くじけた気持ちが満ちてくるのは
自分が気難しいせいだ。
軟化した脳で考えさせ
萎えた手で持つこと
折れた足で立つこと
遠くなった耳に聴かせる
衰えることを許さないかのように
若さ ...
熱いコーヒーはいかが?
砂糖多めの
うんと甘いの
でも熱いから
くれぐれも火傷には
注意なさって
午後の柔らかい陽だまりの中で
君がいれてくれたコーヒーは
とても甘くて
優しい味 ...
しわしわ
しゅわわな
かたちよ
おつかれ
てのひらが
からだを
もちあげ
よいしょ
くしゃくしゃに泣いた君の赤い頬がりんごのようでただ撫でている
タイミングがわからなくてと前置いてミョウジで呼ぶのを廃止した君
気に入らない写真を見ては千切っている君の背中が ...
三日月みたいな太陽だと
月が割り込んできただけじゃねえか
三日月みたいな太陽か
戦争なんかもそうなのかな
エゴの上にネーションがあって
ネーション同士のあいだに
ふ ...
ここまで来たらはい、終 わ り 。
あとは切り捨てバイバイ、
*************ごめんね?
0に君は限りなく近いから
さあさ0になりなさい!
擦り切れた0に近い ...
牧場の匂いがする
牛がいる
馬がいる
羊がいる
柵がある
のではなく
わたしが一人
ここにいる
夏だ
蝉が鳴いている
去年も感じた
夏だ
夏が来た。
青い血のほとばしり出る蜥蜴かな
悪王を蝦蟇の海へと捨てるなり
平地を山と思いて上りおり
いつだってそうだ。
大事なものは
奪われる。
信じた途端に
裏切られる。
そんな風に
真っ直ぐな瞳で
変わらない愛 ...
薄闇
床闇
死が詰め込まれて
予行演習しているかのような工業団地付近
(よく見ろ)
(貘だ!)
切れ長
面長
薄紅
薬指長い
ソリに乗った卵形
颯爽登場
詩と死 ...
限りなく広大な影の中を
私たちは飛んでいる
安らかな地を求めて
大地を駆け巡る狂気を眺めていた
ぼんやりと街に立っていると
悟りを感じ
新しい部屋を目指した
手には夢だった
リュックには袋を詰めて
晴れたときに出かけた
思いもなく
壁を押して 出て行った
ビスケットは高か ...
思う今日も 誰もいないまま
降りてこられている 蛇口をひねる
僕の街は 歩き続ける光へと
拒否する人へと
出て行ったのは はじめた人に
その海に この日々を吐くための
過去の季節を ...
女は死してなお美しくありたかった
最も耐えられなかったのが遺体発見現場の女を縁取る白い輪郭だった
そんなまぬけな標識のようなシルエットで、女の身体を縁取るということは
死んだ女にとって許しがた ...
水のない水槽の中で
ただじっと空を見ていた
泳ぎ方を忘れた魚たちには
青の区別がつかない
水のない水槽の中は
水がない分だけ騒がしい
自分の鱗のはげ落ちる音にすら
耳を塞ぎたくなるほ ...
友人から、楠かつのりさんの7月29日の日記記事「いろいろな声が集まる場で星が生まれる」で、私の7月28日の投稿、「高知県で詩のボクシングを見た。自分がまったく活動していないことを知った。」を踏まえた記 ...
おれ高校のときから女の子とうまく話せなくってさ
バンド始めてからもコンプレックスっていうのかな
負い目が消えなくてステージの上でベース弾いてても
いいところでふわっと冷めちゃうんだよね
あっお ...
糞のような上司に扱き使われ、糞のような後輩に罵られながらの仕事を終えた僕は、朦朧とした意識の中で帰宅した。
霞んだ視界の中で、世界が僕を嘲笑っている。
絶え間ない幻覚と込み上げ ...
とっても とってもすきだったから
いっぱい いっぱいすきってゆったんだ
すきなときに すきってゆったんだ
すきなだけ すきってゆったんだ
すきかってに すきってゆったんだ
すきほうだいに ...
鈴の音がなったら
ここの階段をあがって
暗いから転ばない様に気を付けて
こっちへ来て
楽しいことしよう
電気は付けちゃだめ
みんなには秘密だよ
私とあなただけの秘密
真っ暗で
あなた ...
ずっと前から見つめていた とても大きくて立派な扉
ノックして跳ね返った音に 鮮やかな景色を思い浮かべていた
だけどいつからか知ってしまった 空想の向こう現実の世界
伸ばした手を静かに下ろし ...
