私は
すきで
すきで
堪らないんだ。
寒空の下
疾風の如く駆け抜ける
あの瞬間を。
人間の身体って
なんでこんなにも美しくて
危うい均衡のうえで成り立っているんだろう。
...
車を降りて、ドアを閉めたら
いつのまにか
窓もボディも薄っすら泥に、汚れてた。
気の重い出勤の朝は会社へ
年の瀬に風邪をひいた今朝は病院へ
けだるくアクセルを踏めば
只、エ ...
目が痛くてもうホンジュラス
目が痛くてもうホンジュラス
かさばった生ゴミを
モデルルームに棄てたい
シルバニアファミリーの
末っ子とデートしたい
あなたのやり口は腐った ...
降り積もる桜も雪も徒にその行く宛を知る者は無し
床を離れつとめて見入る曉雲の紅白藍の極彩あらむ
ビル群の山々より吹く木枯しの歌声を聴き今日も歩く
鼓動はやすらぎをもとめるものに平安を与えない
耳の奥でいつまでも小さく鳴り続ける戒厳令
風が霧を吹き払えば一面に悪臭が充満した
エメラルドグリーンの湖水も美しくさえある
何をしていても何を ...
5−3はいくつだ
そんな事知らなくても生きて行ける
赤ちゃんは何も知らないけど
生きている!
同じだけの脳味噌
使い所が違うだけ
どんぐりの背比べ
タイガーウッズだって人間だ。
...
あるく
アルく
歩く
ただ只管
歩き続ける
いつからなのか
いつまでなのか
そんなことは
疾うに忘れた
ならば
ただ只管に歩き続けよう
過去も今もこれからも
...
冷たい風がとまる
匂いも闇もとまる
とまる
泣けない光が
そこの隅にそっと身をひそめる
開けて下さい
開けて下さい
精一杯の囁きが
裏側を超えた耳元で木霊する
...
煙草消す
灰と葉と火の粉
ああ、地球
灰皿があおい
今までそこにあった熱が
布にうつり
やがて消えるとき
滴の風が片脚を打ち
向こう岸に
点滅する音
かたむき かたむき
火は水に傾き
指は到かず
水 ...
心に空いた穴を 埋めるように
空を見上げて 唇を突き出した
凍りそうな蒼を垂らして
震えながら 私の唇を掠める
冷たい あなた
酸素を求めて 口を開けば
柔らかに 咥内を舐 ...
{引用=
風花が舞っています
ほんの少し顔をあげて
少女が 見上げる
( 幼さをふりおとした横顔は、りんとして )
おぼろげで 消え入りそうな
白い半月が、南の空たかく
午後のクリス ...
言葉はわかり合う為の
道標ではないかと
思うのです
ドアをあける前の足音で
ただいまの一言で
きょうの元気がわかるのは ...
年の暮れです。
「知り人の逝く人多き年の暮れ」
この11月頃から、
例年以上に欠礼状が届いてきました。
だいたいが、知人の実の父母、
義理の父母のご逝去によるもので ...
ずっとずっと遠くまで私を背負ってくれたあの人。
あんな公衆の面前で
無茶なお願いをした私に
仏頂面のまま
それでも、背中をさしだしてくれたのは何故ですか。
その薄くて柔らかな皮膚 ...
遠吠えするのは狼だと決めつけ
犬である僕は
遠吠えすることを自粛してしまった
そうすることで
僕は自分が
遠吠えする犬よりマシな犬だと思えた
負け犬の遠吠え
なん ...
疲れなどは放っておいて
創造主のなかを転げまわってやるさ
宇宙での生活は退屈だった?
退屈ではなかった!
自分以外が優先されていたから
退屈な時間などあろうはずもない
この星で ...
未来はこの手の中にあるなら
どうして僕の手は冷たいの
冷えきった両手で
僕は何を掴んで
何をすくい上げる
自販機で買ったホットコーヒーも
すぐに冷えてしまった
早く飲めばよかった ...
俺が酒を呑むのは
なにも
寂しいからじゃあないんだ
たとえば春の
野の花の
咲く丘
走る
君の笑顔
思い出して
思い出して
思い出して、ふと、気がつけば
君はもういない
ここに ...
迷路だよ
人生なんて
人生だけじゃなく
犬とか
猿の
一生だって
迷路だよ
それは笑顔で
泣いてるような
天気雨的混迷の
路だよ。そして
苦難の
苦難の
苦難の連続の
連続 ...
唐辛子の
一味の
粉の
赤やオレンジの
断片の
輝くような
憂鬱を抱えて
夕陽の街を彷徨って
湯豆腐の
湯気の仕合わせの
旅籠の
蔭で
君の能弁な髪の香りを
僕の懐に
僕の ...
