きみまつとひまより漏れしさゆる月とはず語りの風の音かな
あたらしき年むかふるを言祝げば吉事しけやと小松かざさむ
あらたまの年ふるごとにうつれどもみづ砥く岩に月ぞやどれる
春あさき ...
言葉を尽くしていたい、死力を尽くしていたい、とても簡単なラップ調の聞きざわりのいいフレーズだ、ばかみたいだね、産湯にひたるような薄い感傷、何かにいつもいら立っている、どうやったって黎明、並べただけ ...
欲望が溢れ出る
果実を丸ごと搾るように
広がる原野、聳える岩峰
足元は見えない
失われた足跡
粉々に散らばる
声の断片
不機嫌な実存が夢見る夕べ
終わりから逆算される日々が
冷え ...
嫌いなことで身を滅ぼした人は
聞かないが
好きなことで身を滅ぼした人は
数知れず
好きな酒で
好きなタバコで
好きな賭け事で
好きなスポーツで
好きなゲームで
好きな食べ物で
好き ...
「AIがあと10年で人間と同程度の知能を持つ」
といわれている
死なないAIは
世代を超えて進化し続ける
私たちがぼーっと生きている間に
AIに支配されてしまうかもしれない
午後四時に弁当食べようか悩む
久しく雑味ない煙草喫っている
雪でなくつかれの積もる休日で
いやな夢を今頃おもいだす
ゴミ箱がいっぱいになっている冬の夕
ポテトチップス食べ ...
過ぎ去らない過去に消し去られそうな朝になら
ゆびさきは美にとどくだろうか
コバルトやミーヌ オランジェ、クロームの2番
なけなしのチューブ数本の匂いが
...
{引用=まんざら}
空は頬を染め地の温もりを剥ぎ取った
黒々と虚空をかきむしる預言者たち
火を呼び下すこともなく炭化して
瞑る睫毛のように夜を引き寄せる
真昼の夢はいま落日にくべられる
...
昨夜アフリカの夢をみた
大地に根付き踊る人々
わたしはひとりはじかれて
途方に暮れて大地をさ迷い
この曇天の裏光り
遠く太鼓の音響く
イートインの静寂に
駆け出す子供をぼうと見る
...
端子:tansi
名まえ創るとき考える、
魔法な閃き運び徠る、
歌よりも美しいコトバを綴りたひがため、登攀、愛珂さもありな ...
花を摘みカラダのどこに飾るのかふたりで夜空に答えを探そう
舐めたいちゃい ん? 舐めちゃいたい? まぁ、どちらでもこの問いかけに答えはいらない
平かなこころを平のまま ...
気合の入らなさ、寒すぎるのだ
けさは砂糖なしのコーヒー それも宜しい
底冷えのともかく神は試練を与える
妻が起きる キッチンが動き出す
妻に一万円返してへらへらしよう
...
一月を含んだ雲が動かない
チキンナゲット齧る、感性が冴える
追い詰められてベランダで煙草喫う
夜が怖くて、でも夕暮れは好きで
ていねいに暮らした日々を箱におさめる
街 ...
雪が降ると、地元建設会社の除雪車が朝の三時ころから家の近くを通る。それとともに覚醒し、トイレに立ちインスタントコーヒーを飲む。用を足し、四時半には身なりを整え表に出る。
昔から、家の前の雪を払う ...
当時、カレーライスという料理はそれほど有名ではなかった。カムパネラが初めてそれを食べたのは海の上だ。それは「沈まない要塞」と呼ばれ、バロック調の広間や食堂を備えたとても戦艦とは思えないくらい豪華でお洒 ...
炬燵出す心のどこか片隅に
あたらしいバイクで走る冬の街
猫座る手編みのかごのお正月
クロネコのトラック明日はクリスマス
偶然を必然としてポインセチア
...
戦士エイソスのワイバーン退治は、成功裡のうちに終わった。
戦士エイソスの護衛たちは、数名が負傷したものの、
死者は出なかったのである。
戦士エイソスは誇りのうちにカラスガラへと帰還した。
...
ワイバーンたちはとくに冷気の魔法に弱かった。
そこで、戦士エイソスは、
すべての護衛たちの剣に氷の魔法属性を付与させることにした。
氷の女神の名は、「サプレナ」という。
幸いなことに、リュ ...
指を頬をべたべたにしながらバターを塗るむすめの横顔を見て、なんだか星座をおもった。
美しい空気、美しい景色、愛の横顔。
崩れそうに積み上がった漫画本、いくつものポーチに鞄、色鉛筆にマーカー ...
ぼんやりと、今日は北千住を歩いていた。前に、北千住を歩いていたのは、かれこれ10年ほど前のことだったのかもしれない。僕は見慣れた高架橋にいた。広場には、あの殺伐としていた感じがルミネとマルイと同じよう ...
