わたくしは純粋な共同墓地に立ち、
さまざまな指を集める。

重機関銃にくくりつけられた柔らかな身体人形よ。
鉄塔には動脈が巻き付いているのである。

垂れ下がる後悔は無為に揺れ、
ユーク ...
遠い日に 赤いその{ルビ陸=おか} 燃え尽きて 花火を散らす 冬のよびごえ


高瀬舟 水面漣 塵に消え 叫びも聴こゆ 蒼の水底


異国の眼 怯える彼の子 金の髪 ...
あなたが僕に付けた
「嘘吐き」って名前

しっくり来なかったけど
聞いた事あるような気がして

ほとぼりが冷めてまた
前の名前を呼ばれ出しても

その名をたまに
口ずさんでたり ...
10月上旬に発売されてから、手売り、WENOD店頭販売及びHP通販、
関東、関西、東海の、各イベント会場での販売などで、じわじわ
拡がりを見せております。朗読コンピレーションCDアルバム
『言葉 ...
高層ビルが雨に煙っている


裸体で綴る晩秋物語


馬小屋暖かく会話 いななく


ニーチェよ 灼熱地獄で読ませてもらう


広大なフロンティアがミゾオチの座にあるだろう
...
そして引き続き何かと落ち着かない日々が続く。
忘れた頃に何かを思い出すのはオレだけじゃないらしく、
それは秋の空模様だったり怒った時のあのコの声色だったり、
いつの間にか使わなくなった色えん ...
薄ら陰りの昼の日中に
雨漏り仏間の饐えた臭い
ぼんやり光る障子紙の
柔いざらざらに舌を宛てがい
斜交いに這わす舌先吐息は
さて什んな味がするのやら

迂腐な未通女の染めたる頬より
猶お ...
愛してる
と言う声が遠く残響のように
聞こえた気がしたけど
恋人なんてどこにもいない
鈍く尖った耳鳴り
オレンジ色のベースギターが
ゆっくりと首を締め上げていく

誰か
名前を
呼 ...
雨の夜
音楽を消して 本を閉じ
静かに あなたを思い出す


咳を一つ 溜息も一つ
「さてと。」 それはあなたの口癖
立ち上がる時ふと本棚に目を向ける


そこには 三冊のあなたが ...
どこへ行こうか――
そう問いかける森の
落ち葉は湿って素足に心地よい
(靴は捨ててしまった)


赤や黄や私を包み込むまだ青い
木の葉よ お前の匂いにむせて
ひたむきに傾けるやさしさに ...
あなたの死体をバックシートに積んで
ぼくらは暁の町を出た
あなたの死体をトランクに隠して
ぼくらは旅立つ
ゆうべあなたを臥床の上で捕らえたとき
あなたは叫んだ
四角い箱のなかにあなたを押し ...
力道山が死んだ時に
レスラーは四六時中強くなければならなくなった
横山やすしが死んだ時
芸人は四六時中面白くなければならなくなったのか?

コメディアンがいなくなった、と彼は呟いた

爆 ...
何年たっても馴れない女

わかっています
気づかないふりも
微妙な逃げ腰も
そんなの別に
どうでもよくならないかな
風が強いせいにして

ラーメンくらい
奢れる女になりたい
...
夕暮れ、
伸びた影はわたしを捕まえにくる
ああ、なんてだるい

わたしの中にある
空に包まれた大地の上
鎮座する額の汗
伸ばした髪はわたしの意地です
おなかがいたいよ ね ...
雨で流されていく風肌に流されていく肌に流されていく肌息

駆けながら踏みつけてゆくハト夜になって暖かくなってゆく春鏡の中でやむ縦
光るものの下に あ痛激痛がっ
光れるものの下に

時を解放する色 声に涙する歯の落ちた音
とても綺麗だとても鮮やかだ いつもそれしか

響きを吸われる音みだらから消えていくところ私はたった ...
花に生まれて人を憎んで水がまく
力が死んで力を食べて力にならべず
君をみて君を瞳て君をみるうふふ

花に生まれて人を憎んで水が湧く
右手が死んで左手も死んで幻も守る
頭で考え脳で考え悟れる ...
ずっと
私を
愛してくれるって
言ってくれたのに
あのひとは
突然
変わってしまった

愛しているのは
君だけだよ
そういってくれたのに

今は
何を
言っても
振り向い ...
真夜中のうちに明け方が訪れる 
時計の針はまだ許してはいない 
暗闇の中で睫毛を擦り合わせたまま 
指先だけが言葉を伝え続けられれば良い
旋律はより一層 研ぎ澄まされたものになる ...
夜行バスからはカルキのにほひが微かに漂い、灯りが複雑に道を作っていく

