オークの力は人間の何倍も優れている。
しかし、三十余名の戦士が相手では、オークたちの能力にも限界がある。
ましてや、フランキスは戦士であるとともに魔導士でもあった。
少しずつ、少しずつ、アイソニ ...
三度目の対戦は、カラスガラの西にあるネクソスの街で行われた。
もう、フランキス・ユーランディアは一対一の対決にはこだわっていなかった。
ネクソスの街には比較的大きな魔法石がある。
フランキスは魔 ...
国による国民のピンハネのごとき消費税増税の為に、個人消費が落ち込み、それに国からの何の補償もない、コロナ禍が更に追い打ちをかけている。冷え込んだ国民の需要に対して、モノの供給が過剰になっているのが、 ...
息ひそめて妻の朗読聞いている
青空のした原因不明の病と歩いていた
言葉少なくなってゆくさびしみ
日向ぼっこする 自分を小さくする
雑なリビングを掃除したくなった
無気 ...
月も星も潤む宵に
身のうちに水奏される調べがあり
その調べを辿ってゆくと
やわらかな彩りでゼリイのようにゆらめく
ちいさなユートピアがあらわれる
わたしはひとつの人間です
先生にひとりと書けと言われた
わたしはひとつの命です
人間を消して書いた
先生はにがわらいしながら
わたしのほほを叩いた
ひとりという言葉が
わたしの口からこぼ ...
絶望は揺るがないから
明るく 楽しく 元気よく
笑顔でいるのだ
他人に幸せそうに見られても
悩みが無さそうと言われても
絶望は揺るがないから
ただ もう 涙も枯れて
声も出ないだ ...
あのとき 君の沈黙が僕を罪に誘った
沈黙と沈黙の間の拒絶だけが君と繋がっていられた瞬間
瞬間を永遠にしようとした僕は愚かだった
いま 君の言葉を聞いた
あれだけ恋い焦がれていたのは 君の言葉だ ...
昨晩は眠られず、それでも仕事にゆこうとする
カラスの声が聞こえて体を起こす
時間大切に炬燵で句作する
何が何やらわからぬことの胃が痛む
お茶飲んで胃を洗おうとする
けさは ...
あおいうなばら
まぐろは、はしる
DHAに
浸したまなこで
世界をみながら
君のためにできる事
と考えて
ため息をつく
腕の痛みに悩む今日
昔僕は見ていたのだ
遠くの校門の風景を
そこを通って立ち去った日の景色を
歩いていた 確かに 僕は
緑の絵を描いていた日も
ロータリーの駅前の寂れた空で
目立っていたのは パチン ...
ぼくは空砲のひとつと手を繋ぎ、すこしたびに出てみます
先ず一歩の眼前には砂漠が広がり 乾きを満たそうと雪がはいいろに輝き
肩に描けられた鞄には小ぶりな花を沢山ふくませては
あたたかい頬は時折 ...
眼鏡越しのその眼差しは
やさしそうにも
悲しそうにも見えて
決して本音を見せてはくれないのだと
寂しくなる
意地悪をしてみたら
意地悪を仕返してくれるだろうか
眼鏡を取り上げたら
...
夜に堕ちて、
むかし旅した冬を想い出す
客船からみる黄昏の海は
ただただおだやかに
でもキラキラして
波が、人魚の金髪のようだった
想い出せるのはそのしあわせな
現世と ...
私は大変に質量が大きいので
私の周囲の空間は歪んで
彼女は恋に落ちるのだ
「シーラヴズミー
イエー、イエー、イエー」
ニュートンだって
気が付かなかった私の質量の奇跡
しかし、私は知って ...
雪国の
冬晴れは
安らぎで
神様からの
プレゼント
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
今があるのは
過去のおかげ
今があれば
未来もあるだろう
今を生きたい
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
言葉の葬列は
言葉の魂を愛に返す
私は
葬列
の最後尾
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
私は病気がよくなるようによく眠る
ひとりとなって職場の喫煙所
仕事をさもないことと言えたらなぁ
寒くなって原付でゆっくり急いで帰る
今日は野菜炒めか ごま油の香り
...
また白痴な顔を晒し
振り返る君の孤独はやるせない
冬の大空に羽ばたいて
青い大気を吸い込んで
静かに呼吸を繰り返す
君の無垢は無限の広がり
いつかの不在を先取りし
果てなくラアラア唄って ...
