放任してはならない
読書にふけていようと
トマトを食らっていようと
あの人のリズミカルなノックが
私の耳をいびるから
あの人のこころは
この時のみ
私の中の
遠いどこかまで ...
シリアスな詩を書いてはいけない
空中に散種する植物の
いい加減さで哀しみを
伝播させてはいけない
難解な詩を書いてはいけない
ペダントリで行間を埋め尽くし
注釈が付くのを待つような
...
土砂降りの校庭から
駆けてきたあの人の
透けた鎖骨に
胸の筋肉に
魅せられた
あの夏の日
頬を染める
息を止める
激しく脈打つ
濡れたカラダを巡る
あの熱の正体に
気がつ ...
泣き出した空
咲き乱れる紫陽花の青と
君の広げた傘
滲んだ視界に滲まずに
揺れる
君のてのひら
灰色の街へ
遠ざかる傘の花と
君の背中に祈るよ
君に花の枯れないように
...
夜の底に深い瞑想 神の居場所
白い衣をなぞれば神に触れて
周回軌道から地球なる砂漠の星みつめ
慰めに聖書手に取るまた良し
デンジャラスをとにかく聴きまくっていた
スリラーにもバッドにもない突き詰め感に圧倒されていた
硬くてぶっ太い乾いたサウンドを休みの日にはフルボリュームでかけていた
ひとりの女はそれをいやがっ ...
その甲斐甲斐しさが慈しみへと繋がっている、その仕組み
フリダシなんて何処にも無くて、必要性と実感を得ていく
それの何が可笑しいと言うのだろう
左右されない佇まいは、只になれた証に思える
...
いつからかその身体は凍えてしまっていて
今まで僕が得意としてきたやり方ではどうにもならなくなっていたんだ
時間が奪った熱量が圧倒的だったってこと
それを思い知らされて途方に暮れていた
...
見えないもの
の 微かなささくれに
見てはならぬもの
を 見る
時の恩賜
穏やかな腐蝕
の 鈍い痛み
の 切っ先で
陰刻される
世界の
皮膜のささくれ
を 剥がす
あら ...
?
逃げる父
母は捨てた
兄は堕ちた
姉は隠した
子どもは愛されている?
?
高い水草の生える湿地帯で生まれた男や女は
高い水草の生える湿地帯で外を向いて車座になった
...
かたく凍った夢を砕いて
画用紙に宇宙を描いて暴れだす
果てのない星々の海は瞬き、
チビけた鉛筆が一本
煌く銀河を縦横無断に奔る
つめたく凍った言葉を融かして
原稿用紙に文字を紡いで ...
6月25日 0:17am
パパとママが罵りあう声が床を転がってる。
なんで朝まで帰ってこないの、からはじまって
どんどん醜くなる言葉たち。やがて高周波に達する。
悲鳴は床にたた ...
あの日の私はもういない
彼女もまた、同じなのだろうか
繰り返しているんじゃない
全ては結果論なんだ
少なくとも想いは揺らぎ
また君を見つめては視線を反らす
なぜつまらないと ...
KIが死んで大騒ぎした連中は
MJにはそれほど食いつかない
でもね
社会に殺されたんだぜ
嫉妬に殺されたんだぜ
中傷に殺されたんだぜ
差別に殺されたんだぜ
詩人とうぬぼれて
空 ...
透けたそこから見える
青い光が好きだ
くじ引きみたいな駆け引きよりも
青い光が好きだ
夕暮れとカレーのにおいよりも
青い光のが好きだ
キミはいつも青く光っている
だからボ ...
そりゃあ、ちょっとは責任感じてるわよ。
私が彼を振らなければ、彼だってこんなことにはならなかったんだし…。
でも、彼には悪いけど、私は彼について行くことができなかった。
ええ、好きだったわよ ...
灼熱のアスファルト
君の魂は燃えているか?
気持ちを奮い立たせ
突き進む
ランナーズハイは
最高だぜー!
極限への挑戦
エンドルフィンどくどく
歯食い縛って耐えろ
腹に力を入 ...
キラキラしない雫が
後頭部の歪な曲線を
未練がましく伝い落ちて
塩辛い影を作っている
無頼な陽射しと
馴れ馴れしい湿気に
言い返す言葉もなく
帰り道の上をボトボト歩く
いく ...
いつの間にか夕餉の団欒の食卓に
像がやってきていた
別段大きくもなく、それで、多分誰も気づかなかった
そこで、
家族会議を開いて詳細を検討してみる
鼻はさして長くなかったが
耳は大きく ...
no required.
実家の風呂場にて。意味不明。
やさしさを踏み潰して
戦車が行く
威嚇射撃する
よく狙って
決して当ててならない
愛する人のために
愛する人を殺してしまう
テーブルの上にある
君からの置き手紙 ...
