首を回した
音がなった

人が注目する

なんでもないよ
君たちには興味ない

探しているのさ
赤い鳥

背後から
声が聞こえた
感動だ

首を回した
音がなった
後 ...
日差し浴び
ぐんと伸びやか私のこころ


海がみたいね
言われて来たよ
海山サーフィンなんでもござれ

ズボン裾
まくり上げて
ひとり遊ぶ
そんなあなたを
しゃがんで眺む


駆けてくる
逆光だからか ...
雨のあとのアスファルトは黒猫の背中
誰も死ななくて済むかな
踊りたい
高知の友だちに会いたい
旅に出たい
旅に出た友だちと合流したい

空を飛ぶ方法をやっと見つけたよ
夢の中だけじゃな ...
(当たり前の話だが)
きのうと同じ時刻でも
わかげの庭に映る きょうのかげは正直である
長さも広さも角度さえも 変化している
それなのに
(当たり前のことだが)
おいぼれの更地には かたち ...
炭酸の如き 享楽に

歩幅を合わせる 雨の音。

炭酸の如き 生活に

歩幅を合わせる 雨の音。


炭酸の如き 一日は

妖精たちの ママゴトです。

炭酸の如く 人生が
...
風の音に聞こえる 物寂しげな誰かの叫び声
それは時代を超えてこだまするそれを鎮めようとする歌人のレクイエム
誰ともなく 紡がれる

幾度となく繰り返される 哀しみと空虚
それは誰の夢な ...
田植え前の伊那谷は
全ての田に水が張られ
まるで大きな湖のように
風がきらめきになり遥か渡っていく

いなごを追い、桑の実を摘み
駆け回った子供の頃が懐かしい
濃紺から薄墨へ幾重にも幾重 ...
最近倦怠期な私は
最近彼女に振られた
あの子とお酒呑んだ

彼氏には秘密で


楽しくて
楽しくて

こんなに我慢せず
笑ったのは久しぶりだった

駄目だ。お酒の力はすごい
...
夏は
ひねもす虫を追って
森にまよう


虫は
翅をひらき
森を飛びたつ


夜は
空の翅で
ぼくは飛ぶ
指のさきが星にふれる
真珠のしたたり
涙のあかり
アップルグリ ...
ねぇ静かに髪をといで
ゆっくりと口づけた

それだけの気紛れに
あたしは惚れたんだよ

貴方は誰かの男だって
知ってたわ
貴方の隣りは私じゃないって
知ってたの

駅で待ち合わせ ...
どうか
 どうか教えて下さい
総ては
 総ては夢だったと

包帯まみれの君
フェティシズム
焦がれたよ
心から愛でていたよ

蔓延って浸食し合う
叙情詩に嫌気がさしました

...
悲しみは
始発前に
環線を滑ってゆく
車たちや
過ぎてゆく信号の
きらびやかに
明け方の眠たさも
まぶしさも
知らない

縞馬の
しじまも
魚たちの
沈黙もまた
明け方の憂 ...
2000年、夏

小学校最後のこの夏に僕はミイラを作ることを決意した。

その夏は小学1年の時、図書館にあった本で見たロザリア・ロンバルド
というミイラ少女にあこがれて6年目の夏でもあっ ...
逃げ出したくなった日もあるかもしれない
何もするべくもない街がぼんやりと流れていた
褐色と黄土色の魔法館の看板
ほんとうにどこへ向かうのだろうと

+++++☆

ギザギザになったアーケ ...
 帰り道、そこは国道が傍にあるので車の音がごうごうとするのですが、一瞬はまるで、その一切が無くなってしまったようでした。

 鳩が仰向けになっていました、体には少しも傷がついていませんしかし、首か ...
ボタンを外していく器用な指の動き
パンをちぎり口へ運ぶ迷いなき指の動き
ミメーシスの強迫観念もなりをひそめて
肩の高さで揺れる髪に無言になる宇宙

