雪はまだ降らないのにユキムシ
羽のある水色しっぽのアブラムシ
立冬とんとん飛んでいくけど
君の母さんの木はどこにある?
しぐれて雨が降るけどアメムシ
雨は天だろう天降り
星飛沫まきちら ...
人の言葉を話さないと
人間あつかいされない
じっと警戒して息をひそめていると
けもののように狩りだされる
人ならば人の言葉を話してみろと
けだものの牙が服の下で闇を集める
それは罠になり穴 ...
ある例えがある。
地球上に、二人の人間が背中合わせに、まるで一体であるかのように立っていたとしよう。
お互いが、もっとも近くにいるにもかかわらず、お互いの顔も知らない。
しかし、二人は絶対的 ...
無数の命の灯が
煌めき、瞬き
生まれては、消えてゆく。
それら一つ一つに想いは在って、
それら一つ一つに望みが有る。
愛されたいだとか、認めら ...
海のビタミン吸い込んで
さざなみに抱かれたいの
君が新しいワンピースを着て
ベランダで僕を見てる
ピアノを海に投げ込んで
遠い世界に歌を贈ろう
今年初めての海を
あなたと見られて良か ...
湧き出る水のある川をめぐって
ダムという池をつくるそうです
下の村では 水がとぼしく
水よ 水よと叫んでいるそうです
上の村では命の川と
崇めている老人は次々しんでいった
川はだれ ...
わたしたちの毎日が
こんなに離れてしまうなんて
ちっとも予想してなかった
離れても変わらないって思うけど
近くにいても
変わっていったことはたくさんあった
否応なしに
わたしたちの毎 ...
好きだよと簡単に言えぬ関係は
やさしいけれど温もりがない
触れたいと思った事は罪ですか
伸びたこの手は空を掴んで
笑いたい時に限って一人きり
部屋に響いたコメディーキネマ
私たちは結構、頻繁に死ぬ
制服という名の戦闘服を着て
学校という名の無機質な箱の中で
学校という名のやわらかな戦場の中で
みんなお揃いの表情を貼り付けて
私たちは ...
意外と骨ばった肩に触れたとき、
全身の細胞が心臓にあつまって
核の中が真っ赤に染まった
今までだって
素敵な人は沢山いたけど、
後ろ姿がきれいなあなたは特別みたい
だっ ...
2007年10月16日、俺は誤って髪の毛を
坊主ギリギリの所まで切り過ぎてしまった…
当時、ホームステイしてたフランス人の友人もビックリしてた Wao!
俺もホームステイさせて戴いてた 国内 ...
・生きるだけならつまらないから生きられるだけ生きてやる
・闇が薫れど惹かれちゃならぬ羽虫は目指す光の方
今迄痛いと思った事が
痛くなくなる寂しさに
掻き毟る様な哀しさを
僕は感じているのです
黒い服が
白い棺に近づいて
また会いましょう
約束交わす
今を終えたその顔に
ぽたりと雫は落ちました
口を歪めるその顔は
ほんのり笑っておりました
ファッション雑誌広げて
棒つきのキャンディー舐める
あたしのとこに来てよ
許せない嘘はこれ以上つきません
周りをぐるりと見渡したところで
騒がしいイベントが矢継ぎ早
...
誤差を狙って
群がる人達からは生の匂いがしない
相反するように
背を向けた人を指差しても
何が言いたいのか判らない
重苦しいことを
自慢げに喋る人達は
足下の影の伸びる方向にも
...
やさしく育った飴玉は
きみの笑顔に似てました
薄ぼんやりのはっかの味に
はらりはらりと花が舞う
いつも支えてくれたその先に
きみの言葉がありました
これでわたしは生きていける
そんな ...
あいという
あめだまをなめました
なんだかくすぐったくて
とけていくのは
じぶんのほうじゃないかって
ふあんになったので
はきだしました
すこし
こわかった
いぬは
...
狂喜!
嗚呼!
何もかもが空虚でしかない
吸い込んで
飲み下してやろうか
嗚呼、阿、
あああああ!
可笑しくて仕方がないよ
貴公の死に顔は
私が美しく ...
「赤い無花果は如何ですか」
「さあ!喰らいなさい、さあ!」
非現実でしかない其れを
どうやって愛せと謂うのですか
悲しいだけの贅語を紡ぐのはやめて
- - - - - ...
此の中には
白濁と黒渦しか
ございませむ
今直ぐにでも
此の首 もとを
掻き切つて
鮮血を 貴方に捧げたひのに
わたくしの目下には
哀しひ旋 ...
