空気とは妥協である
空気を読むということは自分を出すことをあきらめ、
周りにすでに築かれているその状況に自らをなじませることだからである
ふと泣いて 朝がまた来る おもしろさ

不安との 戦にいどみ 陽に出会う

ねむれない あしたをおもい ねむれない
偏見を
もって見られる
この至福
自分の基準は
思わぬ個性
傷つくことを喜びなさい。
あなたは傷つくほどに真剣だ。

傷つくことを喜びなさい。
あなたは傷つくほどに前向きだ。

傷つくことを喜びなさい。
あなたは傷つくほどに生きている。

傷 ...
 
 
曖昧な
水平線を見つめてる
曖昧なわたしは
空の青と
海の青の
見分けがつかない
ひとすじの
線となり
その向こうに
糸で縫い閉じられていく
待ち針を抜きながら
今日 ...
take one's farewell of life
a farewell talk
a farewell drink
a farewell......

今宵、静寂

転がしたままの ...
立って目に

公園の河原にいた
寂しさをどこかに眺めていたい
誰にも会えないままに歩いていると自分が寂しいもので

川をぼんやり流れていくのなら
誰かに会ってみたいと思っている
公園の ...
光の世界は絶対の中で苦しさだけの
空前の未来もなく愛を求める
絶対の宇宙の中だけれど今はお金を持っている
晴れ渡って探している闇もなく

世界が正しさの内に雲のベンチで
体の構造を天使のさ ...
洗い立てのシーツに寝そべって見上げた残像は
なぜかいつもやわらかな笑顔でした

余韻にしては強すぎて 写真と呼ぶには曖昧で
水のように 焔のように とけてゆきます

残された絵の具だけ ...
甘ったるい猫の声が
夜中の頭脳に響き渡る

肩を抱く君の
冷たい視線に畏縮した
柔らかな雨の午後

本当は何にも
解ってなんていなかったくせに

まるで味方のような振りをして
押 ...
あ、○
満月やんけ
なんも映しよらんが
鏡みたいな○や

あれから何年や?
あれからって、どれから?
そやなあ、ふたりで滝さがしにいって、月見ながら、おまえの半ケツ突いてからや、
はっ ...
空に そして風に
ひとり仲間はずれになった人のうた
掌に そして髪に
愛されなかった人のうた こぼれる

ゆるやかな夜のカーブ
時間をするするとほどく
リボンのように
冷たく光る夜のカ ...
草いきれと湿った地面の匂いがする
(夏だ)

こっそり張られた蜘蛛の巣を
黙って許すことにした
いのち、を
思ったわけではないのだが
今日はこの国や
内包する宇宙にも
とりわけ関心が ...
すべていなくなる夢を見ながら
君に似た花を枯らした
テーブルクロスの染みになったギムレットが
僕にはただ、滑稽に思えた

左手に滴る血を感じたまま
深く深く
どうしようもない
何にも触 ...
 
 
 
【the GARDEN of SINNERS】



 今日もまたテレビのニュースで飛行機が堕ちたと言っていた
 昨日の新聞によると世間を賑わせていた殺人鬼が捕まったらしい ...
汚れたうさぎ色の空から
アスパラの雨が降る

雨は次々に根を潜らせ
背中から空へ白いまっすぐな筋を何本も何本も何本も

川の溜まりの鋼の渦に
くるくると浮かび上がるそのひとの「きのう」
...
ゼロに集約された灯かり
気がついたら夕暮れてるので
一日の長さの話をして
一日の速さの話をして

袋入りのコーンポタージュは
10個入りだし特別な感じがしないのね
100度を越えても少し ...
あたしなんて
死ねばいいのに

お風呂にずぶずぶ潜り込んで
死んだ真似

呼吸が続かなくて
ざばり
息を吸い込む

過去が何をくれた?
未来が何をくれる?