駅長が
ゆっくりと
汗をふいていた。
通るの
特急列車だよ。
誰かに私の思想を殺してもらいたいのです
ほらそこの君、
そう前髪が目にかかって鬱陶しそうな君でもいいよ
私は自らの脚をいつも平気でさらけ出しています
だって自信があるんだもの
私は交通事故で ...
目の前の小銭に目がくらんで
人を殺す人間がいる
貧しい国の
貧しい町の話じゃないんだぜ
余ってよどんだ金が腐ってる
この国の話だ
だってそうだろう
いつ壊れるともしれない大地に
原 ...
1
「――光は痛いですね。
きみは風にのれば影がなくなるのをしっていますか?
きみの記憶は焦らずに、
ゆっくり歩いていけば自然と埋まってゆくでしょう。
きみよりも地面 ...
私の友達と云う人々は、つきのひとが多い
いくつもの、ものすごいクーデターを隠し持ちながら
淡々と歩武を進めているのだ
夏の終わりに生まれるさびしいさびしい月下美人のように
ひっそりと、しなやか ...
下らぬテレビを見るまでに
落ちこぼれたとは思わない
だけれどあなたと見る画面なら
不思議、心から楽しめている
芸術と思えない歌と
共に生きようとは思わない
だけれどあなたが唄う歌なら
...
仕事から帰ってきたきみが珍しく
お土産があるよだなんて言ってかばんを探り
よれたスーパーの袋を差し出した
縛ってある口をほどいて覗き込むと
ふわりと青い匂いが鼻腔に飛び込んでくる
...
氷山の一角口の中で転がす
入道雲の昼寝
セミの即興ライブ
海辺のざわめき
乳白色の日焼け止め
3日坊主の日記帳
夏がきた。わくわくわく。
暑さ紛らわすためのまどろみ
起きたら空オレン ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
・∞00〇◯00時◯〇00∞・
板谷みきょう
自由詩
6*
09/7/30 14:19
たんぽぽ
ミツバチ
自由詩
2*
09/7/30 13:37
わしは じじい
おかず
自由詩
1*
09/7/30 12:51
りんご関係
薬指
短歌
4*
09/7/30 12:44
月と戦争
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/7/30 12:37
limit
雨霧
自由詩
0*
09/7/30 12:06
輪郭
小川 葉
自由詩
2*
09/7/30 10:55
夏
プル式
自由詩
1
09/7/30 10:17
青い血
アハウ
俳句
2
09/7/30 9:14
糧
YuLia
自由詩
0
09/7/30 7:00
貘
ゴースト(無...
自由詩
0*
09/7/30 3:22
earth
夜恋
自由詩
1
09/7/30 3:14
旅
番田
自由詩
1
09/7/30 2:32
水
〃
自由詩
0
09/7/30 2:32
輪郭
木屋 亞万
自由詩
2*
09/7/30 2:30
水のない水槽
三原千尋
自由詩
23*
09/7/30 2:10
楠かつのりさんの「詩のボクシング」に対する自己批評について、 ...
イダヅカマコ...
散文(批評...
1*
09/7/30 2:06
青いカクテル
薬指
自由詩
6+*
09/7/30 1:51
腹痛
敬語
自由詩
1*
09/7/30 1:49
すき。
三原千尋
自由詩
4
09/7/30 1:47
真夜中
ゆりあ
自由詩
4
09/7/30 1:42
扉
1486 1...
自由詩
3*
09/7/30 1:38
どこかの駅長
おかず
自由詩
2*
09/7/30 1:36
真夜中のプール/黒い太陽の光
ゆりあ
自由詩
2+
09/7/30 1:36
せいじか
三原千尋
自由詩
2
09/7/30 1:20
夏の日の夢
e.mei
自由詩
21
09/7/30 1:08
つきのひと
ゆるこ
自由詩
3
09/7/30 0:59
SPICE
邦秋
自由詩
0*
09/7/29 23:53
ツルレイシとさくらんぼの関係
あ。
自由詩
12*
09/7/29 23:37
夏の幕開け
つゆ
携帯写真+...
4*
09/7/29 23:37
4362
4363
4364
4365
4366
4367
4368
4369
4370
4371
4372
4373
4374
4375
4376
4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4386
4387
4388
4389
4390
4391
4392
4393
4394
4395
4396
4397
4398
4399
4400
4401
4402
加筆訂正:
或る朝のまなざし
/
熊野とろろ
[09/7/30 13:00]
誤字があり訂正しました
7.24sec.