かたまって凍った重装備の人形
だらりだらり
とけて失っていく
あしあとは蒸発して
絶えない あくびと同化する
空のなかに白いハネ
をした雲
むねに刺せないくらい
おおきくて
...
光が差し込んだ喉
の奥から
羽ばたきいずるのは
鳥と
天馬
赤ん坊の開いた口から
さまざまな果実があふれ
母親の乳房に触れる
午後、空は歌いだすのに
耳の聞こえない老犬は ...
たすけて
私連れて行かれる
手足が動かないよ
服を脱がされて下着だけのみっともない姿で担架で運ばれてく
ドクター私おかしくなんかないよ
おかしいのはあなたとかお母さんとか先生とかクラスメイト ...
秋風が浸みて骨が涼しくなる
大気の上澄みを透明に飲む
空気の秋を飲む毛細血管が開く
まだ言葉を知らなかったころ
密林の影からストッキングの罠と大箱の宝を守っていた
細い文章の辿りついた意味よりも
本能は切り捨てられた我が隊を選んだ
僕は初めて醜い言葉を ...
ばくだんの解体
まるで私の心をいじくりまわして
夜空の花火になるのに似ている
そしてあるいはハイウェイ
灰色の街の一本道を
バイクのように飛ばす鼓動
棘のある私の心
もう少しロマンチック ...
私の魂は私の体から抜けて深夜どこかへ行ってしまう
私の意識は朦朧としてくる
ねえどこに行ってるの
わかんないよ
どこで遊んでるの
私君のせいで記憶が断片的にしかない
私が何人もいるみたいな ...
除光駅では星たちが手を繋ぎつぎの太陽がくるのを待っている。
惑星になった気分で飛び乗ってなのにここは居場所じゃない気分。
降りる勇気もないのにつぎの駅つぎの ...
誰の声もないままに
手や体に流されていくのは楽しいだろうか
風になり手がかりのある
そこにひとつを中に見つめて
*
そうすることもなくあり
青の色彩の中に立ち
流れる銀にかか ...
何もないようなここが 心地悪いのだろう
進む 雨にささずに
君の 晴れの日はどこへいってしまった
憂鬱な思いに失敗する
僕の思いだ
楽しさを そこへと
追いながら減り
くしゃみさ ...
先に眠りについた貴方
夜の闇に取り残された私
月明かりは
せめてもの慰め
眠ってる貴方の胸に
寄り掛かり
体温と息遣いを感じる
少しの安心が導眠剤
星の煌めき
遥か遠 ...
世界は美しくなんかない
人生は使い捨てるもんだ
夢はずっと寝て見てろ
愛は無償じゃないぜ
きちんと対価を払いな
快楽は健康的じゃない
脳に刻み込まれていく
知識を覚えて増えた皺は二度 ...
蝉時雨が肌を刺す
てんでに湧き起こる
雲の峰の下
白き猫と対峙する
突然の珍客に身構えた
野生の瞳は鋭く
こちらを値踏みしている
ようだが
耳はフルフルと
右へ左へ落ち着かず ...
今にも壊れそうな精神は
今だ使ってる98のパソコンのようですぐに不具合を起こす
助けてくれとも、言えず、かと言って自棄にもなれず
小さな声で くそったれと呟く
3年たった ...
忘れられていくのですね
小さな爆発なんて
世間の人は皆
悲しむべき悲劇の内の1つなど
簡単に忘れてしまうのですね
小さな出来事だとして
男娼をさせられていた青年、子飼いの少女と連れ ...
マナティっているじゃないですか
知ってますか 見たことありますか
めちゃ好きなんですよ 超かわいいじゃないですか
できることなら口に入れたいっすよ ぱくって
んで俺 今度築城するじゃないですか ...
戦争クレヨン 黒と白。
蒼い地球に 塗られます。
遠い異国に 行かされた
兵隊さんの 黒い靴。
兵隊さんの 帰り待つ、
お母さんの 白い髪。
...
オレンジ色の 悲しみは
小学校の 鐘の中。
オレンジ色の 悲しみは
家路を急ぐ 自転車の
ライトに吸われ、風の中。
オレンジ色の 悲しみと
今宵の月が 重なると ...
ドライブから
フロッピーディスク
噴射さる
受け止めよメガネ男子
トンボの影が 歩道を泳ぎ、
陽射しはそれを 追いかけた。
今朝に生まれた 南の風は、
池にもぐって 青くなる。
街全体の 木々たちに
飛行機雲が 挨拶し ...
真昼のソファーで目を閉じると
いつだったか、夜を待った日の
高原の風を思い出します
肩の高さほどの草むらを抜けて
尾根にむかう踏跡をたどり
軽く息を切らしながら
ずっと星に近いところにたど ...
