路面が濡れている
静謐な朝
一晩降りしきった
雨の響きに
喚び起こされた
深い歓びと哀しみの輪郭が
街の八百屋の主人を透過し
街のコンビニの店員を抉り
そっと そっと
...
○「日々の暮らし」
平凡が一番
○「女房の口癖」
「今夜何にしようかね?」
○「昭和脳」
僕は今でも現金払い、紙主義だ
世の中がどんなに変わっても
僕の昭和脳は変わらない
僕は ...
波風を立てずに歩く水の上
無理ですよやっぱり濁る水の中
かき混ぜて行きましょうとは怒声下
前後ろ右も左も動けない
君が怒らせたんだよとすまんこれ
この世に
善などというものは
めったに存在しない
ちょっと
まわりを見ても
酒タバコ、ワクチン、戦争
などなどと
小悪、中悪、大悪の
どこもかしこも
悪だらけ
...
桔梗
空
瓜坊
いちばんやさしく愛する心は
白い心の中にある。
ガラスの欠けらのような
三日月が夜空に刺さる。
どこにもさみしさなんかない。
秋はとても自然がやわらかい。
むか ...
青い空、深く
包み込まれ
清澄な甘露
探しながら
柔らかな、
優しい、
女の抱擁を
受け容れる
生々しい
艶かしい
懐かしい
声に
意識を
明け渡し
旅は続く
休 ...
さて、ここにあります椅子が、
固く丸く宙を羽化するときにそ
れが、わたし、というものを姿
形にかかわらず、夢というもの
に押し上げていく ...
空を舞う
花びらの可憐
ひかる和毛
紫を深める瞳
握りしめた手のひらで
そっと息を
引きとってゆけば
心で見れば
背けられるラブシーン
ありもしない物語が好きで
ま ...
異邦の人、独り
高曇りの空、歩む
街、穏やか
涼風は吹き抜け
現に馴染んだ者達
群れをなし
秋の甘やかな大気に浸る
異邦の人、独り
平静に包まれ
高曇りの空を歩みながら
...
販売促進事業部のマドンナ辞めてたましぐれ
余興の南京玉すだれ手拍子あわず失敗のあと
糖分摂って飯喰らい明日の予定を気にしつつ
おおきな意味でVUCAの時代にたむけるは
解釈できずに答えは後回し ...
値上げ品目数が
過去最高に
なんて
ニュースがあったので
さっそく
よく買うものの値段を
ネットスーパーで調べてみたら
チョコパイだけが
2割ほど上がっていた
その他 ...
できるかなー
じゃなくて
やるの!
今やらずにいつやるのさ
偶然じゃなくて必然的になにもかもが用意されている事への自覚をもつ
運命から愛される事も必要だが
努力が作り上げる足場ほど ...
さっきYahooのトップ画面で
てじなーにゃの弟が結婚したとまじか
名誉殺人とかがある国の話だろうか
7歳とかで結婚できる国
日本に名誉殺人があるとすれば
俺はとっくにいないしかし
てじな ...
自分で自分の機嫌を取るとか卑屈な奴隷じみたことを言うな。
自分自身がパートナーや思わなどないすんねや。
見えるものがある
見えないものがある
意識はどちらにも開かれ
わたしは目醒めながら
じっと耐え見据えている
白い骨、剥き出された肉
灰色にウネル空、歪み伸びる糸杉
無数の肢体が躍る宇 ...
この曇天の大気に
秋の甘やかな匂い
微妙に含まれ漂い
確かな秋という季節の現れが
わたしの意識を鮮明にする
用水路の土手沿いに
赤々と咲き並ぶ
彼岸花は未だ
見い出せず ...
こんなに
さびしい 夕方は
ぎゅっと 固めたとうふ
幸せしかない
テーブルの片隅
ほくほく 崩れると
あまい香りが
ぷわりと 胸いっぱい
ふくらむのが いいのです
こんな ...
旋回
ゆっくり
飛行機雲
激しく降り注いだ
雨は
想い出と共に路面で弾け
君は
二度と引き返せない
短い言葉を
鋭利な刃物の
ように
差し出した
雨が上がった後
僕は一人だった
古い
探 ...
太陽へ 昇っいく
闇に 包まれ
悪夢を 抱え
太陽を 目指す
すべては剥奪され
すべては創造され
恐怖と歓喜、恐怖と歓喜
*
意味を思考を奪われた
あるものアルモノ襲 ...
女の身体に
夢中だった10代、20代
他のことに興味なんかなかった
学問になんて
何の意味もなく
一所懸命勉強している奴が
バカに見えた
俺には女の身体と
音楽があれば良かった ...
