私の心臓は

いつもパニックを求めてる

あの冷たい深海に溺れる感覚を求めてる

今日は気温が18℃もあってあっつかった
電信柱から汗がつたって

水たまりが、また少しだけ大きくなっ ...
 ばかみたいに
 
 きょうも朝起きて、
 
 ごはんをたべて、
 
 規則正しい機械に乗るの。
 
 
 
 
 ばかみたいに
 
 せんせいのは ...
肉と霊との弁証法なりやヒトの進化


夕陽 街を化粧してダリア眠る


虹 始まる所のないしょ話
フランダース。


 風呂上り、PCの電源を入れたと同時に。意味不明。
ぼくの乗ってる大きな船
生まれたときには乗っていた船
どんな名前のどこの海を
進んでいるのかぼくは知らない
ぼくは芋を剥いている
船底の小部屋で腰を掛けて
芋を剥くのがぼくの仕事

ぼ ...
奥歯ではじけた砂の音
うち寄せる波が
汚れた心も洗い出す
恋の始まり
誰にもバレずに
味わう秘密

破裂しそうな雲を
見てると
君を思い出して
隣の君は上の空

君と君の間に
...
穏やかな波がわたしを襲う
安心してゆだねきっていた
わたしの過失
死んでしまった貝殻に
疑いを隠していた

    ここは、なまぬるい
    それは、
    時にあた ...
はんぶんの優しさをください
背中の割れた
脱け殻でもよいので

  *

すいかの臍に
耳をあてれば
野菜であるという宿命を
粛々と背負う
胎動がきこえる
まだ生まれてもいないの ...
心は死んで あいつは
墓の中で薄れながら しんなり笑っていた
電車は定時にきっかり訪れ
我々の事情も知らぬまま また
また 繰り返す
毒を盛ることなどや ほか 様々なこと
を 試みに  ...
真夏にありて

人ありて三三五五と群れておりイングリシュ・ガーデン
 妻と来にけり

夜がきて大輪の花咲きにけり妻の手植の夕顔白し

百貨店妻と二人で選びたる白きサンダル福音のため
 俺はいま、おかずになる画像を探して
 ネットの海をさまよっている。

 さまよいながら、また、こんなことを考える。

 人間は、どうしようもない生き物だ。

 意味もなく殺し合い、 ...
傾いだからだに弾みをつけて
くるくると舞い上がる、塀のうえまで
そうやって見つけた世界はどうだ
透明な灰色というものが
こんなにも美しいものだと知った

浜辺にころがった薄汚い小石を
...
(少女たちは 双子と あべこべに踊り回り
 でんぐり返った星と星に微笑んだ)





半日 闇のフリルに横たわった
瞳が金色に染まり 金平糖を摘んで食べながら 黒い刻を眺めていた
...
去年の8月
私に弟は居なくて
見なれない背中の同じ制服と
小さなヒイラギに似ていた
温かな水面に脈動する夜のはじめを
昂る夏がその都度握り潰し
ていくような予行

あなたが代わるがわる ...
伝え切れない言葉が
君の瞳から溢れ出した

背中から湧き起こる
熱くて塩辛い波に巻かれて
僕は言葉を手放した

伝え切りたい言葉が
君の口元で閃いた

胸の岸辺を抉られたまま
...
いやな夢を観

汗だくの脚

ふとんを裏返して

目やにを取った

あいつのマンションは51階建てで、エレベーターが無い。

51階からしか北側から南側に行けない。
...
                 090719



きみどり
みどり
福神漬けが嫌い
怖いのは唐傘のお化け
愉快なのは鉢巻き
2人で遊んだ思い出
キミドリミドリの思い出を
紙の ...
点と点をつないで
海岸を無数の貝殻を踏んで歩く

やがて落ちるだけの


大きな

*
点と点をつないで
星座をつくるように窓の外
どこにもない
ただ落ちるだけの
硝子板
...
結晶がやがてバラバラになる
その秒数を数えている

唱えていた呪文が
わからなくなった朝に

私はぐるぐると
テーブルのまわりを廻りながら
世界を憎んでいた

私の呪文
生きてい ...
堕ちていった葉は
碧の奥へと重なって

死んだ細胞が再び
新しいこどもたちを生かすように
たべものは僕の肺へと
するり届けられていく


いつまでも
きみの手を離せないように
僕 ...
目を閉じたままで眠りにつけるのかと
ぼんやり思っていた
あいつは今ごろどうしているんだろうと
そんな気がした

古いアメリカのロックバンドだったけれども
幼い頃の祭りの景色が蘇り
スピー ...
私は見ていた人生を毛の中から
いくつあればとハンバーガーに そんな人の中で
歩き回った 紙袋の類に
向かっていくのだろう羊の私は

