吸って 吐いて 跳んで
分かる?
視界の広がり
体の軽さ
吸って 吐いて 跳んで
ほら、もう一度
ほんとうは
みんな空を目指せるんだよ
もし望むなら
「翼がないから」
人々は口 ...
はじめにパズルを解いてみせたのは誰?
スタンダードの流れるバーで
テキーラとカルアミルクを
失敗の余地のない完璧なシチュエーション
アクシデントの入り込む隙間も ない
一度だけみせたのは ...
次の瞬間
君の姿が翳んで見えた まるで生まれる前に
どこかの今ではない時代に
出会ったような感覚で
まどろむの記憶の中で明白に覚えているのは
ただひとつ とめどなくボクを飲み込む清流のご ...
白濁色の幻聴がミミズのように潜りこむ寒さ、よりの朝、寝床の感触は死に忘れ、生ぬるい亡者の笑い混じりの生業まみれ
汚れた目尻を洗う時に思いついた今日最初のポエジー、目尻 ...
お前は強いなと言われても
あなたは弱いですねと言うしかなくて
言ったからといって私の気持ちが
どうにかなるものではありません
お前は大丈夫と言われても
保障もない断言だけで
生き ...
1.風
「もう、窓なんか開けないで!」
2.林
「林クン、黙ってたんじゃ判らないんだよ。」
3.火
「えぇ!あの二人つきあってるの!?」
4.山
(ペーパーレスの話はどうなっ ...
優しかった
しずかで
少し はにかんだ声
あたしは なにを話したか
覚えていない
それほど
どきどきしてた
数分の出来事
でも あたしには永遠
帰ってしまう
あ ...
誰かが私の
悪口を言う
客の信用が
ガタ落ちだ
仕事から降ろされ
仕事を削られ
手の裏を返したように
冷たくされる
もうこれ以上できない
もうこれ以上遜れない
どうも体が壊 ...
ささやかな
雨がぬらす
静かな窓辺
くぐもった視界の向こう
よぎる虹のような
幸せは必ず去っていくもの
いつしか身についた予感
過去の体験が人を作るという
...
空見上げ 意味無き色に ほだされるまま
迷うと知りつつ 思慮を手放す
飼い鳥に つつかれた手に 悔いながら
やり直せても 繰り返すはず
春の陽と 紛いはすれど 秋の風
...
蝶と呼ぶにはあまりにも大きな黒い羽を蝙蝠と見間違い
「哺乳類なら子をうめるのでしょうね。」
そう信じたいわたしは心臓から大腸までを綺麗に束ね、
唇で結わえて感覚的スイッチを押した。
...
「晴」
青空の尻尾が眉間を撫でると
開いた眉がくすぐったそうに泳いだ
昨日の薄皮が少しずつ剥がれて
今日の陽光にりるりるとはためいた
「耕」
...
わたくしは純粋な共同墓地に立ち、
さまざまな指を集める。
重機関銃にくくりつけられた柔らかな身体人形よ。
鉄塔には動脈が巻き付いているのである。
垂れ下がる後悔は無為に揺れ、
ユーク ...
遠い日に 赤いその{ルビ陸=おか} 燃え尽きて 花火を散らす 冬のよびごえ
高瀬舟 水面漣 塵に消え 叫びも聴こゆ 蒼の水底
異国の眼 怯える彼の子 金の髪 ...
あなたが僕に付けた
「嘘吐き」って名前
しっくり来なかったけど
聞いた事あるような気がして
ほとぼりが冷めてまた
前の名前を呼ばれ出しても
その名をたまに
口ずさんでたり ...
10月上旬に発売されてから、手売り、WENOD店頭販売及びHP通販、
関東、関西、東海の、各イベント会場での販売などで、じわじわ
拡がりを見せております。朗読コンピレーションCDアルバム
『言葉 ...
高層ビルが雨に煙っている
裸体で綴る晩秋物語
馬小屋暖かく会話 いななく
ニーチェよ 灼熱地獄で読ませてもらう
広大なフロンティアがミゾオチの座にあるだろう
...
そして引き続き何かと落ち着かない日々が続く。
忘れた頃に何かを思い出すのはオレだけじゃないらしく、
それは秋の空模様だったり怒った時のあのコの声色だったり、
いつの間にか使わなくなった色えん ...
薄ら陰りの昼の日中に
雨漏り仏間の饐えた臭い
ぼんやり光る障子紙の
柔いざらざらに舌を宛てがい
斜交いに這わす舌先吐息は
さて什んな味がするのやら
迂腐な未通女の染めたる頬より
猶お ...
愛してる
と言う声が遠く残響のように
聞こえた気がしたけど
恋人なんてどこにもいない
鈍く尖った耳鳴り
オレンジ色のベースギターが
ゆっくりと首を締め上げていく
誰か
名前を
呼 ...