大切なのは


分かってるのに

時々難 ...
まるで
造花みたい、って

でも
こっちが本物で

香りだってするし

でも
偽物みたいに
綺麗で

どっちなのか
わからなくなるよ
鎌の三日月。目指すもの高く。

探し出した体温計の数字もやはり高く。

愛しいまどろみの中で声と瞳がよぎる。

新しい感情と世界。

あなたに感謝。

首に余計な発熱装置。

...
こねこがぐったりしてゐるよ
こねこがぐったりしてゐるよ

もうひとふんばりしてみるか

こねこがぐったりしてるから
クモの巣に抱かれた雨粒が
かみさまの吐息に焼かれ
人知れず光を集めては
底なしの池に飛び込むのを見ていた

母さんは居なくなって
波紋すら、
できなくて
何処で見失ったのか
命の終着 ...
あなたに会えるかもって
可能性0.0001%に賭けて
帰り際
小さな鏡で髪型確認
わざわざ歩いて遠回り

でもやっぱり
あなたには会えなくて
以前あなたに会わせてくれたこの道を
...
 

小学生くらいの子らが
稲の先に休むトンボをつかまえて
羽を毟り取り
わあわあと
隣の子は
首根っこをつまんで
勢い良く捻り
けたけたと
楽しげに
笑っている

びいびい ...
嘘つきたくて
小柄な爺の世迷い言

小僧よく聞けこの俺は
15の時には家出して
街から街への放浪暮らし
幾度も幾度も死にかけて
山の上から街を見て
谷の底から月を見て
たどり着いたが ...
密生している高木が
お辞儀をしているのでした
すると明るい時間に立つのは
随分とひさしぶりだと解ります

きらきらと光りに靡いている
真っさらな仮面をつけている
その地獄のやうな風が ...
船乗りのいない朝は 突然やってくる

脳が白い朝焼けに揺れる

瞼から忍び込んで 水平線を引く

船腹をなめる波が 意を鎮めて{ルビ誘=いざな}う

船体の軋む音が 孤絶した海を助長す ...
朝靄の折々重なり薄紫に

ほのかに明るく心地よき

香りいづこより聴こゆ


水音の感ありて

寄れば俯く人影は

ゆるり振り向き穏やかに

微笑みたたえる女貴人の

後 ...
月がとても綺麗ね
アホと呼ばれすぎたみたい
明るすぎるから
だから
迷子にならない内に
最後のママとのお家に
帰ろう

なんかさなんか最近さ
何とかと煙は
高いところ
目指すって ...
いつでも鞄の中に折りたたみ傘

そんなこの季節は
私たちの生気を吸い取って
過ぎているんじゃないか

私たちの吐くため息ひとつ
雨雲にしているんじゃないか

そんな錯覚がマジになりそうなほど

鬱々と ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
あきらめjam-O自由詩009/7/7 4:02
川柳1川柳109/7/7 4:00
自分というもの短歌109/7/7 3:37
ドMの賛歌自由詩209/7/7 3:35
水平線小川 葉自由詩309/7/7 3:27
もういなくなる。AKiHiC...自由詩109/7/7 3:07
河原で番田 自由詩109/7/7 2:54
光へ自由詩109/7/7 2:51
願いごと青の詩人自由詩5*09/7/7 2:15
なき虫ジャイコ自由詩309/7/7 2:00
あ、○吉岡ペペロ自由詩409/7/6 23:34
生きてみた瀬崎 虎彦自由詩109/7/6 23:17
あおむし銀猫自由詩19*09/7/6 23:13
ギムレット智鶴自由詩309/7/6 23:06
the GARDEN of SINNERS綾瀬たかし自由詩109/7/6 23:06
汚れたうさぎ色のオイタル自由詩8*09/7/6 23:06
憂国ヤオハチ自由詩009/7/6 22:39
薔薇を浮かべる風音携帯写真+...209/7/6 22:38
フェイク携帯写真+...309/7/6 20:59
死神のアサギ自由詩109/7/6 19:54
こねこがぐったりしてゐるよ三州生桑自由詩009/7/6 19:37
モーニングアフターピル佐藤真夏自由詩3+*09/7/6 18:59
破裂寸前cass自由詩109/7/6 17:58
三途一ノ瀬 要自由詩209/7/6 17:38
嘘つきの……とある蛙自由詩5*09/7/6 17:10
可変の風長押 新自由詩109/7/6 17:07
船乗りのいない朝瑠王自由詩4*09/7/6 16:59
柊 恵自由詩5*09/7/6 16:14
精神異常者の禁句tutty自由詩009/7/6 15:41
無気力のち君。時々笑顔。愛心携帯写真+...9*09/7/6 14:24

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7.03sec.