この世界に生まれたことが罪だというなら
躓きながら藻掻きながら生きることがきっと罰だと思うんだ
直したばかりの大切なものをふとしたはずみでまた壊して
慌てて拾い上げようとしたその破片で血 ...
ビルごとの風鳴りを聞きながら
青い空に思う
ラーメンが食べたい
スープも麺も具も
全て透明なラーメン
もちろんラーメンと名がつくからには
美味しくなければいけない
ありんこリリー ...
>汗をかくからふいてあげる
少しふくらみをもった三日月ほどの光量で
ナプキンに描かれた「under construction」が
ひらりひらりと宙ぶらり
胸いっぱいの少女マンガを愛 ...
カス、カス。
自宅風呂場にて。親友の親の往生、その顔、愚母の大病、明日のことなど思いつつ。2009.7.3
海に行こうと決めたのは
季節の中に飛び込むためでも
まして楽しく泳ぐためでもなく
日常からあふれた出来事を
ほんの少しこぼすため
からだの中の水分が
外へ出たいと願うのを
悲しみ ...
【嘘】
ひとつ嘘を重ねては
誰かを傷つけ作り笑顔
ひとつ嘘を重ねては
誰かを失ない涙を流す
ほんの些細な嘘のはずが
いくつもの嘘を重ねていた
...
瞼を閉じるのが暗黙のルール
距離ゼロで目を開けるのはルール違反
あんなにも途方も無く遠い距離を
やっと縮められたと思うのに
また瞳の奥に貴方を逃がしてしまうから
いとも ...
ぼくは小学校にはいるまで
母の隣に寝ていた
母が小料理屋を始めて
夜遅くまで帰ってこなくなった
ぼくらの面倒をみるためにきた叔父が
押入れにあがって布団を被った
ぼくも隣にはいる
ぼくは ...
電車の中で引きこもりたい
終点のない電車の中で
世界の車窓から世界を永遠に見送りながら
眠くなったら好きに寝て 寝過ごして
車掌に起こされることもなく 親切な客に起こされることもなく
旅を続 ...
呑んで呑まれて 前後不覚
響いて痛んで 覚醒するベッドの上
発信するつもりの無い十一桁
天から地に落つ空白の十二時間
下がる血の気
大事に 消さなかったのは
自分の ...
胡蝶蘭に憧れたタンポポは
花びらが日焼けしないように気をつけたり
たくさんの葉はいらないと減らしてみたり
そうして思いきりパァと咲いてみたら
やっぱりタンポポでガックリした
せめて高い位 ...
6月の「ぽえとりー劇場」のオープニングでは、Ben’sCafeに集まる人にとって言葉の味わいの深まるような有意義な詩の夜となるよう願いをこめて、宮沢賢治の「注文の多い料理店」の序文を朗読しました。 ...
詩人でもないのに詩のように
自分は誰と
問うもう一人
分からなくても
元通りに貝がら合わせ
疲れ知らずの海へ
ボクハズルイシ
なまけるし
拙い詩だけど夕凪はいい
...
雨にぬれたのがよいとかいうので
幼生のわたしは
こころみにしずしずしとしと歩いてみます
あ、あの日
膝の上がかっかして
上気したほおが
染め抜いたゆうぐれの
タップダンスの足が
...
引き吊ってきた 僕
引き笑いの 君
引き合いすぎて ちぎれるね
押して押して付き合った僕ら
今度は引っ張ってみよう離れるほどに
怖くなんかない
君の隣にいる ...
まことの自分である時は
背後に透きとおる
あのまなざしが
黙って微笑を浮かべます
まことの自分である時は
色褪せていた日常に
肩を並べた花々が
次々口を開いてゆきます
...
コンクリートの舗道から
唐突にはみ出してしまった
名も知らぬ草
引き千切られても
踏みにじられても
へらへらと風に揺れている
雑草になりたい
生えることだけを
考えたい
...
遠回りしているだけの放課後は
ただぼんやりとただぼんやりと
キミノコトこっそり見ているようなこの目が恥ずかしくはずしたメガネ
横断歩道の渡り方などしりません
陸橋の上に ...
{ルビ若布=わかめ}の{ルビ疎=まば}らに干し上がる
六月の浜辺を振り返れば
今迄歩いて来た僕の
たどたどしい足跡が
霞がかった岬の方まで
延々と続いていた
あの岬の幻は ...
○父
窓から庭のブランコを
眺めることが多くなった
あれにはもう一生分乗った
と言って
時々体を揺らす
背中が
押されるところではなく
支えられるところとなってから久し ...
止めようと思った。
「海の端っこが見たい。」
そう言って荒れ狂う波に身を投げようとする君を。
止めようと思った。
気持ち悪い偽の笑顔を浮かべ、ただ快楽だけを与えよう ...
