真夜中、駅前、点滅信号。
温いコーヒー、独りきり。
恋人達の夜、濡れた空。
寝静まった車、焦げたアスファルト。
匂い。
降り出した雨、走る車輪。
薄暗い世界、懐中電灯、 ...
この口が、愛を語ってます。
何度目の嘘でしょうか。
その時の真実。
なんて都合の良い言い訳を繰り返して。
今、あなたを好きだと言ってます。
口を塞いでも、こぼれ落ちるの ...
夏の空が広く見えるのは
余計なものが流されているからだろう
小学生の頃の一番の友だちは
国語の教科書と学級文庫と図書室の空気
頁をめくったときの薄っぺらい音と
綺麗に並ぶ印刷の文字が ...
寝ぼけてたかな
外国語で書かれた手紙を
さっき受け取った気がしたんだけど
どこかへいってしまった
夜みたいな手紙だった、ぼくのまだ知らない夜みたいな
おかあさんが
くれたんじゃなかった ...
今日の気分はブルー
海辺で拾った枝を海に向かって投げる
思いっきり投げたので
遠くまでいく筈なのに
自分がこけて近くに落ちた
・・・気分はブルー
今日の気分はグリーン
巨大な岸壁 ...
水平線に沈む太陽
空も海も何もかも赤く染めて
いつか私も溶けてしまえばいいのに
髪を揺らす潮風
コンクリートはまだ温度を保ち
冷えた体には心地良く
まるで君の温もりみたい
目の前 ...
ぐらぐらと沸騰している風景の中で
レイザーライトのように蝉が鋭く
生きてる
夏の街路樹をすべて焼き殺すように
生きてる
生きてる
わたしはゆっくりと自転車を漕いで
死んだふり ...
厚く
熱の積層する
太陽の谷間で
流水を浴びたいと
切望の淵
地虫は揚力を手に入れて
夏の途中、
蒸す草いきれは陰を追い
木々の葉をひるがえす
風もなく
...
って何?
気の効かないかわいいだけの女の子たちがオシャレにいそしんで望むコンパで
男の子たちは飲み放題のサワーや生中を誰かに飲ませようと必死になってる
サマー
おーすげー短 ...
くらけれど東の小屋は日をうけて
俺の居場所はここだ!!!
ってここどこだ?!
今ここって実はどこでもないよ
ふりだしにもどる
っつーかふりだしから一歩も動かない
足の小ささが気になってふらつく
君 ...
その記録に関して
僕の記憶の倉庫には
僅かな記述でくくられた薄っぺらな本が一冊しかありません
でも、その本を開く度に
痛くて堪らないと
僕の中の良心が泣き叫ぶのです
痛くて、痛くて堪らないの ...
爪に色を塗らないと落ち着かない
今夜は夜空色
熟れ過ぎみたいな月
毛の長い黒猫
その目はどこを刺しているの
「またね」でつくられる次の世界
爆音でつくられる今 嗚呼 ...
君の部屋のにおい
いいにおいだ
でも思い出せない
Tシャツの袖に鼻をあてて
歩いて帰る
橋の真ん中で立ち止まる
誰にも分からない言葉で宇宙と交信してる
...
顔を上げて見すえる先の その先の いまだとけない氷を割れば
3分だけ待っていてね 目を閉じて待っていてね いなくなるまで
幼い日 歌いつつ急いた道すがら どこに戻れずにいるとおりゃん ...
ちぐはぐだらけな泥沼を掬い上げて
今にもこぼれだす彼女の涙も、
あたしにはただひたすらに幻のように見える。
そろそろ 視聴覚の衰え。
今にも泣きだしそうなあたしを
見てみぬふりした黒猫を ...
あの時 俺は3歳でやくざに中古車を斡旋していた
親父とお袋はモノマネパブで手品を披露していた
年の離れた兄貴はF1レーサーになりたがっていた
年老いた祖父母の邸宅は無情にも差し押さえられ
大物 ...
ヘアームースの泡立ちが悪いといって俺は死んだ
享年4歳のあまりにも早すぎる死を誰もが惜しんだ
ヘアームース会社は即日会社更生法の適用を申請し
ヘアージェル会社として新たなる道を歩み出したが
こ ...
山に
煙みたいな雲が
かかっているのを見ると
これは
空のため息
なのではないか
と思うのです
雲は
雨を降らします
それは涙に似ていて
ため息は
涙の素なのだな
と思 ...
冷たさで奥歯のキンとする痛み
あなたのひたいのしわ
氷を吹きだしそうになる
もっといろんなしわを
そばで見ることができたら
あたしはいつもこうして涙目で笑っていられるのに
傾いた陽から ...
