僕は言葉の破片を
手にしながら さまよい歩いていく 夜の間を
ただ 僕はいったい何なのだろうとやめない どこまでも止まることを
夜の間は続いていく どこまでも
子供が作った抜け道もあるかも ...
雨の中
自覚する
ケヤキの落ち葉
鳥の声
風の音
休日の午後
お茶を飲む
一人想ふ
寒椿の花
給料日1日前
一人食を
得る
ハナミズキの
赤い実
時は流れる
...
空をおよぐ季節の弱気なおやすみに
うごけないが腫れ上がり
あれは、びっくばん、というんだ。
という夢をみてしまうとうまれてしまいました
あたしだれもしらないどこなのですか?
まっくらっく ...
君の瞳をみつめると
僕の中の何かに火がつくのを感じる
口づけも交さずに
君が恋人の街へ行くのをただ見送るだけで
見上げたアトリエの壁の絵には
紫の炎が燃え上がるから
なにが描いてあるのかわ ...
子どもと遊ぶのが好きな神様がいたのは
遠野物語
子どもたち
神様と遊びたい放題遊んでいるのに
大人が「そんなことしちゃいかん」っていうと
すってんころりん
神様にばちを当てられるのは大 ...
どうにもならないこと。
どうにもならないこと。
それは、どうにでもなっていいこと。
やさしい向こうに広がる自由のみずうみ。
少年は少女にふくまれてるのに。
少女は水にふくまれてるのに。
...
洗濯機に釣り糸を垂れる
魚が釣れる
うろこが晴れの光に反射してまぶしい
釣り糸を垂れる度に
次々と魚が釣れる
面白いように魚は釣れるけれど
魚は面白くなさそうにこちらを見るばか ...
もう腹を立てたりするのはやめよう
ぼくにはひとを裁く権利などないのだから
あらゆるイマジネーションを使って
ぼく自身に置き換えてしまうのだ
身に覚えがないとしても
身に覚 ...
ローラーコースター。
始まりはいつも笑顔から。
期待を抱えて走り出す。
ゆっくり坂を上りきる。
ローラーコースター。
一気に坂を下りていく。
笑顔奪って強張らす。
心を揺さぶり空(か ...
しみついた薬の色や
ステンドグラスの窓の響き
机を隔てたくらいでは逃れようもないのだ
天意がのびていく
だがどこまでのびていくのだろう
患者(クランケ)の上へか?
それとも裁きの席へか?
...
宇宙の中心に
じぶんを置いてしまうから
厄介がうまれてしまうのだ
宇宙の中心に
じぶんを置かなくたって
どうせ置いてしまっているのが
じぶんというものだ
...
あの日の
林檎の色を
ぬくもりに
たとえるなら
こんなに
淋しい色はない
もうきっと
触れることの
出来ない
優しい時間
そのすべてが
微笑みが
涙に
溶 ...
ひとに赤が特別なのは
分かるような気がする
太陽が白だろうと黄色だろうと朝日と夕日
やがて夜には
闇の中にはっきりと赤かったであろう火
まして死にかかわるとき
そして必ず誕生のとき
...
神経逆巻く 暗い森の中
よどみなく青い海に隔絶された受精卵の中
静かな島が一つ
空は遠く碧く
砂浜の上には一匹の蛙
割れない壁に幾度も撃ち突け
痛んだ拳の鐘音が
森を駆け抜け ゼ ...
婆ちゃんが三途の川を渡ってから
いつのまにやら9ヶ月
日曜の朝早く目覚めた僕は
思いついたように動き出し
あまりの遺品の多さに
ほったらかしていた
戸棚の奥から
次から ...
ことことこと、と
私の感情の白い部分や、青い部分
それにつられて濁った部分が
紙片に紛れ込んでいく
紙の裏でそれらは何やら話し込んで
私を置いてどこかに消える
いつからか私はここに
...
空に羽が生えた
あんなに自由に見える空さえ
どこかへ飛び立ちたいのか
わたしはそして
根を張るように
ここを離れられない
待っていれば掴める何かを
振り切って
後ろも顧みず
淡い夢から
目覚めたくはないのに
誰かが僕の
夢の糸を切る
僕らはまた
心を壊しながら
いつか見た夢のように
凍えて
...
息苦しい体
ただ空気を吸い込んでは 吐き出す 死ぬまで
煙を吸い込んでは 吐き出す また 変わらない
感覚や閃きは 箱の中で生まれる物なのかも知れない
眠気のせいな ...
剥き出しになった電線に
切り刻まれた夕日から
滲み出すオレンジ色の血潮
一夜にして枝葉を落とされ
無念の拳を空へ突き上げる
街路樹の黒い影
夢見るように
朽ち果てていくことさ ...
