聞こえるの
まだ悲しくないあの頃
振り向けば
そんな気持ち片づけて笑ってる
遠い
記憶のまだまんなかで
夜道を
祭りのあとみたいに歩く
月明かり
...
おいおい
そんなに大きな図体では
寒くて堪らんやろ
標高千八百メートルに
生きるコメツツジが
そう言った
ここにはここの生き方が
あるんだからさ
まず風から身を屈めて
...
すげえやだ、と女は言った。
通り掛かりの声だ。駅から家路を急ぐ間際、改札を出た後すぐに、ほど近い後ろの方角からそれは聞こえた。年頃の声らしい太いアルトだったが妙に甲高く感じた。振りかえる気も ...
窓辺にうつる
あたしの頬が
便箋に文字をしたためる
不惑は遅くて
別々のよるが
哀しみをガラスで仕切る
こんどの夢は
ながすぎたメルヘン
こんどの愛 ...
小さな秋を
てのひらいっぱい集めたら
ポケットに入れて
冬に口笛を吹こう
あたたかい想い出を
たくさん集めて
冬に冷たい涙
こぼさないように
この宇宙の
この地球に生まれた
多くの人が新しい毎日の中
新しくない景色を見ている
新しくない毎日を送っている
この地球になにがあるのかわからずに
考えずに
...
俳優は事件をひとりで引っ被っている
現場にいた元総理の息子と
死亡した女とのあいだには
国家レベルで容認できない何かがあった
この事件を掻き消そうとして
あの女優夫婦にも ...
館の主は遍歴の夢送る
音楽存在 時空の制圧
コントロールされた狂気こそ発狂
静かなクレパス眠る街角
冷えた朝に理性は発火
ねえ。ちょっと思ったんだけど。聞いて聞いて。
世界は2種類の人種に分けられるんじゃないかなって思うんだ。意図災害に遭った人たちと自然災害にあった人たち。
自然災害。洪水とか噴火とか、そういった ...
愛ははかない。
愛はおっかない。
愛は小さい。
愛は大きい。
愛は止め処もない。
愛は大きい。
でも あなたは愛を呉れなかった。
鞄はあまり好きじゃないんだ
手が塞がるのが苦しくて
リュックならいいんだけど
サラリーマンになったら鞄を持たなきゃいけないのかな
黒いスーツを来て
地味なネクタイをして
リーマンにはな ...
部屋に戻るとHiromiは、リビングの三人掛けのカウチに座ってテレビを見ていたが、その横でPenneが大きな潤んだ瞳の顔を上げ、Sayoが部屋に入ってくると、娘と一緒に光沢のある灰色の顔を向けた。
...
十個風船を持ったら空を飛べるかな?
百個風船を持ったらどうだろう?
もっともっといっぱい持ったら?
そんなことを考えていた子供時代
中々身体が宙に浮かずに悔しかった
お母さんからご近 ...
消えやがった
鉄鎖
鉄砂か
感性みたいな
存在しやがって
斜めりながら
体育座り
一面ガラス張り
温室
外はおどろくほど真っ暗だけど
どこかとんでもなく遠くで星が輝いている ...
終わらない夜に
ジャックが笑う
深い闇が色を持つまで
甘いお菓子を頬張って
気が狂いそうな笑い声
溢れる夜に甘い香り
そらに詠って
ドアを叩いて
悪戯とお菓子と狂喜と
口の中で溶けた ...
走る目線の先よりもむしろその大本のほうに吸い寄せられる。目尻の下がったやや細い目。長くて適度にカールした睫毛。黒味の強い黒目、が私を見つめたかと思ったらそれは何のことはない業務的な会話で時折覗く白い歯 ...
君を忘れようとすればするほどに
君の匂いを思い出してしまうの
それを掻き消すために
きつい匂いを手首につけたのだけれど
やっぱりどうしてもだめで
こんどはきみのくちびるの冷たさを思い出してし ...
ひたすらまっくらな夜に
星を見上げながら
歩いていると
うう、ああ、宇宙に
ほうり込まれたみたい
さっきまでふたりして
立ち尽くしてだきあっていた
わたしは背筋をぴんとして
あなた ...
瞳を
真っ直ぐにみつめて
言葉を言えない奴らが
なぜか
真っ直ぐに日本語を打っている
現代詩フォーラム
みんな 寂しい明日を喋っている10月
すずむし泣く。
四次元ハーモニクスは
夜の公園に不気味に響く
欠片を拾うことを
罪へのお返しだと思い
喜んで組み立てていた
見えない所では
僕が思う人は今日も
ネオン街へ知ら ...
