また冬がきた
寒さに身体だけでなく
精神も萎縮する
おんぼろのセラミックヒーターを
背中に回して
うすら寒い部屋の中で
温風に当たる
萎縮した精神にもとどけと
淡く願いながら
紙巻タ ...
垂直に打ち降ろす
進行する時の裂け目、
ビートと旋律に剔抉され
あらわとなる、現となる
この瞬間、
ゾーンに入って
意識は舞台
差し出される
漆黒の壁、
開いた聖書、
その ...
ずぼら一夜は古く染み渡り多くを喋れない
新しく注ぐ液体に有る、
天体は衝突した
一対の豚とモノラルを舐めるようだ
片耳のジャズを覗き見る、
左右は甘い、
よく儲かる香炉から外れている胚芽 ...
繊細で 優しい子は すぐに 傷ついて しまう
泣いてしまう
普通に 接しても すぐに 泣いて しまう
鈍感な わたしは いつも とまどってしまう
しかし
繊細で 優し ...
無数の形象、踊る心の内
光と闇の交錯に、
夜へ夜へと入っていく 境界にて
紅く輝く花、咲いていた
森の入り口、
貴女はそれを摘み
私の小部屋に飾った
森へ森の奥へと入って ...
あさ 妻と 小さな 諍いを した
私は 黙って 静かに 聞くことが できたが
妻は 徹底的に 話したかった ようだ
私も 少し 怒りを 感じた
午後 散歩し ...
誰かに誘われるように
潮騒を聞きに砂浜に来た
秋めいた空
澄んだ空気と冷たい空気
ちょっとした厚着が必要
人は殆どいない
寂しさが漂う
秋の潮騒
何か言いたそうな
そんな ...
厳しくひとり、立って生き
優しくひらき、繋がり生き
この紺碧の空の下、
移り変わる形象に
不安定な心、歯軋りし
突っ張る肉、イラついて
活魚飛び跳ねる浜辺にて
みなぎる命の香を嗅 ...
金閣寺
...
○「一寸先は闇」
しばらく友人が来ないなあ!
と思っていたら
肺炎で緊急入院していた
その連絡をしてくれた友人も
前立腺肥大で入院手術していたという
われわれ高齢者は
一寸先は闇である
...
将棋界が面白くなって来た
ここ数年
不振にあえいでいた羽生九段が
近頃
かつての強さを
取り戻しつつあるようだ
99期という
中途半端なタイトル獲得数に
イライラしていたフ ...
洗い物と米研ぎを済ませて
ご飯を炊いてから
部屋に戻ってコーラを飲む
しばらく倦怠感と闘って
精神力が回復するのを待つ
俺は自分の肉体や精神の
状態についての感覚がとても鈍い
自分でも気 ...
記憶の ぬくもりが
朝のラインに 並びます
いくつかは やわらかく はじらい
いくつかは つめたく ゆるされて
/濡れた空に 水の旗が ゆるやかに たなびいています/
それで ...
いぬを飼いたいな
でもいきてるいぬは
死なせてしまいそうで
かなしいし
かわいそうだな
だから
いぬの幽霊を飼いたいな
いぬの幽霊を飼ったら
最高の名前をつけて
毎晩おなじ布団で ...
多くの人に手前味噌だとか、自意識過剰だとかと非難を浴びそうだが、この頃、自分の書いた詩や散文が、意図した訳ではないところで、ある程度の頻度で現実化しているような気がする。
先日も自衛隊に ...
心泳いで心泳いで
遠い村の浜辺で
銀に飛び跳ねる
無数のビンビ追い
飛び跳ねていたのは
確か、あの娘たち
銀の帯締め
天から舞い降り
浜辺に遊んだ
銀の帯締めあの娘たち
...
屋根の下の通り魔
顔だけをまっくろく塗り潰した写真を部屋の壁一面に
何枚も貼って
今コンビニです。
いないです。来ないでください。来たら警察呼びます。
かわいすぎるから死んでもら ...
スマホのやり過ぎで
疲れ、腹も減り
近所の和菓子屋へ
おむすびを買いにいった
店の奥に主人の大きな背中が見え
古い機械が
ぎったん、ばったん、餅をつき
合い間に主人が、手でこ ...
終日、降り続けた雨が止んだので
近所のコンビニに車ででかけた
目当ては厚切りロースのカツサンドだ
夜になると半額になる
一個、二百円余りで買えるので
貧乏な身の上には助かる
今夜は面倒なの ...
にく、しずか
いしき、おちつき
しずむ
たましいの ふかいところ
ものあることの ないぶへ
たましいとにくの きんこう
わたしはわたしを つかんで
しこうのうちへ ...
ひなたぼこ、
光の海を泳いでる
子供たちの有り余る声、
響く大地に
泉の水が溢れ出す、
泉の清水、止めどなく
それは内密な場所で起こること
それは秘められたもう一つの現実
...
