1
僕の背中に飛び付くのは止めて下さい
爪痕が残ると彼女が誤解しますので

 2
網戸の天辺を目指して登るのは止めなさい
其処に網戸があるからなんて言わないだろうけど

 3
喉が渇いている訳で ...
やっぱり好きなんだけれど

その理由よく分からない

一目惚れではなかったから

一緒のチームにいたからだろうか

そんな女の子ほかにもいたのに

色即是空

空即是色

...
あなたは耳をすませ瞑想した
大地の広がりに、空の深さに
感覚をとぎすまし、世界とひとつになって
あなたは知っていた。ランプの灯心のように
みずからの身体を燃やし、世界を照らす術を

あなた ...
夜毎 夢の中で
入れ替わるようになったのが
いつからだったか
もう 思い出せない
入れ替わるたびに
たわいない一言を
隠すように
紛れ込ませる
見つけてほしいけど
永遠の秘密みたいに ...
向日葵畑を
散歩している人も
向日葵の一部になり
元気な黄色に
染まるのがわかる
月明かり涙の雫輝かせ心の影を取り除いてく

激しさを増すように降る雨粒が僕等の愛を激しくさせる

寄り添って好きな音楽聴いてても雨に邪魔され心モヤモヤ

キスをして手を振る君のその奥に恋の ...
暗く掠れた声が
静かに語りかける
静寂の夜に
空は涙を溢し
重力はさらに重みを増して
魂を掴んでは離さない
深い深い悲しみは
大地の下をさ迷い
湧水となって
地上に染みだす

な ...
遠い昔のことなのよ
あの人を
好いていたのは
まだ
覚えていたのね
そんなこと

忘れないと
添い遂げるのは
あの人だけと
誓ったのは本当よ
まだ
若かったから
愛ってい ...
ふと 涼しくなった
黒い雲の懐から
葉をゆすり 瓦を撫で 雨は静かに下りてくる

傘を傾け 空を見上げたその時
指揮者の棒に合わせたように
フォルテッシモの雨が降る
川は色を変え
ベー ...
七月の雷鳴は
緊張性頭痛の彼方に遠ざかり
かいつまんだ夏の
漂着物だけが胸を塞いでいる

八月の岩壁から
ひ弱な海鳥はまだ飛び立とうとはせず
なまあたたかい波が
何度でも砂浜を嘲笑って ...
子どもの君は砂遊びをしたかい?
大きな砂山のトンネルで友達と握手をしたことは?
high-Cのラッパがなる、子どもの僕に英雄を意味した瞬間を

あなたに僕は驚かされた
僕があなたを驚かせたの ...
何回目の向日葵だろう
わたしは到底知らないけれど
去年は台風で咲き損じ
今年は少しだけ多く芽吹いた
眼前の厚ぼったい黄いろ、黄いろ、黄いろ、

溢れる規則的な渦巻きに
いるのがおじいちゃ ...
蜻蛉が雫に映るとき、
雨の一粒一粒に
空は宿る。
濡れては飛べぬその羽は、
悲哀の純度で透きとおる。


雨の最後の一滴が
蜻蛉の羽に落ちるとき、
無数の空は連なって
ひとつの空を ...
淀みなく
澄んだ水面に映りゆく
四季の情景を切り取れば
誰かの笑い声がこだまする

木の葉の隙間から眩しい太陽が顔を出し
汗で光る肌を焦がしてゆく
何処までも続く青い空を追いかけて
休 ...
僕が
入れられたときの女の感触や
その時の気持ちを理解するために
ちんこにローションをぬって
すぼめた手に挿入してたとき


遠く

 中東
 アフリカ

わりと近く

  ...
さむいひなたで
パンをかじる

厚みはパンを
計る指標ではない
なぜなら
それはスライスされた枚数の逆数の比率だから
みごとにボクの日曜日の朝は
敗残の呈で横になる

土曜日は枯れ ...
揮発する夏の底で
胸が かなしみに沁みてゆく
青と白と銀の空
見あげても見あげても
{ルビ眩=まばゆ}さは
かなしみの純度を高めるばかり

向日葵のあざやかさが目を
降りしきる蝉の声が ...
              夜の十一時
テレビはメイン番組を終えようとしている
   おいらも一日がしぼもうとしている
           そのときになって
      最低の自己暗示をかけ ...
※スキンダイブ講座は後半にあります。
冒頭部はつまらないので飛ばしてもらってもかまいません。