フランキス・ユーランディアはそれでも諦めなかった。
ナルムの洞窟の奈落に落下しても、
フランキス・ユーランディアは奇跡的に一命を取り留めたのである。
フランキスを介護したのは、その恋人であるマゼ ...
フランキス・ユーランディアはアイソニアの騎士に決闘を申し込んだ。
これが二度目の対決である。
実は、歴史的に見ればフランキスのほうが善なる者であったのである。
その証拠に、様々な文献には、
...
さて、話をアイソニアの騎士たちの物語に戻そう。
アイソニアの騎士には、幾人もの宿敵たちがいた。
その一人が、クールラントの聖騎士であるフランキス・ユーランディアである。
二人は幾度も剣を交えて、 ...
アラームが長く鳴る、妻は起きない
ひとり起きて作業着に着替える
寒の水で洗顔する、すっきりする
名前すら覚えていない薬を服している
暗い、夜が明ける
今日も仕事の、体 ...
笑顔のなかに
影があるのは
ひとりの夜が
イヤだから
風吹く朝の
東へ向かい
目を細くして
歩く冬
罪の意味さえ
知らない僕に
罰あたえるの
やめてよね
好きな ...
見えない事物の明るさとして
その手に触れようとしていたものは
どんなものなのだろう
書かれた紙の上にあるものは
令和人
和式便器が無くなつて
柔軟な腰
失つたのか
・あおあおと、月明かり浴びてしなやかな 尾ひれで描くないしょの入り江
・ひみつなの、鼓膜は波の底なのよ いつでも波の歌を聴くため
・仰向けで、おさかなごっこ波の音 しゃらしゃら星も降り出す ...
あの娘はあんな子だ
指折り数えているのは
なにかを数えている訳ではなくて
人の目を引くためだ
あの白い肌輝くか細い指が折られるのは
誰だって見ていたいものさ
あの娘はあんな子だ
幼い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
宿敵(五)
朧月夜
自由詩
1*
22/1/13 16:56
宿敵(四)
〃
自由詩
1*
22/1/13 16:54
財政健全論者が日本を滅ぼす。
ジム・プリマ...
散文(批評...
0
22/1/13 13:43
自由律俳句 2022.01.13(木) お昼
田中恭平
俳句
1
22/1/13 12:25
水奏楽
塔野夏子
自由詩
4*
22/1/13 11:45
誰でも書ける詩
いぬぐす
自由詩
1
22/1/13 8:43
絶望
〃
自由詩
1
22/1/13 8:38
生きてた
〃
自由詩
0
22/1/13 8:24
自由律俳句 2022.01.13(木)
田中恭平
俳句
0
22/1/13 7:37
※五行歌/まぐろは、はしる
足立らどみ
自由詩
6*
22/1/13 5:53
めも
うし
自由詩
0
22/1/13 0:38
水筒の風景
番田
自由詩
1
22/1/13 0:36
Under
あらい
自由詩
0
22/1/13 0:28
眼鏡をかけた彼の人は
坂本瞳子
自由詩
2*
22/1/12 21:58
僕をみつけて?
秋葉竹
自由詩
1
22/1/12 21:22
たるはざるがとし
花形新次
自由詩
2
22/1/12 20:17
※五行歌
こしごえ
自由詩
1*
22/1/12 20:09
〃
〃
自由詩
0
22/1/12 20:09
〃
〃
自由詩
4*
22/1/12 20:08
自由律俳句 2022.01.12(水) 夕べ
田中恭平
俳句
3
22/1/12 19:11
無垢の人
ひだかたけし
自由詩
6*
22/1/12 18:46
宿敵(三)
朧月夜
自由詩
1*
22/1/12 16:12
宿敵(二)
〃
自由詩
1*
22/1/12 16:11
宿敵(一)
〃
自由詩
1*
22/1/12 16:10
自由律俳句 2022.01.12(水)
田中恭平
俳句
1
22/1/12 5:59
檸檬
秋葉竹
自由詩
1
22/1/12 2:12
ボール紙
番田
自由詩
1
22/1/12 0:26
トイレ考
足立らどみ
短歌
3
22/1/12 0:12
Mermaid
ちぇりこ。
短歌
6*
22/1/12 0:02
あの娘はあんな子だ
坂本瞳子
自由詩
3*
22/1/11 22:25
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
460
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464
465
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470
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478
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482
483
484
485
486
487
488
489
490
4.67sec.