由詩722/10/13 11:40
貴方には吉野弘の花束を足立らどみ自由詩222/10/13 8:41
値上げ爆弾秒読み開始st自由詩222/10/13 1:13
マイクチェック 50秒モマリサ公自由詩2*22/10/12 23:26
名誉てじなーにゃnemaru自由詩022/10/12 20:48
自分自身とデートせんかい奥畑 梨奈枝自由詩122/10/12 20:36

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加筆訂正:
名誉てじなーにゃ/nemaru[22/10/12 21:05]
推敲に推敲、レイアウト微調整
3.32sec.