彼女の家からちょっとずつ自分のものを持ち帰る男の

その卑怯な心の動きとかを詩で表現したいと思う
どうしたことか
僕は立ち止まり周囲を見渡した
ひっそりとした青の空間
生温い生命が近くで息づくのを察知した

ここはずっと前にも来た場所だ
その瞬間、絶望に落っこちそうな気持ちが
決 ...
僕が暮らすには少し広すぎるこの8畳のワンルーム
吐き出す煙で空気はとても悪いだろう
しかしあの娘が部屋に来るとむしろ狭く感じるのだ
この部屋はどこにも逃げ場がないのだと気付く
悲しむなかれ ...
ふと
あなたは
それが罪であることを知るでしょう
深い罪の上に、深い深い罪の上に
自らの人生があることを知るでしょう
生きることの出来なかった
様々な生の死体の上に
自らの生 ...
初めまして、ロボです。
詩を書いたり、朗読したりします。
批評と云うものに基本的に懐疑心を抱いています。
ここは、自作の断片を置いておく場所として活用させて戴きます。
西側の窓から流れ込む水の風が
産毛を心地良く逆撫でしていく
ソファに横たわって目を閉じると
耳元で涼やかに風の水が囁く

Come Together から
Let It Be へ

i ...
光の落ちた野の中で
一重に光る金鳳花

細く伸びた茎 華奢な葉
きらきら微笑む真昼の星に
騙されてはいけません

辛い花びら
種を塗り
憎い 憎いあの人に
ひゅっと放った

流 ...
ヤブ蚊というのは
人に似ている
あんまり暑いと
商売にならないのか
無防備な半袖にも
やって来ない
 (ホントハ体温ガ上ガッテ死ンデシマウノデ)
涼しくなると
栄養ドリンクを吸いに
...
なんて低能な自分がいるんだろう
鏡に映る変わり映えのない自分を
他人の様にボケーっと見つめて

「アホそうな面して見てんじゃねーよ」
そう呟いて
おいおいそいつは俺だぞ

なんて鏡の向 ...
飽きるほどの情事を重ねたい
そんな願望

明日地球がくたばってしまえ

そう願いを込めた

冗談ですよ
神様

その代りギターをかき鳴らしても良いですか?
少しだけ

深夜だ ...
わたしは消えてしまった光をのみこんでおちてゆくので
海へとかえってしまう
小さな夢が微笑みながらわたしのほうに歩いてきて
わたしは夢の続きへとはいっていかなくてはならない


(教 ...
鷹のような眼をしながら
唇を湿らせて
近寄って
カナリアのキス


雨降りな土曜日
梟な時間帯
ウィスキーを飲み干して
煙草をふかす

体が疼くの
どこもそこも

そしてむ ...
僕と
彼女は
横に並んで座っている

彼女の手に
もう一度触れてみようか

彼女はそ知らぬ顔で両手を隠した

交差点を
ひとつ ふたつ 通りすぎていく

貝のように閉ざされ ...
東の山でテロルがあった
火のないところに煙がたった
晩秋の寒さの中ですぐに鎮火したが
不審火は続く
人気のないところからも自然発火する

空は雲を重ねて黒く笑った
風は目を光らせて時を伺 ...
昔、好きだった誰かがそう望んだ先に
今の私があって
そう、そのまま生き続けただけ

「もしもし、もう時は変わっていますよ」

人通りの多い道に置かれた自販機で、その言葉は買えた
...
芝の上を歩き続けて
誰も道を
自分自身にもっていく
感じるような青さの

続く緑はどこまでも
飲み続けたラムネを
思う気分は
吸い込まれていく色で

満ちたそんな中に
深海のサメ ...
風が止まったら
外にでて
あの時忘れてきた貝を探そう
二人で
手を繋いで
夜はまだ少し冷えるけど
懐中電灯に
砂と蟹を照らして
波の音
虫の音
ひいて
かえして
ないて
鳴く ...
あたしの口のなかは
キズだらけだった
あたしの舌はとげとげで
痛むキズをなめれば
あたしの口のなかは
ちだらけ
ほら
ちだらけなのよ

だれか
だれか
キスして
 
 
この雨は
誰の涙なのでしょう
傘もささずに
わたし
悲しいほどに
濡れてます
 
 
何もないことの
咬み痕、きみ
はそれを頼りに
我に
返って、わたしには
ふたつの咬み痕が残った

解読する、
きみの名前を、数え
切れない
ものは
数えない、きみに口づけ ...
ゆらゆら


ゆらゆら


ブランコ乗って


ゆらゆら


ゆらゆら


上の空


我に返れば遅い夕焼け


君との約束信じよう


ゆらゆら

...
 
