数多
霊たちにも
夜店の賑わいは魅力なのでしょう
毎年恒例の
納涼盆踊り大会
恒例という言葉は降霊に
納涼という音は魍魎に通じます
ひとごみに垣間見る
久しく懐かしい人の面 ...
雨が降る
丘に埋められた木の実の底に
たゆたう森を燃やすために
ほつれた右目から
麦の穂がゆれる
ぼろぼろの人形をくわえて
金網をくぐる裸の猫に
背中にゆれる麦畑に
ちぎれた腕 ...
50歩進んでは48歩さがってるって感じだ
3歩さがって5歩進む生き方のほうが疲れない筈なのに
誤解もうまない筈なのに
敵もつくらない筈なのに
もう四十なんだから生き方を変えなきゃ ...
昨今の禁煙ブームに屈しない喫煙者のスレオペ。
ファック禁煙、つまり生涯喫煙者。
喫煙者の権利を認めない嫌煙家も嫌いだし、
分煙も出来ない低脳社会もクソ喰らえだ。
路上喫煙禁止、室内も禁煙、何処 ...
*
季節の隅に置き去りにされた白い砂に刻んだ足跡が
風に運ばれて遠く旅立つ
情熱だけが高く舞い上がり青い空の藍に溶け込んで行く
白い雲の切れ間に漂う残像は
光の露となり
沸き立つ夏に飲まれてし ...
*
ささくれ立った夏の雨
君と遠くまで歩く
**
皿いっぱいに生ハムを盛り
ビール飲む
***
アルルカンでケーキセットで3時間
定刻でないのにチャイムがきこえる
たとえばデジタル表示が17分を示していたって
耳の中から注意を喚起するような
それは隣のテーブルの女子たちのけたたましい笑い声や
街頭演説や
夕方の店内 ...
「ばかみたい」愛を決して云わぬ君恋する人はみんなばかだよ
またねえ、と元気?と涙とハグ夜の改札前に無数のせつなさ
注文は好き・憎い・好きのトリプルで君とふたりで来たサーティワン
...
今日は
涼しくて助かる
だけど
俺には行くところがない
降る、と言っていた
雨は
どうやら
降らないようで
洗濯物は干したままでいい
だ ...
雨がまた、降り出した
水曜の午後
憂鬱なマクドナルド
心臓の様な交差点
右心房、左心室、
左心房、右心室
そこにある血液と営み
規則正しい信号の流れ
ニューロンからシナプスへ
シナプ ...
仰ぐ日 の意味で葵
さらに
向かう日 と 書きたしてひまわり
なんて太陽が好きなんだ
朝日を迎え夕日を見送り
曇りの日はひとり寂しそうに空を見ている
太陽と同じ
こがね色に咲いて ...
正しいことが全てではない
正しいことは狭い
正しいことは胸に痛い
正しいことは時によって正しくない
正しいことは私を傷つける
正しいことは貧乏な私を苦しめる
お金がない ...
青の空気 風を連れて歩く
歩くリズム
黄色の残像は 目に鮮やかに
照り返す夏
傘が歩く季節
めっきりまんがみたいな人が減ってしまったんだ
人が人を笑い、役割にしがらみ尿をする
腐乱して、虫が孵卵するフランス人のフラダンス
袖から腕、ああ、真っ白い
蟹はいつ空を飛ぶのか ...
たいへんば〜い。
軽トラの運転席にて。あるはずの街路樹が5本無いということを報告し忘れていたことを思い出して。
天の白馬は 雲海をかけてゆく
どこまでも どこまでも
時に 灼熱の太陽に灼かれようとも 時に嵐に飲み込まれようとも
その足並みは変わらない よりいっそう負けまいとして 力強く駆け抜ける
...
空からふるふる雨がふる。
水辺の少女は悲しそうに目を閉じる。
世界中が雨のベールに包まれたように。
ふるふる雨がふるえる肩に、
ふるふるふるふる容赦なく。
正しい回路で廻る血液。
微細 ...
食べ物についてなら
好きなものなど何でもOK男が豚汁を作ってくれた。美味しかった。
でも、アボカド ...
殺人のライセンス
殺人のライセンス
殺人のライセンス
いくらでかうの?
殺人のライセンス
殺人のライセンス
殺人のライセンス
いくらでうるの?
殺人のライセンス
殺人のラ ...
こゑひそやかにさいごのちぎり
おまへこひしやくいにそめ
職場
北側にある給茶室
窓の外から
もくもく、と音がした
お茶を注ぐ手を止めて
眩しいほうに目をやると
昨日までの雲とは
まさに雲泥の差の
白くて大きな積乱 ...
