ものごとを客観的に捉える時、「絶対」は存在しない。客観性というのは事実をもとにして考える視点なのだから、主観的な発想は極力削除すべきなのだ。ものごとは流動的であり、定まったものや確かなものは何一つな ...
気がつけば冬のさなか
襟をあわせ
交差点で君を待つ
知らぬ間に季節は
僕の髪が肩に届くほど
遠く過ぎた
誰にこころ奪われていたの?
いつもそばにいたはずでしょう?
誰の幻に焦がれて ...
{引用=
? 白い虹の風景
}
{画像=10071 ...
君はうんざりするような春の幻の中で
僕が捨てた声を拾い上げながらずっと微笑んでいる
揺らぐことのない穏やかさに
敵わない何かを感じて僕はうなだれてしまう
秋 ...
空のうえは宇宙でしょうか
ぼくには空のしたしかありません
あらゆる哀しみと同苦したいのです
空のうえなどいらないから
あらゆる哀しみと同苦したいのです
天国なんかありません
地獄なんかも ...
昭和五十年代を
少年だったあのころを
ぼくは大人として生きていた
コンクリート塀のよこをジーパンで歩いていた
煙草とやかんの煙のなかではひとを憎んでいた
駄菓子屋で肉 ...
選べないのは分かっているのです
でも、もしも許されるなら
別な日であったら
それが難しいというのではないのですから、
三百もの日と夜があるのなら
どうしてこの日でなければなりませんか ...
今日は
夏祭り
何を買おうかな
綿菓子
お面
おもちゃ
焼き鳥
たくさんあるよ
みんなで
踊ろう
盆踊り
しゃぼんだまを
とばしたよ
ふわふわ
風に吹かれながら
飛んでいったよ
赤や
青や
黄色
たくさんの
しゃぼんだまが
飛んでいったよ
何があったの?
どうしたの?
泣かないで・・・。
怖い夢でも
見たんだね
よしよし
大丈夫だよ
さあ
笑ってごらん
朝の7時にマザーテレサの家に集合ということだったのですが、いざ到着してみると驚きました。そこには50人はゆうに超えるボランティアたちが群がっていたのです。
キリスト教なので西洋人が多かったのです ...
マーくんとマーちゃんは
幼稚園で知り合いました
家はご近所で
よく公園で遊びました
二人とも照れ屋で
最初は大人の足に隠れ
一言も話しませんでした
ようやく砂場で
山を作りあう ...
人は…
幸福と不幸な場所に居続けようとするみたいです。
幸福というその暖かい温もりある所に留まっていたい〜
という一方で…
不幸というその苦しみに縛られながら、そこに留まるこ ...
いつもより長いキス
一秒でも長いキス
今、ほしい
ゆるやかに
どこまでも登ってゆく
木の間道
(日は暮れかかり)
一足は
永遠みたいにながい一瞬の
連続する軌跡を のこして
ひびく
ひびく
ぱたん ぱとん とたん ぐ ...
恋人よ
僕と君は
不確かな
連続性に恐れをなして
足の指先まで震えているのだ
髪の柔らかい幼子が
高い峠から降りてきて
彼の足元に
夕日の影が
せせら笑う
ビルの切れ端に
...
体を付ける自由のなくなった
棒になった12月の
終わらせられた自分は存在するのだろう
地底の中に逃避するべき自由を
僕自身であって書き捨てられていく
意味としての結論などないのだと
山脈は 沈められた
破壊する 言葉だ
手のひらにあなたを
降りしきる雪を
言葉を 悲しみを
受け止められるなら
時間が過ぎて
見失うものも
惜しくないとさえ
思えるんだ
行方は誰にも分からぬ夜の旅路で
本当に愛し ...
じぶんの感情を充たす
その感情とは
ほんとうは何の仮の姿なのだろう
ぼくはとまどっている
世のため人のためなら
ここから降りるべきだろうか
ぼくはいまを生きている
...
それぞれの親がしんだときのことを語った
それが約束のように
背負っていると思い込んで
なにかを決めようとした
自分がしぬなんて考えもせずに
残ることを話した
それがどんなことなのかなん ...
四葉のクローバーを見付けて
一枚葉をひき千切った
するとどうだろう
さっきまで幸せの幸福の四葉のクローバーだったけど
今はそこら辺にいる普通のクローバーになっていた
気味 ...
