クリスマスにわたしの愛情240個
窒息しないように穴あきの箱で送ったのに
少しは自分で食えばよかったじゃんよって
...
強く
ゆびで押すと柔らかく凹むほどに
紅く、
林檎
食べ頃をうっかり
逃してしまったものだから
どうしたものかと
思案している
その薫りやわらかく
そのかたち未だ林檎 ...
{引用=決して君には映らないのに
何故君は私に映るのだろう}
林檎の皮を剥こうとも君ほどの素顔はない
時の奥にみる廃虚のように
冬の底に横たわるマグマのように
不謹慎ながら、なんて君の炎 ...
オヤジノオナカにまたがって
灰色の沼を見下した
鯰が3匹泳いでた
あれは家族と泳ぐさま
オヤジノオナカにまたがって
赤色の空を見下した
水母が13落ちてくる
あれは下僕 ...
遊星にあそぶ有人飛行体。君の言葉は○や△。
声高に春春と鳴いても、僕の耐えられないのは凍る鉄塔。
街に現れたオーロラは、三夜輝き消えた。僕はみえなかった。
古い写真は砂漠 ...
彼は走り続けます
遠く、遠く
どこまでも、どこまでも
馬鹿な猫と呼ばれた彼は
遠く逃げる様に
“黄昏ノ君を探して”
遠い昔、昔、昔
貴女は ...
兄さん、あなたの期待を私は裏切りました。あの娘は死んでしまった。心中の片割れだったようなのです。私ではない。お願いだから信じてくれますね。やっと立ち上がったかと思えば、その先には真っ赤に錆びた柵。それ ...
なんかちょっと曖昧にしてたら男が逃げた
いいかげんにはっきりしてと言ったら母親が逃げた
みんなどっかへ逃げる癖があるんだろう
どうするつもりだっていうから私は逃げた
私だって逃げてもいいと ...
隠れた月、光と闇
一つに混ざり合う時
何処にあるか、何もないか
それも定かでない夜
海も枯れて、土地も絶えて
新しい世界の主
唯密かに、舞い戻るは
輪廻が委ねた箱船
沈む夕日、 ...
久しぶりの晴天でした。山の天気は変わりやすいと言いますが、ダージリンに到着してからはずっと曇り空で、雨に降られていました。
今日は空が青く、雲が白く、景色がくっきりとしています。観光ができる最後の日 ...
時は満ちすぎ腐り果てた
集うはずのものが散らされ
世界は再生にもう遅い
太陽より宇宙を照らす
金色の槍を持ってして告ぐ
己にある
人間よ天使よ悪魔よ
混血し己に目覚めよ
...
もう壊れてしまったから
捨ててしまうのですか?
ぼくの紡いだ時間の縦糸が
ぷっつりと切れてしまいました
重たい
川に入ると
そのままでは浮かんでこれない
瀬
壊れ物だけが集まる遊園 ...
さよならの野生
ナイフのエッジできりきりと裂いていく
さよならの野生
悲しみを等価性のある液体に移して
さよならの野生
夜の星の硬いまたたきをかぞえて
さよならの野生
今カイエ・ソヴァー ...
強く流れていく
この僕の波たちのような この僕の
見させられた風ではない
海は それは
リズムだ 波たちとしての 存在だ
華麗な死よ
だから君は、この何かの思いは体だ
でも知らない街の
この寿司屋の前の潜めているのだろう、ふふ
しかし中の自殺をやっているダンボールかい
詩が何のためにあるか
詩っていますよ
あらゆるものを
名づけてしまうことなく呼ぶために
どの言語も
単語のひとつひとつは
一々長ったらしく説明してられないがための
高速言語
符 ...
ゲゲゲの鬼多郎よ
ビビビのねずみ男よ
この花の名前はカランコエ
下駄の音に似てるだろう?
下駄の声だよ
花咲き山って聞いたことあるかい?
ゲゲゲの森では下駄さえ咲くのさ
お土産に ...
モノトーンの本棚に
黄色いちょうちょ
アルマジロはフランス産
きのこの鍵
ポケットにがま口
ゆりかごにコルセット
リンゴ チョコ コーヒー ドゥナツ
ピクニクラララン
にわか雨で ...
どうしようもないことなんか
考えたくもないのに
どうしようもないことしか
考えたくない時間になる
昼間あれほど楽しかった想いも
すっかりふとんの中へ旅立ってしまったから
いい人ぶっ ...
以前のニュースで…
雪山遭難者が自力で生還したというのがありました。
その必死の想いの根本には〜
自分しか老いた母親の面倒を見る者がいない…
という強固な想いだったと言います。
...
雨がガラスに寄り添って
打ち明け話しているような
ひとりの私は指先で
つっとなぞってゆきました
地面をおおう水溜まりが
あまりに暗くみえたので
身をひるがえして逃げました
溺れぬ ...
