夜中にネットを追いかけているような僕としては
やはり何かにすがりたくなるもので
この現実世界は本物だろうか
イデアを投影した単なる影ではないか
などの疑問が沸々とし
よしイデア界の王になって ...
水銀の示す数値は風邪気味の君の言葉だ逃がしたくない
起き抜けにトーストを焼く君の音たゆんだシーツのシワをのばせば
右を向くランドルト環目に据えて黒いスプーンがまぶたを食べる
...
ひとつふたつ 手鞠唄
縁側に咲く 寒椿
すべてはあの六花の如く
儚く消える運命だと
俯き顔の君が言った
膝の上には銀色の猫
尾を高くあげ、するりと寄り添う
混沌の中にいる ...
近頃ふいに怖くなるんだ
きみの中身がいつのまにか入れ替わっていて
僕はそれに全く気付かずに
きみだと思い込んで毎日過ごしていたら
それはきみの気持ちがもし変わっていたら
と、いうことでは ...
幸せの音がする。
私ってこんなにポジティブだったっけ?
何を見ても素晴らしく愛おしい。
そして愛してるが故の哀しさと、寂しさもあって。
私の ...
こころの成り立ちがわからない
こころは支配できるものではない
こころは何処へかむかっている
消えてしまうこころなんてあるのか
永遠のまねをして太陽は
ぼくらと同じ有限 ...
ジャズの名曲
サムデイ マイ プリンス ウィル カム
タイトルとメロディだけ、歌詞は知らない
サムデイが
信じてるほうのサムデイなのか
信じてないほうのサムデイなのか
読者たち
...
いつか 消えてしまうのなら
どうして 私はうまれてきたのか
どうして 私たちはうまれてきたのか
どうにも 理解ができなくて
なんだか ずっと昔からそんなこと考えてて
なんだか 最近はそんな ...
昨晩
マンションの六畳で
四人のヘビースモーカーが
一晩中スパスパ
最近流行らない
喫煙を
誰に遠慮することもせず
やりながら
暑苦しくも
革命について
語りあ ...
なんでもないこと自体が、君自身を可能なものにするだろうと思った。それは、僕自身ですらもないことだった。何も食べず、欲しがりすらしないことが、もしかしたら生きていこうとすることにほかならないのではな ...
雨が空からの使者ならば
私は何を伝えられよう
木々のこずえに
しなだれかかる茂った葉に
この窓に流るる雨水にも
知りたい便りがあらんことを
少し望みてじっと見つめて
このカラダ全 ...
からふるな君が
今日も「」のあたまの中を巡回中
あの日から何年経ったとおもってるの
魔法なんかじゃないよ
君はそっけない顔をして言う
そのきれいな指先で操られて
形を変えていくものを茫然として見つめ
そんなしなやかな指裁きはできないと
溜め息を吐く
魔法の呪文は ...
食器を綺麗に洗っていた
昨日はカレーだったから
鼻歌なんかも歌えずに
一生懸命洗っていた
通り掛かった老人に
相変わらずですねと笑われた
別に何か言い返すでもなく
ええ良いお天気でと微笑んだ
...
その両手に零れている
内臓の薫りは
私の生まれた日に死んでしまった
柔らかいこころだった
水滴が肌を湿らせるように
じんわりと温もりが呼吸する
世界になったんだ、私
色彩が視界を埋め ...
忘れたフリが上手くなったでしょ?
付かず離れずが好きなフリして
本当は近付いた後の別れが恐かったりするし
曖昧な態度はお手の物だけど
時にはハッキリ心のうちを吐き出したいよ
...
最近の子供は
夜更かしが多くて
ワシの仕事は
日の出前の早朝に
なってしまったよ
そんなんだから
新聞配達の兄ちゃんと
バッタリ出くわしてさ
お互いリアクションに
一瞬戸惑ったさ
...
何も もう思考する
ことのない 僕が
僕の中のどこまでもそうさせられていく
思考を ひとり 手にしている
言葉の物語を紡ぎ出そうとしては
失敗している そうしてまた
出そうとす ...
何じろじろ見てやがるんだい。
ねえちゃん俺の顔知ってるかい。
逃げなくてもいいじゃねぇか。
ここであったのも何かの縁だから
少し、爺の愚痴聞いてくれよ。
すこし臭いか?
ジャっ 少し離れて ...
森林が燃えている
紅葉ではない
揺らめく赤い糸の群れが
木々の頭上を埋め尽くす
繰り返すこれは紅葉ではない
避難できるはずの動物さえ
押し寄せる火の糸に搦めとられ
黒い煙を胸の中に押し込 ...
