不安はカーテン越しに忍び寄り
心の弱さを暴露するからきらい
道々でこれからの進み行きを
一緒に考えてくれる人がほしい
答えははじめから決まっている
心は望む方向へしか向かわない
それで ...
華やかに君は笑っていて
フリルをひらひらさせて
僕の心にスタッカートを打ち込んで
ターンテーブルの上で踊り続けて
あでやかに君は笑っていて
レモンの香りをふり撒いて
夕闇にピッチカート ...
柿食えばガメラ飛ぶなりYoutube
あなたが愛するこの指が
毎日どれだけの幸せを包んでいいるか
あなたは知っているかしら
あなたが愛するこの指が
毎日どんな風に打たれて
泣いているのか
あなたは知っているかしら
わ ...
君が汚れてなかったらいい
どうか 綺麗なままでいてくれたらいい
汚い、綺麗の境界線は分からないけど
君が透明のまま
穢れてなかったらいい
それだけを、願うよ
火の輪をくぐる
火のついた体で
しなやかに下りる
しなやかに滅びる
ことは許されず
焼かれる
チーターは想像している
子供を守りながら
密猟の足音を聞きながら
内臓が燃える
...
横長の陽射し
オレンジ
リビングに
果実むく手と濃淡つくる
蜜みたい
トランペットの音のびる
指ですくって
夕焼け、とろろ
朱をぼかし
うすもも塗って
金散らし ...
最低ってのが一番下
当たり前だけどそうだけど
それを遥か下回ってる
矛盾してるけどそうだけど
でもそんなもんだろう
俺の安い働き安い言葉
だからそうなってんだろう
粗悪じみた 救済活動
明日 ...
雨が降りビニール傘に映り込むカクテル色の街を染める灯
梅雨明けて影が濃くなる一方で「夏は暑い」と無言で語る
砂浜に流れ着くのはペットボトル手紙の中のメールアドレス
昼休み街で見かける ...
ちっぽけなもろいグラスにプライドがはいりきらない、ひびが入った
ちょっとした風もいちいち染み込んでフラペチーノに泣かされる夜
もうやめた もう憧れることやめた 君の隣のティニー・ガール
...
影踏み遊びには君の認証
この遊び歴史的人物巻き込んで
やはり一人遊びの死のサーカス
煎じつめればブログあり
権威のお墨付き 惰性脂肪症候群
特別扱いさ ...
・
十月も末になるとパソコンが
鼻をすするような音を立てながら起動するようになる
動作もどことなく鈍くて
悲しいつらい気持ち悪い
という類の言葉は迅速に変換されるのに
楽しい嬉しい気持ちい ...
{ルビ觱沸=ひつふつ}と二つの弦の震う海
とどめさす声はまなこに血は咽に
とどろきに手のひらかざし目をふせる
風は無 ...
干からびたたましい棺桶蹴り破る
背中{ルビ殴=ぶ}ち後頭部{ルビ殴=ぶ}ち小便す
月を釣る釣り餌は常に{ルビ陰茎=へのこ}なり
政治屋 ...
胸の奥に沈みこむ塊が重い
俺がこの胸に抱いているものは何だ
上辺だけ着飾った
ただの幻想か
あなたを想うたび震える唇
だが言葉を紡ぎだすことは出来ない
(何を言えばいい?)
あな ...
ダンボールの開梱を終えても意外と暗くない空に誘われ
出窓を開ける
少々の雲 昨日までと違う形の青
記念すべき一歩、
頑張るぞ、オー!
頑張るぞ、オー!
頑張るぞ、オー!
...
皮肉も倦怠も飽食し尽くしたと思っていたけど
別にそんな事無いんだろうな
案外居心地も悪くないし気分だって悪くない
停滞は趣味じゃないと思ってたけど
楽っちゃ楽だからな
面白くは無いけど
...
目の前のことにあわててしまって
とりあえず傷つけてみた君を
置いてきぼりの悲しさ知ってるから
先に歩き出した黙って
向かい風のせいにして声を惜しんで
きっと届かないっていい訳くっつける
...
赤目四十八滝すぐそばの温泉旅館に泊まった
滝を散策しようかと地図を貰ったが
往復一時間かかると言われてやめた
湯を浴びて廊下にでると深夜の館内に物音はなかった
愛人がでてくるのをしばらく待 ...
日射しをドレープさせて窓辺にひだまりをつくる
緑いろがにじんでゆく
地球儀をくるくる回転させる
天井にプロペラ飛行機を思い描いてみる
青い本とウクレレを鞄につめて
...
事務所に鬼 妖光漏れたケイ光
冬の始まりを神らにそっと伝え
仄かな陽光 肌を静かに焼く
かまきりを陽だまりに見て冬
鬼の面 事務肩にあって闇
あらゆる ...