雨の夜
音楽を消して 本を閉じ
静かに あなたを思い出す
咳を一つ 溜息も一つ
「さてと。」 それはあなたの口癖
立ち上がる時ふと本棚に目を向ける
そこには 三冊のあなたが ...
どこへ行こうか――
そう問いかける森の
落ち葉は湿って素足に心地よい
(靴は捨ててしまった)
赤や黄や私を包み込むまだ青い
木の葉よ お前の匂いにむせて
ひたむきに傾けるやさしさに ...
あなたの死体をバックシートに積んで
ぼくらは暁の町を出た
あなたの死体をトランクに隠して
ぼくらは旅立つ
ゆうべあなたを臥床の上で捕らえたとき
あなたは叫んだ
四角い箱のなかにあなたを押し ...
力道山が死んだ時に
レスラーは四六時中強くなければならなくなった
横山やすしが死んだ時
芸人は四六時中面白くなければならなくなったのか?
コメディアンがいなくなった、と彼は呟いた
爆 ...
何年たっても馴れない女
わかっています
気づかないふりも
微妙な逃げ腰も
そんなの別に
どうでもよくならないかな
風が強いせいにして
ラーメンくらい
奢れる女になりたい
...
夕暮れ、
伸びた影はわたしを捕まえにくる
ああ、なんてだるい
わたしの中にある
空に包まれた大地の上
鎮座する額の汗
伸ばした髪はわたしの意地です
おなかがいたいよ ね ...
雨で流されていく風肌に流されていく肌に流されていく肌息
駆けながら踏みつけてゆくハト夜になって暖かくなってゆく春鏡の中でやむ縦
光るものの下に あ痛激痛がっ
光れるものの下に
時を解放する色 声に涙する歯の落ちた音
とても綺麗だとても鮮やかだ いつもそれしか
響きを吸われる音みだらから消えていくところ私はたった ...
花に生まれて人を憎んで水がまく
力が死んで力を食べて力にならべず
君をみて君を瞳て君をみるうふふ
花に生まれて人を憎んで水が湧く
右手が死んで左手も死んで幻も守る
頭で考え脳で考え悟れる ...
ずっと
私を
愛してくれるって
言ってくれたのに
あのひとは
突然
変わってしまった
愛しているのは
君だけだよ
そういってくれたのに
今は
何を
言っても
振り向い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Zero Gravity
伊織
自由詩
1
09/10/28 23:30
Kiss And Music
〃
自由詩
1
09/10/28 23:28
夢物語〜HOME、君とボクとまどろみの中〜
もこもこわた...
自由詩
2*
09/10/28 21:58
あなたの右手は狂人だ
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
09/10/28 21:26
考えた結果
朧月
自由詩
6
09/10/28 21:21
オフィス風林火山
吉岡孝次
自由詩
2
09/10/28 20:16
あなたの声
森の猫
自由詩
2*
09/10/28 20:11
疫病神来たる
ペポパンプ
自由詩
4*
09/10/28 20:02
幸せの陰
伊那 果
自由詩
1
09/10/28 19:47
一服
三森 攣
自由詩
1
09/10/28 19:15
on
夏嶋 真子
自由詩
12
09/10/28 19:12
四行詩四態 <11>
nonya
自由詩
11*
09/10/28 18:42
爆裂弾に跪く脳に花の生えたひとびと
ななひと
自由詩
1
09/10/28 18:20
ローレンスの幕開け
セルフレーム
短歌
1*
09/10/28 17:59
ナマエ
黒乃 桜
自由詩
2
09/10/28 17:39
Spoken Words Compilation 2009
鈴木陽一レモ...
散文(批評...
2*
09/10/28 17:24
ファラオネコの軍隊
アハウ
俳句
4
09/10/28 16:04
Roughly Friday
BOOKEN...
散文(批評...
1
09/10/28 16:01
想像妊娠中絶
古月
自由詩
1*
09/10/28 15:38
オレンジ色のベースギターが
虹村 凌
自由詩
3*
09/10/28 15:08
【三冊のあなた】
つむじまがり
自由詩
2*
09/10/28 14:08
メタモルフォーゼの森
石瀬琳々
自由詩
11*
09/10/28 13:51
あなたの死体を
Giton
自由詩
4*
09/10/28 13:25
グッドバイ
虹村 凌
自由詩
4*
09/10/28 13:09
なれ
蒼木りん
自由詩
1
09/10/28 13:03
混沌
百瀬朝子
自由詩
4*
09/10/28 11:59
_
十二支蝶
自由詩
0
09/10/28 11:01
〃
〃
自由詩
0
09/10/28 10:59
_
〃
自由詩
0
09/10/28 10:55
裏切り
そよ風さん
自由詩
4*
09/10/28 10:42
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
4217
4218
4219
4220
4221
4222
4223
4224
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
7sec.