山の奥にアンデス。
川の辺にインダス。
元広島東洋カープ、ロペスの村は。
いろんなロペスがいます。
一生懸命木を切って働くロペスもいれば、
切り株に腰掛けてニンテンドーDSをやるロペ ...
いのしし見張り師の朝は早い。
いのししより先に目覚めなければいのししは
逃げてしまうからだ。。
まだ薄暗い山麓の傾斜地をいのししの柵めがけて
歩き始めるいのしし見張り師。
いのししの柵は5メ ...
「書く」とは
肉体があげる悲鳴かもしれない
そこに僕はいない
ただ体だけがあり
悲鳴をあげている
苦しくて悲鳴をあげている
僕はいない
ペンがすべっている
勝手にすべってい ...
僕は君を救ってあげたいなんて
だいそれたことを言ったりしたのだけれど
本当は僕が救って欲しかったんだ
君に頼られることで僕が救われたかった
君の手を取ろうと伸ばした僕の手は
本当は僕の手 ...
人生はゲームだ
このステージに産まれた瞬間に
ゲームはスタートする
プレイヤーは自分自身を操作して
攻略を開始する
プレイヤーによってエンディグはバラバラ
けして同 ...
時計の振り子
あなたの寝息
輝く星
冷たい空気
夜の静寂
私の時間
幸せになりたかった私
この一瞬を
こうして残しながら
幸せをかみしめる
手をつないで歩こう
すこしだけ上を向いて
秋の陽の雫は
まるで未熟な葡萄
ぼくの左手は思い出す
恋は死のようにあえぐと
あなたの右手は教える
時は死よりも強いと
降 ...
貴方がココにいてくれたから、
私はワタシでいる事が出来たよ。
いつまでたっても消えない貴方の言葉に、
慰められて、傷付けられて、
希望を貰って、許されて。
...
久しぶりに取り出したCDは埃に塗れていた
だけど安物のスピーカーから流れてきた歌声は
今も誇りに溢れている
喝采を浴びても
あたしは笑えなかった
憧れていたはずの綺麗な服と踵の高い靴で
...
この間新しく店に入ってきた社員さんと一緒に厨房に入った。
政治とか経済とか歴史とかの話が出来る人で、結構会話も弾んだ。
でも、その人が「日本は核を保有すべきだ」って ...
とてつもなく大きい悩み
どうしようもできない壁
そんなことがあっても時間が進めてくれる
なんとか昨日から今日へ
今日から明日へと
僕は進んでいく
「ああよかった、あ ...
小さな引き出しがいっぱいついている壁
そこには私のすきなものが入っている
願うだけででてくるその引き出しは
私の夢にはなくてはならないものだった
どこの場所にいてもそれはあらわれ
私には ...
飯能市街を抜けて山間へ
僕の運転する車は
滑らかに進んでいく
しだいに狭まる谷を抜けると
山間の集落が現れる
カヌー工房とか
材木屋とか
しゃれたパン屋とか
横目に見ながら ...
しんじまったかなしみは
かれたんじゃあねえ
あるんだよめのまえにあるんだよ
みずがすぐにいくぞとまちぶせている
そこにことばはなにもなかったんだ
初霜の 世界を白く 清めけり
初霜や おしろい粉で 野を塗りし
初霜や おしろい塗りし 化粧師よ
初霜や 野を白無垢に 変えにけり
初霜の 降りる気配の 空に満ち
初霜に 大地包まれ 静かな ...
冬の支度も出来ないままに、私たちは詠い続
ける。それは約束であるかのように、寒さを
背中に背負いながら。この道、は死に行く為
の支度、だ。あの頃に見上げた空を、今もま
だ往復し続け、拾い忘れた ...
傾いた日常の上
遠くへ消えてゆく遊園地
小さな観覧車が今日だけは大きく見えた
カタン、と揺れて 世間に揺られて
ただ西へ吸い込まれる
静まりかえったホームを歩く
冷たくなった1 ...
タールに浸した翼を
バサバサと音を立てて
羽ばたこうとしている
悲しみはついに水源に至る
さるご婦人から頂いた
ラヴェンダーの香水を
春先に洗面所で誤って
落として割ってしまって
...
この祈りを届けよう
宇宙(そら)に輝くあの恒星(ふね)に
漆黒(やみ)に溶け込むあの巨艦(しま)に
自分の影が勇ましく見えた
バットを担いだ小学生が
いざ試合!いざ行かん!
と言っているようで
ちょっとワクワクした
実際に担いでいるのは
ただの白ネギで
ただのエコバッグで
わたしはただの
買い物 ...
こういうの集めるの好きなんです
やりたいくせにやってもいいとか言っちゃうように
それはそつなくタイミングが良く
正反対に尊敬疑念
そういう風に感じてたり
そういう風になってたり
鍋を洗 ...