夜は私に嘘をつかない
たとえば
さみしさはさみしさに
想い出は過去へ
人恋しさに
幾度もさけぶ
誰も
私を救わない
ふりをして
ことばを這わす
今日も
何かになりすま ...
自分よりも
優れた者として
接し
決して怒らない。
人の足を洗い
愛情を持って
接する
自分を低める
時に怒鳴られ
時にバカにされ
時に質問攻めされても
ぐっとこらえる。 ...
こんなに言葉に重みが無い人に私は今まで出会ったことがない
どんなに優しい言葉を言われても全く心に響かない
私が悪いのか、君が悪いのか
多分思ってもないことを言う君のせい
091026
水の上からの眺めを
台風が
せせら笑うように
湖岸の木々は
大枝を揺らして
今にも根本から
倒されようとしているのが
テレビ画 ...
青い光、死に急ぐ時、俺は
時を吸い込んだ埃にまみれながら
網膜の疲労のせいで動脈のように赤い
海岸線を見つめながら無力であろうとした
出来たことを数えながら見送るなんて ...
{引用=
この空に底があるとして
それなら沈んでいるのは
きみが何万光年も前にさけんだ言葉のなきがら。
鈍色に光っているそれら
の
かえりたかったところ、
が
わたしの瞳の縁で ...
君を愛す。
憂鬱から救うために。
道端で傘もささずに遠い目をしてずぶ濡れになっているのは何故なの?
水飲みて伸びしてヒゲを整えて顔を洗ってあくびす猫は
水飲んで伸びしてヒゲを整えて顔を洗ってあくびする猫は
逃げた 走れんかった というか置いていかれた
手の中からすり抜けていった
それはもう 気持ちがいいくらいにするりと
私はもう どこに行ったらいいのか
どこか迎えてくれる場所 ...
冬の夜空ったら輝く星ひたすらまぶしくて
手編みのマフラーとか恥ずかしい思い出の数々
泣きながら破り捨てた一枚の写真
私の肩を抱いていた男の顔
なんて
忘れたような
未だ忘れられない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
聞こえるのは
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/10/27 18:28
天狗塚山頂にて
青い風
自由詩
3*
09/10/27 18:23
夢国記
日雇いくん◆...
散文(批評...
2*
09/10/27 17:00
ひとり唄
吉岡ペペロ
自由詩
8
09/10/27 14:03
小さな秋を
風音
携帯写真+...
1
09/10/27 13:32
1
紙喰虫
自由詩
1
09/10/27 12:26
詩を信じる
吉岡ペペロ
自由詩
5
09/10/27 11:41
時空制圧
アハウ
俳句
2
09/10/27 10:24
朝のララバイ
uminek...
自由詩
5*
09/10/27 8:55
愛についての一考察。
すぬかんなが...
自由詩
1
09/10/27 8:27
笑う電車の中で
虹村 凌
自由詩
5*
09/10/27 5:49
「波の声をきいて」(10)
月乃助
散文(批評...
4*
09/10/27 3:45
錘
異邦人
自由詩
3
09/10/27 2:41
小室
秋也
自由詩
0
09/10/27 2:37
Trick or treat
進羅
自由詩
1
09/10/27 1:44
edge
伊織
自由詩
0
09/10/27 1:25
イランイラン
まぁや
自由詩
0
09/10/27 1:10
夜で星で風
はちはちよん
自由詩
6*
09/10/27 1:04
ブログ
草野大悟
自由詩
4*
09/10/27 0:49
四次元ハーモニクス
こめ
自由詩
10
09/10/27 0:05
夜は私に
uminek...
自由詩
2*
09/10/27 0:03
私の生き方
ペポパンプ
自由詩
5*
09/10/27 0:00
君のせい
さえ
自由詩
1
09/10/26 23:58
passage
あおば
自由詩
3*
09/10/26 23:50
動脈のような潮騒
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
09/10/26 23:13
この空の底に
あぐり
自由詩
7*
09/10/26 23:09
雨の日は
アサギ
自由詩
0
09/10/26 22:57
夜
A-29
短歌
1*
09/10/26 22:31
逃げた
kiyuu
自由詩
0
09/10/26 22:24
冬の夜空ったら
恋月 ぴの
自由詩
21*
09/10/26 22:05
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
4217
4218
4219
4220
4221
4222
4223
4224
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
4234
4235
6.18sec.