もうおれは
めんどくさくて
なにもできねーよ
さむいけどあるいてる
眠くはない
つかれてるだけ
眠くはない
負けてるだけ
ひとにあいたくて
ここまできたけど
ぼろいじぶ ...
雨の音を嬉しそうに耳を澄まして聞いているのは
咲き誇ることを諦めた花の声が届くように
したたり落ちる滴の行方を、指先でなぞる
少しだけ深爪の先を
赤く色づいた唇に含んでしまいたい衝動を抑え ...
無い物ねだりする人は
どっか悪い人に見えるらしい
でもね、当たり前の事だろう
隣の芝は確かに青い
もっと欲しいと言う人は
強欲だとののしられ
でもさ、当たり前じ ...
くるしいと口にするとき
「くる」という音の流れがキレイ
やわらかい弧を描いて
昨日あなたが吸った舌が舞う
コスモス咲き乱れる公園を
ふたりで歩いた午後のように
夜を上っていく長い長いエ ...
拳を掴み ひどい こゆびちゃん 真夜中の回天
人のかいてん夢のなかのまま かたち
深刻ぶるロックで動機づけて
釣り堀から川へ流れ出る水
魚が跳ねみぞれ白く転ぶ
山小屋で地図と革命のタイムテーブル
銀河に殉ずる仏群の大光
かたまってうごくことのできなる 氷の炎
円玉の 穴から何がみえた
あたたかいものか あたたかいものか
白い羽をつけた
暖かい地球か 暖かい地球か 雨粒は尿だ
死の淵の
沼の中から浮き上がり
息を始める餓鬼の手があり
幽霊の ように生きるアナタ 目の隅に
ひとつふたつ みっつよっつと あてもなく ...
通用しないんです
燕尾の服 の おきゃくさま 萌えた茎に
毒を塗る
ドレミの人差し指が たちどまる しゅんかんに
くったりとした 花を さしだされ
五億人が なぞるであろう
...
アマテラス発射して皇居消滅
核サイロの冷たい照明 弾頭AMATERASU
ミサイル勃起し弾頭凍てついている
アマテラス狂い炸裂して蒸発の人体
感光しすぎた白い写真を持ち歩き
生まれるひびに影が走った
ふかまらないよう
いっていたカレーパンのため (弱火の
コクはゆげを捨て
ぼとり
日陰についた/落ち葉はもう
外ではなく
...
窓の外は真っ暗で、では部屋の中はどうかというと、これまた深淵のような、重力が不自然に働いているような錯覚がおきる場所だった
だからテレビが一日中つきっぱなしで、わたしの視野がますます狭くなる ...
あたしは都会に行ったことがない
友達のえりあしは屈託がなく、溜息は山並みに同化する
おんぼろな校舎の3階からは特に何も見えない
はるか彼方に水平線が5cmほど臨めるが、
手垢だらけの教室内のほ ...
厳かなガラス窓は空気を揺さぶり
ついで昼間の光が皮肉まじりに照らしたので
塵と埃の谷間 誰も知らない村から
ささやき交わしたり毛を伸ばしたり
微生物の営みが浮かび上がった
まだかすかに漂うス ...
雨に濡れたいと思ったのに、
今日はよく晴れているんだ
あまりにも寒いから
部屋の窓を閉めた
カーテンも引いた
電気も消して
傘をさした。
さかさに貼り付けたきみの腕が
そろそろ ...
助手席からの運転席は
それだけで夜景のようです
スピードメーターや
なにかの表示
警告
インジケーター
時計
ぴこぴこ
ポジティブムーンとネガティブムーン
空に見えるもの研究 ...
地平線がかぎざぎに囲われた東京を
中央線のガラス窓からのぞいて
ビルたちの壁面は薄黄緑に光る
水の色をしたいろんな影が長くのびて
フラットな装置のように空が広がる
鳥の群れがばらまかれ
ペ ...
最近では人の姿もめっきり少なくなった
街角の公園
細い木立の合間
ブランコが木枯らしに揺れる
寝そべり始めた太陽が
砂の上にいくつも影を落とす
錆付いた ...
{引用=
ぼくのものじゃない長い髪が浴槽の排水口へ流れた
その後を追うように
ぼくのものじゃない子供が流れていった
だから蛇口を勢いよく捻り
ざあざあといっぱいに水を浴びせ
そうす ...
{引用=
そんな言葉には
騙されないよという彼がいて
だから私は
ああ
こんな言葉では
信じてもらえないのだなと笑って
求められているのは
私の本質だろうか
生き方だろう ...
現前にしていないものに
群青色ではないものに
あぐらをかきながら冷たさをその尻に痛感させられている
悩みの奥底ではないようにと
暮れていこうとしている、光の散らばり
この瞳をどこかにして ...
