お前の庭は宝石箱ではない
その石は動き
お前には医師が必要だ

星から生まれ落ちた子供などどこにも居ない
お前の窮屈な庭に安住出来る者などない

占い師の僭越は
一切を箱に閉じ込めよう ...
琥珀にねむる
つややかな夕暮れは
いつまでも立ちすくむ

あふれた記憶の
樹海に沈んで
すべては満月の光で撮影された。


松林を戴く巨岩
   水の流れ
    滝
 睡蓮
      竹
巌(いわお)
   水の流れ
 渦巻


すべては満月の光で―――!
...
初めは
頼りないくらい淡い色
重ねる度に
人のこころのように
深い紅花色に
変化する
でも
一番好きなのは
染め初めの
消え入りそうな
淡い色
君の歪んだ妄想をぶち破りたくて

ことばを固めて
ぶつけても
時間の壁は揺るがない

君が紡ぐあいのうたは
100年前のアリアで

わたしは踊れない

きっと君は知らない
幸福 ...
あなたの右眼と左眼がまるで恋人同士みたいだったから、

瞼の裏でお気に入りの想い出かじり過ごす週末はヴァイブ。

噛み締めるほどの想い出もなかったはずな ...

四角い硝子の内側に
ぶわぶわしたひとびとが
等間隔に産み付けられた卵のように
ぎっちりと隙間なく座っている
人間ではないふりをした顔は
電灯に照らされて
生気がないように青白い

...
体が鉛のよう 心に少しずつ重い時間がのしかかる
それでも
貴方と一緒に働いて 共に時間を過ごすことが
一番幸せなのです

心の中のちくりとした感覚は
貴方には幸せな家族がいるからでしょう
...
現実世界なのに現実から浮いている
ふわりと白いくせにぴりりとした空気が漂っている
座っている青いシートの椅子さえも虚空に感じる
この世界でもっとも異世界に近い場所に来てしまった

しずかなの ...
押してみました
濡らしてみました
息吹きかけました
触れてみました
カサカサでした

今日からボクのものです
好きにさせていただきます

先ず
シャワーを浴びて
それから
ベッ ...
わたし
蝉の脱け殻を着て雨を凌ぐ
小さな鳥になって、
探す
虫入り琥珀のえいえん。

跳ね上がった水の群れ
地面に海面に雨粒
幾万幾億個もっと、もっとだったから
よろよろと力なく流れ ...
{引用=窓からどこかの海の匂い
裸足の記憶
真夏の少女
炭酸みたいな少年

君は忘れた
僕を忘れた
僕は忘れた
僕を忘れた

太陽をたべた夕立
生ぬるい風
熱くなる空
...
 あんまりきれいなカーブは
 あーうまく曲がれないかもって、思う
 誰も恨んじゃいないけれど
 みんなの幸せを祈るほどのMPがない
 どんなに透きとおった南国の海も
 あたしにとっては、 ...
夜になったばかりの砂浜に
喪服で佇む一人の女
黒いドレスに黒いハイヒール
光沢があるのは纏められた黒髪のみで
女の黒い部分のほとんどは
艶もなく影と夜に吸収されている

波打ち際にしゃが ...
 いつの間にか捨てられていた 僕の渡したピアス

 何の予告もなく
   前触れもなく
 いつから途切れたのか 君の送信が

 
 何度 受信を選択しても

   新着なし   と表 ...
宇宙は溌剌としていた
滴るような蝉の声が宇宙に降っていた

病院ですれちがう人々はどんな人も
それぞれの生や死をしのばせていた
ぼくはそれに無関心を装いながらエレベータを探していた

ぼ ...
人の気持ちを量ろうとした
わたしは許されてはならない存在

持病か仮病かわからない
肉体か精神かわからない
弱気になったわたしはきみにコールする
待ち合わせの三十分前
「やっ ...
正しいことってどんどんヨコ展開してゆくよね

でも

正しくないことってそこだけで止まってしまうよね

ぼくらはなんでこうも

自分を正当化しようとするのだろう

夕焼けまえの青い ...
三弦と二弦のあいだに、きみの好きな音がひそんでいる。うずくまってきみに甘ったれてその皮膚をひっかいて、そうしていれば幸せになれると思っていたよ。胎内を泳ぐ魚と水槽のなかの赤子、かわいそうって、あいして ... お前もおれも
じつのとおころの、なさけなマン
なんだな
小さいボックスの隅で
笑ったり、おこったり
している
じじむさーい、なさけなマン
それいがいのものでは
けっしてない
おれも、 ...
 ありがとう
 ありがとう
 言葉はいつも
 空回り 
首より上を
他人のそれと
挿げ替えたまま

