悲しいほど 絶対に許容しない

化石みたいだけどきれいだよ

ながくかかったよ ながながと しっとり

じっーとしてるよな

ひとむかしまえの誠意なら ロックで

ごまかした手前  ...
 
 
くにゅくにゅ列車が
小さなバス停にやってきて
ダチョウを三羽乗せて行った
ダチョウたちが仲良く
キャラメルを分け合っているのが
窓の外からも
なんとなくわかった
何も無い妹の ...
ここ一週間の生活は
まさに堕落という他ないくらいな有様で

でも気持ちは確実に回復しており
やっと脳に私の世界が生まれ
あと少しで筆を握れるだろう

愛しくて不器用
正面向き合ったら ...
ある夕方

妻が台所でエリンギを持って立っていた
しげしげとエリンギを眺めている
じっくりと観察しているようにも見える

よりによってエリンギだったので
エリンギを握っている妻 ...
居場所を求めた僕に、それは貰えなかった。

心地好かったはずの、あの場所には僕からのサヨナラ。

君は、僕に微笑んでくれた。とてもとても、ゆっくり休めた。

アリガト。

けれど、そん ...
一器官の不定期な激痛と鮮血のしたたるお月様の期間
太古からの生命の流れと、生きるもの達への意思の残酷さに思いをはせる

生まれる前から揺らぐ淡いお月様、、、伝えたい事がたくさんある
大好きなあなたと
笑顔をともに重ねたい
陽の見えない換気窓から
影とほんのり外界の時を伝える



枝豆をパチン・パチン
鋏でとってゆく
土のにおいが
なぜか懐かしく
ゆらめい ...
あなたが地上から旅立って間も無い今 
こうして語るのは月並みだが 

友達でもないのに僕は言う 
マイケル、 
あなたが音楽の神様に選ばれた 
天使のように 
あふれる歓びを踊りながら歌 ...
向う岸めがけて石を投げる
不様なフォームで
何度も 何度も

自分の何処かにへばりついた
決して懐かしくない想いを
危うげな放物線に託して
思いっきり放り出す

届いたことはない ...
明後日の今頃には
きっとわたし、泣いてる

ハナキンなんて言葉が流行ったっけ
週末の空気はほこりっぽくて
ろ過された部分だけを吸い込もうと
口を無意識にぱくぱくとさせる

大嫌いなもの ...
下を向いた少女の
影のような髪の毛が
風にたなびく

後ろに流れていった影たちは
空の淵、聳える山の向こうへと行く
山の向こうには
海がある
誰も知ることの出来ない、触れてはいけない黒 ...
わたしの、隙だらけの皮膚を突き抜けて
メタセコイアが生えている
臓器はいつしか記憶を失くし
葉脈を血液だけがめぐりつづけいる



あまりにむごい手つきで
世界が わたしを愛してや ...
我が肉の南方回帰さめやらず
        高天原もリーフの先に


創世の靄る熱の中浮遊する
          人間の種五体固まりつつ


昏い寝間朝日射す夢まどろんで
     ...
ため息が指に絡んで取れない午後
自由のきかない爪先が憎くって
歯の根を鳴らす不気味な横顔
この足は誰の意志に従って
懐かしいと思わせるこの道を歩いているんだろう
夕暮れが落下してくる
夜が ...
毎日毎日、私は生きてる。
何かを食べ、何かを排出し、何かをして、生きている。
毎日毎日、私はこなしている。
終わりなく続くように見える、隙間の開いたつり橋の板の上を、
無言で一枚ずつ渡るように ...
野良犬は偉いなあ。

餌の在処を知っている。
何処でも眠れる。
愛嬌の振り方、
愛想の尽き方、
腰の振り方、
土の掘り方も知っている。
毛色は違えど群れの秩序を守り、
殺さない喧嘩も ...
シグナルを待つ間
雨の音ばかり聞いていた
せつなさが押し寄せて
あわててアクセルを踏めば
頬を伝わる涙に気付く

外はサイレントレイン
あなたの声も聞こえない
まるで逃げるように車を飛 ...
この不景気で
「ありがとう」は
あまり回ってこないから
大事に大事に抱え込んでいた