ああ食べた 幸せの後にやってくる
後悔{ルビ量=ばか}量りの秋の鍋会
もう11月になる。
日本列島ってやつは縦に長く、皆さんの季節の深まりにもタイムラグがおありの事かと思う。
私のいる山間の平地では、秋もそろりと冬へ傾き始めている。若干物悲しい季節だ。
傾き始めた ...
その日、僕は仕事を置き去りにして
青山墓地に向かった。
そして、
その日、僕の何かが壊れた。
さよなら神様
神様は本当に死んでしまったのだ。
五歳の僕は
毎月現れる本屋から
月 ...
天地天空 我一人 戦士歩む
19C的全人知性 営為獲得ノ事
寝屋 温かく女薫る
冷気通う書物閉じる
冬らしき 真紅のボールが転がる
咲き誇る花も
優雅に泳ぐ魚も
私の心に響かない
何故私の心の中に
何も響かないのか
身を削って生きるなと
そう教えを頂いた
しかし
身を削って生きることしか出来ない
不器 ...
夜明け前に離陸した気の利いた文章たちは
朝焼けのまぶしさに粉々になってしまった
一方 鳴り続けているベースは
地面にかすかな響きを残し昇っていく
成層圏の付近で
散り散りのことのはた ...
あたしの中にこんなにたくさんのキミがいるから
説明のしようがなくて
身体だってどうしてふたつなのか理解できなくて
ああ
どこから切り取って差し出せばいい?
家を出て
知らない町にやって来た
秋の雲はうすっぺらなんだと
空気の軽さに
気が付いた
やっと
上を見ることが出来たんだ
さようなら
ありがとう
あなたと過ごした季節は
...
忘れるほどの歳月の向こうから
一枚の葉書が届いた
まだ文字を知らなかった
三歳の娘がいつか
手紙のまねごとで落書きしたものだ
この秋の古い引き出しから
それは落葉のように
はらり ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
道々で
瀬崎 虎彦
自由詩
2
09/10/30 23:09
この心臓では
〃
自由詩
2*
09/10/30 23:08
柿
A-29
俳句
3*
09/10/30 22:43
『指』
あおい満月
自由詩
2*
09/10/30 22:41
僕が為
ゆず
自由詩
1*
09/10/30 21:10
チーター
木葉 揺
自由詩
3
09/10/30 19:39
夕焼けとろとろ
笠原 ちひろ
短歌
11
09/10/30 19:29
明日の上下
黒乃 桜
携帯写真+...
3
09/10/30 17:49
ビニール傘
夏川ゆう
短歌
1
09/10/30 17:47
いつつ、秋はかなしいのうた
はちはちよん
短歌
4*
09/10/30 17:29
我がままお嬢ピン
アハウ
俳句
6*
09/10/30 17:19
冬支度
吉田ぐんじょ...
自由詩
12
09/10/30 17:12
冬と震え
木立 悟
俳句
2
09/10/30 15:52
十月熱
〃
川柳
1
09/10/30 15:48
塊
近衛天涯
自由詩
0
09/10/30 15:22
ワンルーム・ディスコ
伊織
自由詩
0
09/10/30 14:52
うずくまるから助けて欲しい
虹村 凌
自由詩
5
09/10/30 14:50
今朝君を傷つける
朧月
自由詩
3
09/10/30 14:05
旅人の救われ
吉岡ペペロ
自由詩
4
09/10/30 13:46
空想びろうど
笠原 ちひろ
携帯写真+...
9
09/10/30 13:18
蛍光下の鬼
アハウ
俳句
2
09/10/30 11:53
秋は暮れども飽きは来ず
プル式
短歌
1
09/10/30 11:25
シンスキーの世界、その後
テシノ
散文(批評...
2*
09/10/30 11:20
マイ・バック・ページズーさよなら神様ー
……とある蛙
自由詩
18*
09/10/30 9:43
冬の始まりに
アハウ
俳句
1
09/10/30 8:36
生命
桜 歩美
自由詩
1
09/10/30 7:51
Speed of Sound
伊織
自由詩
2
09/10/30 7:44
The best thing
〃
自由詩
0
09/10/30 7:43
空だけが僕と君をつなぐ
奈々
自由詩
6
09/10/30 6:51
葉書
yo-yo
自由詩
1*
09/10/30 6:05
4178
4179
4180
4181
4182
4183
4184
4185
4186
4187
4188
4189
4190
4191
4192
4193
4194
4195
4196
4197
4198
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
4217
4218
加筆訂正:
あなたの死体を
/
Giton
[09/10/30 14:09]
10月29日13行目「一日」→「日々」
修羅を読む(11)エスペラント詩
/
Giton
[09/10/30 14:06]
09/10/30 分類を変更:自由詩→伝統定型
4.84sec.