お父さんお母さん
はじめまして
ご結婚おめでとうございます
晴れやかな式に
赤ん坊姿なのをお許しください
突然ですが
私をお父さんお母さんの
子供にしてほしいのです
純白のタキシー ...
年暮れぬ子猫追ひ追ふ道すがら
病み猫にのしかかるなり冬の音
sick cat is dying
and covered with the sound of
serious winter
...
シクシク泣いたピアノの鍵盤
モジャモジャ音楽家弁当弁当の鼻をかむ紙が足りない
おネエさん ティッシュくだちい
釜めし弁当弁当の釜がUFOとして撮影されている ...
それは深い眠りだった。
始めからそれは眠っていた。
そう、生まれた時から。
17年間眠り続けてきたそれは、
ある日唐突に目覚めた。
それが目覚めることを、
知識としては知ってい ...
理由をなくして
理由をなくしたがゆえに責められて
理由のない場所にもたどり着けず
けれども
理由のない物事が
降りかかってきそうだ
もうすぐ
降りかかってくるだろう
夜の空気 ...
燃え尽きた灰が薔薇になれば素敵ね
死ぬのが怖いんじゃなくて、生きるのが恐い
胸中に咲く嘆きの彼岸花
地獄 業火の足枷 奈落の果てまで 貴方への想いを
なぜ貴女は拒絶するのか な ...
地球について
しんとした時間のなかで
僕らが一秒でも考えてあげることができたら
六十八億秒の祈りが生まれるよ
気持ちを吐き出してしまいそうになるくらい
好きなひとに出会えたのもこの星だし ...
{引用=
にんげんに「いつか」の単位はないことを知らせるための報せが届く
あたたかくあまいものが頬をながれて部屋は焚いても焚いてもさむい
ほねになるただしい順序であることに最 ...
最後から二番目
不完全の未完了
未完了の不完全
終わらないことの始まり
終わることの予感
消えるものの先走る予兆
前もって失われた最後
失われたことの已然形
楽しい思い出のコー ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
襷
空都
自由詩
5*
09/12/29 21:10
愛車に捧げる詩
服部 剛
自由詩
1*
09/12/29 20:28
マクノウチ
CAMILL...
自由詩
2
09/12/29 19:59
徒花・曉雲・木枯子
河井 曉雲
短歌
2
09/12/29 19:41
The END
瀬崎 虎彦
自由詩
2*
09/12/29 19:37
有限な脳
ペポパンプ
自由詩
6*
09/12/29 19:29
独歩
河井 曉雲
自由詩
1
09/12/29 19:21
進む道
川口 掌
自由詩
3
09/12/29 18:16
ああ、地球
瑠王
自由詩
1*
09/12/29 17:27
川岸の呪座
木立 悟
自由詩
3
09/12/29 17:16
愛の代わりに、
愛心
自由詩
6*
09/12/29 17:06
午後の月
月乃助
自由詩
10*
09/12/29 16:23
あたりまえの言葉は 声は
鵜飼千代子
自由詩
10*
09/12/29 14:59
年の暮れ
籠球太郎
自由詩
0
09/12/29 14:57
記憶の感覚
空都
自由詩
6*
09/12/29 14:04
遠吠え
藪木二郎
自由詩
1
09/12/29 13:47
帰還
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/12/29 12:59
おいしくないや
葛西曹達
自由詩
3
09/12/29 10:27
酒
ふくだわらま...
自由詩
1
09/12/29 10:19
迷路
〃
自由詩
1
09/12/29 10:18
唐辛子の赤やオレンジ
〃
自由詩
1
09/12/29 10:17
ウェディング・バースデイ
りょう
自由詩
3*
09/12/29 9:50
病み猫
三州生桑
俳句
3*
09/12/29 6:47
あなたに出会えて本当によかった 言葉にできない
ヨルノテガム
自由詩
0
09/12/29 6:10
無題
xxxxxx...
自由詩
2
09/12/29 5:13
法則
真島正人
自由詩
2*
09/12/29 3:17
一行詩集"I'm at a loss for wo ...
相羽 柚希
自由詩
2*
09/12/29 1:54
六十八億秒の祈り
吉岡ペペロ
自由詩
11
09/12/29 1:39
_______
石畑由紀子
短歌
6*
09/12/29 1:36
The penultimate
瀬崎 虎彦
自由詩
4*
09/12/29 1:33
4173
4174
4175
4176
4177
4178
4179
4180
4181
4182
4183
4184
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
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5.85sec.