こんなにも世界は柔らかく
日差しが踊り髪を彩り
わたしは日傘をさして笑います
わたしは死にかけた花のよう
世界を眺めるだけのものなのです
摘まれるその日を待っていた
...
愛するために負った傷なら、
私は、それすら愛せるから。
私は人形です
私は人形です
私は人形です
仰向けなら天井を見つめます
横向きなら壁を見つめます
口をひらくことはできますが
声を発することはできません
喜ぶことはありませんが
悲し ...
瞑想したのちに
色を忘れたなら
溶け入ったあたしの声はどれほどか、
微かに耳には残ったでしょうか?
揺れた水面に鈍い波紋が渡った直後
凋落したあたしの台詞は
何故 出会ったので ...
少し遅刻気味の進路
ミスを気が付いて自分を呪った
あの頃に戻りたいのはみんな同じ
いつの間にかに出来上がった
シークレットエンディングを
見るための条件は
どれも自 ...
たった一つ欲しいといいながら すべて腕で囲って
何にも要らないと叫びながら 手のひらに握りしめていた
こんなこと言うと笑われるんだろうか
抱きしめながら壊して笑いながら泣いて吐いた
毎日が ...
人に馬鹿にされ
甘んじて馬鹿です。
と答える。
しかし人は死なせない。
勉強をする。
自分の得意分野。
お客様の幸せを考える。
できる事はなんでもする。
命、健康がかかっている ...
満月が
昴と
手をつないで
一晩中
コスモスを散歩する夜
狼男は
大潮の海で
赤い月を抱きしめている
赤い月は
狼男の蒼い心臓を
やさしく撫でながら
たゆとうように微笑んで
そ ...
美しい歌声が嘘を残して海に散る。
そんな憧憬をすぐに蹴散らす僕の耳。
悲しみの表面には君の笑顔が映らないように、
僕の涙の成分はすべて君への憎しみで出来ていて、
もう空に昇るのは雨の支配し ...
待ってろよ もう少し待ってろよ
お前の世界を一瞬で変えるような
言葉を持っていくから待ってろよ
生きてろよ とりあえず生きてろよ
お前の肩の力が思いっきり抜けるような
最高の一発ギャグを持っ ...
固有名詞が形容詞が
動詞が助詞が
馬鹿が食い物が
何がならんが
並ばんが
よく動くが
眼球が
真冬が
真冬が
来ようが
来まいが
死ね
...
わける血のない石くれ
落ちるものは流れ
焼けたものは渇き
散ったものは滑り
登ったものは尽きる
かざした手からそっと
見続ける月の こうこうと湧く光り
だしてくれとどこかで
牙をむ ...
ある人の足音が
突然聞こえなくなりました
スリッパの
ぱたぱた、という
少し孤独な
音
それからというもの
わたしは
主のいなくなった
スリッパを
齧っては吐き出し
齧っ ...
平べったい空は
広すぎるキャンバス
遠すぎて届かない空を描くのは
風の気まぐれと星々のルール
空の下の僕らは
眺めるしかない
僕らに許されているのは
気に入った絵はがきを ...
いつもの駅で君と待ち合わせた
フェンス越しの空はかすかに春の色
明け方のホームはやけに静かで
寂れたベンチに腰掛け電車を待っていた
君が振り返らずに歩いていけるように
余計なこ ...
傍観してる俯瞰のカメラ
鈍感な市民は気付かない
共感してるイメージは全部
本当は全部作り物さ
考えてみてよ 言うほど世界はそんなに汚いのかい?
考えてみてよ 言うほど人間はそん ...
朝な夕なに
透きとおった四次元を開きながら
舞い降りてくる
あさぎいろのかぜははげしい
...
誰かが
呼んでいる
「おれを撮ってくれ」
写真を撮っていて
そう聞こえることがある
その時
共振するように
シャッターをきる
撮すではなく
写っている写真が
そこにある
つまらないことを
ひとつずつ重ねて
積み上がったところで
オーブンで焼いた
不満と愚痴を挟んだパイは
意外と良い出来栄えだった
ナイフを入れて切り分け
フォークを突き刺して
...
白い鳥たちが白い空に飛び立って消えてしまった。 少年は赤いリボンにくるまれたプレゼントを抱えて空を見上げている。 赤いリボンは見えない風にさらわれて、白い空に舞い上がった。
夕暮れの暖かい光 ...
♪ソバカスなんて気にしないわ
ハナペチャだって だって だって お気に入り♪
「おチビちゃん、笑った顔の方がより不気味だよ。」
― そう言って、泣いている幼い私に決定的なダメージを与え ...