さばけん男やのう
どう考えても仕事がのろい自分へ向けた明瞭な独白。くそおもしろくもない。
季節の出口にたたずむと
誰もいない停留所から
後悔と不安が手に手を取って
去っていくのが見えた
水の流れに耳澄まし
緑濃い田舎道を歩く
ぼくの足元には先ほどからずっと
記憶の残滓残照 ...
光と闇の彫り深い
夏という宝石が
今 此の世の中心に在って
静かに廻転しつづけている
野の花に
名前などあるはずがないと
思うようなあなたなのに
振り向いて欲しいのは何故
ここにいる、ここにいる、と
声を限りに叫んだとき
それを感じ、立ち止まってくれたのは
「花を愛す ...
これから
あのおも苦しくて
食欲のない時に食べなさいといわれても箸がすすまずに
高い熱があるときに自力で病院まで這って歩くときのように
とんでもない大雨で身動きのとれないひとりの空間
エレベ ...
凧に乗る夢見し夜は雪の降り
晩夏のそっと過ぎゆく音が聞こえ
夜に信仰の大胸筋盛り上がり
たましいが擦れ合って
生まれた音は
いつまでも胸のきざはしを
昇り降りしている
忘れてしまおうと思った
夕暮れの端から
温かい闇を連れてその音は
何度でも訪れる
君の仕草が ...
寝て起きると
いつも新しい
新しい朝が来たと
体操をしながら
希望を体にしみ込ませていた小学生
誰が今日の空を真新しいと決めるのか
夢みがちにパンを食べる
土砂降り ...
鳩ぽっぽ豆が欲しくてマシンガン
薬指欠けて宿とる舎人かな
三ツ指が足りてなくなく泥田坊
ワーグナームスカ大佐の子沢山
焼肉や夫婦仲良くあぶるかな
貴女がいなくなった日
空には虹がかかっていた
私は涙が零れない様に
いつまでも虹を見ていた
それから幾日経ったのか
私の心は未だ停まったまま
《2009-08-08》作
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
さよなら。
狠志
自由詩
0
09/8/9 22:46
最愛。
〃
自由詩
1
09/8/9 22:38
かげおくり
あ。
自由詩
24*
09/8/9 22:11
きず
高橋魚
自由詩
2*
09/8/9 21:58
虹色気分
マリエ
自由詩
7
09/8/9 21:34
夕陽
ミツバチ
自由詩
5*
09/8/9 21:26
2009年の夏の横断歩道で
______...
自由詩
3*
09/8/9 21:09
夏の戸陰
オリーヴ
携帯写真+...
23
09/8/9 20:40
今年大流行アイテム
モリマサ公
自由詩
4
09/8/9 19:52
夕方
A-29
俳句
1*
09/8/9 18:59
ナメタケ
udegeu...
自由詩
1
09/8/9 18:37
広島、長崎/1945年夏
遊佐
自由詩
8*
09/8/9 18:20
夢の其処にある色
蝶澤
自由詩
1
09/8/9 17:27
帰り道で
udegeu...
自由詩
0+
09/8/9 17:24
迷子
伊那 果
短歌
1
09/8/9 17:08
inocent
ひめり
自由詩
1
09/8/9 16:57
誰か僕に仕事を斡旋して下さい
セガール、ご...
自由詩
3
09/8/9 16:33
反省と改善
〃
自由詩
2
09/8/9 16:33
違うけど同じ
小原あき
自由詩
6*
09/8/9 16:12
境界
ku-mi
自由詩
2*
09/8/9 14:17
本日の独り言 その十三
A-29
自由詩
1*
09/8/9 12:06
三叉路
瀬崎 虎彦
自由詩
5
09/8/9 11:22
燦
塔野夏子
自由詩
2*
09/8/9 11:20
花の色
西天 龍
自由詩
4*
09/8/9 11:05
1102
唐草フウ
自由詩
5*
09/8/9 10:56
大胸筋
アハウ
俳句
3
09/8/9 9:53
会いたい
nonya
自由詩
12*
09/8/9 7:44
wrong interview
あすくれかお...
自由詩
3*
09/8/9 6:23
静かなドーン
zihan
川柳
0*
09/8/9 5:23
虹
@ショコラ
自由詩
4
09/8/9 2:46
4348
4349
4350
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4373
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4375
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4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4386
4387
4388
加筆訂正:
ジミヘンドリクスの幻
/
番田
[09/8/9 19:07]
バンバン
誰か僕に仕事を斡旋して下さい
/
セガール、ご飯ですよ
[09/8/9 16:44]
神の声が聞こえた 何も覚えていない
ジミヘンドリクスの幻
/
番田
[09/8/9 16:36]
メンゴ
1102
/
唐草フウ
[09/8/9 12:29]
若干書き足し、修正しました。
6.78sec.