いきすぎて
過去を忘れた
老いたせんにん
初動は
小脳にすら
届かぬまえか
カニカマを
メカニカル間に
引き裂かれたと
訴える
ノアの方舟
からの伝言
事実は覆うべくもない
寄り添う人の穢れのない
後ろ姿
また急に
無条件で嘘だと思ったら
むしばまれる右も左も
シとかして
イトでむすぶひとへ
マドのところへ
なにかおおきな記憶など、 ...
糸で吊るされている
そうして自分の涙も拭えない
そんな大人になってしまった
操り人形にしようとする者なんて
最初からいなかった
貴女も
自分の足で歩くのは
こんなにも楽で
こん ...
うすい殻は
かなしみを透過して
だれかのために
破れようとしている
壊れながら
守ろうとする
消えることで
在ろうとする
正しくないと 知りながら
知ることで 許されよう ...
二足歩行者にはない美的側面が 視界のすみを唐突にふちどると
信号まちから一転して青に旅だち 横断歩道へと車輪をころがす
ハンドルを握る停止の瞳を 優雅な回転にまきこみながら
視界の赤道をなぞる太 ...
昨日とは思いたくない風もあり
時限爆弾、歯ブラシの横
民の息、草木の息に猫の息
23区に雪降り積もり
さよならのくせにグッバイってな顔じゃ
明日になる頃には卑怯者
...
どこかにそれがあるんだよ、きみが欲しくてたまらないときには
決まってきれいに隠れてしまうそいつ、油断大敵
見つけようなんて間違っても考えちゃいけない
探せば探すほどどこにあるのかわからな ...
限界と神経衰弱、表にし
歯の裏側で私と思う
網棚に手を伸ばしつつ「Hello」の字
哀しくシャツが揺れて揺らいで
万華鏡、回す手を止め虹の果て
声を失くした神様になる
...
遠く
激しい雨が降りしきる夜、
官能の感覚の快楽を味わい
性愛も死の願望も体験し尽くし
肉の充足の限界に至って
虚無が虚脱が私の魂を痛打する
遠く
痛みの雨が降りしきる夜、
...
僕が指を差した花に
君が名前を付ける
花は揺れながら
頷いたり
首を傾げたり
調べれば分かることも
そのままにして
柔らかい君の声が
聞きたかっただけ
この道の先で
い ...
乾いた空気は異国の情緒を含む
日本のそれには湿気が含まれ
夢見ることさえ忘れそうになるけれど
現実的なことを言いたくもなる
ほんの束の間の逃避行を
澄んだ空の下で味わうことが
できるだろう ...
バナナが
バナナでなくて
何だろう
何だろう
黄色い顔して
艶やかで
人を
人間を
斜めに見ている
少し小馬鹿にしたように
鼻でふふんと笑いながら
愛嬌など微塵も見せ ...
宝石のような羊羹にフォークを入れる
思い出の栞に突き当たる
透明だった羊羹が揺らぎ始めた
深夜3時のアスファルト
波打つ海の深い色
リハで使ったスタジオの匂い
あの頃の君は君のまま ...
古窓の向こうに貼り付く蔦の葉に
監視されているようで
居心地の悪い部屋の中
しばらくは身動きもせず
ただ辺りを見回している
微かに聞こえるのは犬の遠吠え
否、渡り鳥の羽ばたきだろうか
...
あの、もと運動部特有の、「皆で同じ方を向いて同じように頑張る」みたいな考え方あるじゃない、いや考え方っていうかもうただのクセみたいな感じなんだと思うんだけど、もう思考の領域じゃないようなさ、ああい ...
海底の都市から見上げた空に
着水する紙飛行機が
ひろげる波の敷布と
雨だれがからむ
おおきな口で
迫るもの
不意に肩をだきすくめる
水草の気配
ここでは誰もが作曲家だから
ことば ...
私はきみを見つけられない
運動会で
通学路で
秋の遠足で
みんなおんなじ格好
赤いスニーカーだけが目印
毎朝、玄関で
ギーギー鳴らして靴紐をしめる
ダイヤル式のスニーカー
みんな ...
幻想の庭に咲く
赤々と艶やかな大輪の花を
呪い殺すように千切って
淡い光跡を残し貴女は沈む
深く澄んだ泉の底へ
湧き出る清水はこんこんと
幻想の庭を打ち壊し
なにが訪れたのだろうか
...
雨があがると見つかる落ち葉は
いまにも崩れそうで
そらの葉脈を
懐かしく見上げる
古墳の町で食べたたこ焼きが
まるくなる瞬間
わたしの壊れずにいる肺もいつか
ことばを持たないもの達にふれ ...