まなざしの前後にひとつ小舟きて降りそそぐものを受けとめて居り
湿り気が胸の地層を掘り起こす丘を揺さぶる雷竜の夜
冬と川互いを離れそこに在 ...
生きることに疲れたっていいじゃない
私だって忙しくてたいへんなの
母は困ったように笑って机を叩いた
俺を産んでくれたのは彼女だ
母子手帳を見たらそう書いてあったし
父も彼女しか愛 ...
意味不明なことをわめき続けることに疲れた
幼い頃、ぐずっていると「言わんとわからんがい」と言われ
言わなくても分かる関係に憧れたけど
やっぱり黙っていては何も伝わらないことに失望し ...
もう、海はいいからさ。
この果てしない空を泳ぐ方法、教えてよ。
どこまでも、どこまでも。
泳ぎ続けるからさ。
モノクロームに写る鏡を覗く。中には六本指の怪人リルライコビッチがいて
彼の醜さに驚愕するんだ
初めましてマドモアゼル^^
彼は礼儀正しい。というより今時珍しい紳士だ ...
「永遠の純情セブンティーンでいたいです☆」
ってあの娘
汚れてるくせに
あの娘は私と一緒といた頃とは全く違う人間になっていた
私はあの娘がいけいけのセブンティーンだった頃に
わかりもしない哲 ...
コップを割ってしまった
深夜ひとりで
お寿司をにぎっていただけなのに
お刺身はさくのものをスーパーで買ってきた
赤くて二割引できれいだった
酢飯は作り方がよくわからないので
知 ...
王様ゲームで君に「好きだよ」と言う夢を見た
朝、目覚めて良かったと思う反面
続きも少し気になった
君はどうしようもなくて友達に抱きつき
僕は「やっちまったな」というしかめっ面の演技をしていたか ...
蝉しぐれ木陰に落とす涼の数
南中の影短くて法師蝉
空近くなる横断歩道を渡るたび
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の贖罪
ロリータ℃。
自由詩
4
09/8/8 1:22
犠牲
邦秋
自由詩
0*
09/8/8 0:52
私
ゆでたまご
自由詩
0
09/8/8 0:51
azure
ひめり
自由詩
1
09/8/8 0:17
グッバイグッバイグッバイ
こめ
自由詩
20
09/8/8 0:15
日々
湖月
自由詩
3
09/8/8 0:06
人に馬鹿と言われて
ペポパンプ
自由詩
3*
09/8/8 0:01
狼男の赤い月
草野大悟
自由詩
1
09/8/7 23:49
海嘯
ジャイコ
自由詩
2*
09/8/7 23:42
本気の冗談
新守山ダダマ
自由詩
6
09/8/7 23:41
余りに腐女子的な
zihan
自由詩
0*
09/8/7 22:40
じゃり
砂木
自由詩
7*
09/8/7 22:32
足音
小原あき
自由詩
4*
09/8/7 22:30
空のミュージアム
遊僕民
自由詩
0
09/8/7 22:19
前橋駅
1486 1...
自由詩
0*
09/8/7 21:36
BYSTANDER
〃
自由詩
0*
09/8/7 21:14
ゆがんだ星のうえでは
信天翁
自由詩
1
09/8/7 20:56
写真
フクスケ
自由詩
1
09/8/7 20:55
認識
未完
自由詩
9*
09/8/7 20:46
けーきのひ。
志賀羽音
自由詩
3
09/8/7 20:31
ノリピー・ノリピー 誰が豚かを決めるのは俺だ(4)
花形新次
散文(批評...
1
09/8/7 20:00
獣たち
木立 悟
短歌
4
09/8/7 19:36
俺の手を触ってよ
愛の嗚咽
自由詩
1
09/8/7 19:28
積み上げられた石
within
自由詩
9*
09/8/7 19:16
創書日和「遠泳。」
狠志
携帯写真+...
1
09/8/7 18:55
怪人
蓮沼 栞
自由詩
0
09/8/7 18:50
Personality Crisis
ゆりあ
自由詩
3*
09/8/7 18:28
破片
たもつ
自由詩
9
09/8/7 17:33
頬をつねって半笑い
中原 那由多
自由詩
2*
09/8/7 16:51
蝉しぐれ
アハウ
俳句
3*
09/8/7 16:37
4363
4364
4365
4366
4367
4368
4369
4370
4371
4372
4373
4374
4375
4376
4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4386
4387
4388
4389
4390
4391
4392
4393
4394
4395
4396
4397
4398
4399
4400
4401
4402
4403
7.54sec.