引き裂かれた心と体
ほんの少しのささやかな幸せを
蝕まれた業火に焼かれて走りながら
帰り道さえ見失う闇の夜
寂びれゆく街は揺らぐばかり
壊れたはずの夢が
恥の上塗りで終わる
...
かばんには レニーブルーズの自伝と
上座仏教の指南書とくしゃくしゃのプリント類が入っている
2冊はだいぶ違う本どうしだが どちらも好きだ
でもレニーのほうが好きだ
...
{引用=
{ルビ錘=おもり}によって、わたしの外側の水位は上昇し、その先のどこにもふちはなく、溢れることができないままの記憶を、てのひらですくっては、こぼして、すくっては、こぼす、そうやって衰 ...
琵琶の湖は 都の命つなぐ甕
神が落とした ひとつぶ涙
かたちがなければだめだと思っていた
ごめんそんなの意味わかんない
やらなきゃわかんねえだろうやったらなんか変わったりするだろうその結果を予想してなんらかの準備をしておかなければならない生き方が全て ...
自分にとってとてもいい角度からこの世界を見たいんだ
いい角度とはひとによって様々で、その突き詰め方も様々で
ぼんやり見えたらいいひとと、半分くっきりしたら満足なひとと
全体が遠く小さくても気にな ...
平日だと
いうのに
突然ここにもかみさまがいることを思い出したらしい人たちの流れに揺られて
五十鈴川で手洗いをした
お参りがすめばその流れからそっと抜け出して
いつか君と年を越した場所へ ...
そろそろ秋も終わる
木々は葉を染め
散り際の命の謳歌
吐く息はかすかに白く
もう眠りの季節の入口
弱音なんて吐かない
赤い瞳は強がりで
遠くの山々に涙を堪える
随分冷たくなった風に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
窓は開けない
竜門勇気
自由詩
3*
09/11/19 17:02
欲望
いのせんと
自由詩
0
09/11/19 14:56
綺麗になりたい世界
雨流れ。
自由詩
1*
09/11/19 14:26
雪
瀬崎 虎彦
自由詩
3
09/11/19 14:17
ぬんょ
十二支蝶
自由詩
0
09/11/19 12:14
銀河の下で
アハウ
俳句
2
09/11/19 12:11
アアに寝かせて
十二支蝶
自由詩
0
09/11/19 12:06
_
〃
自由詩
0
09/11/19 12:03
白黒、
ヨルノテガム
自由詩
2
09/11/19 12:02
音叉
ogawa ...
自由詩
0+
09/11/19 9:35
SF 「アマテラス」
アハウ
俳句
1+*
09/11/19 9:04
西日は外で焚け
さわ田マヨネ
自由詩
3
09/11/19 9:00
宵の記憶
ogawa ...
自由詩
3
09/11/19 8:48
マザーシップ
〃
自由詩
7
09/11/19 8:21
皿の上を留守にしている
ゼロスケ
自由詩
2
09/11/19 3:14
流星群
ジャイコ
自由詩
3
09/11/19 0:44
灯し火まきびし
海里
自由詩
1
09/11/19 0:41
東京
モリマサ公
自由詩
14*
09/11/18 23:57
揺れるブランコ
楽恵
自由詩
6*
09/11/18 23:51
あいさない
あぐり
自由詩
3*
09/11/18 23:50
霜月の窓から洩れて
〃
自由詩
5*
09/11/18 23:47
プールを、凝視していった
番田
自由詩
1
09/11/18 23:44
引き返さずに生き抜く者へ
板谷みきょう
自由詩
0*
09/11/18 23:18
青空
八男(はちお...
自由詩
5
09/11/18 22:41
楽園
望月 ゆき
自由詩
8*
09/11/18 22:02
平安ブルー 27
北大路京介
短歌
5*
09/11/18 21:24
ある日に声に出来なかったこと
笑む爺
自由詩
2
09/11/18 20:31
白塗りの壁を越えていく
〃
自由詩
1
09/11/18 20:17
伊勢 .
瑠音
携帯写真+...
0
09/11/18 19:27
赤い瞳
ミツバチ
自由詩
7*
09/11/18 18:53
4166
4167
4168
4169
4170
4171
4172
4173
4174
4175
4176
4177
4178
4179
4180
4181
4182
4183
4184
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
加筆訂正:
音叉
/
ogawa hana
[09/11/19 9:35]
2008.7.21のものを再掲しました
宵の記憶
/
ogawa hana
[09/11/19 8:48]
2009.4.7のものを再掲しました
マザーシップ
/
ogawa hana
[09/11/19 8:35]
2008.5.29のものを再掲しました
白塗りの壁を越えていく
/
笑む爺
[09/11/18 20:26]
表現を、初期の状態に戻しました あれこれいじるのは得意ではないみたいです
6.43sec.