いつも、月の中を巡っていた。
夜になると、いつだつて空に浮かぶ黄色い星。暗闇の中で一番明るくて眩しい星の中を、グルグルと彷徨っている。
月の中を想像した事ある?
表面は灰色のクレータ ...
{引用=ねえ、
大丈夫じゃない
君は今、
どうしてる?
*
神様なんて
便利なものだ
好きな時に
利用すればいい
無料でレンタル
但し
使用後には
対価 ...
頭をかかえることが日に日に増えていく
信じることはやめないけれど
今日もたくさんの不安が降り注ぐ
本当のことを言おう
閉塞感やどうにもならない苛立ちってのは
思春期に限ったことだと思 ...
まどろみは とうとう
流れ 流れ 夢をなう
漂い着いた 海峡の夏に
覚めきれぬ
想いのひらを あゆむ
深遠なうみの果て
空のはしを ちぎった 白いウミネコが、
つばさを止めて ...
しゅわしゅわと音をたてる炭酸水
細かい泡を頬に受けて
溢れていく夏の香りを口に含む
片手に瓶をつかみ庭を歩く
空に浮かぶ真っ白な雲
塀の向こうに緑の海が見える
泡があふれて雲が ...
地獄の中の九尾狐 極楽を知らず
ギリギリで見切る者は すれすれに見限られる
そろりそろりと のんびりと生きて来たのは本当だけど
依存でも 中毒でも 構わない 水や空気でも
...
自然体で生きられぬ 朝露も消えて
暁を覚えず穢土から浄土へ心焦がれて春の眠り
喩え乞食道のような身となれど満天の星
少子化の国家の空にたなびく鯉幟
愚かさに潜む賢さの種を見つけ ...
深まる夜に ぼんやりと月 すっきりと月
睡魔と闘うしかないのだ 人生の先輩
たとえば 心を込めたおもてなしには 裏もなし
満たされる訳も無かろうに 夜食べて
言い訳だけで生 ...
早朝から3人も。みんな素敵な人で涙出そう。
感受性強いのもいい加減にしろよ。
でも、好きなの。
生きてなかったら、逢えないんだから。
一瞬一瞬を大切にしたいの。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
罪と罰
1486 1...
自由詩
2*
09/7/4 0:11
短冊と落とし文月/透明なラーメン
海里
自由詩
2
09/7/3 23:51
星食する
さわ田マヨネ
自由詩
5
09/7/3 23:48
本日の独り言 その八
A-29
自由詩
0
09/7/3 23:43
「海にかえる」
ベンジャミン
自由詩
2*
09/7/3 23:34
嘘
綾瀬たかし
自由詩
1
09/7/3 23:08
苦しくなる深淵
sakura...
自由詩
0
09/7/3 22:35
もうひとりのぼくが囁く
殿岡秀秋
自由詩
4
09/7/3 22:26
電車とホームの間
新守山ダダマ
自由詩
6
09/7/3 22:22
未練
sakura...
自由詩
0
09/7/3 22:06
タンポポ
未完
自由詩
7*
09/7/3 21:34
宮沢賢治からのメッセージ 〜言葉というたべものに就いて〜
服部 剛
散文(批評...
2*
09/7/3 21:12
夕凪
sya
自由詩
0
09/7/3 20:20
タッピング・ラップトップ・ブラトップ
mizu K
自由詩
9
09/7/3 20:10
引いた者勝ち
燎
自由詩
2
09/7/3 19:54
花の合唱団
服部 剛
自由詩
4
09/7/3 19:38
生える
nonya
自由詩
6*
09/7/3 19:07
空路遊戯
アイバ シュ...
短歌
4
09/7/3 19:05
明日の海
服部 剛
自由詩
9
09/7/3 18:41
家族
たもつ
自由詩
49
09/7/3 17:46
うしろにいる
蓮沼 栞
自由詩
1
09/7/3 16:34
彷徨いの月
〃
自由詩
3
09/7/3 16:18
神様レンタルサービス
ゆうと
自由詩
2*
09/7/3 15:32
脆い自分に向けた精神的跳躍のための
熊野とろろ
自由詩
3*
09/7/3 15:18
「初枕」
月乃助
自由詩
6*
09/7/3 14:19
炭酸水
暗闇れもん
自由詩
1
09/7/3 13:56
一行詩(十編)
板谷みきょう
自由詩
1*
09/7/3 12:23
〃
〃
自由詩
1*
09/7/3 12:22
(
〃
自由詩
0
09/7/3 12:21
天使に逢ったよ
アサギ
自由詩
2
09/7/3 11:10
4347
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4387
5.32sec.