人には恋がある
ウサギにもあるのかな
人には歌がある
コオロギもうまいよね
人には夢がある
イルカにもありそうだよね
人には翼もある
ペガサスみたいにさ
人は悪魔にもなる
神 ...
摩訶不思議な自然にぐるりと包囲されて
板ばさみ
三分の一
いや、二分の三
なんだか無性にガリガリ君が食べたくなってきた、と言って
わたしはわためかな、と返して
あの雲はきっと竜の巣だと ...
*
抽象をなぞる指先が、無色透明な肌に存在だけを記して
昨日の空に溶けて行く、輪廻を正しく辿って行けば
全ての人の記憶は一つになると
ついさっき、知りました。
だから、君の香りはどこか懐かしいのだ ...
虚無でいっぱいに
みたされて、きみの額に
いくつかの
傷が
刻まれる、神を
欠いて、祈るために、痕跡を
読むために、きみは
断絶そのものとして
彼方に
移動する
...
それぞれの速さで歩む人の群れ
その何割が自分の速さでであるいていて
その何割が他人の速さに合わせているのだろうか
僕が生きている内にすれちがった人は
世界のの人口の大体何%かな ...
会合を終えて神戸から倉敷に移動するともう11時だった
ホテルにチェックインしても脳みそはまだ高速をぶっ飛ばしている感じだ
2時間ぶりの煙草を喫煙コーナーで吸う
11時40分からマッサージを予約し ...
前髪を切った
雨上がり
庭先でミツバチと出会う
胡瓜の黄色い花にモンシロチョウが舞う
土の匂いが肺の奥まで届くようだった
見上げれば空が雲と調和して
すべてを見わたしていた ...
突然のことを「風」と名付けた
まだ受け身を覚えてもいない
優しい、と言われるほどに優しくはなく
平均化された僕らは、どこにでもあった
人がいなくなって初めての夏はとて、も暑かった
ぶら下 ...
大した苦労もしないでたどり着いた
夢の入り口に足を踏み入れたら
それが本当に自分で望んだことなのか
わからなくなってしまったんだ
理想と現実のギャップに落胆して
無垢な憧れを汚してしまう ...
ダメです、ダメです。ぼくはダメです。
ふろ場にて
堕ちる
堕ちる
風が きもちいい
景色が ひずむ
堕ちる
堕ちる
どこまで行くんだろう
終わりはあるのかな
ひゃっほ ...
君が手を握り返してくる
ほどけかかった髪を
気にもとめずに
夢中で遊んだ帰り道
陽が傾きかけた
商店街で
君は目をキラキラさせて
さっきまで握っていた手を離して
駄菓子 ...
寝苦しい 湿気
疲れ まとわりつく 汗
振り払うことはできない
すべての事は、人は、
嫌いになりたくない
でも、
でも、
嫌悪をいだかざるを得ない
瞬 ...
人がいる
渇いた街に
人がいる
湿った街に
二つの温度差によって
街の正しさが
計れるというならば
正しさとは何でしょう
涙に暮れて生きる人と
泣く意味もなく ...
あらかじめ堕胎された革命の
水面にたわむれる残像
指先につまむことのできる
計測不能なオーピアムの胞子たち
溺れながら夢を見る
草原を走る深夜の列車の窓
音楽はいつもきまって理不尽
090624
行人偏と禾編がケンカして
別れた
離婚したのではなくて
別居しただけだと
読者を
隣人を
父を
母を
弟を
叔父を
...
「クローゼットの中を見れば相手がどんな人かわかるものよ。」と、彼女は言った。
ビル屋上。隣に座るOLたちの話を、同僚らとともに聞いていた。
同僚らが彼女たちに声をかけるかかけまいか
決めあぐ ...
玄関先にサナギがいることは知ってた
でも飛び立つのはもっと先だと思っていた
蝶のサナギが破れていた
下を見ると、羽根の折れた蝶が落ちていた
とてもきれいな羽根をしている
畏れ多い姿に ...
対岸の浜で諸手を振って儀式張るカニたちはもちろんこちら側からは見えない。アサリ取りの漁師の舟が水面に突き出た竹の近くに浮いている。そこには何本もの竹がある。
当たり前のようにあった堤防は何でもない ...
きっと
この世のすべては
過程なのよ
肩の力も必要さ
誤解は和解のために
平衡は無限遠点で交わる
ユークリッドなんて大嫌い
幾何学に愛を
未 ...
季節はいつも虫の鳴き声に寿がれていた
それがコノ、苫屋の蔦茂した夕暮れの
遠い景色の移りゆく様の記憶
土と草と太陽と
月と
日の燃えさかりの向こうには
為てやり顔の
君
ご機嫌なの ...