そして機械を通して出てくる公園に
セーターや、手袋の私は ...
しんのなかに
せきがある

せきはいつか
ちがかたまったいろで

きがつくと
とても
おもい

えずいてもえずいても
はきだせないで

よなかのだいどころ
てをかけたシンク ...
裸で種をまく裸婦 彼女はきっと売春婦だろう。
僕の手から落ちた木炭が弧を描いて床に衝突する

透き通るカーテンを捕まえてその中に顔をうずめる
までの時間の間じゃ何も悟りきれない

...
 
 
(もううんざり!!)
 ほらほら、教室から飛び出した鳥、夢のなかの数学の授業で先生が言っていました、「死が我々の隣にないのであれば私たちは消えてしまうしかない!」って。――ねえ、先生、も ...
 ココロがぎゅってなる。
 
 ダイスキのキモチを、キミに。
 
 
 
 
 
 星は、今日も、見えないけれど。
 
 雲間から覗く月に、笑顔を贈ります。
...
神の妨害がゆるされるのなら

この身を捧げることなんて

鉄と綿を天秤に架けることくらい

結果はわかっていたことだった

地下鉄の階段から見上げた

地上の灯りはとてもましにみえ ...
在来線
終点
5つ前
世相が淫気に騒がしくて
興奮するから
蜂たちが地下鉄のプラットホームに整列し
電車で森へ帰宅する
羽音とソワァーでの戯れ
どちらが不愉快
咀嚼音
女王を守ろう ...
 騒がしい風景は彼のもとを通り過ぎながらじっと様子を伺っていたのだが、焦れたらしく向こうの標的を探しに旅へ出た。助かった彼は一安心して一服茶屋で団子などを平らげていたが飽きてくると立ちあがり西へ西へと ... 在来線
終点
8つ前
世相が陰気に騒がしくて
不安だから
蜂たちが地下鉄のプラットホームに整列し
電車で都市へと移動する
羽音とレールと車輪が擦れる音
どちらが不愉快
女王を痴漢から ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
いつもパニックを求めてるひとなつ自由詩1*09/7/19 20:13
満員電車奈須 好古自由詩009/7/19 19:54
アハウ俳句009/7/19 19:48
本日の独り言 その十二A-29自由詩2*09/7/19 18:58
芋剥きふたば自由詩209/7/19 18:55
『夏の虹』海 猫自由詩209/7/19 18:42
まどろみと日常百瀬朝子自由詩4*09/7/19 17:41
ぼくのなんかなんにもないことこ自由詩10*09/7/19 17:03
灼熱の季節熊野とろろ自由詩1*09/7/19 15:50
真夏にありて生田 稔短歌009/7/19 15:49
見つからない。Ohatu自由詩209/7/19 14:34
ある、幸運な人八月のさかな自由詩009/7/19 14:10
少女たちのレジスタンス志賀羽音自由詩309/7/19 12:08
柊の夏梶谷あや子自由詩909/7/19 11:10
言葉nonya自由詩6*09/7/19 9:21
人嵐tutty自由詩109/7/19 8:42
袋のネズミあおば自由詩3*09/7/19 7:21
点と点佐藤伊織自由詩109/7/19 3:39
結晶自由詩009/7/19 3:34
甘く、痺れて朝ジャイコ自由詩309/7/19 3:22
夏の夜番田 自由詩209/7/19 2:38
自由詩109/7/19 2:37
せきミゼット自由詩1*09/7/19 2:03
最後の夜ねろ自由詩109/7/19 1:41
AIRe.mei自由詩2009/7/19 1:35
よかぜ。奈須 好古自由詩009/7/19 1:33
人生のオプションこめ自由詩1409/7/19 1:12
六角形の咆哮秋也自由詩009/7/19 0:46
世界中の誰よりもっと日雇いくん◆...散文(批評...1*09/7/19 0:28
六角形の秩序秋也自由詩009/7/19 0:25

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加筆訂正:
人生のオプション/こめ[09/7/19 2:37]
誤字編集しました。
5.44sec.