白いシャツを
洗う時
襟から夢が
羽ばたいてく
音も立てないで
舞い上がり
全ての信号を
青にして
空の果て
逃げて来た
つもりなどない
これから何かを
探しに行く ...
眼が在り映り凝視し続ける眼に
脳裏の戦場の消えない殺し合いか
眼前の草むらの裸の子供らの激しい絡み合いか
展開され焼き付けられるその光景
草むらの草いきれも
左足にぐるぐる巻かれた包 ...
水曜日
「ああ
もうまじみんながなにをいってるのかわからない
やってることはなんとなくわかるが
言葉そのものが
ぜんぜんわかんない
本当によくわかりません
言葉にす ...
大人になっていく僕を
古い恋は嘲笑っている
「無理だ。お前に花を愛さずに、
『畢竟意志の問題』なんて」
そうだ。閑雅な肉欲が
襟を掴んでぶん殴れってさ
バラッタバッタレラッタラ ...
その年の
名曲たちを知ろうと
ここ数年
紅白歌合戦を見続けているが
なんと
ほとんど心に響くような
名曲には出逢わない
もちろん
古い昭和のヒット曲や
昭和の有名な
...
九月三十日 土曜
天氣 晴
起床 六時〇分
就床 九時十七分
英語の時ノ|トを調べられました
お晝休み木曜日に見てゐただかつたので今日見て戴きました
今日はお漬物です
「紅顔美談」を ...
交わされる会話と会話との狭間に
干からびた蜻蛉の羽を
玻璃のように砕く
緩慢で冷たい秋の風に舞いあがって
日めくりの暦はもはや作業的に剥がされてゆく
はいいろのため息を漏らすために
つくら ...
いつも川辺の釣り人の集まるポイントを眺めに行くのだが、まだ釣れているところを見たことはなかった。それはおろか春と秋というベストシーズンで、このあたりでは一度たりともバスが釣れているところを目撃して ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
この朝の光景
ひだかたけし
自由詩
2
22/10/14 11:17
独り言10.14
zenyam...
自由詩
1*
22/10/14 7:08
固まる
りゅうさん
川柳
2
22/10/14 5:52
マルティン・ルターが言うように
st
自由詩
1
22/10/14 5:31
令和4年10月13日(木)
みじんこ
自由詩
0
22/10/13 23:12
裏切り者よ、愛に、死ぬな
秋葉竹
自由詩
1
22/10/13 22:33
サウンドに身を委ね、導かれ
ひだかたけし
自由詩
1*
22/10/13 21:03
つまらない(人)
あらい
自由詩
0
22/10/13 20:38
ラブシーン
soft_m...
自由詩
0
22/10/13 15:50
ツキヌケル、秋の朝
ひだかたけし
自由詩
7
22/10/13 11:40
貴方には吉野弘の花束を
足立らどみ
自由詩
2
22/10/13 8:41
値上げ爆弾秒読み開始
st
自由詩
2
22/10/13 1:13
マイクチェック 50秒
モマリサ公
自由詩
2*
22/10/12 23:26
名誉てじなーにゃ
nemaru
自由詩
0
22/10/12 20:48
自分自身とデートせんかい
奥畑 梨奈枝
自由詩
1
22/10/12 20:36
ゴッホ、あるいは思考するもの
ひだかたけし
自由詩
1
22/10/12 20:10
初秋のうた
〃
自由詩
2
22/10/12 17:25
とうふ
soft_m...
自由詩
2
22/10/12 17:04
令和4年10月11日(火)
みじんこ
自由詩
0
22/10/11 23:07
LOST MY PROOF
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/10/11 21:17
どうか、どうか
ひだかたけし
自由詩
1
22/10/11 20:45
乳輪
花形新次
自由詩
0
22/10/11 20:19
洗濯
ミナト 螢
自由詩
0
22/10/11 19:21
老人と幼子たち(改訂)
ひだかたけし
自由詩
1*
22/10/11 18:18
全然大丈夫? 30秒
モマリサ公
自由詩
0
22/10/11 15:18
スランプ狂ってる
八朔 恋
自由詩
0
22/10/11 9:42
昭和へのタイムトラベル
st
自由詩
2
22/10/11 9:02
女學生日記 三十四
TAT
散文(批評...
0
22/10/11 7:51
秋星より
本田憲嵩
自由詩
3
22/10/11 1:32
水の影
番田
散文(批評...
0
22/10/11 0:56
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
加筆訂正:
名誉てじなーにゃ
/
nemaru
[22/10/12 21:05]
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3.62sec.