含ませようと思えば幾らでも可能
神木を削って原形を失っても魂は宿る
ただどんなに削ごうと試みても
この赤い風船だけは到底無理なこと
彼方に消えるまで見守るのが適当
ひとた ...
真夜中に
勉強から解放され
ゆったりと風呂に入る。
別世界のテンチ
眠くなる
冷えたお茶を飲み
生き返る
苦しみを乗り越える
自分の過去を顧みて
弱点を知る
罪を憎んで
...
もったいないな
こんなに近くで
こんなに可愛いものが
あなたを必要として
泣いて呼んでいるのに
ちょっと疲れたからって
気づかないふりして
ネットとゲームに夢中なふりして
ごまかすなん ...
低い流れに目を泳がせて
わずかな光を見わたしながら
溺れぬように 眠らぬように
せめて行方を見られるように
屋根づたいに行き 海を巡る
別れ 別れ
別ればかりが ...
夏が終ります
人肌が残ります
三回くらいやったって
彼氏ではないのです
風がほどけます
秘密の鍵はごっこです
愛さけて
彼氏の知らない
足あとが ...
旅人は路地裏に入り
とあるギャラリーの戸を開いた
暗がりの壁に映し出された
ノートの縦線という「牢獄」の
内側に立つ
ひとりの囚人の絵が
何かを語りかけていた
椅子 ...
エスカレーターに立ちながら
トランクを降ろし
文庫本を開いていた
上がり終える
一歩手前に
あっ
と焦って{ルビ躓=つまず}きそうな
こころを鎮めたら
...
今すぐバスに飛び乗って
君と一緒に逃避行
行き先は何処だって
君と一緒なら天国さ
そう僕が居なくても
きっと誰も困らない
僕の代わりはいくらでもいる
そうですよね?
佐々木部長
...
ガンダムってすげえよな
隣の席で男の子たちが騒いでいた
お台場に展示されている実物大のガンダムを見てきたらしく
それぞれ高揚した面持ちで身振り手振りが忙しい
ガンダムってモビルスー ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ハの夏
唐草フウ
自由詩
4*
09/8/18 9:52
こえ
曠野
自由詩
0
09/8/18 9:51
太陽/薔薇/ナイフ/心臓
ゆりあ
自由詩
2*
09/8/18 8:47
霞 喰う
アハウ
俳句
2
09/8/18 8:23
微熱少年
tutty
自由詩
0
09/8/18 8:15
ばくだんの解体
未有花
自由詩
14*
09/8/18 7:46
PINK
ゆりあ
自由詩
4*
09/8/18 7:41
「 除光駅。 」
PULL.
短歌
3*
09/8/18 2:17
鯰
番田
自由詩
0
09/8/18 2:06
傘
〃
自由詩
1
09/8/18 2:04
眠れない夜
@ショコラ
自由詩
2
09/8/18 1:59
憾
木屋 亞万
自由詩
3+*
09/8/18 1:55
夏の猫
kauzak
自由詩
9*
09/8/18 1:20
送り火
山崎 風雅
自由詩
3
09/8/18 1:20
事件
ゴースト(無...
自由詩
1*
09/8/18 0:51
輪廻マナティ
サトタロ
自由詩
0
09/8/18 0:41
【戦争クレヨン】
白こうもり
自由詩
1
09/8/18 0:38
【夕日】
〃
自由詩
1*
09/8/18 0:36
FDD
サトタロ
短歌
1
09/8/18 0:35
【普遍性】
白こうもり
自由詩
1
09/8/18 0:24
花束の残像
たりぽん(大...
自由詩
6
09/8/18 0:10
風船
瑠王
自由詩
1*
09/8/18 0:06
夜明けを待って
ペポパンプ
自由詩
4+*
09/8/18 0:00
崩れないモノ
秋也
自由詩
1
09/8/17 23:55
ノート(46Y.8・17)
木立 悟
自由詩
2
09/8/17 22:13
真夏の終り
吉岡ペペロ
自由詩
3
09/8/17 22:04
囚人ノ絵
服部 剛
自由詩
4
09/8/17 21:39
時間のふしぎ
〃
自由詩
2
09/8/17 20:40
バスに乗って
ミツバチ
自由詩
4*
09/8/17 20:31
ガンダムなひと
恋月 ぴの
自由詩
33*
09/8/17 20:23
4345
4346
4347
4348
4349
4350
4351
4352
4353
4354
4355
4356
4357
4358
4359
4360
4361
4362
4363
4364
4365
4366
4367
4368
4369
4370
4371
4372
4373
4374
4375
4376
4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4.97sec.