丸い乳房 しなやかなアキレス腱 唇 声
...
蝶に

蝉に


昔が懐かしい
カブトムシ
クワガタと
カナブンを取った

魚を食べて
サイダー飲んで
海に行って
昼寝する
誰からも愛されていない
代わりは幾らでもいる
自分に意味など無いのだと
鏡を眺めながら苦笑する

別に誰でもいい
自分でなくとも構わない
誰かで在ればそれでいい
こういう世界
そんな ...
うすく流れる明け空に
寝返りをひとつ

隕石とか堕ちてこないだろうか
僕は僕の人生を
いいかげん
供養してあげたい

逃れようのない角度で
刺し込む朝は
強制ですか
それとも、任 ...
送り火みたいな花火をした
愛犬は鼻を火傷しそうになり
わたしたちは
少し寂しかった


お盆も終わって
仏様はみんな帰ったけど
納骨の済んでいない魂は
未だここに残っている


...
ハードルがある

星の数ほどのハードルは

高さは自由
間隔も自由

ハードルは
飛ばないといけない

それは不自由

早くしてよ

次の時が待ってる。
きみをわかつ
やんわりとつつみこむ
きみをこきゅうする
きみでこきゅうする

よるをわかつ
あぁかいほのおでわかつ
こきゅうをりかいする
かんかくでりかいする

まんじゅしゃげはて ...
殴られたいな
あぁー
マジでぶん殴ってくんねーかな、おれみたいなやつ
誰か殴ってくんねーかな、とか思いながら
おれは今日も花園町と西成をチャリで往復してんだぜ

いいよ全然
理不尽にして ...
渡り雲を映し出す
水鏡を
ひとつひとつ踏みつけて
鏡には
誰かがつくった落とし穴があって
地球の裏まで繋がっていたら

僕は跳ね続けられる
欄干のすぐそばでゆれていた緑の長い葉を
頭上でちぎって歩くと
いつの間にか橋は終わっていて
下り始めるその道のはじめに
モリヤ商店はたっていました

コーラを買ったり
買わない店の奥の暗 ...
真夏の道
揺れる蜃気楼の向こうに
君が見えた気がして
通り雨

子供達の笑い声が
吸い込まれた雲
秋の気配を
忍ばせた空気に
形を変えて流れてゆく
夕暮れ

空の色が紫に変わる ...
一日が昨日の焼き増しでやりきれない
陽射しが薄いカーテンをくぐり抜け
ブラウン管の画面に撥ねる
ちくちくしたいらいらをぐるぐる
誰に噛みつくわけもなく
さして何になるわけもなく

街の中 ...
腐敗からごみ屑を拾い集め
給水塔をふと見上げる
エントランスの足音は独りぼっち
曇天の下、ふわり
枯れ葉が一枚舞っていた


音信不通にただ落胆
誰も悪くない、悪くはない
南京錠を掛 ...
泡だらけの手であなたを掴みにゅるにゅると手なずける逮捕前夜。

汗まみれで犯行に使用された「凶器」を握り締め眠る安堵は。

トリックを解くようにフロントホックを ...
もともとここに意味などないから
意味とか考えたって意味はないし
これからも意味ありげな言葉を

もともとここは汚れてたから
汚ないって言ったってナンセンスだし
これからも「世界は美しい」と ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
首の鈴黒川 蔵人自由詩0+*09/8/22 12:59
夏のひとこまつゆ携帯写真+...4*09/8/22 11:07
タイムともちゃん9...自由詩609/8/22 10:56
歪んだ星の上で信天翁自由詩109/8/22 10:01
【輪廻】白こうもり自由詩309/8/22 9:11
創造たる世界黒姫自由詩109/8/22 9:05
伊那谷西天 龍自由詩3*09/8/22 8:32
心にカビくゆら自由詩2+09/8/22 6:18
翅(はね)yo-yo自由詩6+*09/8/22 6:02
逢い引き漣 風華自由詩109/8/22 5:51
理想の君自由詩009/8/22 5:49
_石黒自由詩309/8/22 5:35
ストロベリーサリチルジュブナイルひとなつ自由詩2*09/8/22 4:39
黒生石の光を座って番田 自由詩009/8/22 3:53
埋葬北村香織自由詩409/8/22 2:40
Implicit Circumstance瀬崎 虎彦自由詩609/8/22 2:30
夏休みペポパンプ自由詩5*09/8/22 0:00
汚いねAKiHiC...自由詩3+09/8/21 23:48
のりピー、一緒に逃げよう佐野権太自由詩10*09/8/21 22:37
繋がる小原あき自由詩9*09/8/21 22:28
ハードル黒川 蔵人自由詩009/8/21 21:43
灯火ゆるこ自由詩609/8/21 21:36
今宮捨て彦自由詩109/8/21 21:32
けんけんぱしろう自由詩009/8/21 21:30
きつねの辻オイタル自由詩5*09/8/21 21:22
蜃気楼ミツバチ自由詩7*09/8/21 20:24
ゴロワーズの煙熊野とろろ自由詩2*09/8/21 18:58
いつかの落書き中原 那由多自由詩2*09/8/21 18:17
「 恋愛密室。 」PULL.短歌2*09/8/21 18:14
タタク青の詩人自由詩109/8/21 16:45

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加筆訂正:
新型/within[09/8/21 21:37]
最終連を直しました
6.1sec.