これが何を意味するかは解らないけど、
この痛みは確実に、私の身体を蝕んでいる。
何とかしなくちゃとは思うのだけど、
行動に移す程の事でもないかと、思ってし ...
大切な人を傷つけて
人はまた成長するものなのでしょうか
何度も何度も同じ失敗をする
大切にしたいと思えば思うほど
傷つけてしまう
その気持ちを隠して
私と接することに
余計に ...
丁寧に折りたたまれてぼくの声は
秋の海の波打ち際
街路が冷たい空気に抱きすくめられる前に
こころを回収するために僕は駅へ向かった
音がいつまでも鳴り止まない海
音声もまたエネルギなのだ
...
どちらかといえば左
ひじは伸びる
壁紙を引っかく
高い窓の{ルビ顰=ひそ}みへ
うでを投げた
なでるのはちり
照り返しの灯
冷たい外気と通じたい
幼いころの無性の眼で
黄金色の空 ...
何でも出来るって事は何も持ってないって事なんだよ。
苦笑というか、呆れたように笑った流音の顔が脳裏にちらつく。
「あー・・新しいの買わなきゃな」
残り一本になったピアニッシモを口 ...
十月さいごの日だまりが
ぼくらに光を継いでゆく
風のしたで悲しみをかまえ
いちばん好きな他人を失う
恋人の不実をまえにして
ぼくは悪くなかったのか
神様、怒って ...
凍える意思
凍えている
薄暗い寒さに怯えて
いつしか低体温症になってしまった
もう
感じることさえ
ひたすら延びる氷柱
赤だとか黒だとか
色彩に言葉はあるというのか
芥子の ...
群青色を買ってどこへと
なじんでいかないと
朝のゴムラバーを赴くというのかと
こうして アスファルトへと流れていく
靴底に晴れていく 月曜日の
近くとして眺めた
滑らかな川として流れ ...
急増する家庭間買収と吸収合併、渦巻く不安と家庭内格差!仕送りは恩送りへ
10月31日12時30分配信(木経新聞)
各家庭あたりの収入は年々減り続け、支出は増えるばかりだ。とりわけ子どもの教
...
ねずみが心配している
太陽はどこにある
ハンバーグはお早めに
滝壺の下見はやめておけ
ねずみが心配している
信じることは見守ること
車のナンバーには暗示
元気 ...
誰かに
傷つけられた
心の傷は
簡単に
癒えるものではない
同じような
状況に
あっている人を
傷つけたりしたらいけない
やさしくなろうよ
みんなで
ひとりの
辛さを
...
十代の頃は死に憧れた
目まぐるしい変化に希望の希の字も見当たらなかったからふてくされたのだろう
二十代になったら何度か死にかけた
故意にじゃなく事故だったのだが死に憧れた罰だ ...
頭の中で
昔のあなたがぐるぐる
あの時の言葉がぐるぐる
夢を見ていたみたい
夢だったんじゃない?
えーっとねぇ、
それでもねぇ、
わたしは幸せだったんだよ
ご飯食べて
歯磨いて
服を着替えて
髪を整える
車イスで散歩
買い物して
薬飲んで
風呂に入って
オムツ替えて
陰部洗浄して
足に薬を塗る
掃除、洗濯、炊事の毎日
...
君と出逢ってから
子供の頃に憧れた全ての愛の言葉は
ただの紙くずになった
私は頭の中をひっくり返して
君に伝えるに丁度いい言葉を探してみるけど
愛して ...
あなたの指先が触れたところから
わたしの頬が融けていく
あなたがわたしの髪を撫でるので
わたしの髪が融けていく
額、首筋、小さな胸
あなたの唇が触れたところから
融 ...
町の誰もがそれを知ったとき、多分、それは、男の女への未練だろうと噂した。
女とその娘がどこに行ったのか、町の誰も知らず、男に聞かれても皆ただ首を振るだけだった。
男は、女が灯台のある島の赤い ...
午前0時になると
観念的なこの世の中のからくりが
魔術的にほどかれていった
蛍光灯と事務機器いがい何もないフロア
そこには僕しかいなかった
ほどかれたからくりは
僕になにを教える訳 ...
植木屋が去った後、残された枝葉に火をつける
冬の土曜の朝の
煙の向こうから現れた、
鎖をひきずる飼い犬、
地面に突き刺すと
すっぽ抜けてしまうスコップ。
長屋の奥で埃を被った段ボー ...
薄着で
あるいは紙袋を被って青光りするのチェインメイルを装着しているであるとか
わらじを履いたTシャツにノーパンのスラブ系の少女
個々が
思い思いの個性とファッションを楽しむというよりは
た ...