八宝菜かけてあんかけ焼きそばに
足りないぞ僕にはそれじゃ他の物
五目飯焼き鯖つけてビールくぃ
ハンバーグ鮭のムニエルハイボール
夏さらば冷やし中華が老い送る
時刻版
何故か懐かしい
青春の
一心不乱を
読み解いている
青い青い空が広がった
完璧な青だ
コンビニの旗がはためいて
吹き抜ける秋風の歌が躍動する
歩き始めたばかりの幼子が
風によろけて道に倒れ泣く
溢れる涙は銀に輝く陽光の糧、
光 ...
夏が来るのを待ちわびて
日差しの変化を追っていた
弾けるように外に出て
吹き出る汗を海に流した
いつまでも沈まない太陽に
お別れを告げることまなく
...
クロノスに
たゆたる想い
のせて発する
虹かかる
橋上からみる
マナー源泉
汽車ならば
警笛ならし
出発するのに
遠くにて
まだ見ぬきみは
そのときを待つ
手をあてて
胸の鼓動を掌で
聴くのは君の心を聴くため
きょうもまた
そんな目をして拗ねないで
可愛いえくぼが濡れそうにみえる
葉脈を
陽射しに透かし ...
おれの名前は泥つきのスコップ
またの名を墓あらしのスキップ、あだ名は泥まみれのステップ
赤錆の返り血をあびたあばら家に
おれをそっと 逆さに立てかけてはくれないか
おれは自由であ ...
おしよせる 一切の祈りを
ものともせず 飛んでいく
あおい飛蝗たち
届かないと知りながら
対岸へ跳ねた
少女だった 絶望だった
永久みたいな 夏も暮れかかり
ソーダの飛沫にも ...
古いロッキン・オン、適当に取り出してペラペラめくってみれば
ミック・ジャガ―がヴードゥー・ラウンジツアーをしてたのはいまの俺くらいの歳だった、まいるぜ
もちろん比べる相手も時代も違うってわかっ ...
心からの憐れみを
僕の首すじに当ててください
その湿っぽいやさしさを
信じることが
歩くように生きることだと想うから
街は嫌なことなんか
なかったと云い張る
崩れおち、 ...
ジョギングで夕暮れの道をゆく
いつもと同じ川沿いの道
途中で道をそれて
無心のままに
坂を上っては下りているうちに・・・
ふと、見知らぬ場所へ出て
立ち止まる
そこはどうや ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
今日の夕飯はカニカマ食べたいと伝えること(旋頭歌)
足立らどみ
伝統定型各...
2
22/9/8 8:29
アマリトヲクマデ
あらい
自由詩
0
22/9/8 7:40
_
小原あき
自由詩
1
22/9/8 5:23
透過
はるな
自由詩
2
22/9/8 1:17
車輪の美的側面
菊西 夕座
自由詩
0
22/9/8 0:59
さらに書いてみました。
妻咲邦香
短歌
0
22/9/7 23:10
欲望のピープサイト
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/9/7 22:24
短歌を書いてみました。
妻咲邦香
短歌
1
22/9/7 19:52
告白・表明
ひだかたけし
自由詩
4*
22/9/7 19:20
花唄
ミナト 螢
自由詩
0
22/9/7 18:24
ほんの小躍り
坂本瞳子
自由詩
0
22/9/7 15:33
バナナ
妻咲邦香
自由詩
0
22/9/7 8:34
羊羹
XIAO
自由詩
1
22/9/7 7:58
向こう側は
坂本瞳子
自由詩
0
22/9/7 7:06
Let's roll
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
22/9/6 23:19
海底の空
soft_m...
自由詩
2
22/9/6 22:23
赤いスニーカー
小原あき
自由詩
2*
22/9/6 21:32
幻想の庭
ひだかたけし
自由詩
2
22/9/6 19:11
雨あがり
soft_m...
自由詩
1
22/9/6 18:55
平日ローテーション
りゅうさん
川柳
2
22/9/6 16:04
2022年9月6日
足立らどみ
短歌
1
22/9/6 11:42
青に包まれて
ひだかたけし
自由詩
3
22/9/6 11:32
秋恋し
佐白光
自由詩
1*
22/9/6 9:27
挨拶の刻(旋頭歌)
足立らどみ
伝統定型各...
1
22/9/6 8:21
あんな嘘でも許してくれたね
秋葉竹
自由詩
0
22/9/6 0:29
泥つきのステップ
菊西 夕座
自由詩
0*
22/9/6 0:17
ばった
はるな
自由詩
2
22/9/5 23:18
まいるぜ
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
22/9/5 21:45
夜のうた
秋葉竹
自由詩
2
22/9/5 21:01
ランナーズハイ
服部 剛
自由詩
0
22/9/5 20:39
458
459
460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
3.78sec.