物言わぬ足が私を見つめている
それは君の足だ 君が歩きつかれて
私の目の前に四肢を横たえて眠る足先
見るともなく触るともなく触れて
その足裏が少しいびつなのに気づく
君ハソウダッタノカ
...
その響きと
余韻しか知らない街で
親しく投げ交わされ
胸にぶつかっては
つぶれて香るトマト
ことこと煮詰めたソースは
ちょっとどころか
すごく甘くて
ふわふわした湯気のなかで
舌がト ...
使えない奴、否、不愉快な奴
そういう奴こそ使えばいいのだ
世の中きれいごとではない
きれい、から出発して
きたない、こころに足をとられるくらいなら
乱暴な、こころから出発 ...
方向をみうしなった鳥が落ちる屋根の上に
座っていました体育座りで
ころころとまわりながら屋根を落ちていく二つの塊り
この言葉は、「人生」が何を差すかで意味が大きく変わる。
この先の「未来」の人生を諦めてしまうのならば、
その生き方はある意味生きることの放棄であり、愚の骨頂である。
...
死を思う
自然のゲームの終わり
同時に私の終わり
私は負けたのか
それとも勝利して
死を思う
人間のほんとんどの行動は
なんてことはない
猿と同じ程度だ
私はこの猿の ...
泥のついた野菜をあらう
専用のちいさなタワシで
指や手がちくちく もやもやするけど
やさしく洗ってあげると
ぬくもりが伝わる
それを
シンプルに料理する
野菜本来の甘さが ...
僕の国が返り討ちにしていた
ああ 誰もいない部屋から 溢れていく
人たちとして その声を
練習した 暗い国の言葉に
違う文化ではない僕は 夜のどこか彼方の
それにめがけて 向かって投 ...
疲れたとか
足りないとか
諦めとか
虚しさとか
全部混ぜ込んだら真っ黒になる
そんな絵の具はパレットの上
打ち込む度に淋しく光るキーは
言葉とかマンションに閉じ込めとけ
甘いほどに墜ちて行け ...
さよなら
新たなる
人生に
向かって
旅立つ
新しい
未来へと
出発していく
君が
いたことを
何時までも
忘れない
君と
であったこと
決して
忘れない
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水の、この中へと
番田
自由詩
5
09/10/26 0:00
公園にて
ペポパンプ
自由詩
8*
09/10/26 0:00
めぐりくるはる。
おっぱでちゅ...
自由詩
5*
09/10/25 23:59
ブルーバード
フミタケ
自由詩
3*
09/10/25 23:45
傀儡使い師たち/神無月、神遊び、言の葉遊び
海里
自由詩
2
09/10/25 23:29
アクリル
おっぱでちゅ...
自由詩
2*
09/10/25 23:22
後悔
たもつ
自由詩
4
09/10/25 21:57
ぼくは祈りしか持たない
吉岡ペペロ
自由詩
7
09/10/25 21:23
不快遊具
邦秋
自由詩
0*
09/10/25 20:59
Operation
吉岡孝次
自由詩
3
09/10/25 20:34
宇宙の中心
吉岡ペペロ
自由詩
7
09/10/25 20:30
フリージア
ユメミ リル
自由詩
3
09/10/25 20:22
ひとと赤と青と
小池房枝
自由詩
2
09/10/25 20:03
流れ星
三森 攣
自由詩
1
09/10/25 19:41
祖母の家出
服部 剛
自由詩
6
09/10/25 19:33
背中には向日葵
相田 九龍
自由詩
4*
09/10/25 18:52
自由へ
近衛天涯
携帯写真+...
2
09/10/25 18:38
泡沫
〃
自由詩
1
09/10/25 18:23
呼吸
美音子
自由詩
1
09/10/25 18:19
夕暮れ
nonya
自由詩
10*
09/10/25 18:03
語る足先
朧月
自由詩
2
09/10/25 17:27
(パレルモ)明るい方へ
キキ
自由詩
13
09/10/25 16:52
曇り空の哲学
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/10/25 15:44
鳥
佐藤伊織
自由詩
3
09/10/25 14:50
人生諦めが肝心
飛べない豚
散文(批評...
2
09/10/25 14:49
死と猿
佐藤伊織
自由詩
0
09/10/25 14:39
泥つき野菜
森の猫
自由詩
3*
09/10/25 13:53
あるユダヤ人の部屋から
番田
自由詩
1
09/10/25 13:45
中毒
黒乃 桜
携帯写真+...
1
09/10/25 12:12
さよなら
そよ風さん
自由詩
4*
09/10/25 11:10
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
4217
4218
4219
4220
4221
4222
4223
4224
4225
5.07sec.