いまでも隊長の口癖を覚えている
カ行が大事
そして、その晩にはこう付け足した
こういうついてない時には、特に
たしかにその晩のチームは不運だった
おれと隊長は二人で侵入したビルで爆破テロに巻 ...
雨音で目を覚ます朝
落ち着いた心でいられるのはなぜだろう
暗い部屋には雨の気配がさまようけど
気分は安らいでいる
出かけなくっちゃ
その脅迫観念から解放 ...
遠い手が
わたしに触れている
触れているのにその手は
遠いままで
けれどその遠い手は
わたしに触れている
遠いままで
たしかに しずかに
遠い手の持ち主は
知らないだろう
...
市内の神社50社の総代会に役員として初めて参加した
参加者は少なく神職とあわせて数十名であった
受付で名前を言うと
今度理事をお願いできませんか
と言われた
案の定と思いながら、丁重にお断り ...
今日は雨、
初冬の冷たい雨
アスファルトは艶やかに濡れ輝き
窪みのあちこちの水溜まり、
雨滴は落ちる、
微かな銀輪の照り輝き
人は来て、人は去る
銀輪を踏み
雨滴に肩を濡らし
人 ...
わずか一杯の水を飲むために
懸命に生きなくてはいけない
ひとたちがいると聴く
ミノマワリニハ、イナイ
流れる音楽にその身を委ねて
生きるための最後の快楽を
...
l'impromptu
夜空に、勘違いをしたクロワッサンがさり氣なく輝いていたので、自轉車で深夜徘徊を決行することにした。念の爲、服を着て行こう。
夜風がバター ...
The Long And Winding Road
古い旋律が、折り重なる
小さな丘の上
ここは、見晴らしが良いから、と
きみはベンチに腰掛けて
編み物を始めようとする
小さな春が ...
肉壁まで並ぶって
すき間までわがままな歯列
油泡がじっくり押しよせる
風と共に口中を
充たしたスパイスが爽やかな風
今だ風と契る
それだろうね、たぶん
今朝はカレーだったもの
王宮 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「アイスコーヒーの氷を取りに行くのも億劫な冬の朝」
ジム・プリマ...
自由詩
2*
22/11/26 8:27
Stage
ひだかたけし
自由詩
4*
22/11/25 22:35
猶 なぜ 拾い集める
あらい
自由詩
2
22/11/25 20:34
繊細で 優しい子は
ダンテ カフ...
自由詩
1
22/11/25 19:54
閃く森
ひだかたけし
自由詩
3
22/11/25 18:53
11月25日 晩秋のちいさな 奇跡
ダンテ カフ...
自由詩
0
22/11/25 16:02
秋の海
夏川ゆう
自由詩
2
22/11/25 12:41
今日一日という海原を
ひだかたけし
自由詩
6*
22/11/25 11:24
Blood and Gold
TAT
短歌
0
22/11/25 11:16
独り言11.25
zenyam...
自由詩
0*
22/11/25 7:44
帝王の復活
st
自由詩
3
22/11/25 6:27
「倦怠感と闘って」
ジム・プリマ...
自由詩
1*
22/11/25 0:32
小箱のなかで
青色銀河団
自由詩
2
22/11/24 22:58
いぬの幽霊を飼いたいな
凍湖
自由詩
8
22/11/24 22:20
「クレクレ星人の独り言4」
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
22/11/24 21:24
心溢れて心溢れて
ひだかたけし
自由詩
3*
22/11/24 19:19
ミートボール 3分
モマリサ公
自由詩
0
22/11/24 14:21
昔の音
服部 剛
自由詩
2
22/11/24 1:46
「詩的にゆくなら」
ジム・プリマ...
自由詩
1*
22/11/23 22:35
プロセス
ひだかたけし
自由詩
3
22/11/23 21:07
もう一つの光景
〃
自由詩
3
22/11/23 18:36
カ行が大事
ゼッケン
自由詩
1
22/11/23 16:09
雨音
佐白光
自由詩
3*
22/11/23 14:12
遠い手
塔野夏子
自由詩
3*
22/11/23 11:21
神社離れ
zenyam...
自由詩
1*
22/11/23 11:02
歩いていく進んでいく
ひだかたけし
自由詩
3
22/11/23 10:35
自称だとか、他称だとか、どーでもいーんだよォ、詩人たちに捧げ ...
秋葉竹
自由詩
1
22/11/23 7:02
C / B
墨晶
自由詩
3*
22/11/23 3:03
Little・C
ちぇりこ。
自由詩
7*
22/11/22 23:31
カレーリレー
soft_m...
自由詩
0*
22/11/22 21:06
459
460
461
462
463
464
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466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
3.67sec.