ずっと すきだった
縁があるんでしょう
こんなところで遇うなんて
コンビニのガラスがくもって
おでんの匂い
声もかけずに知らない振り
マスクを脱いだら
真っ更な他人だよ
だけど ...
「あー。酔うた酔うた」
「大丈夫っすか?めちゃめちゃ顔赤いですよ?」
「えー、そう?って何ゆうてんねん。まだまだ行けるっちゅうねん」
「でもあんま飲みすぎたら・・」
「大丈夫やって」
...
宇宙の本とか見ていると
詩だとしか思えない言葉があります
著者氏にはおそらく
これっぽちもそのつもりがなくても
Can you see it ?!
おまえたち見えてるかと
飛び込んでき ...
誰かひとり
奥の 眠りこけている深夜に
水色さえあればと 音楽の一つとして
ひとり
約束を奏でていた
微笑みで上に作りながら交わした夜空の頃を
ホースに
軒先の僕自身を反芻する
...
立体的な画像に目を奪われ
グルグルと頭では
スプートニクが回っていた
七夕に願いをかけるなら
それはマジックで黒く染まっているでしょう
現実はいつも甘い薫りで
姿を ...
待っていたんだよ
まっしろな雲は君を取りこぼして
海の底へと沈めてしまったからね
ほらほら、
僕はきっと君を待っていた
真っ青な世界はそう
明日の夢の中へでもほおりこんでおいてさ
...
真っ暗やみに 大好きなものを投げ入れるみたいだ
私のまわりにあるものは
手当たり次第
すべて投げてみたけど・・・
暗闇からは何も聞こえない
ブラウン管
二四時間 垂れ流 ...
ばかやろうパウンドケーキのデコレーション 崩壊 マイ・ディア・チョップスティックス
きみのむねの不整脈をただ聞いている 静かにまかれるこうふくの糸
保健室のひか ...
糸をつむぎ
服を作る
愛する人の為に
心を込めて
温かい心
親切で
素直で
笑顔で
話を聞いて
くれる
優しい人
一緒にいたい
帰り道
雨宿り。
雨、雨、雨。
降れ降れ
もっともっと降れ。
貴女が大好きだから。
この君との
雨宿りの時間が
ずっ ...
気まぐれに硝子の冬は燃えあがり舌先の火に顔ちかづける
老人が甘えたらすぐ見せしめにサウンド・オブ・サイレンスを燃やす
こんがりと表裏なき ...
降る棘や石の路咬む火花かな
午後の背を読み仮名のよにすぎる街
誰もみな狂わぬ日々に狂う雨
片足に片恋の針突き刺さる
...
人生も英検も我二級なり
二つしか選択肢無く二級なり
二級には二級の言葉きゅっきゅっきゅー
ひとつだけ持つ不安から二球持ち
「 ...
氷の女の子がすき
輪郭
が凍てついていても
じょうずにあいすることができなかったよね
いつも白昼夢ばかりみていた
引金をせおっている。ぎゃくりゅうしたクウカンがわたしに点滴し ...
この十字路は侵されない
土を敷き詰めた箱庭
べろを食みながら、本を読む
スミレを植えて、季節を待つ
栞を挟んで、雨を待つ
町が沈むたびに誰か来るから
スミレは枯れていく
叫ぶ人を庭に ...
人類の最強の武器は
言葉であり
音楽であり
ダンスであり
レコードであり
アートであり
笑顔である
より創造的に
より意欲的に
より楽しく ...
だいたいニッポン人は
マグロ食いすぎなんだよね
もう猫も杓子も
トロ、トロ、トロ、トロって
まったく、ろくに物の味もわからない
ガキどもまで
回転寿司屋で大トロとか、じゃんじゃんオーダーし ...
めったにないことだが、仕事で都市部にでなければならないことがある。そんなとき交差点を歩いていると、あまりの人の多さに眩暈がするのだが、同時に誰かがつけていた甘い香水の匂いに触り、私は先輩を思いだす。 ...
廃墟 と呼ぶ 騒がしい 時間は 鎮まる わかってしまいたくないのに、目を離せない いっしゅんの うちに 瓦礫の 写真は ...
いっしゅんのうち瓦礫の小さな季節は短い
ラジオを潜在意識のプロトコルのあらすじを快晴のわれわれの中にいた小さな人がやっと後悔する
貨幣の価値ちょっと目を離した隙に街は真っ黒な瓦礫が予期せぬ美しい建 ...
台風
過ぎ去って
残った停電
信号機一つ
止まればまるで異国のようで
(映画、見てるみたい)
私はハンドルを握ったまま
右折の方法を考えていた
君が
誰も
信じられなくなり
泣きそうになったら
僕のところへ
戻っておいで
君が
悲しくなり
誰かが
恋しくなったら
僕のところへ
戻っておいで
甘えるところも
寂 ...