世の中の外灯を全て壊してまわろう
明るすぎるんだ夜が
どうしろっていうの
涙こぼしても滲まない
たゆたえないよ、星が 星がないのに。
どうしようもないよ、夜が 夜がないの
だから、作るんだ ...
俺は俺から逃げられない
俺は俺の夢から逃げられない
俺は俺の愛から逃げられない
この逃げられなさから逃げられない
けど逃げようとしている
俺は彷徨う
俺=彷徨う
行き方がわ ...
木造の家。
年老いた梁がぱきりと声をあげる。
見上げると其処には長い年月を経た木目としみ。
ぼんやりと眺めているとまたぱきりと鳴った。
そうかこれは、
...
雨上がりの午後が好き
光がこぼれる
パステルの街
ネットは好きだ
いや
中毒者なんだけども
あの世界はどうもピンとこない
刹那は単位なのか?
使われる表現は真っ赤な血の色に
分解した肉片
断片の拘りまで表現し ...
火の星が地球に災いをもたらすと
最初に口にした男の軽薄
蟻の長い行進を眺めて
奴隷制度に思い至る男の明察
エレベータをおりてエントランスホールを抜けると
都市計画に完全に準拠した景観が広 ...
競馬は好きだが
馬券は買わない
どうせ儲けたくなって
好きでもない馬も
買ってしまうに決まってる
いつまでも
好きな馬だけを
見ていたい
だから馬券は買 ...
一面に垂れこめる月から
頬笑んだ顔が落ちてきて
ここには
僕をつなぎとめるものなんかない
つぎの船を渡って
みんなみんな行ってしまうよ
指をからませながら
だけど母さん
僕に世界をくれ ...
バルビーノ! -the hurler!
バルビーノ! -the hustler!
バルビーノ! -the fighter!
喧嘩っ早くて 計算高くて
人を食って 人を呑んで
怪力で打者 ...
脳で鼓動を感じだせて体でのむのねで
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
徒労
snowwo...
自由詩
1
09/11/15 2:50
水銀
キッチン
短歌
2
09/11/15 2:10
春告げ鳥
三奈
自由詩
9*
09/11/15 1:30
中身は犬か魚
智哉
自由詩
2
09/11/15 1:05
清眠。
aokage
自由詩
2*
09/11/15 0:49
こころと永遠とひかり
吉岡ペペロ
自由詩
8
09/11/15 0:27
Someday my 読者 will come.
海里
自由詩
1
09/11/14 23:51
犬がしっぽを追い掛け回すような そんな、果てないこと
おこし
自由詩
1
09/11/14 23:07
視点論点
よーかん
自由詩
2
09/11/14 22:02
菌糸
番田
散文(批評...
1
09/11/14 21:51
空からの使者
朧月
自由詩
6
09/11/14 21:38
「」
cass
自由詩
1
09/11/14 21:09
魔法
kauzak
自由詩
9*
09/11/14 20:42
気風気分
黒乃 桜
携帯写真+...
1
09/11/14 20:42
マザー
ゆるこ
自由詩
6
09/11/14 20:06
独り言
伽茶
自由詩
2
09/11/14 19:46
賛多道
加羅
自由詩
1*
09/11/14 19:45
部屋
番田
自由詩
1
09/11/14 19:02
ノーバディ・ノウズ・ユー ーバブルー
……とある蛙
自由詩
7*
09/11/14 18:38
Sympathy for the end
木屋 亞万
自由詩
3*
09/11/14 17:29
すたーだすとたちの唄
おこし
自由詩
0
09/11/14 16:20
ステージ
新守山ダダマ
自由詩
2
09/11/14 16:02
はり。
aokage
自由詩
3*
09/11/14 15:41
雨上がり
あやはみさと
自由詩
1
09/11/14 15:11
必然
伽茶
自由詩
2
09/11/14 14:57
ギリシア・ローマの時代から
瀬崎 虎彦
自由詩
4
09/11/14 14:46
小さな誠意
花形新次
自由詩
4
09/11/14 12:14
卵とざくろ
梶谷あや子
自由詩
12
09/11/14 11:18
バルビーノ・ガルベス伝 〜熱風吹かし去って行ったドミニカン
都志雄
自由詩
2*
09/11/14 10:46
サダ
十二支蝶
自由詩
0
09/11/14 10:22
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4210
4211
加筆訂正:
月山・周海沼
/
Giton
[09/11/14 22:33]
作者メッセージ参照
5.51sec.