大聖堂の、鐘、耳をすませ、どくろをまいた煙が空を突く音、パンパン

ヘッドフォンにしみついた街の色、それぞれ、生きる、ピ ...
蒼と呪文




短い呪文ばかり並んだ記憶がある

左頬が汚れた女の子
握られた死に絶えた雑草
窪んだ陽射しのまんなかで
僕は十二歳だった

頭に 灰色の世界

蝿 ...
 Penneのサポーターが取れるのに、三日かかった。
 アザラシの面倒は、夏休み中のHiromiが見てくれたが、週二回あるサッカーの練習に連れて行くわけにもいかず、その間は昼間Sayoがアパートにい ...
CDをカーステレオに入れ再生ボタンを押す。音は真っすぐ中心に向かい、内側から僕を振動させた。ちりばめられた音が細かく重なりあって青白い火花を散らしながら指先へと発散していく。僕はもう眩しくって目を閉じ ... 分からないままに歩き続ける
たどり着く場所なんて知らない

まして此処が何処かなんて
想い描く余裕もないから
ただ流されるがままに
諦めて誤魔化して色褪せていく

その世界を壊せばよい ...
このまま終わっちまうのもいいのかなァ
ちっともそんなこと思ってもいないくせに
あんたはビール片手にそんなことを言う
どれだけお金がなくたって
ビールだけには金を遣う
だらしないあんたの腹を見 ...
ねェ今日も一日を過ごしたよ
時計の針が12時をまたぐのを
じっと見てたよ
明日に届くようにって
いつもより大き目の声で
昨日の僕は叫んだのに
今日になった僕に
その声なんて聞こえないのさ ...
ゆっくりゆっくりバイクを走らせた
こいつは思っているよりもスピードが出るが
そんなに早く走らなくていい
危なくないようにゆっくり走ればいい
パン屋さんは遠くない
新しい花屋を越えて八百屋も越 ...
見上げると雲が鰯の尾の形だった
鰯の尾がどんな形だったかと聞かれると
厳密に答えることも
曖昧に思い浮べることもできないが
やっぱり雲は鰯の尾の形だった

何故か一昔前に流行ったかもしれな ...
行かないでと叫んだ言葉の先
掴んだ手の温もりで
引き戻される現実
振り返った瞳には
もう何も映っていなくて
真っ赤な唇からは
灰色の過去がこぼれだす

あぁアンジェラ
全ては終わった ...
かくれんぼ、しよう。
きらいな人ばかりがふえて
夜、だれかといないと死んでしまうようなときは

数えおわった君が
僕をみつける前に
あいつのいなくなった町に
優しい誤作動の日々に
隠れ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
爆裂弾に跪く脳に花の生えたひとびとななひと自由詩109/10/28 18:20
ローレンスの幕開けセルフレーム短歌1*09/10/28 17:59
ナマエ黒乃 桜自由詩209/10/28 17:39
Spoken Words Compilation 2009鈴木陽一レモ...散文(批評...2*09/10/28 17:24
ファラオネコの軍隊アハウ俳句409/10/28 16:04
Roughly FridayBOOKEN...散文(批評...109/10/28 16:01
想像妊娠中絶古月自由詩1*09/10/28 15:38
オレンジ色のベースギターが虹村 凌自由詩3*09/10/28 15:08
【三冊のあなた】つむじまがり自由詩2*09/10/28 14:08
メタモルフォーゼの森石瀬琳々自由詩11*09/10/28 13:51
あなたの死体をGiton自由詩4*09/10/28 13:25
グッドバイ虹村 凌自由詩4*09/10/28 13:09
なれ蒼木りん自由詩109/10/28 13:03
混沌百瀬朝子自由詩4*09/10/28 11:59
_十二支蝶自由詩009/10/28 11:01
自由詩009/10/28 10:59
_自由詩009/10/28 10:55
裏切りそよ風さん自由詩4*09/10/28 10:42
遠い今美音子自由詩209/10/28 4:13
東京ゆうさく自由詩109/10/28 2:42
蒼と呪文セキラボ!自由詩009/10/28 2:17
「波の声をきいて」(11)月乃助散文(批評...4*09/10/28 2:13
エチュードop10-1が変える世界snowwo...自由詩009/10/28 2:01
分からないままに歩き続けるkauzak自由詩12*09/10/28 1:38
あんたの才能なかがわひろ...自由詩009/10/28 1:35
きっと僕が小さな少女だったら自由詩109/10/28 1:22
パン屋さんだ智哉自由詩0+09/10/28 1:09
目に映る風薫る自由詩009/10/28 0:46
スタートラインミツバチ自由詩3*09/10/28 0:42
re:かくれんぼ昏(ヤッカ)自由詩2*09/10/28 0:23

Home 戻る 最新へ 次へ
4181 4182 4183 4184 4185 4186 4187 4188 4189 4190 4191 4192 4193 4194 4195 4196 4197 4198 4199 4200 4201 4202 4203 4204 4205 4206 4207 4208 4209 4210 4211 4212 4213 4214 4215 4216 4217 4218 4219 4220 4221 
5.28sec.