 
 
【黄昏ゆく中で】



 これからは振り向かずに歩きましょう。
 何処かで聴いた唄みたいに
 別れの言葉を残して消えた、あなたの後ろ姿

 風に吹かれてたたずむわたし ...
カミナリが紫白いろに夜を暴いて

さなぎのなかの

生物を見るような緊張を散らした

あなたのことをしばらく想う


宇宙船にのりこんだ

おおぜいのなかの二人になっていた

...
もしも右手と両足を失ったら、君は気遣ってくれますか。あなたが持っていて僕にないものを見て、胸が締め付けられるような思いになって目を伏せて、やっと口を開いてできる限り僕に届くように君なりの、慰めの言葉を ... 虫の宇宙は水陸空
初夏にはもぬけのからばかり
ヤゴ、せみ、アゲハ、カワゲラ、等々
初めての空を飛ぶために

羽化は専ら月の白夜に
細い触手のカラスウリ
鬼灯点した提灯市と
朝顔だったら ...
いらないんだろうか 私
と言う 不安げな顔
いるもいらないも 元がね
無くなるかもしれないんだし
と から元気全開で労働

誰にも言わないで
言っちゃいけないよ
そう言ったのに
どこ ...
宇宙の法則

地上の法則

からくりはきっとある

からくりがきっとある

からくりを探している

この世はからくりでできている

探してどうするのか

どうもしない、好奇 ...
 とくんとくんと 夜空から鼓動が耳に届いた
 とくんとくんと 光の花が咲いては散って
 とくんとくんと 私の胸に花が咲いた





 胸に植えられた花は 夏の思い出をいっぱい抱きし ...
岩本町駅は秋葉原駅のすぐ近くにある
けれどアキバ地区の裏にあるから
いまひとつ道を覚えられない

乗り継ぐ時は一抹の不安を感じながら
未だ見知らぬ街を抜けて
岩本町/秋葉原駅を目指している ...
源氏物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

源氏物語は、平安時代中期に成立した、日本の長編物語、小説。
現在では、児童ポルノ法適用作品に当るとされ一切の公開が禁 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
意志表明udegeu...自由詩009/7/20 17:09
見慣れた路傍の横顔を見た熊野とろろ自由詩1*09/7/20 16:29
空中は狭く侘しい自由詩009/7/20 16:17
HOPEホロウ・シカ...自由詩1*09/7/20 15:29
御挨拶ロボ散文(批評...0+09/7/20 15:24
再生nonya自由詩6*09/7/20 14:50
黄色—金鳳花照留 セレン自由詩1*09/7/20 13:09
ヤブ蚊フクスケ自由詩109/7/20 11:21
devil may laugh meテルテル坊主自由詩2*09/7/20 11:16
冗談ですよ、神様自由詩0*09/7/20 10:17
まごころを君に、e.mei自由詩2209/7/20 10:04
鳥のようにテルテル坊主自由詩1*09/7/20 9:09
沢村 俊輔自由詩3*09/7/20 7:03
小説『石川少女』オイタル自由詩4*09/7/20 6:20
賞味期限(改)伏樹自由詩1*09/7/20 3:35
プール番田 自由詩009/7/20 2:50
夏の鮮明秋也自由詩1*09/7/20 1:19
キズcass自由詩209/7/20 1:10
俄雨小川 葉自由詩409/7/20 0:58
何もないことの咬み痕こもん自由詩509/7/20 0:40
ブランコ伽茶自由詩209/7/20 0:26
黄昏ゆく中で綾瀬たかし自由詩109/7/19 23:19
宇宙船のふたり吉岡ペペロ自由詩709/7/19 22:48
優しさという名の×××キタノ自由詩009/7/19 22:38
短冊と落とし文月/虫宇宙海里自由詩209/7/19 22:21
コントロール砂木自由詩7*09/7/19 21:40
からくり吉岡ペペロ自由詩409/7/19 21:38
花火の鼓動志賀羽音自由詩109/7/19 21:06
新宿線kauzak自由詩8*09/7/19 20:42
鉄鼠の名前風見鶏自由詩2*09/7/19 20:35

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加筆訂正:
ポル・ディオス/ふくだわらまんじゅうろう[09/7/19 22:57]
書き直してみました♪
7.59sec.