歩いていく
そんな人々を
横目で追いながら
私は
ただ、その姿を
見送っている





少女Aは
単色の ...
目に取り込んでいった
詰め込まれたものたちを入っているのだ どこからともなく
感じさせられた 洗いざらいを
奪い去っていくように

カメラも鞄の中に用意してあるし
バケツも手にさせられてい ...
世界は何でできているのか!
コンニャク。俺は俺の歌を聞いた。
明日から悲しすぎて漏れ出した泥水は
腕まくりのし過ぎで剥がれ落ちた前歯が前頭葉に突き刺さって
お茶の上で体育座りしてるぜwwwww ...
冷たいものを飲んで、それがツーっと体の下へ落ちていくのを感じるとき、口から一直線の道筋を筋書き通りに間違わず当たり前のように辿るとき、生きてるなあって感じる。
私の体、今日も正常に動いてました。ご苦 ...
私嘘つきなの
きみなんかだいっきらい
だって醜い
嘘つくのって楽しい
吐き気がするけど
いいの
あいつらはまだ私の秘密を知らない
私は秘密を100個位持ってる
でもきみには教えてあげな ...
あの娘を裏切りたい衝動
あの男の子に会いたい衝動
お母さんを裏切りたい
君を裏切りたい
誰かを傷付けたい
雨になりたい
死への衝動
いまあたしひとりきり
ひとり
ひとり
ひとりって ...
 
過去は
カワラナイ
未来は
ワカラナイ
 
でも"いま"は
ユルガナイ
 
うんざりしてるから
その声で叫ばないでよね
煩わしい御口にはガムテープ
喋ってご覧なさいな

泪目になって睨んで
息を荒げて
指先に力を込めて

罵倒出来るものなら
してご覧なさい ...
あたしが
置いていかれることを
どれだけ恐怖に思ってるか
君は知っているくせに

君は
いつも
寂しさから
きえようとするんだね

あいされてるのか
きらわれているのか
もうわ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
star childrenzihan自由詩1*09/8/12 21:23
海の遺影ことこ自由詩2*09/8/12 20:37
「大月光浴」に寄せて由志キョウス...自由詩309/8/12 20:19
紅花フクスケ自由詩009/8/12 19:55
『君の手』あおい満月自由詩5*09/8/12 19:17
「 右眼の恋人。 」PULL.短歌1*09/8/12 18:52
電車ごっこ吉田ぐんじょ...自由詩809/8/12 18:48
仕事という名茉莉香自由詩209/8/12 18:28
病院にて緋月 衣瑠香自由詩3*09/8/12 18:01
ボイン乱太郎自由詩8*09/8/12 17:24
軸のうえでは/右矢印佐藤真夏自由詩4*09/8/12 15:46
ジュブナイルゆうと自由詩5*09/8/12 14:28
かなり、あ。Ohatu自由詩109/8/12 13:50
海の遺影木屋 亞万自由詩7*09/8/12 12:39
残された部屋のなかwithin自由詩8*09/8/12 11:39
溌剌とした宇宙吉岡ペペロ自由詩1309/8/12 11:23
病い百瀬朝子自由詩7*09/8/12 11:14
良心吉岡ペペロ自由詩209/8/12 10:57
永遠にきみは他人だからわだち彩子自由詩409/8/12 10:24
なさけなマン生田 稔自由詩109/8/12 8:54
いい人doon自由詩009/8/12 4:33
騒々の庭山中 烏流自由詩7*09/8/12 4:17
散歩番田 自由詩109/8/12 3:31
飛んで火にいる夏の虫清水勇介自由詩009/8/12 3:13
ひとすじつうつゆ自由詩3*09/8/12 2:35
嘘つきたいゆりあ自由詩109/8/12 2:01
17さい自由詩0+*09/8/12 1:45
かこいまみらい次元☆★自由詩209/8/12 1:37
人生負け組だけでプレイAKiHiC...自由詩209/8/12 1:28
火曜日の憂鬱ジャイコ自由詩3+*09/8/12 1:23

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5.6sec.