ひとりよりもきっと
ふたりきりのほうがいい
ふたりきりよりもきっと
ふたりの間を結んで
黄色いはなうたを
空に奏でる
小さい、小さい
手のひらがあるといい
帰りみちふる雪をふと見上げると
ストップモーションのようだった
たくさんの遠近感がゆっくり落ちていた
しんしんと
太郎も、次郎も寝ているあいだに
あしたは膝下くらいには積 ...
覗いた箱の中
あの娘のオモチャ
返そうか、渡そうか
紛れる箱の中
散らかる想い達
伝えようか、話そうか
十五年前のことだった
騒めいた光に沈んだ私
綿菓子の甘い匂いも
水風船の弾ける音も
静かな商店街に溶けてった
狭い世界の金魚が裏返る
冷たい、冷たい風鈴の音がした
握り締めることなんて出来ないってわかってるのに
風に翻弄されて舞い落ちる粉雪をつかまえて
その結晶を手のひらに刻み付けたいと思った
この冬最初に降る雪を見たのは
帰省先である少し北の街 ...
元旦の夜のファミリレストランで
僕が座るテーブルの、一つ向こうに
少年時代の、友がいた。
嫁さんと、子供ふたりと、母さんと
父さんは、20年前の冬の朝
突然に、心臓が停まっ ...
正しさの名前で
身支度した
人々が歩く。
それぞれが
それぞれの価値観の
正しさの正装で。
あるいはそれは
ある時代の
正しさの流行服。
あるいはそれは
ある時代の
作ら ...
午前中、雨
午後、晴れ
そんな日の教室の隅、発見。
今日のラブシーン
誰の傘か気になるお年頃
{引用=あ、あいつの傘だ
}
この傘、私の傘とすり替えようかな
そんな ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
当たり前のことを忘れないために 走り書きメモ
結城 森士
散文(批評...
1+
10/1/2 19:48
忘れられない
瀬崎 虎彦
自由詩
4
10/1/2 19:26
白い虹の彼方から
まどろむ海月
自由詩
9*
10/1/2 18:26
だからといってそれが冷めてしまうまでここでこうしているわけに ...
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
10/1/2 18:06
空のうえなどいらないから
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
10/1/2 17:04
蝶が、銀河を
〃
自由詩
3
10/1/2 16:46
Dad
月乃助
自由詩
8*
10/1/2 14:11
夏祭り
そよ風さん
自由詩
3*
10/1/2 13:57
しゃぼんだま
〃
自由詩
3*
10/1/2 13:55
笑ってごらん
〃
自由詩
4*
10/1/2 13:52
インド旅行記13(カルカッタ)
チカモチ
散文(批評...
3
10/1/2 11:15
おわりは始まり
りょう
自由詩
9*
10/1/2 9:46
悩める君へ
籠球太郎
自由詩
1
10/1/2 7:56
キス!キス!キス!
殿上 童
自由詩
3*
10/1/2 2:35
山中行
ゆびのおと
自由詩
3
10/1/2 2:04
連続性に恐れをなして
真島正人
自由詩
2*
10/1/2 1:38
寒さ
番田
自由詩
0
10/1/2 1:35
車窓
〃
自由詩
0
10/1/2 1:34
十二月が過ぎて
瀬崎 虎彦
自由詩
3
10/1/2 1:31
ぼくはいまを生きている
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/1/2 1:01
座布団
朧月
自由詩
3
10/1/2 0:11
四葉のクローバー
こめ
自由詩
10
10/1/2 0:10
小さい手
服部 剛
自由詩
4
10/1/1 22:33
大雪
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
10/1/1 22:28
といぼっくす
秋助
自由詩
1*
10/1/1 22:15
後の祭り
〃
自由詩
4*
10/1/1 22:11
この冬最初に雪を見たのは新年だった
あ。
自由詩
15*
10/1/1 22:10
幸福の食卓 ー同級生との再会ー
服部 剛
自由詩
2
10/1/1 21:48
戦闘服
美琴
自由詩
4
10/1/1 21:15
あれ。
らぐ
携帯写真+...
2*
10/1/1 20:52
4168
4169
4170
4171
4172
4173
4174
4175
4176
4177
4178
4179
4180
4181
4182
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4184
4185
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4187
4188
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4190
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4192
4193
4194
4195
4196
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4198
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4200
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4205
4206
4207
4208
5.53sec.