息を吐く
冷たい空気を吸う
飛来する虚ろの目と目を合わせる
最適化した言葉でニンゲンらしくする
完成の美しさを
手に入れることはなく
爪をはじく
ニンゲンらしくなる
冬と話したなら ...
会って話をしているのに
かかって来た電話に出る
人は遠くにいる人ほど
大切にするらしい
目の前の人を待たせても
かまわないぐらい
クルマを運転しているのに
片手で携帯電話に出る
...
はてしない水に
あらわれた沖という感じ
子どもらが
ゆびでつくったさんかくを
ひろげるとみち
こえにだすと
胸にひびくはてしなさ
どこまでもつづくうねりへは
近づきすぎてはいけない ...
小学生の頃
体育館の裏に生えていた
椚の落ち葉を使って
船を作って遊んだ
椚の落ち葉は
いい具合に折れ曲がっていて
大きめの葉の舟艇に
小さめの葉を刺して帆として
昔の帆掛け船のような ...
誰もいなくなった クラシカルな応接室のロングソファーで気だるくしなだれ
祭司の仕草に告白をうながされるように
密告した
青い詐術 後追いの3秒 の 失禁
その温もりだけを飲 ...
かきつばたの肩に影のないほくろが落ちてくる
めくれたのは彼女の
ブラック バラクラバ
とおりすぎていった
幸せを想いかえして
その美しいときに嘘はなかったと
時間だけ
静かに
過ぎていっただけなんだと
抛り捨てられた
七色の夢と希望に未練を感じ
感じ ...
瞬発力が必要だ
そう思った
いつまでもこうやってグズグズしているのは
さぁ!行こう!という気がなく
行動が伴わないからだ
いつまでもここでこうしていても
一向に構わないのだけれども
そん ...
2022.01.22(土)
今朝は六時半に妻に起こされた。
大寒の朝である。窓開け放てば青空、春をおもえば、現状に溜息ばかり。
ともかく去年の年末から、自由律俳句を書き落としつ ...
テレビはグルメ番組だらけ
それも
長寿番組が多いという
おまけつき
いったい
この現象は何なのか
いやなこと
つらいことだらけの
この世を忘れ
ただひたすらに
食べ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬哥
藤原絵理子
短歌
1
22/1/23 23:39
僕らは何にもなることができない
ねことら
自由詩
5
22/1/23 23:19
夢の朝
ひだかたけし
自由詩
4*
22/1/23 20:42
好きなこと
ホカチャン
自由詩
1*
22/1/23 20:13
AIと人類
〃
自由詩
0
22/1/23 20:05
自由律俳句 2022.01.23(日) 夕べ
田中恭平
俳句
1
22/1/23 19:12
朝の絵具
末下りょう
自由詩
2*
22/1/23 15:34
記号を嗅ぐ
ただのみきや
自由詩
3*
22/1/23 14:33
イートインにて
ひだかたけし
自由詩
4
22/1/23 12:59
3⃣
大゜揮∞ ₎...
自由詩
2*
22/1/23 11:22
痛点核(イン 大阪ロンリーCITY)
秋葉竹
短歌
1
22/1/23 10:23
自由律俳句 2022.01.23(日)
田中恭平
俳句
2
22/1/23 8:53
自由律俳句 2022.01.22(土) 夕べ
〃
俳句
1
22/1/23 7:58
雪国
山人
散文(批評...
3*
22/1/23 7:55
戦艦パラダイス号
atsuch...
散文(批評...
3*
22/1/23 5:33
抒情文芸2021春号178号投稿分
あお
俳句
2*
22/1/23 3:12
ワイバーン狩り(五)
朧月夜
自由詩
1*
22/1/23 1:24
ワイバーン狩り(四)
〃
自由詩
1*
22/1/23 1:22
星座・定着
はるな
散文(批評...
2
22/1/22 23:55
ミュージック北千住
番田
散文(批評...
0
22/1/22 21:18
呼吸
這 いずる
自由詩
1
22/1/22 16:28
遠雷停電
イオン
自由詩
0*
22/1/22 15:27
水の世
soft_m...
自由詩
1
22/1/22 14:10
椚の葉の船
ジム・プリマ...
自由詩
3*
22/1/22 13:36
詐病
末下りょう
自由詩
1*
22/1/22 12:16
ブラック バラクラバ
〃
自由詩
0
22/1/22 12:12
永遠の嘘
秋葉竹
自由詩
1
22/1/22 11:22
いまだよ
坂本瞳子
自由詩
0*
22/1/22 9:14
日記 2022.01.22(土)
田中恭平
散文(批評...
3
22/1/22 8:40
満腹天国
st
自由詩
4
22/1/22 8:33
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
3.59sec.