5、6年前だろうか
社会から全く認知されない形で
社会を変えていくよう ...
とりもどすんだ

とりもどすんだ

失なわれた私を


その腕を振りほどいて

纏わるものを祓い浄めて

もとに戻すの


もう

なにもいらない

みんな ...
小学校で
同じクラスの子が
かたりあうのを
はなれたところからみていて
ぼくは独りでいるのに気づく
肩がさむくなり
腹が水にぬれた革のようにかたくなる

やすみ時間が
はやくおわって ...
今日であなたとサヨナラ
ずっと一緒にいたかったけど
ごめんね、ごめんね
何度あやまっても
許されない

今日であなたとサヨナラ
ほんの短い間だったけど
ごめんね、ごめんね
あなた ...
それは、背中で引戸をしめて
出て行きました
それを、見送った
濃紫している縁の眼鏡に映る
グラスと氷水を
小刻みにゆらします、と
氷たちの涼しくかろやかな音
生ぬるい空気を透過します
...
 
 
宇宙の規格が
地球の法則になる
出来事として行われたならば
街の片隅に残る
擦り切れたビデオテープを
永遠に焼けばいい

ノスタルジックな伝統が
息づく吐息は
乾ききらな ...
八月が恐い
僕は七月に話しかけていたのに
七月は知らぬ間に去っていた

八月には入道雲が空を仕切る
僕は彼らの無遠慮さが嫌いだ
態度がでかくて、真っ白で、どことなく冷たい
全身が真っ白の ...
自分がひとつではなく歩き続けた
体にそのことを駆けぬけるよう
君がはじめればいい
目的を自分に戻していた

身を ローラーボードに託して
塔のてっぺんから飛行する
窓の表面から流れていく ...
緑に生い茂る稲たちを
その口で食べたヤゴやザリガニは
君とともにひとつになった
黒い物体の自由きままさ

風のバッグから服を取り出すと
帰り道を帰って行く
強いヒレを持たされた
プール ...
月光にのびる
私の影

過ぎゆく日々の中で
月を見上げることも忘れ

ただ朝が来て
また夜が来る

私はどこへ行くの?
私はどこへ帰るの?

漂流者のような私の心を
月は見て ...
かみさまおねがい
どうしてひとはしぬのか
おしえて

かみさまおねがい
どうしてひとはけっこんするのか
おしえて

かみさまおねがい
どうしてひとはこいをするのか
おしえて

...
回せよ回せ
輪廻の風車水車
其処で玩んであげようぞ

罪人殉教処刑無罪水掛
約束されない運命の環

回せよ回せ(蓮の上で歌おうぞ)
廻れよ廻れ(蜘蛛の糸は細く)

世界は我が手の内 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
君ニ贈ル十箇条/チョビへ遊佐自由詩10*09/8/1 20:54
カード召喚しなくても吉岡ペペロ自由詩409/8/1 20:38
_寅午自由詩009/8/1 20:35
夜毎フクスケ自由詩009/8/1 20:34
黄色夏川ゆう自由詩109/8/1 19:18
月明かり短歌109/8/1 19:15
_ミツバチ自由詩209/8/1 18:59
あの人まさたか自由詩109/8/1 18:14
帰路の夕立照留 セレン自由詩4*09/8/1 16:48
nonya自由詩7*09/8/1 14:26
或夜のひとりごとtutty自由詩009/8/1 14:19
輪生〜the ring is saying〜伊月りさ自由詩4*09/8/1 14:18
蜻蛉夏嶋 真子携帯写真+...24*09/8/1 14:15
思い出ミツバチ自由詩2*09/8/1 13:48
ラインを越えて(替え歌)udegeu...自由詩009/8/1 12:24
さむいひなたで瀬崎 虎彦自由詩309/8/1 12:03
夏・反応塔野夏子自由詩6*09/8/1 11:33
ゆめの柩(六)信天翁自由詩109/8/1 10:50
スキンダイブ講座udegeu...自由詩0+*09/8/1 10:15
消去柊 恵自由詩9*09/8/1 8:58
ひとりと独り殿岡秀秋自由詩309/8/1 8:37
さよなら@ショコラ自由詩109/8/1 7:04
ある夏の背中こしごえ自由詩5*09/8/1 4:41
AV女優小川 葉自由詩509/8/1 3:31
はちがつがこわい木屋 亞万自由詩2*09/8/1 2:55
ローラーボード飛行番田 自由詩109/8/1 2:48
ゲンゴロウ自由詩009/8/1 2:45
月夜ヒロシ自由詩309/8/1 2:42
かみさまおねがいばんざわ く...自由詩2*09/8/1 1:54
輪廻空想論----AKiHiC...自由詩109/8/1 1:49

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8.33sec.