しりしりと頬に 君からはぐれた氷の埃
ざわめいていたフレーデルが口を噤む
その間を抜け 濃紺の蜜に深く溺れる
針葉樹が冷淡に 自らを槍と仕立てる
芳醇にもたげようとする果実が 授業が始まる ...
大花火合間合間にキスをする笑みを浮かべた天使に出逢う
髪染めて気分変えれば鏡には綺麗な自分こっちを見ている
最終の列車に揺られ見る月に疲れの度合い示す円グラフ
ワクチンを打つため並ぶ ...
こうやって真っ白な入道雲を見つめながら無人駅のホームで涼風にあたっていると
私は永久にこの季節の住人で
それ以外は旅しているだけなんではないかと思う、昼下がり
何もかも果てなく親 ...
ある先生がある人に言ってた
誰も言わんこったろうが
それじゃあんたの
ためんなんねえからと
あんたは障害者を生きちゃってる
それじゃ本当に
生きてることにならない
...
車輪を空転させ
巻き上がった金色の砂埃の中で彼は踊るが
石に躓き足首を捻挫する
家でじっとする
永遠に陽のあたる家
しかし彼は照らされたくはないので
びっこをひきながら外へ出る
彼は ...
人がいる
そこにいる
しみじみ
しっとり
生きている
人がいる
今をいる
柔らかな光が
あまたを
包む
初出 FPOEM 2000.01.26
改訂
...
時計の円周を2秒で6度分進むかのような時間の流れの中で
水平線が白輝しているね
だとか
海水は同じように岸へと波を打っているのではなくて
...
あたらしい
灰色海の貝をさがしてたら
天使をみたよ 濡れた砂の手で
子どもの頃にだって、
こんなことはあったのかもしれない
忘れてしまっても
白い貝殻だけが残されたり
アザラシの ...
そうだね私はちょっとなんでも受け入れすぎるのかもしれないね。良いことでも悪いことでも私はなんでも拒絶することなく受け入れてきて、それがよいことなんだと思っていたよ。でももしかしてそうじゃないのかな。私 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
着きません
鵜飼千代子
自由詩
2*
10/1/8 17:53
つくえのうえの
笠原 ちひろ
自由詩
9
10/1/8 16:53
ゆらめき
瑠王
携帯写真+...
13*
10/1/8 16:11
オヤジノオナカ
仁惰国堕絵師
自由詩
3*
10/1/8 16:07
ARE THERE?
kawa
短歌
5
10/1/8 15:45
始まりの獣、鵺
ユダ
自由詩
2
10/1/8 15:03
赤く錆びた柵
井上新雪.
自由詩
1*
10/1/8 13:43
逃げる癖
朧月
自由詩
4
10/1/8 13:36
陰陽の月
仁惰国堕絵師
自由詩
3*
10/1/8 12:45
インド旅行記17(ダージリン)
チカモチ
散文(批評...
4
10/1/8 10:16
エデンへの道のり
りょう
自由詩
4*
10/1/8 9:46
コワレモノの涙
within
自由詩
20*
10/1/8 6:36
逃避せず
瀬崎 虎彦
自由詩
5
10/1/8 2:38
なみ
番田
自由詩
0
10/1/8 1:18
店の前
〃
自由詩
1
10/1/8 1:16
水脈と暗渠
海里
自由詩
4*
10/1/7 23:42
シーシュポスの秋
〃
自由詩
1*
10/1/7 23:42
ラララン
ふるる
自由詩
8*
10/1/7 23:08
雑念の時間
朧月
自由詩
4
10/1/7 21:47
命を支えるもの
籠球太郎
自由詩
3
10/1/7 21:27
雨の虜
朧月
自由詩
4
10/1/7 21:25
モランヤ
杠いうれ
自由詩
1
10/1/7 17:21
天使に出逢う
夏川ゆう
短歌
2
10/1/7 17:20
あかいつき
靜ト
自由詩
7*
10/1/7 16:32
先生
藪木二郎
自由詩
1
10/1/7 16:11
箱
AB
自由詩
6*
10/1/7 15:34
てのひら
鵜飼千代子
自由詩
8*
10/1/7 15:12
白輝
〃
自由詩
4*
10/1/7 15:06
「天使の島」
月乃助
自由詩
10*
10/1/7 8:11
なまけものめ
uwyeda
自由詩
1
10/1/7 2:51
4161
4162
4163
4164
4165
4166
4167
4168
4169
4170
4171
4172
4173
4174
4175
4176
4177
4178
4179
4180
4181
4182
4183
4184
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
加筆訂正:
風と青年
/
かとう ゆか
[10/1/7 12:27]
11連目を削除。2010年01月
5.72sec.