Tシャツを着て
日暮れの街を歩いて
何かを得てるつもりなんだ
ばかみたいだろ
まるで
人みたいだろ
普通の人みたいだろ
後ろポケットから
ブルースハープを取り出しても
射殺さ ...
新宿でお酒呑んで
終電で外回りのJR山手線に乗り、
新大久保を通り、高田馬場を通り、目白を通り、池袋で下車し、
東口から池袋駅を後にして、
次のお店を探す。
もしくは、タクシーを捕まえる。
...
The lie of 100 defended me.
The world of the truth cruelly hardened by the lie at time is warm. ...
君の誕生日に大長編をあげたい
大きく包んであげたい
消化にむかわなくていい
たこの吸盤はいたみだ
きみの目がみえない
僕が丹精こめてつくった
きみどり色したまめつぶ程度のふうせんを ...
改札口をでると広場は薄暮で
ほの暗い木々のなかに雀たちが鳴き渡っていた
こんな時間帯に、風にあたっているなんて、いつぶりだろう、
ベンチでたばこを一本燃やす
決然とベンチから立ち上がる ...
夜の公園をずっと歩いた
ふたりとも結婚式のかっこうして
二次会にはでずにふたりで歩いた
帰る場所はちがうから
夜がくるまで歩くしかなかった
好きだった頃は
ずっと好 ...
過ぎ去った時間とすれ違う
あの頃の亡霊が手招きする
恐れてなんかいないのに
前に進めないで立ち止まったまま
悲しい瞳をしている{ルビ理由=わけ} ...
090626
緊張感を抱いて眠る
ラジオの音が
頭の中のねじを
右に左に
好きなように回すのか
目が覚めると
頭が疲れていて
...
初めてをしよう
一つ分かつまで
何が見える
それを話していた
外から窓は白くて
君と話すこと決めた
夜は見えない
息や声、目の動きも
分つ病が欲しいこと
愛してゆけること
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
音声バイオレンス
みぞるる
自由詩
4
09/6/27 22:03
シリアスな詩を書いてはいけない
瀬崎 虎彦
自由詩
8*
09/6/27 21:54
少女A
衿野果歩
自由詩
3*
09/6/27 21:19
紫陽花
〃
自由詩
0
09/6/27 21:18
夜の幻想
アハウ
俳句
1
09/6/27 21:12
さよならスーパースター
吉岡ペペロ
自由詩
4
09/6/27 20:12
「完遂」
菊尾
自由詩
0
09/6/27 20:02
「季節と背中」
〃
自由詩
2
09/6/27 20:00
相(ソウ)
フクスケ
自由詩
1
09/6/27 19:56
書かれた-家族
非在の虹
自由詩
1*
09/6/27 17:59
チビけた鉛筆の唄 ★
atsuch...
自由詩
30*
09/6/27 17:36
雨中の虹
夏嶋 真子
自由詩
20+*
09/6/27 16:54
肩重いの毎日
中原 那由多
自由詩
1*
09/6/27 16:17
Deformation of the terror amon ...
瀬崎 虎彦
自由詩
0
09/6/27 14:14
だ。
BOOKEN...
自由詩
8*
09/6/27 14:14
誰が豚かを決めるのは俺だ(2)
花形新次
散文(批評...
1
09/6/27 13:37
あちちあち
ペポパンプ
自由詩
4*
09/6/27 11:36
真夏日
nonya
自由詩
10*
09/6/27 9:10
「草原の像」
月乃助
自由詩
3*
09/6/27 8:10
本日の独り言 その五
A-29
自由詩
0*
09/6/27 7:43
置き手紙
小川 葉
自由詩
1
09/6/27 7:14
蛍を追って
竜門勇気
自由詩
1*
09/6/27 4:37
都市伝説
マルタ
自由詩
3*
09/6/27 2:32
100の嘘
三奈
自由詩
6+
09/6/27 0:51
20歳の誕生日君はよんぶんのいちおわったと言った
さわ田マヨネ
自由詩
1*
09/6/27 0:03
薄暮のなかで
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
09/6/26 22:30
好きだった頃はずっと
〃
自由詩
3
09/6/26 22:03
亡霊
いのせんと
自由詩
1
09/6/26 21:51
長官
あおば
自由詩
4*
09/6/26 21:46
ライオン
チャイ
自由詩
2
09/6/26 21:36
4355
4356
4357
4358
4359
4360
4361
4362
4363
4364
4365
4366
4367
4368
4369
4370
4371
4372
4373
4374
4375
4376
4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4386
4387
4388
4389
4390
4391
4392
4393
4394
4395
加筆訂正:
20歳の誕生日君はよんぶんのいちおわったと言った
/
さわ田マヨネ
[09/6/27 0:08]
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