月に酔う
目眩く色彩など
有るはずも無く
耀く孤高は闇に聳える
見えるものは虚飾しかなく
光の実存その存在を知らず
色彩のみが色なのか
概念を破壊せよ ...
熱望して誰かの魂に着床したらいいと
喉元潤した後の顛末はオルタネイティブ
割れた閑談は事無きを得た所為
肥えた筆談は早々に退散です
どんなに見積もったって
場末のステージで育む御 ...
いつの日か届くと疑わなかった僕らの文明が崩壊していくのだとしたら、
今密かに繋いでいた手を解こう。
肌を寄せ合うだけで満足なら受理されない契約書を破ろう。
叡智を極めてもあの{ルビ巨= ...
私たちは同じ星に生きている けれど
たくさんの歌が謳う様に
本当に 同じ空を 見ることができるか
どこか南の小さな島では
太陽が月に隠れるというが
私の町に暗い昼は訪れないように
...
どこからともなく
聞こえてくる
真夜中の祭りの
雑踏に耳をすます
もういいかい
古くて日付のない記憶が
唐突に甦る
まぁだだよ
暗くてよく見えない顔
と 真夜中のかくれんぼをする ...
コチラ泥沼アチラ地獄で
這い上がるのも止めちまって
心も体もしな垂れて
もう嘲笑ってよ
ホラ視てクレクレ
右から左へ流す言葉
脳に焼き付く前に蕩けて
虚空を睨んで泡を咀 ...
最も欲しいもの
愛
最もいらないもの
死
毎日へとへとに
疲れて
寝る
苦しい
腰をやられ
膝をやられ
心を痛め
多くの人の愛を感じる。
貝を漁るコククジラの背
巡り辿る源流の砂壁のようだ
果てた、終には打ち上げられた骨、骨、骨
巨大で、かそけき命の塵に項垂れた、項垂れた、項垂れた
刻み続くよ、時は砂塵へと
あの鯨の大 ...
鳥だって
ああやって生きている
人だって
そうやって生きたって良いだろ?
わたしたちは確かに孤独だけど
孤独に生きなきゃならない
わけじゃないだろ?
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風Crow
青の詩人
自由詩
2*
09/6/25 3:31
耳もとの代弁者
FUBAR
自由詩
7*
09/6/25 2:47
迷宮組曲/第1楽章/夜明け
遊佐
自由詩
11*
09/6/25 2:17
_
こもん
自由詩
4
09/6/25 1:11
人類は繁殖し続ける
こめ
自由詩
10
09/6/25 0:51
気配
吉岡ペペロ
自由詩
4
09/6/25 0:50
「前髪を切った雨上がり小さな世界を見つけた」
ベンジャミン
自由詩
5*
09/6/25 0:37
雲梯
霜天
自由詩
5
09/6/25 0:00
ファイティングポーズ
1486 1...
自由詩
1*
09/6/24 23:59
本日の独り言 その四
A-29
自由詩
0
09/6/24 23:54
堕ちる
うちゅ〜りん
自由詩
1
09/6/24 23:37
括った髪の分だけ、返して掌
kauzak
自由詩
10*
09/6/24 23:26
梅雨?
ポンテク
自由詩
0
09/6/24 22:48
乾湿球
小川 葉
自由詩
1+*
09/6/24 22:46
hS for the musique
瀬崎 虎彦
自由詩
1
09/6/24 22:44
乾湿球
あおば
自由詩
2*
09/6/24 22:41
ビアガーデン
プテラノドン
自由詩
1
09/6/24 22:37
さなぎ
HTNYSH...
自由詩
2
09/6/24 22:20
儀式
〃
自由詩
0
09/6/24 22:17
非ユークリッド
柊 恵
自由詩
9*
09/6/24 22:15
庭先の夢
HTNYSH...
自由詩
1
09/6/24 22:14
朔
柊 恵
自由詩
4*
09/6/24 22:13
「猿の剥製〜Monkey on the table」
Leaf
自由詩
0
09/6/24 21:08
宇宙のボレロ
雨を乞う
自由詩
2
09/6/24 21:06
見えない星
照留 セレン
自由詩
1
09/6/24 20:14
かくれんぼ
フクスケ
自由詩
2
09/6/24 20:12
飽きた。
AKiHiC...
自由詩
2
09/6/24 20:04
欲しいもの、愛
ペポパンプ
自由詩
7*
09/6/24 19:46
「かそけき命は鯨の背に生きる」
Leaf
自由詩
0
09/6/24 19:43
電線に寄り添って
小原あき
携帯写真+...
10*
09/6/24 19:28
4358
4359
4360
4361
4362
4363
4364
4365
4366
4367
4368
4369
4370
4371
4372
4373
4374
4375
4376
4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4386
4387
4388
4389
4390
4391
4392
4393
4394
4395
4396
4397
4398
9.09sec.