{引用=ゆめのなかに すいこまれて
なみだはとけてしまったよ、
ぼくは ぼくという
かたちをなさないまま、
さめない げんじつに
にげつづけることはできず、
いつかは ...
六月に雨が降る きっと降るよ
君の言葉は正しくて六月には雨が
どしゃぶりの雨でもう君の声は聞こえない、聞こえない
雨のせいだね 朝起きても君がいない
雨はまだ降っていて部屋の中は湿っぽい
...
いえのなかで
いろんなおとが
いろんなおとが鳴りやまなくて
だから おとな なのかな
とめられない
とめかたがわからない
耳障りな羽根の音 もーたー ...
月ひかる波
うつる姿に
手をのばせば
とおくかなしい雫が手のひらを濡らし
近付けば
姿を壊す
本当に欲しいのは
あなたによく似たその水面
光る姿を目蓋に焼いて
日が昇る ...
収集コンテナの中に
父がいて
母がいて
息子と娘がいて
つまり家族がいて
シャンデリアの下で
ダイニングテーブルを囲んでいて
つまり家庭があって
ソーサーの上のティーカップには
セイ ...
さぁ全速力で
ジャンパを伝って走りぬけろ
決して両手を広げる?17には触れることなく
クリスマスツリーダンパを揺らしながら
上中下も白青赤も気にすることなく
架空の空を駆け抜けろ
懸垂 ...
さけびたい夜がある
こころだけ からだの外 飛び出して
駆けていきそうな夜が
悲しみの居場所がわかったら
走り出して どんな痛みも
受けとめてみせるよ ほんとうさ
さけびたい この声が ...
小さな赤い宝箱のなかには
赤い血で練られた
犬の人形が一人
教会のステンドグラスでは
神が僕らを見下していた
見えない手によって
人々は屍となっていた
何もし ...
現実を避けているから私には恋の予感も感じ取れない
スコールの様に涙を降らせても割れた心は満たせないのに
夕立を導くような雷が胸に落ちれば愛に ...
少年だから
膝に母性をはばたく
せっかくの行進なんだから
兄ちゃん
どうして内側にしか
壁はうまれないだろう
か って
なにで
できているか解からない
からだ
折れてしまっ ...
競技場の水飲み場で
水を飲んでると
排水口の辺りで溺れてる
蟻がいる
この水飲み場は
いったいだれが作ったものなのか
母に聞いてみる
この街の
誰かが作ったのでしょ ...
特に面白い事も無かった今日の業務を終えて、ロッカールームで着替える。館内全面禁煙、路上も全て禁煙なので、早いとこ駅前で煙草を吸いたい。何度か、外に出た瞬間に煙草に火をつけて、白い目で見られた事がある ...
眠らない
秒針の足音に
呼吸をして
風を待つ
目覚めていく
空の鼓動に
とけるひかり
あの光は
何処へ向かうのか
東へ、ただ東へ
屈辱に背中を押されても
あるべき ...
つながった穴のおくからきみが、ゆるやかに伝ってくる
しろいしろい救済に掴まれなかったのに
掌がほえたとおもったら
気がついたらきみはねむっていた、とおくに
ふかいふかい迷路のおくで
...
いつぞやの朝露に綻んで居たのだが、
思い込みではないかと揺らぐほど
呆気なく潤いは早々に太陽が持ち去った
赤黒い夜明けの曙にいきり立つ蒸気が射光の糸に捻り寄るみたいで、
...
人から貶され
人から邪険にされ
人から励まされ
人から庇って貰う
勉強した次の日
目に隈ができ
コーヒーが
零れている
お客様に何ができるか?
お客様を安心させ
お客様の真 ...
荒川の上流の
七月の川風は生まれたてで
すばしこくてむじゃきなのだ
だからきみもぼくも
生まれたての赤ン坊で
何かを語るのではなく
石をひろったり
川へジャブジャブ入ったり
船の上で寝 ...
たけよ
わかたけよ
雨上がりに匂い立つ
若草の薫りよ
今日一日の棘を洗いおとし
網膜の奥底にしみつく
灰の濁りに
若草みどりの輝きで
健やかさの幻影を与えたまえ
水辺の匂い
...
世界には
寂しい男の数だけ
寂しい女がいて
哀しみを抱く人の数だけ
それを解する人がいる
誰も信じられぬ
人の数だけ
信ずるに値する人がいて
探している人の数だけ
幸福 ...
そらのまんなかに
二重の虹が
かかっていたんだ
あの虹に
追いついて
追い越して
虹のふもとには
宝物があるという
きっと
あの虹のように
なないろに笑う
キミがいるから
ボクは
全力で
走 ...