リズムのはざ間に踊りの明星見て
左腕の腕章に滲むメランコリー
火星の砂漠に蜃気楼の立つ
伎楽面 浮かぶ部屋に黒板がある
いつもいつも
一から始まるように感じる朝は
夕べのやり残しの食器洗いよりも
途中になった本棚の整理よりも
まず
この窓を開け放つところから
始めなければならない気にさせる
...
田舎者なんです
心も
身体も
だからいつでも
思い出します
寂しいときでも
どんなときでも
まるで
お風呂の
薪の
泡の
山の向こうに沈む夕日の
雑木林の
とげとげの
それ ...
ぼくはもう
君の
なんでも
ない
なにか
遠い思い出
虹色
なみだ
天高く時が流れて人忘れ
分かってきたのは 哀しさだけで
ひと希むぼくはひたすらひと希む それだけ長い 一人でした
少しだけ嬉しい事がありまして 
そぞろな気分持て余してま ...
もんしろ蝶が舞っていた。
寒いだろうにね。
君は四つ葉のクローバーと同じくらい貴重だ。
花の蜜を吸いたくても今花なんてあんまり咲いてない。
どうやって生きていくの?
君は ...
九時三十二分
全二十組がショットガンスタートする
夜来からの豪雨もものともせず
ゴルフコンペは決行された
雨のなかのゴルフは暑くないという点ではいい
電解質の補給を考えな ...
救済の船がやってくる
金色の雲をかきわけて
街並みも石畳も全て黄色に変えて
建物も水も全て眩しく光りながら 黄色になって
僕の街にも救済の船がやってくる
月の無い夜を瞳一杯に潤ませて ...
{引用=2009年11月11,12日、地球以外の星に住む高度な生物が出す信号をキャッチする「地球外生命体探査」が、全国の天文台や観測所などで一斉に行われた。}
.
ぼくらに見える宇宙は過 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪虫と雨虫
海里
自由詩
2
09/11/12 22:31
喝采
砂木
自由詩
5*
09/11/12 22:04
歴史について
夜明けまえの...
自由詩
2
09/11/12 20:54
命の灯と、小さな灯の葛藤。
aokage
自由詩
4*
09/11/12 20:54
さざなみと旋律
瀬崎 虎彦
自由詩
5
09/11/12 20:42
私たちの川
朧月
自由詩
6
09/11/12 20:41
こんなに離れてしまうなんて
茜幸美
自由詩
2
09/11/12 20:39
僕のパート、何番目?
雨流れ。
短歌
3*
09/11/12 20:07
戦士の憂鬱
空都
自由詩
3*
09/11/12 18:22
染色体の中で
〃
自由詩
5*
09/11/12 18:14
ロン毛の哲学
TASKE
携帯写真+...
2
09/11/12 18:04
都々逸
雨流れ。
伝統定型各...
1*
09/11/12 17:52
喪失
〃
自由詩
1*
09/11/12 17:43
喪に服す
〃
自由詩
2*
09/11/12 17:41
a dummy
marica...
自由詩
1*
09/11/12 15:40
生の匂い
Mélodi...
自由詩
0
09/11/12 14:55
きみがいてくれること
山桜
自由詩
2
09/11/12 14:19
あめだま
小原あき
自由詩
13*
09/11/12 14:06
愚者の足掻き
やぶさめ
自由詩
2
09/11/12 13:59
嬰児ホロコォスト
〃
自由詩
0
09/11/12 13:58
少女傀儡
〃
自由詩
1
09/11/12 13:57
宇宙の神秘
アハウ
俳句
3*
09/11/12 12:23
一から始まる朝
朧月
自由詩
5
09/11/12 11:13
田舎者
ふくだわらま...
自由詩
1
09/11/12 10:48
遠い思い出
〃
短歌
1
09/11/12 10:38
飾れない生活
雨流れ。
短歌
2*
09/11/12 10:01
こんな季節に
アサギ
自由詩
0
09/11/12 8:38
雨のなかのゴルフ
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/11/12 7:19
救済の船
三森 攣
自由詩
3
09/11/12 4:36
宇宙生命体探査(SETI)
Giton
自由詩
1+*
09/11/12 2:21
4174
4175
4176
4177
4178
4179
4180
4181
4182
4183
4184
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
加筆訂正:
水槽
/
もも うさぎ
[09/11/12 17:51]
いまさら 縦書きにしました。
7.09sec.