本当は隣にあったMONKEYを盗もうとした。けれども誰も
運転できなかった。車の運転はできるってのにお前は、
「使えねえな」と言って、ジョーイがサモンの尻を蹴った。
二人が唾のかけ合いをしてい ...
握力が蒸発しちゃってあかないの 飲ませてちょーだいポカリスエット
平熱が五度八分ってひくいから 七度二分にもキスにも目眩
あつくなる舌で転がす体温計 ピピピと鳴るまで風邪の味見
朝夕に二錠 ...
地球温暖化の原因は僕らにあるわけじゃない
考えてみればわかるはずさ
そばに寄ると気温が上がったように
感じるかもしれないけれど
太ってるからって体温が高いわけじゃないんだ
スタイルの良い ...
わたしたちを彩る
おもいでの確かさは
星座のそれと
とても似ていて
必ず
遠くで
きれいに滅する
届き過ぎたら
きっとわたしたち
狂ってしまうから
ほんのわずかな
痛みも ...
空も物体だ
ひとつにしているものを浜辺になくなって
孤独は 座らされていく曲がり角の
指先として 思いを聴かされていた
オーケストラをクジラとして思い描こうとしながら
辞典なのだ 携 ...
果てを知らない
光だけの
魔法は消えて
祈り
受難のもとへと
流星
その魔力は
赦しのこうへ
{引用=
いち
}
深海のエントランスがここにある(キスは壊れた鍵音がする)
ニセモノをニセモノとして愛しなさい 商店街は長すぎるけど
足元を見ながらいきてくしかなく ...
日常生活が崩れた
声を忘れて
急速に色を失った
周りの景色は
影を残す
あなたたちの声は
もう私には聞こえない
悲鳴のように
耳を突き抜ける
頭の奥でこだました
シグナルは
...
クロード・レヴィ・ストロースが死んで
これから年末にかけて新聞や雑誌では
彼の特集が次々と組まれるだろう
僕は彼が生きていたことのほうが驚きだった 百歳
個別の事象より遠く隔てられた視点か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ロペスの村
にゃんしー
自由詩
3*
09/11/8 1:57
いのししを逃がさない男
オノ
自由詩
1
09/11/8 1:51
遺言状
夜明けまえの...
自由詩
2
09/11/8 1:43
こころのこり
ジェイアール...
自由詩
2
09/11/8 0:29
人生ゲーム
こめ
自由詩
15
09/11/8 0:20
幸せを掴む今
舞狐
自由詩
2
09/11/8 0:10
あなたの顔に茜射し
都志雄
自由詩
7
09/11/8 0:00
旅立つ貴方へ。
aokage
自由詩
2*
09/11/7 23:36
偽物メッキ
Mélodi...
自由詩
0
09/11/7 23:28
国防…?
aokage
散文(批評...
1+*
09/11/7 22:57
それでも続く
snowwo...
自由詩
1*
09/11/7 21:41
引き出しからかかる虹
朧月
自由詩
2
09/11/7 21:31
白岩鉱山軌道の静寂
kauzak
自由詩
8*
09/11/7 21:27
景色
TKUDIO...
自由詩
3*
09/11/7 20:06
初霜&夕暮れ (2009.11)
guchi_...
俳句
0
09/11/7 19:57
支度
霜天
自由詩
1
09/11/7 19:46
railway
中原 那由多
携帯写真+...
8*
09/11/7 18:51
自由の二等辺三角形
瀬崎 虎彦
自由詩
6
09/11/7 18:38
星空の飛行船
吉岡孝次
自由詩
0
09/11/7 18:35
勇姿
近衛天涯
携帯写真+...
2
09/11/7 18:03
夕方欺瞞
黒乃 桜
携帯写真+...
1
09/11/7 17:47
釣竿
プテラノドン
自由詩
0
09/11/7 16:24
発熱インサイド
あぐり
短歌
2*
09/11/7 16:03
ヒマンジ
花形新次
自由詩
1*
09/11/7 15:32
八月の降る頃に
千波 一也
自由詩
6*
09/11/7 14:55
苦しみはナショナルホット・カーペットへ
番田
自由詩
3
09/11/7 14:49
流星
sya
自由詩
0
09/11/7 13:34
誤発
しろいろ
短歌
10*
09/11/7 13:23
岐路
ミツバチ
自由詩
5*
09/11/7 13:15
ベテルギウスが流れる(クロード・レヴィ・ストロースに)
瀬崎 虎彦
自由詩
2
09/11/7 13:10
4168
4169
4170
4171
4172
4173
4174
4175
4176
4177
4178
4179
4180
4181
4182
4183
4184
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4.8sec.