手の平にありあまる星を抱きしめた君は
在るべき場所に
帰す気なんて初めからないのだろう?
己の記憶が 空を支配することを求める君は…
星が悲鳴をあげているよ
固く縛ってしまったの ...
私たちから見たら
虫はなにも考えていない
なにも、というのは
私たちの考えていることはなにも、ということだ
地球から見たら
私たちはなにも考えていない
なにも、とい ...
傘はどうしたの?
由紀さんに言われはじめて気づいた
昨日買ったばかりの雨傘
ガーリーとは思いつつも華やかなレースに一目惚れしたんだよね
教室に置き忘れたのじゃ無いだけは確かなんだけど
...
超密集型合同庁舎兼大時計台の八百万本に及ぶ銀色支柱がタテ・ナナメ・ヨコに生えてならんで、
金ダワシみたいな鳥の巣が もさもさ そこここにくっついてて、
ゼンマイひよこは顔を出し、やっぱ隠れて、もぞ ...
のぼるくんはある時ふと思いました。
知りたいと思ったことを知りたいと思ったときに調べられる環境と時間があることは本当は幸せなことなんだ。
当たり前過ぎで気づかなかった。
そう思っ ...
むしを食べ 手指を舐め 詩思をうたう
飢えた怪物のような向日葵だ
仲間外れの罠にもかからぬふりで
グラウンドを睨んで揺れている
なまぬるい呼気を吐却して
腫れぼったいくちびるから
高ら ...
耳の後ろが赤く膨れ上がり
朝焼けのように
蕁麻疹が広がる
意味の分からない
恐怖をかんじる
湿地帯の高い草の中で
白い水鳥の環視の中で
叔母は叫び声をあげる
白い水鳥の環視の中で
湿 ...
兄は無口になる
暗さが増してくるこの頃
筋肉を持て余し
内部の膨張を持て余し
彼岸花の咲く川べりは
自転車を押して入る
鷺が落ちるように飛ぶ濡れた地帯
自転車を押して入る
彼岸花の咲く ...
家と壁と人が消え
庭が庭につながり
あふれている
どこからでも見えるほどの
巨きな建物に
たどりつけない夢から覚め
床の上の静けさを見つめる
背中だけ ...
雨に濡れたアスファルトの上を
自動車が走っていく音
さよならの言葉で
今と未来とを繋ぐ
通り雨みたいなものだったんだ
やがて虹を映して
ついさっきまで
眠っていたかのような
まどろみ
覚醒を求めて
手元ののコーヒーを一口
手を伸ばして
煙草を一本
煙を吐くと
...
醜悪だと
言う薔薇を飼う
一枚羽を裂く
二枚羽へと手を伸ばす‥
痛い?
残り羽を全て無くせば、皆似たようなものの
君はどんな裸をしている
全て魅せてごらんよ
そう言 ...
もうどこにも、残り香なんてありはしないよ
君が残した花の死骸も
いずれ朽ちる。
葬列に加われない僕の弱さを責めなかった
君の清廉さが
今はただつらい。
慟哭した
滲むような月夜
虎の真似事さ
言葉 ...
この胸で休みなさい
疲れた体を横たえ
毛づくろいをして
次の旅に出よう
泣いて笑って
怒って悲しんで
皆必死に
生きている
すべては正しい
良心からしているから
心配はいら ...
言葉足りなくて
聴こえない白の音符
カタチに為たくて
...
それは自然と笑顔がほころぶ様な、温かさを備え
それは自然と切なさを与える様な、哀しさを備え
ねぇ知ってる?
愛はイトシイとも読むけども
カナシイとも読む事を
屋根は温度を増し ...
Natsu no yo no machi(街) wa
Itsuka asufaruto iro no
Kakusa(乾砂) no toori
Soredemo
Yume no koe de ...
それは神聖で
侵されることない神秘
逃避行
もう
終わりにしよう
命なら
ここにあった
刈りとられ
跳びはねてなお
夜になると猥らだった
言葉たち
摘みとってゆく六月の光は
無いようで
そこにあった
緑たちに
ろ過され
打ち砕かれた先に
また
芽吹きはじめる
...
流れに逆らって風が吹くから
動けない枯れ葉が揺れる
時期尚早
焦って落ちた
若葉も揺れる
全くその夏と言えば
まだ6月だと言うのに
いつものように焦ってはじまるイチロクサンパチの祭りが
暑くて街 ...
『川沿いの空想』
老人は川沿いを
ゆっくりと目的地に向かっていった
すべての色を鮮やかに
太陽が今日も熱かった
泳げはしない川の
それでも綺麗な流れの中を泳ぐ
あの魚になりたい
水面を食むその ...