街中の
誰もがそうやっていたら
いつしか
「ありがとう」は
街から消えてしまった


...
ゆっくりと終わる話
そればかりの会話は誰が居る訳でもなくて
少し肺に残している
こぼれそうになる、胸から

腕が痺れて
それもゆっくりと離れて
なんでも無いから名前を呼び
残っている砂 ...
川が緑に映るのは


上の緑が反射しているからなのか


下から緑が反射しているからなのか



表面しか目に映らない




表面にしか映らないものに


...
私は現在。
湾刀の先で風を切る一隻の、ゴメ
一隻の ゴメだ
これは帰れないみちのりであって
忘れていることなど何もない、道

ここに道があるからあるいて行く
あそこにはたどり着けないとし ...
それでも、最後には微笑む
日曜日さんさんさ(心の臓はぴりぴりじん
一期一会の花と風
雲はさよなら云っている
白い手をふる
御母上
まだ見ぬひとみに映ってる
空はどんなに青いのか
濡れた ...
雪解け道を歩いて行く
正午を呼ぶのはかなしびか
生めない、老馬の針仕事

今日は、と今日も初めてのあいさつをする
失われた空の色はいまも青く
生み落とされた核の舞台裏
微温む静水の夢
...
今朝もまた

三十年妻と起き伏し今朝もまた出かける妻に礼をのぶ

雪の朝子を連れ妻は自転車で駅に向かいて出でゆけり

深夜勤残されし子と吾と物語読み聞かせやる夜幾夜重ねし
歯に詰まった小骨をとろうと指入れる
全くもって取れないで
爪楊枝
歯の隙間増えたなんて思うけど
赤ん坊
吸わない乳首の色合いは
まだまだ女と言わせるようで
しらばっくれて抜け出す路傍の片 ...
段ボール引き裂いて
あみだくじにしたら
どっかいけるかもしれないよ
不思議な煮込み料理だった
そこにエッチなDVDは
なくしてしまっていったい
ポルトガルにあることへ
私をぼんやりと

ツタヤで食べた
アメリカ人を
そのしていたのは誰とだったのだろうと ...
 
 
古い地図をひらくと
あの日のわたしが
チャリンコ漕いで走ってる

高校と家の
片道十キロの距離を
毎日通った

部活は一年で
辞めてしまったけど
片道十キロの
距離は ...
父は大柄な馬だった。引退レースの有馬記念で、あっと驚く大穴を開けた時、530kgもあった。そしてその仔達も大柄な馬が多く、余計なことに、よく穴を開けるとこまで似ていた。
「血のロマン」てやつを信じ ...
冷静でいなきゃいけないのに魔物が迎えにきた。
ゆっくり積み上げたものがいきなり崩れたんだって。
わたしが言った事が全て嘘だったらどうするの。自分で壊した。
こんなはずじゃなかった。麻薬が必要。自 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
日日草_rev2ヤオハチ自由詩009/7/1 22:24
くにゅくにゅ列車たもつ自由詩1009/7/1 22:11
飄遊蝶澤自由詩109/7/1 22:00
「エリンギ」ベンジャミン自由詩3*09/7/1 21:02
居場所。狠志自由詩109/7/1 20:35
紅い痛みアサギ自由詩009/7/1 20:13
残照唐草フウ自由詩5*09/7/1 20:11
アメリカの英雄に捧ぐ服部 剛自由詩309/7/1 19:41
距離nonya自由詩4*09/7/1 19:04
予定された金曜日あ。自由詩9*09/7/1 18:30
呼ぶ声高橋魚自由詩209/7/1 17:01
未完の、ソネット 「隠家(あじと)」望月 ゆき自由詩8*09/7/1 16:49
南への回帰アハウ短歌209/7/1 16:31
『歩行者優先』東雲 李葉自由詩009/7/1 15:27
社会の中であきな自由詩209/7/1 15:21
野良犬は偉い。四球自由詩009/7/1 14:35
サイレントレイン未有花自由詩11*09/7/1 12:58
雨なんて降らないから小原あき自由詩7*09/7/1 12:32
act.2チャイ自由詩109/7/1 12:31
からふるさかみち。LOW自由詩009/7/1 10:59
亡命者こしごえ自由詩5*09/7/1 8:30
ONEDAY自由詩2*09/7/1 8:29
一期一会の春先自由詩1*09/7/1 8:27
今朝もまた生田 稔短歌209/7/1 8:05
サーモンピンクyoyo自由詩209/7/1 7:09
ぐるぐるsk自由詩109/7/1 3:52
海峡番田 自由詩309/7/1 2:59
地図小川 葉自由詩409/7/1 1:42
「名」馬列伝(3) オースミダイナー角田寿星散文(批評...4*09/7/1 1:27
思考が切れるアサギ自由詩109/7/1 1:05

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加筆訂正:
Good-bye YesterDays/もこもこわたあめ[09/7/1 21:44]
タイトル改め
7.26sec.