詩に罫線はいらない
その行間に
ボクの音楽が
流れていて
君のことばが
隠されている
詩に地平線はいらない
その文字の歪さが
ボクのココロの
ゆらぎ
...
いいえ、
私の家は小さなパン屋をやっていたの
海の近くの
海といっても砂浜はなくて
ただひたすらに工場が立ち並んで
そこから荷物を運ぶ踏切のある路地に
オレンジと黄色の屋根のついた ...
雨の日は
洗濯の日
真水だから
こころは洗える
泡立ちはいらない
真っ白になんか
ならなくてもかまわない
ノイズだらけのきおくが
雨に洗われて
見えなかったものが
ゆっくり
時間 ...
追いかけるように消えて
追いかけられるように立ち止まる夕暮れ
カラスはかえると
小さい発見あるヒトツ
山には精霊がすむという
バァッサ バアッサ
黒く大きな影近く
羽を休めきいて ...
透明に含まれる
ほんのわずかをくみとって
花色をかえる
まだ色づく前の紫陽花は
どれも同じような顔をしていて
まるで顔色をうかがうように
あなたを見上げている
やがて色づく
そ ...
そうこうしているうちに
定期券などというものも
すっかり使わなくなったと彼は言い
ひとさし指を使って首をかいた
それで生活はだいじょうぶなのかと私がきくと
どうもこうも
生活などというもの ...
ハローハロー
起きてますか?
家の中静かになって、みんな夢の中。
私は机の前。
昨日寝てしまって取れなかった授業のノートを写しているところ。
内容は「死」について。
シビアだよね。 ...
昨日はみんなでしょうゆうどんを食べにいった
ぼく以外のみんなはカレーうどんをたのんだ
ぼくだけがしょうゆうどんをたのんだ
どうしてしょうゆうどんを食べにきたのに
カレーうどんなんか注文している ...
世界中の人々を笑顔にするためにはどうしたらいいか
僕はこの一年間一歩も外に出ないで一生懸命に考えた
世界中の人々を笑顔に出来たら戦争とか差別とかなくなって
とても良い感じの世の中になるんじゃない ...
夏の日のコントラストの中で
ぼくは街を歩く
そよ風の余命を考える
青く儚い粒子たちが
身を寄せ合って
額の汗となった
信号機は自信をなくし
ビ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
よるのアンブレラ
ゆうと
自由詩
3*
09/6/7 2:45
六月の雨
新崎
自由詩
4
09/6/7 1:57
おとな
柊 恵
自由詩
6*
09/6/7 1:48
水月
湖月
自由詩
4
09/6/7 1:25
塵芥車
サトタロ
自由詩
0
09/6/7 1:22
架空の空
瀬戸内海
自由詩
0*
09/6/7 0:44
みぎて
歌川 至誠
自由詩
1
09/6/7 0:20
声を忘れた僕
こめ
自由詩
8
09/6/7 0:18
悲恋
十六夜
短歌
2
09/6/7 0:07
震う再生
梶谷あや子
自由詩
5
09/6/6 23:49
水飲み場
小川 葉
自由詩
2
09/6/6 23:48
面接
虹村 凌
散文(批評...
4*
09/6/6 22:49
『夜想』
あおい満月
自由詩
4*
09/6/6 21:37
滑走の森
マナ
自由詩
2
09/6/6 21:34
あれはきっと月の滴
Leaf
携帯写真+...
2*
09/6/6 21:24
隈なき熊
ペポパンプ
自由詩
7*
09/6/6 21:17
七月
非在の虹
自由詩
2
09/6/6 19:26
みどりのころの…
ゆびのおと
自由詩
5
09/6/6 18:18
幸福の条件
オリーヴ
携帯写真+...
13
09/6/6 17:07
ダブル・レインボー
風音
携帯写真+...
3
09/6/6 16:14
眠る詩
043BLU...
自由詩
1
09/6/6 13:38
バター・クリーム
フユナ
自由詩
6
09/6/6 13:25
雨の午後
フクスケ
自由詩
2
09/6/6 10:11
ヤタガラス
sya
自由詩
1
09/6/6 7:58
「紫陽花」
ベンジャミン
自由詩
5*
09/6/6 2:43
バラの花びら
キエルセ・牧
自由詩
2
09/6/6 2:37
通信を試みます。
つゆ
自由詩
5*
09/6/6 1:49
しょうゆうどん
セガール、ご...
自由詩
3
09/6/6 1:49
世界中の人々を笑顔にするためにはどうしたらいいだろう
〃
自由詩
5
09/6/6 1:49
夏 ビル 砂
銀ラメ
自由詩
0+
09/6/6 1:44
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
7.11sec.