{引用=わかってる
魂を教えることはできない
そもそも
魂を教えることはしない
精神論で支えられる部分は
言葉から受ける印象ほど広くない
それでも
教えるというところに
ひ ...
たなごころに
すとんと収まるその笛は
尊い土の重さと
ほのかな内空の軽さを
同時に伝える
私は
澄んだ森の気配に
肺胞を湿らせ
惹きつけられるように
ほっこりとしたぬくもりに
...
うつうつと気分すぐれぬ真昼なり比叡に白き水蒸気たつ
まばらにも家建つ土地に梅雨の雨青田潤し緑濃き稲
中元に妻と二人ほうじ茶玄米茶煎茶求めけり
トライアングル
カラカラたたけば
遠くで聞きたい鋭い音
速度を弱めて響きを遊び
近づいてみた
余韻をしっかりミュートして
アコーデオン的な手法で
空気を押し出し
塗り尽くせればいいなと ...
眠くなくても朝おきるのが億劫で、冷房が効きスギル熱を膨らませた電車にゆらゆら水面がマドロンデいるのを見下ろす。
最後によんだ夢メッセージ。
件名『さようなら』
----- ...
暗い道を進んで
どこまでいったかわからないけど
結構遠いところのようです
大きい箱に入ると奇麗になって
また汚れておいでってことみたい
お母さんみたいだね
何人かの子供は帰ってこない
で ...
ほつれる心と身体の端くれを
いつも不器用な指で玉結びするの
やわらかな皮膚にあたる異物感を感じて
ちょっとだけ安心したら眠るんだ
誰かに会いたいって思ったまんまで
はりめぐらされたピアノ ...
記録更新中
今も
...
もうやけっぱちだった。仕事も棒に振り、ここで金を借りることができなければ娑婆を捨てるか首をくくるしかない。ほんの少し、ほんの少しの種銭さえあれば取り戻せる、きっと。
仁王の睨む山門をくぐると ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
もてあそばれた記憶
みぞるる
自由詩
1
09/6/23 22:34
虫の歌
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/6/23 22:16
はねるひと
恋月 ぴの
自由詩
15+*
09/6/23 22:11
スーパーひよこ型シティが各地に形成されるまで
北街かな
自由詩
5*
09/6/23 21:58
のぼるくん
つゆ
自由詩
4*
09/6/23 21:52
ひまわり
北街かな
自由詩
6*
09/6/23 21:38
書かれた-叔母
非在の虹
自由詩
2*
09/6/23 20:36
書かれた-兄
〃
自由詩
0
09/6/23 20:34
緑夜
木立 悟
自由詩
2
09/6/23 20:23
あじさい通り
衿野果歩
自由詩
1
09/6/23 19:08
誰にも侵されない夕方
瑠音
自由詩
1
09/6/23 19:01
飼い薔薇の裸
蓮沼 栞
自由詩
1+
09/6/23 18:22
ふぞろいな葬列Ⅱ
水島芳野
携帯写真+...
4
09/6/23 18:05
Open your heart
ペポパンプ
自由詩
6*
09/6/23 17:05
親愛なる君へ
蓮沼 栞
自由詩
4
09/6/23 16:44
自然に好きが溢れてた
〃
自由詩
2
09/6/23 16:13
Midnight summer dream
月乃助
自由詩
1*
09/6/23 15:49
海
瑠音
携帯写真+...
4*
09/6/23 15:46
_
石黒
自由詩
2
09/6/23 14:29
伊勢
瑠音
携帯写真+...
4
09/6/23 14:17
スケッチ #6/23
〃
携帯写真+...
3
09/6/23 13:52
「魂の授業」
ベンジャミン
自由詩
7*
09/6/23 13:06
土笛の記憶
佐野権太
自由詩
15*
09/6/23 11:37
真昼の電車
生田 稔
短歌
2
09/6/23 9:37
お絵描き
sk
自由詩
3
09/6/23 9:34
ユメッセージ
終
自由詩
2
09/6/23 9:31
さいみん
sk
自由詩
0
09/6/23 9:25
悲しそうな肉片
かのこ
自由詩
2
09/6/23 8:53
ソッコー
udegeu...
自由詩
0
09/6/23 7:57
地蔵菩薩
within
散文(批評...
4*
09/6/23 5:33
4349
4350
4351
4352
4353
4354
4355
4356
4357
4358
4359
4360
4361
4362
4363
4364
4365
4366
4367
4368
4369
4370
4371
4372
4373
4374
4375
4376
4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4386
4387
4388
4389
5.89sec.