春は売りもの
なぜそれを春といったのだろう
ひさぐものを
春は買いもの
なぜそれを春といったのだろう
購いようがないものを
春は何者
答えてご覧きみ
贈りもの
落としもの ...
世界に風が吹いて
あなたが生まれた1日が
どこか知らないところへ運ばれてゆく
水没したカレンダー
燃やされた泣き声
どこを見渡しても
見たことのないような景色ばかりだった
...
かかと
かかとはかか、と、なのか
か、かと、なのか
かかと、水戸黄門笑いして
かかぁと、奥さんだかおっかさんだかと
いつも二人連れ
かぁかぁと、カラスが鳴く道
単花果と多花果と十 ...
風走る
まるで今を失うかのような
心配をして 風走る
真ん中に
穴のあいたような私のからだの
真ん中をびゅうと風走る
大地をゆさぶるようなこの風に
踏ん張りながら 一気に過去が蘇 ...
少し甘くて少し酸い
あなたを好きになった
あなたは少しだけ優しくて
時にまた、ほろ苦いけど
本当はとても甘いってことを知った
その甘さはどうしようもなく
{引用=
例え、偽りでもそれでい ...
彼は模試で学年4位を取ったらしかった。彼は誰にも話さなかった。定期テストでクラス1位の女子が興味ないという風に友達とはしゃぎながら横目で彼の用紙を見る。彼女は25位だった。
「先 ...
日頃の不摂生で
年の瀬に熱を出し
病院で点滴をした三日目
今日、初めて気づいた
点滴を吊るした棒の台車に
歩きやすいよう
掴まる取っ手がついてたことに
昨日、僕は点 ...
ほれたはれたは うきよのつねで
ちょことかたれば すぐわする
ほれたはれたは うきよのことよ
わすれてさけでも のめりゃいいい
ほれたはれたは いつものことで
まくらかえれば ...
朝の10時頃、カルカッタに着きました。ジャーナリストと一緒に街を出ると、そこは泥臭いバラナシとは打って変わった都会でした。
地面は土ではなくコンクリート。道路には黄色いタクシーが大量に走り、牛の落し ...
もう
おしまいにしよっか なんて
言わなくてもいいことは
空へ 空へ
さみしさは
出来の悪いコピー機みたいに
あやふやなものが
伝達されない
寒いね
寒さだけが本物だ
...
先生が悔いを残さず生きろと言うたった一度の人生だから
浴衣着て線香花火一つ持ち飛び散る夏に切なさを見る
言いづらい質問されて聞こえないフリして実は心に刺さる
母親に男を見る目ないのだ ...
傾き歪んだ棚に並べられた手帳を眺めながら
{ルビ目眩=めくるめ}く年月を想えば
こんなにも{ルビ歪=いびつ}な階段をよくも登ったもんだと
自画自賛をしたくもなった
書斎の{ルビ黴=かび}た ...
見知らぬ地名をナビに入れてみる
一時間四十五分
見知らぬ地名が時間に変わる
こうやってこころを動かしておく
これで今日はもうこころが動かない
黄ばんだ冬の青空を見つめてい ...
数学が嫌いだった。
今ではちょっぴり後悔している。
もともと興味を持ったらまっしぐら、それこそ寝食を忘れ、日常生活に差し支えるほどのめり込むくせに、逆に食指が動かない物事は、もはやそこま ...
活けられた
あしも茎も
垂線のむこう
まなざしに分かたれ
きめ細かで
しべも口もまだ
ざらついていた
肌に
注がれ
開かれてゆくところ
注がれては
省みることを忘れた
めも鼻も ...
やはり一般の駐車場などで突然にタンゴを踊りだす行為は悪なのか。野島公園にほど近いバーミヤンの開けた駐車場はおよそ十台の車を停めることが可能である。私は毎回二台分のスペースいっぱいに駐車して逃げるよう ...
扁桃腺が腫れて、高熱が出て
水もろくに飲みこめなかったので
仕事を休んで総合病院に行った
耳鼻咽喉科の待合室で
中年の美しい女が頭を抑え
看護婦さんに背をさすられながら
洗 ...
もしかしたら
わたしはここにはいなかったかもしれない
過ぎた夜に
濃密な1割の感謝を
明くる朝に
幸福な2割の希望を
脈鳴る今に
残りのすべてを
もしかしたら
あなたもここにはいなかっ ...
「おやすみタイマー」の時間が切れて
はぁ〜・・・っと暖房は息を吐き出し
お役御免、の佇まいで
部屋を静寂が、支配する。
その割り切り具合に何故か
好感を持つ、夜のひと時。
...