ほとばしる水をすくって
いらなくなった角質を
きれいに洗い流したら
南南東に向かって
窓を開け放つ
とれたての空気を
頭の中に吹き込んだら
多面体の自分が
きらきら回り出す
...
簡単に手で曲げられる
針金のように
くいっくいっと
あらゆる方向へ折る
まっすぐだったものを
曲げたくはないけど
その方が使えるなら
ちょっとくらい
好きな色は?
と聞かれて
返答に窮する
好きな色は毎日同じではない
座右の銘のように
色が毎日同じにしか
見えないなら
絵は描かない
数値の色は正しい
誰でも同じは
誰でもいいのだ ...
だいすきな
人がたくさん側にいて
私はそれで生かされている
見たいんだ
きみのあなたの
その笑顔
それだけでもう
心あたたか
野原を歩いていた
深い霧の中を
ひとりで歩いていると
子供の頃に飼っていた犬に出会った
犬はうれしそうに
ペロペロと私の手をなめた
野原を歩いていた
私を呼ぶ声がしたので
振り返る ...
2本のギターが
壁に寄りかかり
ひとつは背後に隠れ
倒れぬように、支えている
もうひとつは
傾きながら、立っている
自分の力であるかのように
背後の支えに、気づかずに
...
電気を消した暗い部屋で
月明かりの射す窓に向かって
扇風機よ
お前はやけに
凛とまっすぐ立ってるなぁ
夜風にふくらむカーテンと
何かを話しているようだ
同郷の人と
東京で会った
訛りが残っていた
変わりなくて
安心した
けれどモカマタリを注文する時
様子が違っていた
また昔のように話す
しばらくして
モカマタリが運ば ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
短冊と落とし文月/魍魎盆踊り大会
海里
自由詩
2
09/7/11 23:59
ロアン
氷水蒸流
自由詩
8
09/7/11 23:35
生き方
吉岡ペペロ
自由詩
4
09/7/11 21:19
煙屋 七星軒
過去ログ倉庫
09/7/11 20:22
四季彩/夏
遊佐
自由詩
6*
09/7/11 19:54
そんな大学生
瀬崎 虎彦
俳句
1*
09/7/11 19:47
定刻
因子
自由詩
0
09/7/11 18:56
よっつ
はちはちよん
短歌
3*
09/7/11 18:43
かすれた午後の唐変木
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
09/7/11 18:37
雨と憂鬱とそこに居る事。
プル式
自由詩
3*
09/7/11 18:27
向日葵
照留 セレン
自由詩
0
09/7/11 17:46
ケチャップマヨネーズ
猫のひたい撫...
自由詩
2
09/7/11 17:01
リズム、イエロー
ふく
携帯写真+...
1
09/7/11 15:47
傘影
〃
携帯写真+...
1
09/7/11 15:37
蟹
tutty
自由詩
2
09/7/11 15:00
本日の独り言 その九
A-29
自由詩
2*
09/7/11 14:04
天の白馬
明香璃
携帯写真+...
4
09/7/11 13:52
『ふるふる雨ふる』
東雲 李葉
自由詩
3*
09/7/11 13:30
食べ物スレッド
過去ログ倉庫
09/7/11 12:51
アンダンテ
udegeu...
自由詩
0
09/7/11 12:27
密
柊 恵
伝統定型各...
6*
09/7/11 11:57
積乱雲と日記帳
Fxxxxx...
自由詩
1*
09/7/11 11:51
朝
nonya
自由詩
5*
09/7/11 11:50
鋼索(こうさく)
未完
自由詩
2*
09/7/11 11:45
絵の具
フクスケ
自由詩
1
09/7/11 10:08
きみへのラブレター
つゆ
短歌
2*
09/7/11 9:50
野原を行く(あるいは脳内の昔の自分に会いに行く)
ばんざわ く...
自由詩
3*
09/7/11 9:31
ギター
服部 剛
自由詩
4
09/7/11 9:06
扇風機
〃
自由詩
5
09/7/11 9:00
モカマタリ
小川 葉
自由詩
4
09/7/11 8:48
4325
4326
4327
4328
4329
4330
4331
4332
4333
4334
4335
4336
4337
4338
4339
4340
4341
4342
4343
4344
4345
4346
4347
4348
4349
4350
4351
4352
4353
4354
4355
4356
4357
4358
4359
4360
4361
4362
4363
4364
4365
5.02sec.