家に帰ってまで電気の光を浴びるのは嫌いだ。夜は夜らしく、暗くあるべきだと考えている。部屋の隅の卓上電灯のタッチパネルを一押し、書き物程度の光が、机の上から漏れ出しあたりに飛び散る。部屋の真ん中にある ...
ジュリアーノ・ジェンマって俳優が好きだった
目深にカウボーイハット被り腰のコルトに手をやる刹那
呼ばれてもないくせしてサボテンの根元に転がる根無し蓬がわたしだった
ベッドのなかでもブーツ脱が ...
{ルビ嘗=かつ}ての僕は頼りなく
些細なことで今にも崩れ落ちそうな
不安な、不安な
青白い魂でした・・・
今の僕は
昔の服を脱ぎ棄て
無明の闇に、瞳を閉じ
高まる胸に、手 ...
*
群れから{ルビ逸=はぐ}れた独りぼっちのちっちゃな猿を見たんだろう
{ルビ無花果=いちじく}の果肉を齧る時、血の匂いを懐かしく想えばいい
もう既に朽ち果てた枯れ葉が寄せる ...
母が縁の下から引っ張り出してきたびんは
レトロでポップな橙の花が描かれていて
若い頃の彼女の趣味であったのだろうと想像出来た
恐らく本来は真っ赤な色をしていたのだろう
すすけたえんじ色 ...
おじいちゃん
もう半分
呆けちゃってるから
自分に回覧板まわして
そうやって忘れないようにしている
回覧板を書いたのは
おじいちゃん
回覧板を回す人も
おじいちゃん
回覧板を読む ...
終電のすいてる車内の空席に
リュックサックを放り投げ
{ルビ転寝=うたたね}をする僕に
(ちょっと・・・邪魔)と言い
わざわざリュックをどけて座り
{ルビ草臥=くたび}れスーツ ...
ぽかり ぽかり
夜のしじまに打ち捨てられた浮子
私たちは空っぽで
球殻状の胴と櫂そっくりの腕を持ち
従順なコンパスで無の瞼を開く
それは
大気と水の触れ合うとき
底無 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アンタの世話になんかならない
蒼木りん
自由詩
1
09/10/14 11:55
串かつ
捨て彦
散文(批評...
3
09/10/14 7:11
おまえたち見えてるか
小池房枝
自由詩
7*
09/10/14 1:32
子供の、頃の現実
番田
自由詩
0
09/10/14 1:20
迎えに行くのは嫌いじゃないよ
こめ
自由詩
17
09/10/14 0:11
鱗雲
まぁや
自由詩
0
09/10/14 0:10
テレビ
夜明けまえの...
自由詩
0
09/10/14 0:08
ユモレスク
しろいろ
短歌
8
09/10/14 0:06
甘い服
ペポパンプ
自由詩
6*
09/10/14 0:00
雨
ユダ
自由詩
1
09/10/13 23:55
冬と水
木立 悟
短歌
5
09/10/13 23:44
ふる そそぐ
〃
俳句
2
09/10/13 23:42
二級首
〃
川柳
3
09/10/13 23:40
パラレルワールド
マナ
自由詩
2
09/10/13 23:39
交差点には白い箱
しゅう
自由詩
2
09/10/13 23:34
最強の武器
葛西曹達
自由詩
1
09/10/13 23:33
泳げおしゃべりマグロくん
ネット詩の悪...
自由詩
2
09/10/13 23:33
花は女の匂いがする
亜樹
散文(批評...
4
09/10/13 23:18
がれきの工作
《81》柴田...
自由詩
12*
09/10/13 22:44
がれきの交錯Ⅰ
〃
自由詩
4*
09/10/13 22:17
台風一過
瑠音
携帯写真+...
2
09/10/13 20:53
戻っておいで
そよ風さん
自由詩
6*
09/10/13 20:45
無題
影山影司
散文(批評...
1
09/10/13 20:39
ジェンマなひと
恋月 ぴの
自由詩
31*
09/10/13 20:29
炎の鳥 ー雪の降る、家持の庭と夜空に響く、コルトレーンー
服部 剛
自由詩
6
09/10/13 20:24
「泥色の陽溜まり」
Leaf
自由詩
2*
09/10/13 20:05
梅酒
あ。
自由詩
10*
09/10/13 19:57
おじいちゃんの回覧板
小原あき
自由詩
5*
09/10/13 19:35
月夜の口笛
服部 剛
自由詩
5
09/10/13 19:12
シェル
ゆえづ
自由詩
6
09/10/13 19:02
4199
4200
4201
4202
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
4217
4218
4219
4220
4221
4222
4223
4224
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
4234
4235
4236
4237
4238
4239
4.93sec.