ヴィンテージではないんでしょうが
ちょっと汚れたデニムのパンツが
似合うおばさんなんです
コンビニにも制服があって
下半身だけが私服なわけですが
お弁当温めますかのあとカウン ...
もう君に嫌われたくない
また前みたいに
お前のことしか見てないって
言われたい
でもダメだ
もうどうすることもできない
あのときの自分が
フラッシュバックして
頭がガンガンする
...
あのとき
会いたい
って言ってくれたこと
覚えてる
忘れられるわけない
あんなに
好きだったんだもん
ともだちでもいい
好きになってくれなくていいから
会いたい
顔を見て話した ...
思いきり泣ける場所がほしい
嫌われちゃったかも
それでもいいか
全部自分が悪いんだし
握りしめられて手のひらで溶ける
それはとても幸せな時間
春が雪を溶かすとしても
それまで雪でいる必要なんてない
たとえ一瞬でもいい
あなたの手のひらに触れて溶けていきたい
だから幸 ...
あなたが欲しいわけではないの
ただ見ていてほしいだけ
なんて
私の我儘には
もう付き合ってくれないでしょうね
夕立が
やっと
やんだ
しばらくすると
虹が出てきた
とても
きれい
しばらく
そのまま
光を照らしていた
虹って
とても
きれい
素敵な
雨上がりの
午後で ...
今日は
めずらしく
早起きしちゃった
いつもは
朝は
苦手だけど
今日は
気分もいいし
リフレッシュ
よぉし
今日も
1日
がんばるぞ
らり?
らりるれろ
らりるれろ
らりるれろ
りんごの少年らりるれろ
がぎぐげご
だぢづでど
凍った田んぼが歌いだす
らりるれろ
らりるれろ
星になったよカエルの轍
がぎぐげごがぎぐげご
らりるれろ ...
さようなら
君の事は
忘れない
そういって
あなたは
去っていきました
あなたの夢は
必ずかなうから
あきらめないで
あなたらしく
自分らしく
輝いて
歩いていって ...
いづこの上空で生まれ ここ
つつじが丘にやってきたのかい
としつみづきのきぢれぐもよ
急がずじっくり眺めておくれ
このおれがぼんやりと落としている
ひねくれたシルエットを
庭の裸木はおまえ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春はほのぼの
海里
自由詩
2*
10/1/1 0:01
呼吸、暮れる朝
健
自由詩
3*
10/1/1 0:00
かかとーん
小池房枝
自由詩
5
09/12/31 23:56
今 ここに生きる
朧月
自由詩
3
09/12/31 23:38
グレープフルーツ
らぐ
自由詩
2*
09/12/31 22:50
脱皮
榊 慧
散文(批評...
4
09/12/31 22:07
新年の扉
服部 剛
自由詩
8*
09/12/31 21:29
今年最後の投稿じゃーほれたはれたーどどいつ
……とある蛙
伝統定型各...
8*
09/12/31 20:59
インド旅行記12(カルカッタ)
チカモチ
散文(批評...
4
09/12/31 20:03
ゆうぁ まいん
uminek...
自由詩
6*
09/12/31 19:03
先生
夏川ゆう
短歌
3
09/12/31 17:19
『縷々継がれ往くサマ』
Leaf
自由詩
1*
09/12/31 16:47
空の色
吉岡ペペロ
自由詩
3
09/12/31 16:37
妄想三角比
都志雄
散文(批評...
1+*
09/12/31 16:04
_
石黒
自由詩
3
09/12/31 15:45
北大路タンゴ
CAMILL...
自由詩
1
09/12/31 15:21
こころの病院
服部 剛
自由詩
2*
09/12/31 15:14
いのち
笑む爺
携帯写真+...
1
09/12/31 15:13
新しい季節へ
服部 剛
自由詩
3
09/12/31 14:55
恋
藪木二郎
自由詩
1
09/12/31 14:39
1218
cass
自由詩
1
09/12/31 14:01
おーい
〃
自由詩
1
09/12/31 13:50
01:41
〃
自由詩
1
09/12/31 13:43
My Dear
帆乃香
自由詩
2
09/12/31 13:41
知らせ
一華
自由詩
2
09/12/31 13:13
雨上がり
そよ風さん
自由詩
1*
09/12/31 12:09
さわやかに
〃
自由詩
2*
09/12/31 12:06
らり?
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
09/12/31 12:05
約束
そよ風さん
自由詩
2*
09/12/31 12:04
雑 詠(三)
信天翁
自由詩
1
09/12/31 10:48
4170
4171
4172
4173
4174
4175
4176
4177
4178
4179
4180
4181
4182
4183
4184
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
5.92sec.