こんなに便利でいいの?
ネットは今や常識
でも
こんなもの
無かった方が
良かったんじゃないかと
時々思う
面白いけど
面白く無い
なんか人間が変だ
知らなくていい事まで
知りた ...
詩は世界を構成している
移ろう空の色
道端の小石
花びらのまあるいカーブに
詩が宿っている
だから
世界は詩で造られている
そんな気がするんだ
インドでの最後の日
褐色の海に
トビウオが跳ねる。
海底油田の採掘船の間をすりぬけて。
少女たちが物乞いをしている。
海を背にして。
彼女たちは自営業者なのか、と私は考える。
それと ...
もう死んでも悔いはないのです。
潮風にさらされて、黒かった羽は太陽の七色の脱色で冷血を染めたと言います。
昔はきれいだったとも言います。
あなたに逢いたかったといいます。
でも本当のことなので ...
太陽が沈んでいく浜辺に座り込んで
もうすぐ暗闇に包まれてしまう世界を眺めていた
寄せては返す海の音は昨日と変わらずに
潮騒は今日の日を運んでいく 優しく穏やかに
水平線の向こう側へ ...
ぬるい羶血が
知っている、と嘯くと
罰は犬の体に
日照りの熱をこぼす
忘れられた公園
そこで摘んだ蓬
焦熱の中につながれた
子供たちの肋骨は
ひらきとじ羽ばたいて
阿頼耶識を ...
不安はカーテン越しに忍び寄り
心の弱さを暴露するからきらい
道々でこれからの進み行きを
一緒に考えてくれる人がほしい
答えははじめから決まっている
心は望む方向へしか向かわない
それで ...
華やかに君は笑っていて
フリルをひらひらさせて
僕の心にスタッカートを打ち込んで
ターンテーブルの上で踊り続けて
あでやかに君は笑っていて
レモンの香りをふり撒いて
夕闇にピッチカート ...
柿食えばガメラ飛ぶなりYoutube
あなたが愛するこの指が
毎日どれだけの幸せを包んでいいるか
あなたは知っているかしら
あなたが愛するこの指が
毎日どんな風に打たれて
泣いているのか
あなたは知っているかしら
わ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
侵食、怖畏。
aokage
自由詩
4*
09/10/31 18:54
大人
桜 歩美
自由詩
1
09/10/31 17:34
少し海を見て電車で帰った
瀬崎 虎彦
自由詩
6*
09/10/31 15:09
幼い静物
ゼロスケ
自由詩
1
09/10/31 14:53
詩想 —5
黒乃 桜
散文(批評...
3
09/10/31 14:12
ぼくらは光を継いでゆく
吉岡ペペロ
自由詩
21
09/10/31 14:11
凍える意思
乱太郎
自由詩
8*
09/10/31 13:22
このマークにある川と
番田
自由詩
2
09/10/31 13:14
恩送り
木屋 亞万
自由詩
2*
09/10/31 12:46
ねずみの心配
吉岡ペペロ
自由詩
1
09/10/31 12:36
思いやり
そよ風さん
自由詩
6*
09/10/31 11:12
輪廻転生
伽茶
自由詩
1
09/10/31 10:33
うーん
cass
自由詩
1
09/10/31 9:36
介護してやるから心配ないぞ
ペポパンプ
自由詩
8*
09/10/31 8:34
愛おしい
伽茶
自由詩
0
09/10/31 8:19
融解
三毛
自由詩
0
09/10/31 6:44
「あざらしの島」(4)
月乃助
散文(批評...
3*
09/10/31 3:51
午前0時になると
吉岡ペペロ
自由詩
7
09/10/31 2:53
言訳
プテラノドン
自由詩
1*
09/10/31 2:49
夢日記〔未完〕
馬野ミキ
自由詩
13
09/10/31 2:30
ネット
加羅
自由詩
1*
09/10/31 1:34
宿る(寝る前の呟き)
近衛天涯
携帯写真+...
2
09/10/31 1:29
ムンバイにて
都志雄
自由詩
6*
09/10/31 1:18
見えない蝶はあなたの肩でキスマークになって…
ひとなつ
自由詩
3*
09/10/31 0:04
calm
1486 1...
自由詩
2*
09/10/30 23:30
煉獄
hinoa
自由詩
2
09/10/30 23:22
道々で
瀬崎 虎彦
自由詩
2
09/10/30 23:09
この心臓では
〃
自由詩
2*
09/10/30 23:08
柿
A-29
俳句
3*
09/10/30 22:43
『指』
あおい満月
自由詩
2*
09/10/30 22:41
4177
4178
4179
4180
4181
4182
4183
4184
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
4217
5.39sec.